歯周病専門医サイトブログ

2013年7月22日

歯周病の検査データは必ずもらうこと

2013年 7月22日(月曜日)です。

始めに7月の臨時休診の案内です。

休診案内
  • 7月23日(火) 午後
    医院研修
  • 7月31日(水) 午後
    学術勉強会参加


このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『歯周病の検査データは必ずもらうこと』になります。

前回のブログでは
「歯周病で悩む前に 検査を行うことが大切!!」
という話をしました。

当医院に来院される歯周病の患者様の多くは、
一言で言えば、
「来院するには あまりにも遅すぎた!」
ということです。
1年遅いとか2年遅いというレベルではなく、
10年以上来院するのが遅かったというくらい
あまりにも放置してしまい、歯周病が進行している方が多くいらっしゃいます。

歯周病の検査なんて 本当に簡単で 費用もさほどかからず 数分でできるようなことです。

また、歯周病の検査自体、どこの歯科医院でも行えます。
歯科医院だって、
ほとんの方では、ご自宅の近くや 会社の近く 等 いくらでもあるかと思います。

本当に簡単な検査ですから是非お近くの歯科医院で
歯周病検査を行って下さい。

歯科医院で「歯周病の検査希望」と言って下さい。
受診された時の注意点として、
検査データをコピーでも良いので必ずもらっておいて下さい。

例えば、血圧が高い方は、ご自身の血圧の値をほとんどの方は知っていると思います。
上が150で 下が90とか…
当たり前ですが、高血圧の方の多くは知っていらっしゃると思います。

歯周病で来院される患者様に
「ご自身の歯周病の状態は今までどうでしたか?」
とお聞きすると
「歯周病の検査を行ったことがない」
とか
「自分の歯周病の状態を知らない」
という人がほとんどです。

何年にもわたり歯科医院で治療を行ったことがある人でも
まったくご自身の歯周病の状態を知らない方が多いのです。
私にとってはビックリです。

基本的に歯周病の検査を行わない歯科医院はまずないと思います。

その一つの理由として、
歯石を取ることを行ったことがある方は多いかと思います。
この歯石を取る際には、基本的に歯周病の検査を行います。

なぜかと言いますと
基本的に歯石を取るためには、保険上 歯周病の検査が必要だからです。
歯周病の検査を行うことで保険上 歯石除去が可能となるからです。
これが保険のルールです。

日本の健康保険は、基本的に病気に対して認められる制度です。
歯石を取るためにには、
歯周病であるとか
歯肉炎という病名が必要なのです。
検査を行わなければ、病気かどうかはわかりませんよね。

健康保険が基本的に病氣に対して認められるというのは、
「人間ドック」という健康診断(検査)が保険適応でないことでも分かるかと思います。
健康な方には、基本的に保険が認められないからです。
(人間ドックの結果病気が見るかると 検査自体が保険適応されることもあります)

患者様が 単に歯石を取りたいというだけでは、
病気ではないので、基本的には行えません。
(細かい話ですが、歯周病検査を行わない場合には初診料の費用の中で歯石除去を行うことはできます)

現実問題として、歯科医院では歯周病という病名のもとで
歯石除去を行っている場合がほとんであると考えられます。
つまり歯石除去を行ったことのある方の場合
基本的に歯周病検査を行っている可能性があるのです。

しかし、この検査データを知らない患者様が多いということは、
検査データを知らされていない可能性があります。

ます、歯周病検査をご希望される場合には、
きちんと検査データを患者様ご自身が知っておくことが重要です。
通常歯周病検査データは、
カルテ自体に記載されているか
別途カルテと一緒に別途データを保管しています。
もちろん一定の期間は、こうした検査データを保管する義務が歯科医院にもあります。

こうした歯周病検査データのコピーでも患者様ご自身が保管されていれば、
先ほど説明しました
「歯周病の検査を行ったことがない」
とか
「自分の歯周病の状態を知らない」
ということにはならないと思います。

私自身、時々内科を受診する際に 血液検査を行ってもらっています。
この検査データのコピーは必ずもらっていますから
帰ってからみることもできますし、
以前と比較することもできます。

当たり前と言えば、当たり前ですよね。

検査データをしっかり患者様に伝えることは、
医療サイドとして、当然のことです。

当医院では、検査データをコピーして渡すこともありますし、
長く通院している患者様などには、
「まったく歯周病の再発もなく、問題ありません」
とか
「どこどこに歯周ポケットの再発が認められます」
というようなことを説明させていただくこともありますし、
ほとんどの方でメインテナンス時に書面で口腔内の状況を報告させていただいております。

ただし、こうしたことは特別なことではなく、
保険上も歯周病の検査等を行った場合には、
基本的に患者様に書面で伝える義務があるからです。

そのため、患者様ご自身も
歯石を取った時や歯周病の検査を行った時には、
検査データをもらうか
診断内容を書面でもらった方が良いでしょう。

ご自身の口腔内の状況をきちんと理解されていれば、
本日の最初に記載した

当医院に来院される歯周病の患者様の多くは、
一言で言えば、
「来院するには あまりにも遅すぎた!」
ということです。
1年遅いとか2年遅いというレベルではなく、
10年以上来院するのが遅かったというくらい
あまりにも放置してしまい、歯周病が進行している方が多くいらっしゃいます。

ということにはならないと思います。

例えば、
ガンと分かっていて
10年も20年も放置することはないですよね。

歯周病の場合、本当に10年、20年、30年と放置した状態で来院されることが多くあり、
もっともっと早く来院していれば…
という方が本当に多いのです。

もちろん歯周病の検査を行わないと 歯周病の状態は分かりませんが…

本日のテーマは、「歯周病の検査データは必ずもらうこと」でした。
本当に大切なことなのです。


次回のブログは、7月29日(月)になります。



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