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カテゴリー: 未分類の記事一覧
2014年8月4日

なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?:虫歯治療で行う 金属治療 の問題点!:その9

2014年 8月 4日(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。

現在は歯周病の内容ではなく、
オールセラミックの接着方法について解説しています。


今日のテーマは、
『なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?:虫歯治療で行う 金属治療 の問題点!:その9になります。

今日は、朝から忙しく時間がないので、
金属アレルギーの患者様の 治療前 と 治療後 の症例だけになります。

金属アレルギーのため、口腔内金属を全て撤去し、
オールセラミックにしたいとの希望があり、来院された患者様です。

初診時の上顎の口腔内です。
BlogPaint

大きい金属製の被せ物 や 詰め物が多く存在します。
これらの金属はラバーダムを装着して全て撤去し、
セレックで治療することになりました。

以下は初診時の下顎の口腔内です。
BlogPaint

奥歯には金属製の小さい詰め物が装着されています。
これらの金属は、ラバーダムを装着し、撤去して
CR(コンポジットレジン)で治療することになりました。
CRは保険が適応されます。

以下上顎左側の奥歯の術前(治療前) と 術後(治療後)になります。
治療前
IMG_5934 のコピーのコピー


治療後
IMG_6163 のコピー



本日は、時間がないのでこれで終了ですが、
今後こうした治療症例を詳しくアップしていく予定です。



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2014年7月14日

なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?:虫歯治療で行う 金属治療 の問題点!:その8

2014年 7月14日(月曜日)です。

始めに夏期休診案内です。
8月11日(月)〜18日(月)まで休診とさせていただきます。
休診中の連絡は以下よりメールでご連絡下さい。
    夏期休診中の連絡メール


このブログは、歯周病に関するブログです。

現在は歯周病の内容ではなく、
オールセラミックの接着方法について解説しています。



今日のテーマは、
『なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?:虫歯治療で行う 金属治療 の問題点!:その8』になります。

このシリーズもだいぶ長くなりました。

今日は8回目です。

前回 口腔内金属を除去し、
CR(コンポジットレジン)という治療を行った症例をアップしました。

保険も適応されますし、
1回の治療ですみます。



本日は、金属アレルギーの方の
口腔内金属を除去する際の注意点について解説します。
以前にも少し解説した内容ですが、
症例を追加してさらに詳細に説明します。


金属アレルギーと診断された場合には、口腔内金属を撤去することになります。
しかし、この金属の撤去が大変なのです。

小さな詰め物、
大きな金属の被せ物、
ブリッジのような大きな物でもそうですが、
接着剤で強固にくっついているため、
取り外すことは非常に大変なのです。

被せ物のようなタイプは、切れ目を入れてから撤去することも多いですが、
小さい金属製の詰め物であれば、そのまま削り取ってしまうこともあります。

この金属製の詰め物 や 被せ物を除去(撤去)する際に問題が起こります。

金属を口腔内で削ることで、多量の削りかす(削片)が飛び散ります。
削った金属片は、粘膜 や 歯肉、舌に付着するだけでなく、
飲み込むこともあります。

こうしたことで、金属アレルギーの症状を悪化させることがあります。
(フレアーアップ)

また、金属を削った削片は 非常に細かいため、
イオン化しやすいことも問題です。

ただし、こうしたことで起こる症状(フレアーアップ)は、
一時的なことであり、ほとんどの場合は心配いりません。

こうした口腔内金属を撤去する際の問題点を解決するために
「ラバーダム」という装置を使用して金属を撤去します。

ラバーダムは、ゴムのシートのことです。
このゴムのシートを歯につけて口腔内に金属の削片が飛び散らないようにします。

実際に模型を使用した参考例の写真で見てみましょう。

左側は奥から2番目の歯に作製した金属製の被せ物です。
この部分にラバーダムを装着したのが
右側の写真です。
緑色の部分がゴム製でできた シート(ラバーダムシート)です。
治療対象となる歯が周囲の歯以外は、ゴムのシートの下(中)にして
削った金属削片が口腔内に飛び散らないようにします。
8



また、口腔内に見える金属だけが問題なのではありません。

歯科材料に含まれる金属成分は、
金属製の詰め物 や 被せ物以外にも さまざまな材料で使用されています。

その一つが「コア」という土台です。
神経のない歯には、『土台』というものが装着されています。

専門用語で『コア』と言います。

神経のない歯は、まず『コア』を作製し、
その上に『セラミック』等の
被せ物を行うことになります。

それではコアについて実際にどのような物なのか見てみましょう。

コアの説明をする前に虫歯が深い場合などで
歯の神経を取る治療(抜随)についての説明から始めたいと思います。

下図1― aは、虫歯がない健康状態の歯です。

下図1−b は虫歯が大きく(深く)神経まで達した状態です。
   
虫歯が神経に触れていたり、                 
虫歯により強い痛みが起こっている場合には         
神経を取る治療が必要になります。
                      
神経を取り除く治療のことを『抜随』と言います。

下図1−c は、虫歯を削り取った時点で神経と接していたため、神経を取り除いた後の状態です。

歯は大きく削られているのが分かります。
このままでは 噛むこともできませんし、
歯(差し歯)を作製することもできません。
8−1img01



そこで 虫歯で削った部分を補うため と
薄くなった歯を補強し、被せ物を作製するために、       
コアを作製します。
8−2img02



下図3がコア(コア自体)です。

このコアはあくまでも『土台』であり、
被せ物(差し歯)ではありません。

最終的な被せ物(差し歯)は、
この『コア』を装着した後に型を取り装着します。

8−3img03



以前の治療では、 この『コア』の材質は金属が多く使用されてきました。
特に保険診療においては『銀合金』のコアが多用されてきました。

現在は、金属を使用しない「ファイバーコア」が使用されるようになっています。

以下の図は、コアを歯につけたところです。
8−4img04


最終的な被せ物(差し歯)はコアを装着した後に型を取ります。

下図5になります。
8−5img05



これで「コア」についてだいぶ分かったかと思います。

話は長くなりましたが、このコアが金属製である可能性があるのです。

特に だいぶ前に治療を行われた場合や
保険診療の治療ではこの金属製のコアが使用されている可能性が高いです。

また、セラミックの被せ物を行っていたとしても、中の土台(コア)は金属製の可能性があります(可能性が高い)。

また、通常セラミックと言われる被せ物の素材は、
オールセラミックのことではなく、
見えない内部(内側)は金属製です。
一般的に言われるセラミックの日本語の名称は、
陶材焼付金属冠(金属陶材焼付冠)と言います。
金属のフレームに瀬戸物を焼き付けて作製されているため、
内部には金属が使用されているのです。

このように口腔内に使用されている金属は、口腔内から見える部分に存在するだけでなく、歯の中(金属製のコア)や セラミックの内部にも使用されているのです。

金属アレルギーに陽性反応があり、
口腔内金属を撤去する場合には、こうした見えない部分の金属も全て撤去する必要性があるのです。


それでは実際の臨床症例を見てみましょう!
以下は、治療前です。
奥から
3番目の歯に金属製の大きな被せ物が装着してあります。
これを除去します。
この患者様は、金属アレルギーの方です。
スライド1


レントゲン写真を見てみましょう
青印の歯を除去します。
歯の内部に白く見える棒状が見えます。
これが金属製のコアです。
スライド1


金属を撤去する際に、
金属片が口腔内に飛び散らないように
ラバーダムを行います。
金属の被せ物を少し削ったところです。
スライド1



以下の写真は、金属製の被せ物 と 金属製のコア を撤去した後です。
ラバーダムの上に 細かい金属片が飛び散っているのが分かるかと思います。
このラバーダムをしなければ、
この削り取った金属片は、口腔内に飛び散ってしまうのです。
スライド1


金属アレルギーの方は、
ラバーダムを使用しないで金属を除去することが
危険なことが分かるかと思います。


7月21日(月)と
7月28日(月)は、
このブログ(歯周病ブログ:今はオールセラミックの話ですが…)は休みになります。

8月4日(月)にアップします。






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2014年6月30日

なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?:虫歯治療で行う 金属治療 の問題点!:その7

2014年 6月30日(月曜日)です。

始めに休診案内です。
以下日程を日本口臭学会出席のため休診とさせていただきます。
• 7月 4日(金曜日)16:30まで
• 7月 5日(土曜日) 
• 7月 6日(日曜日) 


このブログは、歯周病に関するブログです。

現在は歯周病の内容ではなく、
オールセラミックの接着方法について解説しています。


今日のテーマは、『なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?:虫歯治療で行う 金属治療 の問題点!:その7』になります。

このシリーズも 7回目になりました。

今までの内容で、
今まで行われてきた金属治療の問題点と
オールセラミック治療についてだいぶ分かってきたと思います。

また、前回のブログでは、CR(コンポジットレジン)治療について
どのような治療であるのかを見ていただきました。

前回の症例を見ると
簡単で、見た目もいい!
と思われるかと思います。

CR(コンポジットレジン)は、1回の治療で完了しますし、保険も適応されます。
もちろん色は白いいため、審美的です。

しかし、CR(コンポジットレジン)には欠点もあります。


欠点1 :強度が弱い
     セラミックと比較すると強度が弱いのが欠点です。
     そのため、一般的には上下顎がしっかりと噛み合う部位には不適です。
     通常は、前歯の歯の間 や 奥歯の上下顎が噛み合ない部分に使用する
     ことが多いです。
     ただし、こうしたことは、噛み合わせ 等の状況によっても異なります。

欠点2 :重合収縮を起こす
     コンポジットレジンは、使用前は軟らかい餅状 や ペースト状 です。
     この流動性のあるCR(コンポジットレジン)を
     歯を削った(虫歯を取った)部位に充填(流し込み)します。
     そして、可視光線という光を当てることで強固に固まります。
     この固まる過程で収縮を起こします。(重合収縮)

     この収縮率は、コンポジットレジン製造しているメーカーによっても
     変わりますが、約2%です。

     この重合収縮がCR(コンポジットレジン)の大きな欠点です。

     2%の重合収縮を起こすということは、
     虫歯で歯を削った穴が1ミリだとします。
     この1ミリの穴にコンポジットレジンを充填し、固めたとします。
     つまりCRは、約0.02ミリ収縮するということです。
     0.02ミリは、20ミクロンです。

     この隙間が歯とコンポジットレジンの境界部に生じた場合には、
     細菌がそこから入り込み虫歯になりやすくなります。

     口腔内細菌の大きさは、0.5〜100ミクロンです。
     そのため、小さい細菌にとっては、
     20ミクロンという重合収縮で生じた隙間は、非常に大きな穴と言えます
     もちろん こうした話は、臨床的なことではなく、理論上の計算ですが…

     また、重合収縮により 他の問題も起こります。
     現在の接着学は、非常に進化しており、
     歯とコンポジットレジンは、非常に強固に接着します。
     この歯と強固と接着したコンポジットレジンが重合収縮することで
     問題が起こるのです。
     先にコンポジットレジンは、固まる段階で約2%の収縮を起こすことを
     解説しました。

     この重合収縮で歯が引っ張られ、歯の一部に亀裂が入ることがあります。
     この亀裂により、
     治療後に歯がしみたり、 
     噛むことで痛みが生じたり、
     亀裂が入った部分に飲食物が入り込み、
     茶渋 等で 黒っぽい線が生じたり、
     白っぽく見えたりすることがあります。

     特にこうした重合収縮による問題は、
     一度に多量のコンポジットレジンを使用することで起こりやすくなります。
   
     理論上は、
     コンポジットレジンを1ミリ詰めれば、2%収縮するので
     0.02ミリ歯に亀裂が入る可能性があります。
     もし、一度に3ミリのコンポジットレジンを詰めれば、
     0.06ミリ歯に亀裂が入る可能性があるということです。
     これは、単に計算上のことですが…

     そのため、CR(コンポジットレジン)治療を行う際には、
     削った穴に 一度に多量のCRを詰めないように
     少量づつ詰める(充填する)のが基本です。

     CR図1


     CR図2


     CR図3

     

欠点3 :虫歯の大きさ や 治療部位により CRを詰めるのが難しい場合がある
     CR(コンポジットレジン)治療は、治療を行う歯科医師の技術力に
     大きく差がでる治療法です。
     奥歯であったり、虫歯の大きさ や 部位によっては、
     削った穴にCR(コンポジットレジン)をぴったりと詰めるのが難しい
     ことがあります。
     そのため、歯科医師の技術力に差がでてしまいやすいのです。

欠点4 :変色が起こることがある
     CR(コンポジットレジン)の種類にもより大きく変わりますが、
     セラミックと比較すると変色が起こりやすいのも事実です。

   
まとめ :CR(コンポジットレジン)は、セラミック治療と比較すると
     治療回数が1回で終了しますし、
     保険も適応される材質ですが、
     虫歯が大きくなり、噛み合う歯と強くぶつかるような場合には
     セラミックを選択した方が良いですし、
     削った穴が大きい場合にも重合収縮による問題が起こりやすいので
     セラミックを選択した方が良いでしょう。
       
以下は、前回もアップしたCR(コンポジットレジン)の写真です。

治療前です。
金属製の詰め物が装着してあります。
金属アレルギーの方なので、金属を除去し、
CR(コンポジットレジン)で治療することにしました。
金属アレルギーの方の場合、削除した金属片が口腔内に飛び散らないようにすることが大切です。
IMG_5913 のコピー


金属を除去する際に、削った金属片が口腔内に飛び散らないように
ラバーダムというゴムのシートを治療する部位に装着します。
以下は、ラバーダムを装着し、金属片を除去した後です。
IMG_5941 のコピー



金属を除去した穴に
CR(コンポジットレジン)を少量づつ充填します。
この少量づつ というのがポイントです。
また ラバーダムは、口腔内の湿気(呼気)を遮断することにも有効です。
接着には、湿気は大敵です。
IMG_5944 のコピー



高さを調整し、CR(コンポジットレジン)治療は終了です。
IMG_6161 のコピー




CR(コンポジットレジン)治療は1回の治療で完了しますし、
保険も適応されます。

ご希望の方は、お近くの歯科医院でご相談されて下さい。


次回もこの続きです。


来週の月曜日(7月 7日:月曜日)は、学会 等があるため、ブログも休みです。


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2014年6月23日

なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?:虫歯治療で行う 金属治療 の問題点!:その6

2014年 6月23日(月曜日)です。

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今日のテーマは、『なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?:虫歯治療で行う 金属治療 の問題点!:その6』になります。

このテーマもすでに6回目となります。

オールセラミック治療は、
今まで行われてきた金属製の治療とは大きく異なり、
多くの利点があります。

それでは、すべての虫歯治療でオールセラミックにすれば良いのかというと
そうではありません。

噛み合わせの状態によっては金属製の方が良い場合もあります。

また、オールセラミックを作製するためには、
オールセラミック自体に ある程度の厚み や 大きさが必要になります。

例えば、1ミリにも満たない 厚み や 大きさ のセラミックを作製しても
割れる可能性があります。

もちろん1ミリにも満たない大きさのセラミック自体
作製することが難しいこともあります。

そのため、セラミックに厚みを保たせるために 歯自体を一定量削ることが必要になります。
これも欠点になります。
(ただし 使用するセラミックの種類により必要な厚みは異なります
 近年では、薄いセラミックでも強度を十分にとれる材質もできています)

小さい虫歯の場合には、セラミック治療を行うために
必要以上の歯を削ることがあるため良くありません。

この場合には、虫歯の大きさ や 虫歯の部位、噛み合わせ 等によって判断されることにはなりますが、
コンポジットレジン(以下CR)という樹脂で治療する方法もあります。

CR治療は比較的治療方法は簡単です。

ステップ1:治療前

ステップ2:金属を除去する際に口腔内に金属片が飛び散らないように
      ゴムのシート(ラバーダム)で治療歯のみを見える状態にして
      金属を除去し、虫歯も除去。

ステップ3:CRは始めは軟らかい状態であり、削った穴に充填し、
      視光線(かしこうせん)という光を当てることで
      樹脂(CR)を固めます。

ステップ4:高さの調整をし、完了です。
      簡単なケースであれば、1回の治療で20分程度で終了です。
      健康保険が適応されます。

スライド1



次回もこのシリーズの続きです。


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2014年6月16日

なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?:虫歯治療で行う 金属治療 の問題点!:その5

2014年 6月16日(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。

現在は歯周病の内容ではなく、
オールセラミックの接着方法について解説しています。


今日のテーマは、『なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?:虫歯治療で行う 金属治療 の問題点!:その5』になります。

このシリーズもすでに5回目です。

今まで行われてきた 金属治療 と
オールセラミック治療 は大きな違いがあります。

オールセラミックは、
単に白い素材の違いということではなく、
金属治療で問題となっていた点を改善させるための改良点が多くあります。

そのことについて4回にわたり解説してきました。

過去のブログについては、以下をご覧になって下さい。

5月1日 虫歯治療で行う 金属治療 の問題点! なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?:その1


5月12日 虫歯治療で行う 金属治療 の問題点! なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?:その2


6月 2日 虫歯治療で行う 金属治療 の問題点! なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?:その3


6月 9日 虫歯治療で行う 金属治療 の問題点! なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?:その4


前回のブログでは、オールセラミックの破損について解説しました。

歯にくついていない オールセラミックは 脆い素材です。

この脆いオールセラミックを歯にしっかりと接着させることで、
強度を増します。

しかし、長期間による噛み合わせの変化により、オールセラミックに負担が加わり
破損をきたすこともあります。

また、歯ぎしりや 食いしばり、欠損部の存在(放置) 等 さまざまな
問題により破損する可能性もあります。

しかし、破損したとしても内部が虫歯になっていなければ、
単にセラミックを再製するだけですので、
歯にとっては最小限の負担ですみます。

しかし、金属の詰め物のように、歯と接着していない治療の場合には、
金属の詰め物が取れた時点で内部が大きく虫歯になっていることがあり
ます。

もし、虫歯が大きく神経まで達している場合には、
神経を取り除く治療が必要になり、
さらに将来的なリスクも高くなります。

オールセラミックを成功に導くためのいくつかのポイントがあります。

先ほど解説したように
オールセラミック自体は、金属と比較すると非常に脆い(弱い)ものです。

例えば、歯に接着していないオールセラミックを足で踏むと割れます。

また、接着していないオールセラミックを口腔内に入れて
強く噛むと 割れる可能性もあります。
  
ただし、レジンセメントを使用し、歯としっかりと接着することで、
非常に強い強度を得ることが可能となります。

つまり 歯とオールセラミックをくっ付ける作業(接着)が
成功に重要なポイントになるのです。

接着がきちんと行われないとセラミックの破損や脱離する確率が高くな
ります。

実際に 部分的な詰め物である 
オールセラミックインレー の噛み合わせの調整を行う際には、
一度歯にしっかりと接着させた後で、
口腔内で噛み合わせの高い部分の調整を行います。

オールセラミックインレー(部分的なセラミックの詰め物)を
接着させる前に噛んで、高さの調整を行うと
割れる可能性があるのです。

オールセラミックは、歯としっかりと接着させることで
始めて強度が増すのです。

また セラミック治療といっても
現在世界中で使用されているセラミックには多くの種類があります。

当医院で使用したいるオールセラミックは、
セラミックブロックを
セレックという器械で形成し、作製されます。

現時点では、Ivoclar Vivadent社  の エンプレス や e.max という素材を使用することが多いです。

現時点では…というのは、オールセラミックの素材は、日々進化しており、
毎年のように新しい素材 や 改良された素材が開発されています。

そのため、現時点よりさらに良い材質、改良された材質があれば
当然のことながらそうした素材を使用することになります。

今最も最も注目されている新しい素材は、
セルトラTM DUO(ジルコニア強化型ケイ酸リチウム) です。

ジルコニアという素材は、
硬く、
ほとんど割れない
ということから近年では、天然歯だけでなく、
インプラントの被せ物や
ブリッジのフレーム 等
多くの歯科素材で使用されています。

その反面、
硬すぎることで
噛み合う歯に影響があったり、
噛み合わせを調整した後のジルコニアを研磨するもに時間がかかったり
等の問題点も指摘されています。

また、ジルコニアの長期的な予後も
まだまだ分かっていないのも事実です。

こうした材料の選択を適切に判断することも
オールセラミック治療を成功に導くためのポイントになります。




次回もこのシリーズの続きです。




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2014年6月9日

なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?:虫歯治療で行う 金属治療 の問題点!:その4

2014年6月9日(月曜日)です。

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前回まで
今まで一般的に行われてきた金属製の詰め物は、

金属製の詰め物の 熱膨張係数の違いや
セメントと言われる物で着けているため、しっかりと歯とくっついているわけでないことから
取れやすく、
虫歯になりやすいことを解説してきました。

そのため、虫歯治療を行った後は、
オールセラミックでしっかりと接着することで
今まであった問題点を改善させることが可能になってきたことを解説してきました。

本日は、オールセラミックの問題点について解説します。
始めてこのテーマをご覧になる方は、
先に今まで3回分のブログを読まれてからの方がより良いと思います。


オールセラミック治療は、従来の虫歯とは大きく異なる治療です。

従来の虫歯治療は、
虫歯を削った部位に金属を詰めるわけですが、
この時に使用するのがセメントです。

セメントは 厳密に言えば、
歯や金属と接着しているのではなく、
歯と金属の間に介在して固まり、金属を動かなくしている材料です。

家の庭塀でよく使用されているブロックと同じようなものです。

ブロックでできた壁は、
ブロック同士をセメントという泥状のものを
ブロック間に介在させて固まらせて、固定させます。
これによりブロックでできた壁が維持されているのです。

歯科で使用する金属と歯の間にあるセメントも同じです。

セメントは、口腔内で長く使用していると劣化します。
口腔内は非常に過酷な環境であり、

唾液 や
咬合力(噛む力)、
金属の熱膨張 による収縮、膨張の繰り返し

によって容易に崩壊(セメントが砕け、溶ける)してしまいます。

セメントが崩壊することで、
歯と金属製の詰め物に隙間(すきま)ができ、
そこから唾液 や 汚れが侵入し、
金属内部で細菌が繁殖して、再度虫歯(2次カリエス)になってしまいます。

このことについては、5月12日の 2回目のブログで紹介しています。

セメントが崩壊することで
結果的に
詰め物が取れたり、
歯が欠けたりします。

また、詰め物が取れた場合、
細菌の侵入と繁殖により、
内部が虫歯がなっていることが多く、
再度治療を行うために、
さらに多くの歯を削ることになり、
場合により 虫歯が深いと神経を取り除く治療が必要になることもあります。

そうした問題点を解決するために行われているのが「オールセラミック治療」です。

オールセラミック治療は、歯とセラミックをしっかりくっつけるための接着方法を
があってこそ効果を発揮します。

樹脂含浸層 (じゅしがんしんそう)を介在することで
歯とセラミックが強固に接着し、
強度を増すことで、再び虫歯になることを抑制することが可能です。
このことについては、6月2日の3回目の時に詳しく解説しています。

また、金属を使用しないため、
審美的にも優れ、
金属アレルギーの原因にもなりません。

それでは、オールセラミック治療は万能な治療なのでしょうか?

なにか問題点はないのでしょうか?

オールセラミック治療にも欠点があります。

まず、オールセラミックは、レジンセメントで付けることで、
強固に歯と接着することが可能となります。

しかし、噛み合わせの問題 等から破損(壊れる)する可能性がないわけで
もありません。

しかし、もしセラミックが破損したとしても
再度セラミックを再製すれば良いことになります。

金属治療の場合、金属が取れると内部では虫歯になっていることが多く、
場合によっては、虫歯の進行が大きく、神経まで達していることもあります。

もし、神経を取るようなことになってしまえば、
歯へのダメージはさらに大きくなります。

歯を長く維持させるためには、
神経を取らない方が良いのです。

オールセラミックの他の欠点として、
保険が適応されないこともあります。

しかし、近年ではオールセラミックの費用も
以前と比較すると だいぶ安価になってきています。


以下は、オールセラミック治療についての成功率のデータになります。

シロナデンタルシステムズ株式会社が公表している臨床研究データによると、 
従来法のセラミックインレー(部分的なセラミックの詰め物)
の15年後の残存率は約68%とされています。

つまり、従来のセラミックインレー(部分的なセラミックの詰め物)は、
15年後には約3分の1が破折、脱離 等のトラブルが発生しているという
結果です。
  
当医院で取り扱っている オールセラミック(セレック)
15年後の残存率を調べた臨床研究によれば、
約93%と非常に高いデータがでています。

上記のようにオールセラミック(セレック)の臨床成績は、非常に高い
ものですが、それでも100%ということではありません。

こうした点もオールセラミック治療の今後の課題になります。







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2014年6月2日

なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?:虫歯治療で行う 金属治療 の問題点!:その3

2014年6月2日(月)です。
久しぶりのブログアップです。
このところとても忙しく、なかなかブログをアップすることができずにいました。

今日のテーマは、前回の続きです。
『なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?:虫歯治療で行う 金属治療 の問題点!:その3』になります。


前回 と 前々回のブログでは、
金属製の詰め物 や 被せ物が
取れたり、再度虫歯になってしまうことの原因の一つとして、
歯質と金属の性質上の違いと
詰め物の接着方法にあることを解説してきました。

従来の治療方法では、
歯 と 金属製の詰め物 は、くっついているのではなく、
歯と金属製の詰め物の隙間をセメントで埋めて 取れないようにしているだけなのです。

そのため、歯と金属の間にあるセメントが崩壊(壊れたり、溶け出したり)すると
隙間ができて、
虫歯になったり、取れたりするのです。

それでは、そうした問題点を解決するためには
どうしたら良いのでしょうか?



金属治療 問題点の改善方法


虫歯を削った後には、
歯質と性状の近い材質(熱膨張係数の低い材質)を使用し、
きちんと 歯と接着させることが重要!

ポイント1:オールセラミックの使用(熱膨張係数が低い)

ポイント2:レジンセメントの使用(歯質とセラミックを強固に接着)


それでは、接着というのは、どんなことなのでしょうか?
少し難しい話になりますが、接着について簡単に解説します。

歯 と セラミックを くっつける(接着する)ためには、
接着剤を使用して くっつけることになります。

ここで問題となるのが
「本当に 歯 と セラミック がくっつくのか?」
ということです。

セラミックが長期的に維持するためには、
歯を削った部分とセラミックが接着していることが重要なのですが、
歯を削った部分は、象牙質という組織が見えており、
その組成は、
無機質が69%、
有機質18%
水分13%
となっています。

この水分を含んだ有機質が接着をしにくくしているのです。

セラミックは、「無機質」という組織です。
無機質と有機質を多く含んだ物を接着させることは簡単ではないのです。

歯 以外のことで接着について説明すると分かりやすいと思います。

例えば、プラスチック同士を
アロンアルファーのような接着剤で着けた場合、
しっかりとくっつく感じがしますよね。
金属 と 金属、
プラスチック と 金属 も
接着剤でくっつく感じがしますよね。

しかし、食べ物(例えば 肉 )と金属を接着剤でつけようとすると
しっかりとは くっつかない感じがすると思います。

肉は有機質で
金属は無機質だからです。

このように素材の違いによって
接着剤でくっつきやすい物もあれば、くっつきにくい物もあります。

ちなみに歯を削る前の表面(通常口を開けると見える歯の白い部分)は、
エナメル質と言い、
その成分は、
無機質が96%、
有機質が2%、
水分が2%
で象牙質と比較すると カラカラ に乾いており、
接着しやすい状態です。

歯を削った表面(象牙質)は、水分を含んだ有機質ですので、
非常に接着剤がくっつきにくい状態です。

だいぶ前から
セラミックを歯につける治療は行われていましたが、
現在の接着技術と比較すると
歯とセラミックをくっつけることは まだまだ劣っていました。
そのため、セラミックが破損することがありました。

近年 この接着技術は格段に向上してきたため、
以前と比較すると セラミックが破損することが少なくなってきています。


接着の話をすると 非常に複雑で難しい話になりますので、
できるかぎり簡単に説明したいと思います。

まず、象牙質表面を 接着剤がくっつきやすい状態にします。
「プライマー」という薬液を象牙質に塗ります。


簡単に話しますと、「プライマー」処理することにより、
表面が凸凹し、接着表面積が増えると思って下さい。


次に「ボンディング」という薬液を塗ります。

「ボンディング」は、
先程の「プライマー」処理により起った凸凹の内部に浸透していきます。

そして強固に固まります。


その結果、象牙質と「ボンディング層」が一体化します。


この一体化した状態の歯質を
「樹脂含浸層 (じゅしがんしんそう)」と言います。


この「樹脂含浸層 (じゅしがんしんそう)」
接着に大きく影響しているのです。

この上にレジン系の接着剤でセラミックを着けるのです。

ここまでをまとめます。

水分を含んだ有機質が含まれる象牙質とセラミックは
くっつきにくいので
象牙質に
「プライマー」
「ボンディング」処理することで
「樹脂含浸層 (じゅしがんしんそう)」ができます。

この「樹脂含浸層 (じゅしがんしんそう)」
接着剤(レジン系セメント)が強固にくっつくき
セラミックと一体化するのです。

また、セラミックとレジンセメントがくっつきやすくするために
シランカップリングという処理を
セラミック表面に行うことも必要です。

スライド1




次回も接着の続きになります。



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2014年5月19日

今月の歯周病ブログ休みについて

今月(5月19日 と 5月26日)のブログは休ませていただきます。

さまざまな仕事が重なり、時間がないためです。
すみません。

次回の歯周病ブログは、6月2日(月)になります。

ここのところアップが不規則になりすみません。
6月になると若干時間ができますので、
他のブログも毎週アップするようにします。
2014年5月12日

なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?:虫歯治療で行う 金属治療 の問題点!:その2

このブログは、歯周病に関するブログです。

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今日のテーマは、『なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?:虫歯治療で行う 金属治療 の問題点!:その2』になります。


前回から始まったこのテーマですが、
前回のブログを読まれていない方は、是非 その1のブログをご覧になって下さい。

なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?:虫歯治療で行う 金属治療 の問題点!:その1


本日は前回の続きからです。

以下では、金属製の詰め物の脱落過程の一つを図説します。
図1は歯の基本的な構造で
図2は虫歯になった状態です。
むし歯になっている部分を削りとることで、感染をこれ以上進まないようにします。
スライド1



図3は、虫歯を取り除き、詰め物を装着するための穴を削った状態です。
穴に金属製の詰め物を行うため、便宜上 下図のような四角い形に削ることが
必要になるのです。
従来の金属製の詰め物の治療は、セメントという材料を歯と金属の隙間に介在させて外れないようにする必要性がセメントは接着力がないので、詰め物が外れないようにするためには歯を「はめ込み型」に削る必要がありました。
図4は、型を取り、後日 削った穴に
金属の詰め物を装着している状態です。
スライド1



図5は、金属製の詰め物をセメントでつけたところです。
(合着:従来の治療方法)
この治療法は、金属製の詰め物をセメントという泥のようなもので動かないように固めた状態です。
金属製の詰め物の周囲のオレンジ色が歯 と 金属 の隙間に詰めたセメントとお考え下さい。
金属と歯では構造、性質とにも大きく違うため、さまざまな問題が起こります。
その一つが「熱膨張係数の違い」です。
スライド1



金属は熱膨張係数が大きいので、膨張 収縮を繰り返します。
図7、図8
スライド1



図 9:金属が 膨張 収縮を繰り返すことでセメントが崩壊し、
    セメントが溶け出し、隙間ができる。
   (セメントが砕けて、口腔内に流失する)
図10:隙間に ばい菌(虫歯菌)が入り込む。
スライド1



図11 詰め物の中ではばい菌が増え、虫歯になってしまう。
    金属製の詰め物の下では虫歯菌が増殖する。
図12 ついに 詰め物が取れてしまう。
スライド1



本日のブログはこれで終了です。
次回もこの続きになります。




このブログが始まって以来 毎週月曜日にアップしていましたが、
今年の4月から毎週 大学で講義を行うことになったため、
ブログの更新が不規則になると思います。
毎週ご覧になっていただいている方も多くいらっしゃるかと思いますが、ご理解いただければと思います。
できるかぎり毎週月曜日にアップしたいと考えております。


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2014年5月1日

なぜ 金属の詰め物は 取れるのか? /虫歯治療で行う 金属治療 の問題点!

このブログは、歯周病に関するブログです。
このブログが始まって以来 毎週月曜日にアップしていましたが、
今年の4月から毎週 大学で講義を行うことになったため、
ブログの更新が不規則になると思います。
毎週ご覧になっていただいている方も多くいらっしゃるかと思いますが、ご理解いただければと思います。
できるかぎり毎週月曜日にアップしたいと考えております。

ちょっとアップ時期が3日遅れましたが、
本日時間ができたので、書きたいと思います。


始めに休診案内です。
以下を休診とさせていただきます。
• 5月 1日(木) 
• 5月 3日(土) 
• 5月 4日(日) 
• 5月 5日(月) 
• 5月 6日(火) 

休診中の連絡先は、以下にお願い致します。
診療相談


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詳細を返信させていただきます。
タイトルは
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今日から新しいテーマになります。
『虫歯治療で行う 金属治療 の問題点!』になります。
歯周病とはまったく違う話になるのですが、
面白い内容になると思いますので、是非ご覧になって下さい。
何回かに分けてアップします。

なぜ 金属の詰め物は 取れるのか?という話です。

金属の詰め物が 取れたり、 
金属の詰め物を行っている歯が欠けてしまったり
という経験がある方は、非常に多いのではないでしょうか?

また、金属製の詰め物が取れた時に
「中で大きく虫歯になっていた」
「神経を取ることになるまで虫歯が進行していた」
という経験をされたことがある方も 多くいらっしゃるかと思います。

一度虫歯の治療を行った歯が 再度虫歯になることを
「2次カリエス」と言います。

実際の2次カリエスについて見てみましょう!

以下の写真では、
金属製の詰め物を行っている歯が欠けたり、
歯と金属製の詰め物の境目から黒くなっており、
明らかに内部で虫歯が進行していることを疑わせる状態が分かります。

なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

なぜ金属製の詰め物の下(中)で
虫歯が進行(2次カリエス)してしまったのでしょうか?

こうした原因 および 金属治療の問題点について解説したいと思います。
スライド1


まず金属製の詰め物の問題点について解説していきます。

もちろん 金属性の虫歯治療には利点もあります。
保険が適応される、
材料自体の強度が強い
等 の良い点もあります。

しかし、金属製の詰め物の治療は、過去の治療であり、
問題点があるのも事実です。
金属製治療で最も問題として大きいのが、
詰め物の脱離(取れてしまうこと)です。

始めに記載した
「金属性の詰め物が取れる」
「取れた詰め物の中で虫歯が進行している」
といったことは
一度治療を行った歯が 再度治療が必要になるだけでなく、
さらに歯を削る量が増えたり、
神経を取ることになったりする可能性もあります。

虫歯治療は、虫歯になった感染部分を取り除き、
削った穴を 歯以外の修復材料(金属製)で埋めることです。
当然のことながら 削った歯は再生しませんので…

そのため、
削った穴を埋めた修復材料が取れてしまったりすることは
当然のことながら 良いことではありません。

現在の歯科医学では、一度虫歯になった歯を治療する方法で
絶対(100%)に再度虫歯にならないという治療法はありません。

そのため、現時点で可能なかぎり再度虫歯(2次カリエス)にならない
ようにするための治療が大切になります。

そのためには、今まで行われてきた金属性の詰め物の問題点について
きちんと理解していくことが必要になります。

もちろん 再度虫歯にならないためには、治療方法だけでなく、
患者様自身の食生活、口腔清掃管理 等
患者様ご自身で改善しなければいけないことも多くあります。

また 歯並び 被せ物の精度 改善しなければならない問題もあります。


次回は、金属製の素材を使用した 虫歯治療の問題点についてもう少し詳しく解説していきます。




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