歯周病と口臭:2回目

2019年 7月29日(月曜日)です。
このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。
今日のテーマは、『歯周病と口臭:2回目』になります。
前回のブログでは歯周病の方は非常に強い臭いがあることを説明しました。
しかし、歯周病にかかっているご本人は歯周病の臭いを感じにくいことも解説しました。
前回のブログは以下をご覧ください。
2019年7月22日:歯周病と口臭
歯周病が進行している方は、口臭があるにも関わらず
ご本人は臭いを感じにくいのは
マスキング効果があることを解説しました。
でもこれって気になることですよね。
自分では口臭は気にしていないのに
他人は自分の口臭に気がついているのですから
もし、あなた自身がそうだったら嫌ですよね。
歯周病で口臭が起こっているのかどうかを判断するためには、
歯周病の検査をすることが必要です。
歯周病の検査は特別難しいことではありません。
私のような歯周病専門医でなくとも
通常は一般歯科でも可能です。
現在通院されている歯科医院があれば
担当医に
「歯周病の検査をして下さい」
と伝えて下さい。
先にも説明しましたように
歯周病の検査は特別難しい検査ではありませんので、
歯周病があるかどうかは通常どこの歯科医院でも行えます。
このブログでも歯周病の検査についてはよく説明していますが、
初めてこのブログをご覧になった方でも
わかりやすいように図を用いて解説します。
歯周病の検査に必要な器具は以下の「プローブ」というものです。
器具の先端は曲がっており、細い棒状になっています。
この先端から1ミリ間隔で目盛りがついています。

この「プローブ」を歯周ポケットという歯と歯肉の境目に挿入します。


1歯について通常6箇所計測します。
状態によっては1歯について6箇所以上計測することもあります。

このポケットの深さによって歯周病の進行状態が分かります。
1〜2ミリであれば非常に良い状態です。
歯周病には問題ないです。
3〜4ミリでは、状況によって歯周病が多少ですが、進行し始めてきている可能性があります。
5ミリ以上になると歯周病に問題があります。
7ミリ以上になると歯周病はかなり進行してきていることが分かります。
歯周病の検査はこの歯周ポケット検査だけではありませんので、
レントゲン や 噛み合わせの検査 等
様々な検査を総合して歯周病の進行状態を把握します。
本日のブログは、歯周病の検査 や 治療についての話ではなく、
歯周病と口臭についてのブログですから
その他の歯周病検査については割愛します。
この歯周ポケット検査だけでも
歯周病に問題があるかどうかは分かります。
もし、歯周ポケット検査で
歯周ポケットが7ミリ以上の部位が何ヶ所もある場合には、
歯周病による口臭が起こっている可能性があります。
この歯周ポケット検査自体だけであれば
数分あれば十分可能です。
もし、歯周病による口臭が起こっているのではないか?
とご心配な方は
歯周ポケット検査を受けられて下さい。
次回も口臭について解説します。

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