歯周病専門医サイトブログ

2017年5月8日

重度歯周病が治りにくい方の原因について

2017年 5月 8日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、『重度歯周病が治りにくい方の原因について』になります。

歯周病になる原因にはいくつかのことが考えられます。

まず 歯周病細菌です。
歯周病細菌がいなければ歯周病にはなりません。
これは間違いないことです。

そのため、歯周病を一言で表すと
歯周病は、歯周病細菌による感染症と言えます。

ただし、この歯周病細菌といっても
口腔内には非常に多くの種類の歯周病細菌が存在しています。

その中でも悪性度の高い歯周病細菌に感染すると歯周病の進行が早くなります。

現在最も悪性度の高い歯周病細菌は以下とされています。

P.g. 菌 (Porphyromonas ginvalis)
T.d. 菌 (Treponema denticola)
T.f. 菌 (Tannerella forsythia)
A.a. 菌 (Aggregatibacter actinomycetemcomitans)

という細菌です。
その中でもA.a. 菌 は子供の頃に多くの場合 親から感染する可能性が高く、
父親、母親が歯周病が進行していた場合、
子供に感染する可能性が高くなります。

親が歯周病の場合、
子供もそれを引き継ぐ可能性高いので十分な注意が必要です。

具体的には、子供を小さいころから歯周病の専門医に受診させて
定期的な管理を行っていくことが必要であり、
痛みがない とか
腫れない とか
問題がないからといって歯周病が進行していないとは言えないので
定期的に管理をきちんと行い、
歯周病が発症していないかを確認することが大切であり、
もし、歯周病の発症が認められた場合には、早急の対応が必要になります。

また歯周病細菌を調べておくことも子供の歯周病発症リスクを判断するために有効な方法です。

さて先ほど歯周病細菌を4種類掲載しました。

欧米人 特にアフリカ系の人には、
A.a. 菌 (Aggregatibacter actinomycetemcomitans)の感染による
歯周病が多いことが分かっています。

医学の進歩により
遺伝子解析の結果
A.a.菌 の中でも JP2クローン 2400年前にアフリカ大陸で発生し拡散したことが分かっています。
そのため、アフリカ系の人にはA.a.菌 による歯周病(侵襲性歯周炎)が多いことが分かっています。

しかし、現時点では日本人には A.a.菌 JP2クローン はまだ発見されていません。

日本人で多いのが P.g. 菌 (Porphyromonas ginvalis)です。
そのため、日本人で歯周病が進行した方に対して歯周病細菌の検査を行うと
P.g. 菌 (Porphyromonas ginvalis)が多く検出されます。

ただし、 P.g. 菌 (Porphyromonas ginvalis)といっても
じつは健康な方からも検出されることが分かっています。

こうした研究もさらに進み、現在は
P.g. 菌 (Porphyromonas ginvalis)には5つのタイプがあり、
タイプ2の P.g. 菌 (Porphyromonas ginvalis)が悪性度が高いことも分かっています。

本日は歯周病細菌について説明しましたが、
歯周病が発症するにはいくつもも原因があるのです。

次回からはそうした歯周病細菌以外の話について解説します。

次回からは以下の図がテーマになります。

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