歯周病は治るのか?:その2

2/ 7(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週 月曜日 にアップしています。

始めに今週の休診日のお知らせです。
今週は、祝日や学会等があり 以下が休診になります。

2/ 7(月)定休日のため
2/10(木)定休日のため
2/11(金)祝日のため
2/13(日)学会のため

今日のテーマは、『歯周病は治るのか?:その2』になります。

前回のブログでは、「歯周病は治るのか?」ということをテーマに
歯周病の原因

中程度歯周病
について解説しました。
前回も説明しましたように 全ての歯周病が治るわけではありません。
あまりにも進行してしまった重度歯周病の場合には、治すことはできません。

本日は、
「非常に進行した歯周病とは どのような状態か?」
という話しをしたいと思います。

噛み合わせ等にもより違いますが、歯を支えている骨が1/3程度吸収してくると
“ 歯がグラグラ ” してきます。
骨の吸収が1/3以上ある場合には、中程度〜重度歯周病といってもいいでしょう。

しかし、重度歯周病といっても まだまだ 半分程度の 骨が残っている場合には、
抜歯にはなりません。

2/3以上の骨吸収がある場合には、非常に進行した重度歯周病になります。
shimiru_01

また、“ 歯のグラグラ ” 程度をあらわす数値として
『動揺度検査』という簡単な検査があります。
以下のようにあらわします。
動揺度0:歯がほとんど動かない
動揺度1:歯が頬側、舌側のみに若干動く程度
動揺度2:上記+歯が横(左右)にも動く
動揺度3:上記+上下にも動く

動揺度2以上であれば、重度歯周病です。
動揺度3であった場合、抜歯となる可能性が高くなります。

下の写真は、骨吸収がまったくない健康な状態のレントゲン写真です。
perio_p14

下の写真は、骨吸収が2/3以上ある重度歯周病のレントゲン写真です。
perio_p15

歯周病になると骨吸収が大きくなってくるのが分かるかと思います。

それでは、どこまで歯周病が進行したら抜歯になるのでしょうか?
前回も説明しましたように、歯周病の原因は さまざまあります。
そのため、抜歯の基準は正確にあるものではありません。

しかし、以下の場合には、抜歯になる可能性が高くなります。

1. 骨吸収が2/3以上ある
2. 動揺度が3
3. 6点法の歯周ポケット検査において、全てが7ミリ以上の歯周ポケット検査が存在する。
        ※1歯について6カ所を測定する歯周病ポケット検査については、
         こちら をクリックして下さい。
4. 歯磨きがまったくできていない

また、全身的に問題(糖尿病 等)がある方や
喫煙週間がある方は、
歯周病が治りにくいので、注意が必要です。

次回のブログではもう少し この話について解説していきます。

次回のブログは、2月14日(月)になります。

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