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歯周病専門医サイトブログ

2021年歯周病ブログ総まとめ:その1

大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。
 
本年の歯周病ブログもあと2回で終わりです。
 
このところずっと歯周病細菌であるP.g菌 について解説してきました。
 
本日と来週で今年の総まとめをしましょう。
 
P.g菌 の総まとめです。
 
かなり難しい専門的な話も多くありますが、
ご興味のある方は是非ご覧になって下さい。
 
口腔内には数百種類の細菌がいると報告されています。
この数は発見とともに日増しに増えていきます。
 
特に問題となるのが以下の3種類です。
 
ポルフィロモナス・ジンジバリス (Porphyromonas gingivalis)
 
トレポネーマ・デンティコーラ(Treponema denticola)
 
タネレラ・フォーサイシア(Tannerella forsythia)
 
これらの3種類の歯周病細菌は、
レッドコンプレックス と言われ
現在最も歯周病と関連性がある細菌とされています。
 
その中でもP.g菌(ポルフィロモナス・ジンジバリス) は、
最も悪性度の高い細菌です。
 
こうした歯周病細菌の保有率は、人によって大きく異なります。
 
P.g菌がほとんど検出されない人もいらっしゃいます。
 
しかし、多量のP.g菌が検出される患者様もいらっしゃいます。
 
当然のことながら
P.g菌が多い人 は、歯周病になりやすい です。
 
P.g菌が少ない人 は、歯周病になりにくい です。
 
歯周病になるかならないかは、
個人差が非常に大きいのです。
 
またP.g菌 と言っても
P.g菌には5つの型(タイプ) が存在します。
 
そのため、単にP.g菌と言っても
そのタイプ(型)によって歯周病の進行は大きく変わります。
 
P.g菌は以下に分類され、その発症リスク(オッズ比)も違います。
( )内が発症リスクです。
 
Ⅰ 型 (歯周病発症リスク 0.16倍)
 
Ⅰb 型 (歯周病発症リスク 5〜15倍)
 
Ⅱ 型 (歯周病発症リスク 44.44倍)
 
Ⅲ 型 (歯周病発症リスク  1.96倍)
 
Ⅳ 型 (歯周病発症リスク 13.87倍)
 
Ⅴ 型 (歯周病発症リスク  1.40倍)
 
圧倒的にⅡ 型 が歯周病にとって大きな問題であることがわかります。
 
そのため現在の歯周病検査では、
P.g菌のⅡ型を調べることが有効であることが分かってきています。
 
当院では、オルコアというPCR測定器を使用して
このP.g菌を院内でわずか40分で判定することが可能となっています。
 
検査費用も3,300円(税込)となっており、
今までの細菌検査とはくらべものにならないくらい安く検査できるようになりました。
 
さて
このP.g菌 についてもう少し詳しく解説していきます。
 
P.g菌の感染経路については、まだはっきりとは分かっていませんが、
唾液感染である可能性が濃厚です。
 
また多くの場合、
思春期以降の感染 がが濃厚です。
 
例えば、食事の際に
P.g菌に感染しているお父さんのお箸に細菌が付着します。
 
大皿料理を取り分けたりする際に
お父さんのお箸に付着したP.g菌 が料理に付きます。
 
このP.g菌 が付着した料理を食べることで
子供に感染する可能性が考えられます。
 
もちろんこれは一つの例であって
会話中に唾液感染する可能性も十分あり得ます。
 
 
 
現在のコロナ禍において、
新型コロナウイルスの感染は、唾液の飛沫の可能性が高いとされているため、
マスクの着用が推奨されていることと同じです。
 
人との接触を減らすことが感染予防にとって大切であることは
もうみなさん十分ご理解されていることと思います。
 
歯周病細菌であるP.g菌
人から人へと感染していくことが考えられています。
 
様々な研究から
約10%の人 は、
P.g菌 Ⅱ型のような悪性度の高い細菌に感染することで
歯周病が急速に進行していきます。
 
逆に
約10%の人 は、
悪性度の高い細菌の感染がないため、
例えば、歯を磨かなくても歯周病が発症していきません。
 
しかし、
歯周病細菌検査の精度が高まり、
多くのデータが蓄積されると
歯周病でない人の口腔内からも
P.g菌 が検出されることもわかっています。
 
そのため、実際には多くの人がP.g菌 に感染している可能性があります。
 
しかし、適切な歯磨きを行い、
定期的な検診(クリーニング)を行うことで
歯周病細菌の増殖を抑えることができれば
P.g菌 が存在していても発症していかない可能性も十分あります。
 
さらにP.g菌 について詳細を解説すると
細菌は生き物ですから餌(エサ )となる栄養素を接収しないといけません。
 
このエサが血液中の「ヘミン 」であることもわかってきています。
 
つまり、出血 があると
歯周病細菌であるP.g菌は増えていく のです。
 
また、P.g菌を含めた歯周病細菌 は、
酸素が苦手 です。
 
P.g菌 が最も繁殖しやすいのは、
歯周ポケットの深い部分 です。
 
歯周ポケットとは、
歯と歯肉の隙間(境目)のことで、
健康な方の場合(歯周病に問題がない人)、
歯周ポケットの深さは1ミリ〜3ミリ程度です。
 
しかし、この深さが進行すると歯周病と言われる状態になります。
 
私たちが生活している環境の酸素濃度は、約21% です。
 
それが、例えば歯周ポケットが6ミリ程度になると
その深い部分の酸素濃度は、1%以下 とされています。
 
歯周ポケットが深くなればなるほど
酸素が届きにくい状態になります。
 
結果的にP.g菌 等の歯周病細菌が生きやすい環境となるのです。
 
増えたP.g菌 等の歯周病細菌は、
歯周ポケットの中でどんどんと増殖してきます。
 
 
 
細菌の毒性は、
1. 外毒素
2. 内毒素
があります。

外毒素は、
主としてタンパク質やコラーゲンの分解酵素です。
内毒素は、(LPS)は細菌の外膜です。
内毒素は、微量であれば、生体にとって細菌進入を知る手がかりとなり、生体の免疫細胞を活性化し、有用に働きます。 しかし、多量であれば、炎症を引き起こし、障害性に働きます。
 
 
しかし、生体は歯周病細菌の増殖を許しません。
 
細菌と戦うことになるのです。
 
まず歯と歯肉の隙間である歯周ポケット内部から
歯肉溝滲出液 という液体が分泌されます。
 
「しにくこうしんしゅつえき」 と読みます。
 
 
 
だんだんと難しくなってきましたね。
 
来週は今年最後になりますので、
さらに難しい話になります。
 

お楽しみに!

 
 
 
 
 

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