歯周病専門医サイトブログ

2017年12月25日

PMTC ってどうやるの? PMTCを行なってみましょう!

2017年12月25日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、『PMTC ってどうやるの? PMTCを行なってみましょう!』になります。

前回までのブログでは
PMTCとは? と
バイオフィルムとは?
という話をしてきました。

上記の内容をご覧になっていられないか
分からない方は是非以下のブログを先にご覧になって下さい。

PMTCとは?

バイオフィルムとは?

さて本日はPMTCを実際にみてみましょう!

PMTCの基本は口腔内の汚れ(磨き残し)を把握することから始めます。

汚れにだけ赤く色がつく液体を歯面に塗ります。

特に汚れが残っているのが
歯の内側と
歯と歯の間です。

その汚れを 回転するブラシ や ゴム製のカップ 等で取り除きます。

この回転する器具を用いて汚れを取り除き、歯面を磨く行為をPMTCと言います。

この際に汚れを取り除くペーストを使用するのですが、
ペーストには様々な種類があります。

ペーストとは、歯磨き剤のようなものです。

茶渋とか
汚れを効率よく落とすためには
研磨剤が入ったペーストを使用すると効果的です。

本当によく落ちます。
短時間で効果的です。

PMTCには様々なメリットがあります。
1. 審美性の改善
  色素(ステイン)が取り除かれることで審美性が向上する
2. バイオフィルム除去によって歯周病 や 虫歯の予防効果がある

しかし、
PMTCのデメリットもあります。
汚れ除去効果の高いPMTC用のペーストには
研磨剤が入っている種類もあります。

研磨剤はその粒子の荒さに違いがあり、
粒子の荒い研磨剤は汚れがよく落ちます。

我々は歯面研磨用ペーストの汚れの落ち方を数値でみて製品の選択をします。

RDAという評価方法です。

RDAとは、
Radioactive Dentin Abrasionの略で
相対的象牙質磨耗値と言います。

ペーストを使用し、
象牙質が削れたかを放射能レベルで測定した値です。

難しいことはさておき、
RDAの数値が高いほど
歯はよく削れます。

RDAが高いペーストは汚れはよく落ちますが、
歯面も削れていきます。

一般的にRDA250という値のペーストを使用すると
汚れは非常に落ちます。

しかし、歯面はザラザラになるため、
RDA250を使用後には、
RDA170、
RDA120、
RDA40
といった具合に粒子の細かいペースを順次使用して
ザラザラになった歯面を研磨していくことが必要になります。

きちんと研磨していくことで歯面のザラザラは改善されます。

しかし、こうした行為を何度も行うことで
歯面は少しづつ削れていくのも事実です。

また、歯の表面であるエナメル質はこうしたRDA250のペーストで
色素(ステイン)を除去しても良いのですが、
金属製の被せ物や
セラミック、
プラスチック製の詰め物、
歯肉が退縮して見えてくるちょっと茶色っぽい象牙質という部分に
使用するとかなり削れてしまい、
元の状態に戻すのが非常に困難になります。

基本的に
被せ物等の人工的な物に対しては
RDAの高いPMTCペーストの使用はできません。

そこで
近年では
こうした粒子にとらわれず
研磨剤が入っていない
研磨剤フリーのPMTCペーストが使用されるようになっています。

各メーカーが研磨剤フリーのPMTCペーストを販売していますが、
私が最近使用しているのが、
ルシェロホワイトという製品です。

メーカーのHPによると
清 掃 剤「 L i m e 粒 子 ® 」を 高 濃 度 に 配 合 し た
弱 ア ル カ リ 性 の ぺ ー ス ト です。
歯 に 沈 着 し た ス テ イ ン を 浮 か し 「 L i m e 粒 子 ® 」が効 率 よ く 優 し く
ス テ イ ン を 除 去
となっています。

難しい話は置いておき、
ルシェロホワイトを使用した実際の症例をみてみましょう!
ステイン除去前です。
下の前歯の内側に茶渋等のステインがいっぱいついていますね。

これを研磨剤の入っていないルシェロホワイトだけを使用し、
PMTCを行なってみました。
以下が処置後です。

研磨剤が入っていなくても結構落ちますよね。

以下がこの方の歯の唇側です。
見える部分です。
以下がステイン除去前です。

以下がルシェロホワイトを使用し、PMTCを行なった後です。

結構落ちますよね。

次の症例です。
以下は治療前です。
歯面がデコボコしている方で
このような状態は汚れを取るのが難しい症例です。

以下はルシェロホワイトを使用し、PMTCを行なった後です。

完璧ではありませんが、
研磨剤なしでここまで取れればかなり良いです。

さて本日のブログはここまでにします。

次回は
こうした歯面の色素を取り除いた後の
歯面のケアについて解説します。

今のPMTCは単に汚れが取れれば良いという時代ではありません。

傷付いた歯面を修復したり、
虫歯になりにく歯面にしたりと
様々な対応が行えるようになっています。

次回のブログもお楽しみに!


クリックでの応援よろしくお願い致します

メール無料相談は こちらをクリック                          歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下さい。基本的に、当日に回答させていただきます。

インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。

大船駅北口歯科サイトは、以下をクリック              
インプラントなら横浜の大船駅北口歯科

最近の投稿
カテゴリ
アーカイブ

PAGE TOP