歯周病専門医サイトブログ

カテゴリー: 歯周病の治療の記事一覧
2020年12月14日

PDT:フォトダイナミックセラピー:新しい歯周病治療

2020年12月14日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、
『PDT:フォトダイナミックセラピー:新しい歯周病治療』
になります。

PDTとは、
Photo Dynamic Therapy(フォトダイナミックセラピー)の略で、
日本語では光線力学療法と言います。

今までにない新しい歯周病治療です。

それでは PDT(a- PDT)の実際の使用方法について解説します。

詳細はその後で説明します。

まず、歯周ポケット内部にバイオジェル(光活性剤)を入れます。

次に歯周ポケット内部に光エネルギーを約1分間照射します。

これにより歯周ポケット内部の歯周病細菌は死滅します。

大まかな流れはこれで終了です。

非常に簡単な治療です。
痛みはありませんし、非常に短時間で行えます。

それではPDT(a- PDT)の詳細について解説します。

歯周ポケット内部にバイオジェル(光活性剤)を入れると
歯周病細菌 と結合(くっつく)します。

このバイオジェルは光感受性物質と言い、
光を吸着すると 化学反応が起こり活性酸素を発生させることができます。

この時に使用する光エネルギーは、
「Periowave」という装置を使用します。

「Periowave」は、
670nmの波長で 220mWの低出力光エネルギーです。

発熱を起こすこともないため、痛みを感じることはありません。

光エネルギー(Periowave)を照射することにより、
色素(バイオジェル)が結合した歯周病細菌は破壊されます。

このバイオジェル(色素)は、人間の身体の細胞には結合しません。

また、光が照射される1~2ミリが有効範囲であるため、その効果は限局的です。

そのため、
ピンポイントでバイオジェル(色素)を塗布し、
光を照射することが必要です。

以下は、「Periowave」という
光エネルギーを照射する実際の装置です。
非常に小さいものです。

以下は PDT(a- PDT)の適応です。

1.歯周病治療と併用すると有効!
  歯周病の治療と併用して行うことにより効果があります。
  あくまで歯周病に対してPDT(a- PDT)単独で使用するのではなく、
  PDT(a- PDT)前に歯周ポケット内部の感染物質(歯石 等)を超音波スケ
  ーラー等で除去(クリーニング)してからPDT(a- PDT)を行い、
  PDT(a- PDT)終了後には必ず破壊された歯周病細菌 および 毒素を洗浄
することが必要です。

2.メインテナンス(定期検査)で使用すると有効!
  PDT(a- PDT)によって ある程度の期間 歯周病細菌の再発を抑えることが
可能となりますので、メインテナンスにおいて歯周ポケットの再発した部
位に使用することにより維持安定を得ることができます。

  どれくらいPDT(a- PDT)の効果が持続するかということは、
  さざざまな条件により大きく変わりますが、約1~2ヶ月は維持可能とな
  ります。
  (PDTを使用すれば歯周病にならないということではありません 
   徹底した歯磨きができていないと効果はありません)

  つまり、重度歯周病の方 や 再発率の高い人は、
  メインテナンスの度に行うと効果が高いということになります。

  PDTを行えば、一生歯周病細菌がいなくなるということではありません。

3.再発しやすい歯周病には有効!
  先にも説明しましたように 歯周病は歯周病細菌よる感染症です。
  そのため、もともと歯周病細菌が多い方は 再発率が高くなります。
  歯周病が再発しやすい方にはPDT(a- PDT)は最適と言えます。

4.歯周病治療における菌血症の防止に有効!
  歯科治療における菌血症とは、
  汚れ(細菌)が歯周病治療(抜歯 等の他の歯科治療でも起こります)
  を行うことにより、身体の中(血管内)に細菌侵入することを言います。
 
  歯周ポケット内部(歯肉の内部)には当然のことですが、
  血管が存在します。

  特に歯周病で歯肉が腫れている方は出血が起こっていることが多いため、
  歯周ポケット内部に存在する汚れ(歯石)と血管が触れていることになり
  ます。

  他の言い方をすれば、汚れ(歯周病細菌)が血管に触れている状態と
  いってもいいでしょう。

  こうした汚れ(細菌)が一時的に血管内部に侵入することを菌血症と
  言います。

  特に 歯周病治療 等の歯科治療を行うとこうした菌血症が起こることが
  報告されています。

  歯周病治療の基本的な治療であるルートプレーニングでは、
  報告に差はありますが、
  「8~79%の確立で菌血症が生じる!」
  と報告されています。

  事実 ルートプレーニング を行った後(6分後)に採血して調べると血液
中から歯周病細菌が発見されることが報告されています。

  PDT(a- PDT)をルートプレーニング 前に行うことにより、歯周病細菌の
減少をはかることが可能となるため菌血症のリスクを減少できます。

5. 細菌性心内膜炎、大動脈弁膜症、チアノーゼ性先天性心疾患、人工弁、シャント術実施患者…の方に有効!
  上記のような方は、歯周病治療を行う上で最もリスクが高い患者様と言え
  ます。
  上記の疾患等を 有する患者様は、歯周病治療において菌血症を起こす可能
  性が高いため、PDT(a- PDT)は有効と言えます。

6.インプラント周囲炎(インプラントの歯周病)に有効!
  インプラントは虫歯になることはありませんが、歯周病のような状態には
  なります。
 
  このことをインプラント周囲炎言います。

  インプラント周囲炎はインプラントがダメになる原因として最も高いこと
  です。

  メインテナンス(定期検査)の際にPDT(a- PDT)を使用し、細菌の減少を
行うことも有効ですし、もしインプラント周囲炎になってしまった場合に
も効果が高い治療と言えます。

PDTの治療費
現在 歯科領域ではこのPDTは保険が適応されていません。
そのため、自費診療となります。

当医院でのPDTの治療費は
1歯 2.000円(1回分:消費税別)となっております。


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2020年10月12日

こうして歯は失われる(歯周病の謎を解く) :第15回 歯周病は治るのか?

2020年10月12日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、
『こうして歯は失われる(歯周病の謎を解く) :第15回 歯周病は治るのか?』になります。

本日も前回の続きです。

歯周病治療がうまくいかないことがあります。

実際に私が歯周病治療を行った患者様の中でも
治療がうまく進まずに
治らないもしくは悪化してしまうことがあります。

本日はそうした
「歯周病が治らない原因」
について解説します。

まず歯周病治療がうまく進まずに治らない原因の代表的なこととして
口腔清掃が十分にできていない場合です。

歯磨きを適切にすることは難しいです。

歯科医院での歯磨き指導がなくても
毎日(毎食)適切に丁寧に歯磨きをされている方もいらっしゃいますが、
なかなかうまく歯磨きができない方がいらっしゃいます。

また患者様ご自身が歯磨きが十分にできているとお考えの場合でも
実際に口腔内を拝見すると不十分なことがあります。

この歯磨きですが、歯周病にとっては非常に大切です。

毎日(毎食)の歯磨きが十分にできない方は、歯周病は治らない可能性が高いとお考え下さい。

しかし、頑張って歯磨きをしていただき、
歯石を取り除き、
維持できれば、口腔内の炎症も改善し、
良い状態となります。
以下は上記の写真の患者様の治療後です。

また、
歯周病が治らない他の要因として、
治療が中断してしまう方がいらっしゃします。

特に重度歯周病の場合、
治療回数が多くなることがあります。

そうなると
通院回数が多くなるということですから
通えなくなる(通院できなくなる)方もいらっしゃいます。

長期間通院されることは大変なことと思います。

特にお仕事がお忙しい方にとっては、
通院時間を確保すること自体が大変であると思います。

どうしても歯周病治療の通院が難しい方の場合には、
短期間の歯周病治療という特殊な対応もあります。
短期間で歯周病細菌を除菌:FMD治療

治療を継続されるのはなかなか大変なことと思います。
しかし、治療が中断されるということは、
歯周病がどんどんと悪化してしまうということです。

歯周病が悪化してしまうと
さらに治療は大変になってしまいます。

歯周病で抜歯となった方の多くは、
「もっと早く治療していれば良かった」
「歯周病専門医の診察をもっと早く受ければ良かった」
と後悔される方が多いです。

歯周病専門医であっても
全ての歯周病を治すことはできません。

早めの対応と早めの検査が大切です。


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2020年10月5日

こうして歯は失われる(歯周病の謎を解く) :第14回 歯周病は治るのか?

2020年10月 5日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

はじめに
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の話をしていきましょう。

GO TO キャンペーンもかなり盛り上がってきており、
人の活動が盛んになってきました。

経済を立て直すにはもちろん良いことです。

しかし、その反面感染リスクも高くなるわけですから
十分な注意が必要です。

最近では、
飲食店でも大きな声で会話をしている人も多くなってきています。

若い方は、感染しても重篤になるケースは稀ですが、
高齢者や持病のある方にとっては、
今後も十分な注意が必要です。

感染対策をしながら
経済活動をしていくことが大切ですね。

以下のYouTubeは、
前回にもご紹介した「DNAパパ」という方の動画です。

「新型コロナウイルスは秋に生存力が強くなる可能性」
という話です。

それでは、今日のテーマになります。

『こうして歯は失われる(歯周病の謎を解く) :第14回 歯周病は治るのか?』
です。

今日も前回の続きです。

骨吸収が進行してくると
歯がグラグラすることはすでに前回までのブログで解説しました。

歯周病の治療を行うと
このグラグラは治るのか?
ということですが、
基本的にグラグラは治りません。

基本的にです。

しかし、歯がグラグラしていることが
100%悪いわけではありません。

歯周病治療により
歯周ポケットは浅く改善された上で、
歯のグラグラが歯周病を悪化させる原因になっていない場合や、

歯がグラグラすることで、
食事や日常生活に問題がない場合には、
グラグラはそのままとして、経過観察していきます。

しかし、
歯のグラグラがあることで、
歯周病が悪化する傾向があったり、
食事等の際に不都合を感じられる場合には、
グラグラしないように
歯を固定します。

歯の固定方法には、様々な方法があります。
前歯であれば、接着剤を歯の間に流して、固定する方法があります。
非常に簡便ですが、固定能力は低いので
症例は限られます。

確実な固定方法として、
被せ物で固定することが有効です。

グラグラする歯にセラミック等で被せ物を作成して、
グラグラしない歯にも被せ物を装着します。
そして、それらの被せ物を連結します。
こうしたことでグラグラが改善されます。

治療前
前歯がグラグラで抜けそうであった。

治療後
グラグラしている歯を連結セラミックで固定

歯周病が進行している場合には、
こうした様々な対応を行うことで
長期的な維持をはかるのです。

「歯周病は治るのか?」
という話をしてきましたが、

歯周病が中程度までであれば
十分治る可能性はあります。

しかし、あまりにも骨吸収が進行した歯周病の場合には、
抜歯となる可能性もあります。

また歯周病の進行以外にも
噛み合わせの問題や、
喫煙習慣、
口腔清掃(歯磨きがどれだけできているのか)、
糖尿病等の全身的な問題
等 が大きく影響してきます。

どのような病気もそうですが、
早期発見、早期治療が大切になってきます。

そのためには、
痛みがない状態であっても
定期的な管理(メインテナンス)を受けていただくことが重要です。

適切なメインテナンス間隔には、
個人差がありますが、

歯周病のリスクの高い方の場合には、
1〜3ヶ月程度に1回、

軽度の歯周病であった方の場合には、
半年に1回程度、

歯周病のリスクがほとんどない方の場合には、
1年に1回で十分でしょう。

病気を悪化させないことが
なにより大切です。

また現在歯周病の問題がある方では、
早急の治療開始が大切です。

メインテナンスの重要性については以下を参考にして下さい。

歯周病メインテナンスの重要性

治療前

治療後

この続きは来週月曜日(10月12日)になります。


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2020年9月28日

こうして歯は失われる(歯周病の謎を解く) :第13回 歯周病は治るのか?

2020年 9月28日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、
『こうして歯は失われる(歯周病の謎を解く) :第13回 歯周病は治るのか?』
になります。

前回のブログでは
「歯周病は治るのか?」という内容で

治る歯周病もあれば

治らない歯周病もあることを解説しました。

また歯周病が進行する悪性度の高い菌である
P.g菌にも種類があることを解説しました。

噛み合わせが歯周病を悪化させる要因になることも解説しました。

前回のブログは、以下をご覧下さい。
9月21日ブログ:こうして歯は失われる(歯周病の謎を解く) :第12回 歯周病は治るのか?

本日はその続きです。

歯周病を悪化させる原因についての続きです。

歯ぎしりくいしばり噛み締め
等も歯周病を悪化させる原因になります。

以下は、歯ぎしり や 食いしばり といった
噛み合わせが強いことで
歯が大きくすり減った方です。

こうした場合には、
「ナイトガード」というマウスピースのような装置を作成したり、
TCHという歯の接触癖がある方の場合には、
自己暗示療法で対応することもあります。
TCHの詳細は、以下を参考にして下さい。
噛みしめ・くいしばりを防ぐために:TCH(上下の歯の接触癖)

おタバコを吸われる方も歯周病が治りにくいです。
喫煙者は、
非喫煙者と比較して、
約5倍も歯周病のリスクが高いと言われています。

歯周病の方は、是非とも禁煙された方がいいです。

他にも
糖尿病の方も歯周病が治りにくいです。

特に血糖値がコントロールされていない方は
歯周病が治りにくい傾向があります。

当医院では歯周病の方に対して、
患者様のご希望により
血糖値 や HbA1c の測定も行なっています。

次に
骨吸収の状態による歯周病の治りの違いについて解説します。

歯周病が進行すると
歯を支えている骨が溶けていきます。

この骨吸収がどの程度進行しているのかが
歯周病が治るかどうかに非常に影響してきます。

様々な要因によっても違いますが、
骨吸収が根の半分程度(50%)であれば、
歯周病治療を徹底して行い、
その後の徹底した口腔清掃ができ、
適切にメインテナンスを受けていただくことで
長期間維持できる可能性は十分あります。

しかし、
骨吸収が50%以下となると
歯周病治療を行なったとしても
長期的に維持できる可能性は低くなります。

もし、骨吸収が70〜80%程度になってしまっている場合には、
歯周病治療を行ったとしても
長期的に維持できる可能性は低くなります。

実際には、
骨吸収が70%程度になると
歯がグラグラです。

骨吸収のない正常な人の口腔内写真とレントゲン

骨吸収が大きい重度歯周病のレントゲン

このような状態になると
一般的な歯科医院では、
抜歯との診断となることが多いです。

しかし、骨吸収があっても
骨を再生させる治療の適応症であれば
エムドゲイン法等再生治療を行うことで骨の再生が期待でき、
より長期的な維持が可能となることもあります。

エムドゲイン法が適応されるかどうかは、
骨吸収の状態 等様々な条件によって変わってきます。
具体的なことは、検査をして判断することになります。

ちなみに
骨の再生治療は、私の最も得意とする治療分野です。

私が歯科大学を卒業し、
大学病院の歯周病診療科に勤務した際に
歯周病で失った骨の再生治療が専門でした。

長年骨の再生治療の研究を行ってきました。

歯周病でお悩みの方は、ご相談下さい。

本日の歯周病ブログはこれで終了です。

来週もお楽しみに!


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2020年9月21日

こうして歯は失われる(歯周病の謎を解く) :第12回 歯周病は治るのか?

2020年 9月21日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

最初に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の話をしたいと思います。

YouTubeで大変興味のある話がありましたので
ご紹介します。

DNAパパ
という方がYouTubeにアップした動画です。

この方は、以前より新型コロナウイルス感染症について
様々ななテーマをアップされていますが、
今回新しくアップされた動画はとても驚愕な話でした。

「トイレは新型コロナウイルスの感染危険地帯の可能性」
という話です。

この動画見た後は、
外のトイレは使いたくないと感じるくらいです。

以前より、
トイレは感染リスクが高いと言われていました。

トイレは非常に密閉された空間であることはもちろん

排水管を通して
新型コロナウイルスが移動してくることが言われています。

この動画の中でも言われていますが、
タワーマンションで人が居住していない部屋からも
新型コロナウイルスが検出されたということです。

誰も住んでいない部屋ですから
当然人の出入りもありません。

排水管を通して
新型コロナウイルスが部屋に充満した可能性があると
この動画で言っています。

ご興味のある方は是非ご覧下さい。

そのため、
トイレを清潔にすることは大変重要なことです。

またトイレの換気も非常に重要です。

換気が感染防止に対しては、とても重要であることは
現在どなたでもご理解されていることと思います。

トイレは、狭い部屋で密閉されていますので、
換気扇はずっとつけぱなしにすることが大切であり、
使用後には、トイレの入り口は閉めずに、
開けておくことが良いかと思います。

当医院でも
トイレの隣にある窓は開けており、
換気をしております。

また、トイレの入り口のドアは、
「ご使用後には、開けて下さい。」
と注意書きをさせていただいております。

密閉にしないためです。

また定期的に
入り口のドアが閉鎖していないかと確認しております。

トイレ自体は、
塩素系の洗剤で清掃を頻繁に行うようにし、
トイレの床も 毎日 次亜塩素酸で拭き取りを行なっております。

もちろん便座、トイレットペーパーホルダー 等
触れる可能性がある部位も
次亜塩素酸で清掃しております。

外出先でトイレをご使用になる方も当然いらっしゃるかと思いますが、
その際には、必ずマスクを着用したままが良いでしょう。

密閉された空間であった場合には、
トイレの中には、
感染原因となるウイルスが多く存在する可能性がありますので
トイレ内でもマスクは必要と考えられます。

もしご使用される直前に
他の人が使用されていた場合で、
その方が新型コロナウイルスの感染者であった場合には、
トイレという狭い密閉された空間ですので
高リスクと言えます。

当然
トイレから出た後は、
十分に手を洗い、
適性濃度のエタノールで手指消毒をすることも必須です。

現在 飲食店 や スーパー 等
様々な施設でエタノールが設置されていますが、
時々
「あれ?このエタノールってどうみても薄まっているよな?」
と感じることがあります。

エタノールは75%以上での使用が必要です。

薄まった濃度での消毒では効果は軽減してしまいます。

ご自宅でもトイレを清潔にすることや
換気対策は十分にされて下さい。

また、便座は、必ず蓋をして流す習慣も大切です。

尿 や 便には
ウイルス等が含まれている可能性があり、
便座の蓋をしないで流すと
トイレ中に拡散するリスクが高まります。

また排水管を通して
ウイルスが拡散することも考慮すると
蓋はした方がいいでしょう。

今日のテーマは、
『こうして歯は失われる(歯周病の謎を解く) :第12回 歯周病は治るのか?』
になります。

歯周病の患者様にとって
もっとも気になることは、
「歯周病は治るのか?」ということです。

細かく回答にするには、非常に時間がかかりますが、
一言で言えば、

治る歯周病もあれば

治らない歯周病もあります

例えば、
癌(ガン)という病気に罹った方が、
「癌は治りますか?」
というご質問があったとします。

癌の種類や進行程度によって
治り方が違うのはご理解できるかと思います。

しかし、現実的なこととして、
癌で亡くなられる人がいらっしゃるのもご存知のことと思います。

現在日本人の死亡原因で最も多いのが「癌」です。

歯科で抜歯された原因で最も多いのが「歯周病」です。

しかし、全ての歯周病が治らないわけではありません。

中程度の歯周病であれば十分治る可能性があります。

重度の歯周病であっても
治る可能性は十分にあります。

それでは、
どのような状態の歯周病であれば治り!

どのような状態の歯周病であれば治らないのか?
ということになります。

そもそも歯周病は、
歯周病細菌による感染症です。

その歯周病細菌には、多くの種類があり、
特に悪性度が高く、問題視されている歯周病細菌があります。

代表的なのがP.g菌といわれる菌です。

このP.g菌の比率が高いと歯周病は治りにくいです。

またさらに詳細な話になりますが、
P.g菌にもいくつかのタイプがります。

P.g菌が存在すると必ず歯周病が悪化しやすいかというと
そうでもないことが近年の研究によってわかってきています。

P.g菌の中でもタイプ2と言われる種類が悪性度が非常に高いことがわかってきています。

そのため、非常に悪性度の高いP.g菌(Type Ⅱ)に感染していると
歯周病が非常に治りにくいです。

また歯周病細菌以外にも
治りにくい様々な要因もあります。

典型的に歯周病が治りにくいのが
「歯磨きが十分にできていない方!」です。

患者様ご自身では十分磨けていると思っていられる方でも
奥歯の歯間部 や 内側 では、
汚れの取り残しが目立つことは多いです。

この口腔清掃が十分できなければ
歯周病は治りにくいですし、
一度改善しても歯周病が再発することがあります。

他にも
噛み合わせに問題がある方です。

噛み合わせといっても
いくつもの要因があります。

まず単純に歯並びに問題がある場合です。

歯が重なっていたりする場合には、
どんなに頑張って歯磨きを行なっても
十分磨けないことがあります。
こうした場合には、矯正治療で歯並びを治すことも必要となる場合があります。

また、
奥歯のみが噛み合い、
前歯が噛み合わないという噛み合わせの問題がある方がいらっしゃいます。
専門的には「オープンバイト」 と言います。

奥歯だけが噛み合っているため、
どうしても奥歯への負担が強く、
歯周病の悪化を助長する大きな原因になってしまいます。

本日の歯周病ブログはここまでです。

続きは来週の月曜日になります。


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2020年7月20日

洗口剤による うがい は歯周病に効果があるのか?

2020年 7月20日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、『こうして歯は失われる(歯周病の謎を解く):第6回目 
洗口剤による うがい は歯周病に効果があるのか?』
になります。

さてこのシリーズも6回目になりました。

はじめに新型コロナウイルス感染症関連の話をしたいと思います。

当院では、
歯科医師、
歯科衛生士、
受付、
歯科助手、
歯科技工士
の医療従事者全てが
感染防護着で診療に携わっています。

以下のような格好です。

こうした格好ですから
暑いです。

このブログでも何度か説明いたしましたが、
窓も全開ですから
クーラーもあまり効きません。

それでもガウンを着て診療しています。

このガウンはどれだけ効果があるのでしょうか?

またどのような意味があるのでしょうか?

防護着(ガウン)を着て、
防護キャップをする最大の目的は、
その下にある白衣や制服が汚染しないようにするためです。

このガウン や キャップは、
診療室だけで使用します。

絶対に、診療室以外にはこの格好では入りません。

トイレも同様です。

トイレに行きたい時にも
必ず全て脱ぎます。

こうしたことは、
感染領域と清潔領域をきちんと区別することが最大の目的です。

例えば、
診療室で虫歯を削るとします。

もちろん、
換気もしていますし、
治療者の後ろからは、
必ず送風機を使用して、
術者自身に飛沫が飛びにくいようにしています。

状況によって口腔外バキュームも使用します。

しかし、それでも飛沫は飛び散ります。

こうした飛沫が服についた場合、
その格好で控え室やトイレに入ってしまうと
汚染を持ち込んでしまう可能性があります。

そのため、
控え室に感染原因を持ち込まないようにすることが非常に大切です。

もちろんフェイスガードも重要です。

マスクも高機能マスクであるN95は必須です。

例えば、
通常の白衣で診療し、
その格好のまま控え室に入ると控え室に持ち込んでしまいます。

その格好で食事をしたりすることは良いことではありません。

髪の毛もそうです。

控え室に入るたびに
洗髪することはできません。

当然です。

そのため、診療室ではサージカルキャップをして、
控え室等他の部屋に入る時には
脱ぎます。

もちろん
全ての行動の後には手指を洗い、アルコール消毒を行います。

もし、髪の毛に汚染物が付着していた場合、
控え室で昼食を取る際に
無意識で髪の毛に触れることもあるかもしれません。

しらないうちに手を口元に触れる可能性もあります。

ご存知のように
新型コロナウイルス感染症は、
口からの感染を防止することが非常に大切です。

我々医療従事者が感染してしまうことは、
他にうつすことになってしまいますので、
この点は十分注意が必要です。

きちんとした感染防止のための格好をしていることも
医療機関を受診する際の目安となるでしょう。

もちろん靴もそうです。

控え室には、
通勤時の靴も持ち込むことはできません。

感染防止のマットの上で脱ぎ、
控え室専用の個人個人のスリッパに履き替えます。

診療室で履く、シューズも同様です。
絶対に食事をしたり、着替える場所である控え室には
そのままで入ることはできません。

青いマットの上で
部屋の外で使用した靴を脱ぎ、
左手にあるシューズボックスに入れます。

控え室内は、右手にあるスリッパに履き替えます。

話は長くなりましたが、
こうした感染領域との区別は大切です。

これでも100%ウイルスを控え室に入れないことはできません。

しかし、可能な限りの対策はした方がいいです。

こうしたことは皆さんも
普段の生活でも実施された方がよいでしょう。

例えば、
ご自宅に入る前に
玄関前で服をはたき、
粘着テープ等で服をコロコロする。

服を着たままリビングや食事をする場所には行かずに
衣服を脱ぐ場所を決めておくことも大切です。

100%は無理です。

玄関で下着以外の衣服を全て脱ぎ、
それを室内に入れないようにすることは現実的ではありません。

しかし、できることをすることで
感染を室内に持ち込まないようにする努力は必要です。

また帰宅したら
手洗い、うがい、舌の清掃はもちろんのこと、
シャワーを浴びることも必要です。

顔や髪に飛沫が付着した状態で
食事をすることは良いことではありません。

でもこうしたことは
外食では難しいですよね。

せめて手を洗ったり、消毒したり、
テーブルを拭いたり、消毒したり
するぐらいしかできません。

時々飲食店でご自身が使用したマスクを
テーブルの上に置いている人もいらっしゃいます。

ウイルスは当然目で見えませんから

どこにいるかはわかりません。

来院される患者様に安心していただけるように
日々感染対策に取り組んでいます。

さて前置きがあまりにも長くなりました。

本題です。

洗口剤でのうがいは、
歯周病に効果があるのか?

ということです。

マウスウォッシュを使用されている方も多いかと思いますが
効果はあるのでしょうか?

うがいをすることで
食べかすをある程度取ることは可能です。

しかし、歯面に付着しているプラークという
細菌の塊を取ることは不可能です。

歯の表面には、ネバネバした汚れの塊が付着しています。

専門的には、バイオフィルムと言います。

それでは、殺菌成分が含まれれているマウスウォッシュを使用すれば
こうしたバイオフィルムは取れるのでしょうか?

答えは、
取れません。

またバイオフィルムの中にいる細菌を殺菌することも不可能です。

殺菌作用のあるマウスウォッシュの効果は、
唾液等に浮遊している細菌だけです。

そのため、
マウスウォッシュを使用したからといって
歯磨きの代わりになることはありません。

バイオフィルムを取り除く方法は一つだけです。

それは歯磨きです。

徹底した歯磨きを行わないとバイオフィルムは取れません。

特に歯と歯の間(隙間)は、
デンタルフロス(糸ようじ)を使用しないと
歯ブラシだけでは取れません。

もし、口腔内から徹底的に細菌を減らすとなると
歯磨きとフロスの使用で
20分くらいはかかります。

そのため、毎食これだけの時間をかけることは難しいと思いますので、
1日1回でいいので
時間をかけて歯磨きとデンタルフロスを使用することをお勧めします。

マウスウォッシュ等の洗口剤は、
あくまで補助的なものです。

過信はよくありません。

私は使用していません。

でもマウスウォッシュが意味ないいと言っているわけではありません。

当医院でも現在は、
治療開始前にエタノール入りのマウスウォッシュで洗口をお願いしております。

マウスウォッシュも効果はありますが、
けして歯磨きやフロスの代わりにはならないということです。

また来週もコロナ関連と歯周病について解説します。
お楽しみにして下さい。


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2020年3月23日

重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD:その3

2020年 3月23日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、『重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD:その3』になります。

このシリーズは3回目です。

1回のブログでは、
歯周病は、歯周病細菌による感染症であり、
感染する歯周病細菌の種類(タイプ)や数には個人差があり、
悪性度の高い歯周病細菌に感染すると
歯周病が進行しやすいことを解説しました。

このブログの詳細は、以下をクリックして下さい。
2020年 3月 2日(月曜日):重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD治療1回目

2回目のブログでは、
歯周病の基本的な治療方法について解説しました。

このブログの詳細は、以下をクリックして下さい。
2020年 3月 9日(月曜日):重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD治療2回目

本日は、このシリーズの最終回です。

前回のブログでも解説しましたように
重度の歯周病(侵襲性歯周炎)の場合、
数回に分けて歯周病治療(SRP/スケーリング•ルートプレーニング)を行う際に、
治療が完了した部位から
まだ治療が終わっていない部位へと
細菌感染する可能性が報告されています。

そこで
進行した重度歯周病の場合(侵襲性歯周炎)の場合、
「SRP/スケーリング•ルートプレーニング」は
短期間で治療を行うことで効果が高いです。

そこで 短期間(1日 もしくは 数回に分けて)で全ての歯周病に感染した歯に対して、
歯周病治療(SRP/スケーリング•ルートプレーニング)を行うことで
歯周病細菌を他の歯に転移させないようにする治療方法を
F M D ( Full Mouth Disinfection)法と言います。

一般的な慢性歯周炎の場合、
歯周病治療(SRP/スケーリング•ルートプレーニング)を行うことで
歯周ポケット内の細菌(歯周病細菌)の数は劇的に減少します。

しかし、進行した重度歯周病(侵襲性歯周炎:しんしゅうせい ししゅうえん)の場合、
通常の歯周病治療(SRP/スケーリング•ルートプレーニング)では、
細菌の数は減るものの、
治療後、約4週間程度で細菌叢(細菌の割合:比率)は元に戻ってしまうことが
多くの研究論文で分かっています。

つまり、進行した重度歯周病(侵襲性歯周炎)では、
歯周病治療後に
細菌の数は減ってはいくものの毒性の強い細菌の割合(比率)は
大幅には変化しない可能性があるのです。

そこで感染を防ぐために
先ほどにも解説しましたように
短期間(1日 もしくは 数回に分けて)で全ての歯周病に感染した歯に対して、
歯周病治療(SRP/スケーリング•ルートプレーニング)を行います。

また、抗菌剤による 毒性の強い歯周病細菌の除菌を行います。

また抗菌性の非常に高い
0.12%以上のグルコン酸クロルヘキシジンを使用した洗口を行います。

この0.12%以上というのが非常に大きなポイントです。

日本で購入できるグルコン酸クロルヘキシジンは、この濃度に圧倒的に届きません。

エビデンス的には、
日本で販売されているグルコン酸クロルヘキシジンは、
ほぼ水といってもいいでしょう。

当医院では、
アメリカから輸入した
0.12%以上のグルコン酸クロルヘキシジンを使用しています。

また治療開始前の細菌の減少効果を的確に把握するために
PCR法による細菌検査を行います。


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2020年3月9日

歯周病短期間治療(重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD)

2020年 3月 9日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、歯周病短期間治療:重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD(FMD)になります。

前回のブログでは、
歯周病は、歯周病細菌による感染症であり、
感染する歯周病細菌の種類(タイプ)や数には個人差があり、
悪性度の高い歯周病細菌に感染すると
歯周病が進行しやすいことを解説しました。

前回のブログの詳細は、以下をクリックして下さい。
2020年 3月 2日(月曜日):重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD

本日は、具体的な歯周病治療方法について解説します。

今回の話は、このブログでもよく解説している内容ですが、
患者様からメール等で時々ご質問を受ける内容です。

歯周病が進行している方には、
必ずと言ってもいいほどスケーリング / ルートプレーニングという方法を行います。

以下のような治療法です。

左側は、健康な状態であり、
右側は、歯周病が進行した状態です。

歯と歯肉には若干の隙間があり、
歯周病が進行するとこの隙間は、
歯周ポケットと言われます。

健康な方では、歯周ポケットは、1〜3ミリ程度ですが、
歯周病が進行すると深くなっていきます。

歯周ポケットが5〜6ミリになると中程度歯周病になり、
歯周ポケットが7ミリ以上になると重度歯周病になります。





実際に、歯石は以下のように
歯肉の中の歯根に付着しているのです。

歯肉の中の歯根に付着している汚れ(歯石 等)を取り除くのがルートプレーニングです。

一般的に行われている歯周病治療ルートプレーニングは、4~6回に分けて行われます。

こうした一般的に行われる複数回(4~6回)に分けて行う歯周病治療(ルートプレーニング)は、
治療が完了していない部位から 治療が完了した部位へと 細菌が感染(転移)することが分かっています。

特に重度歯周病(侵襲性歯周炎)で起こる可能性が高いとされています。
侵襲性歯周炎の場合、悪性度の強い歯周病細菌(P.g.菌 や A.a.菌…等)が非常に多く検出されます。

これらの悪性度の強い歯周病細菌は、
通常の4~6回に分けて行われる歯周病治療では 感染(転移)してしまうため、
1回(1日)もしくは1週間以内に歯周病細菌を除去(ルートプレーニング)すると同時(FMD治療)に
舌や口腔粘膜 等に付着している歯周病細菌を抗菌薬(CHX抗菌うがい薬、3DS法の使用)を用いて
除去 あるいは 抑制させて、感染(転移)をさせない治療法が報告さています。

これが今回のテーマであるFMDという治療法です。

次回のブログではもう少し詳細に解説します。


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2020年3月2日

重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD

2020年 3月 2日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、『重度歯周病患者様に適している歯周病治療:FMD』になります。

ここ何回かは、
COVIDー19(新型コロナウイルス感染症)の流行によって話題になっているPCR検査の話をしてきました。

前回のブログでも歯周病細菌検査(リアルタイムPCR法)の必要性について解説しました。
2020年 2月24日(月曜日):歯周病ブログ

その中でも解説しましたが、
現時点で歯周病に最も影響が大きい細菌は以下の5菌種であることが分かっています。

A.a.菌( Aggregatibacter actinomycetemcomitans )
侵襲性歯周炎の発症に関連が深い菌 非常に悪性度の強い細菌

P.g.菌( Prophyromonas gingivalis )
慢性歯周炎の発症に関連が深い菌
年齢に比較して骨吸収が大きく この菌の比率が高い場合
侵襲性歯周炎と診断される 非常に悪性度の強い細菌

T.f.菌( Tannerella forsythensis )
慢性歯周炎の発症に関連が深い菌

T.d.菌( Treponema denticola )
慢性歯周炎の発症に関連が深い菌

P.i.菌( Prevotwlla intermedia )
思春期性 や 妊娠性歯周炎 の発症に関連が深い菌

特に特に
P.g.菌
T.f.菌
T.d.菌
の3菌種は非常に悪性度の高い細菌と言われています。

歯周病は、歯周病細菌による感染症です。

しかし、全ての人に同じ細菌が感染するわけではありません。

様々な研究報告から
10人がいれば、
1人は、非常に悪性度の高い細菌の数が多く認められ、
こうしたタイプの人は、非常に歯周病の進行が早く、治りが悪いことが言われています。

しかし、10人中1人は、
全く逆で、悪性度の高い細菌が少ないもしくはいない状態であり、
極端に言えば、歯を全く磨かなくても歯周病になりません。

先にも説明しましたように
歯周病は、歯周病細菌による感染症です。

その歯周病細菌がほとんどいない場合には、
歯周病にはなりません。

そのため、
悪性度の高い歯周病細菌の感染がない場合には、
歯を磨かなくても歯周病にはならないのです。

さて残りの10人中8人ですが、
これらの方は、歯周病細菌の数はある程度存在すると考えられるため、
歯をきちんと磨かないと歯周病になってしまいます。

しかし、
こうした方は、歯周病であっても
徹底した口腔清掃(歯磨き)が十分され、
徹底した歯周病治療を行い、
治療終了後も定期管理をすることで
歯周病の悪化を最小限にすることは十分可能です。

問題となるのは、
悪性度の高い歯周病細菌に感染している
10人中の1人です。

このようなタイプの歯周病は、
非常に治すのが難しいですし、
歯周病治療によって改善したとしても
再発率が高いのが特徴です。

そのため、
通常の歯周病の方より
徹底した細菌のコントロールが必要になります。

このような方は、侵襲性歯周炎(しんしゅうせい ししゅうえん)と言います。
 *世界的には現在分類名が変わってきていますが、日本では現時点ではこの名称で分類されています。

同じ歯周病であっても
感染している歯周病細菌には、大きく差があります。

そのため、歯周病が進行している方の場合には、
まず細菌検査を行うことが良いでしょう。

それがここ何回説明させていただいている
リアルタイムPCR法です。

本日は、ここまでの話です。

次回は、
リアルタイムPCR法の後に行う歯周病治療について解説します。


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2019年6月17日

歯周病は早期発見、早期治療が大切

2019年 6月17日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

始めにお知らせです。

現在 当医院の予約は非常に混み合っております。
毎日のように予約のお電話をいただくのですが、
当日 や その週に予約を取ることは難しい状態です。

患者様のご都合と合わない場合には、
1〜2ヶ月先になることもあります。

できる限りお早めのご連絡をお願いいたします。

今日のテーマは、『歯周病は早期発見、早期治療が大切』になります。

歯周病でお悩みの方は本当に多くいらっしゃいます。

私自身が歯周病の専門医だからということもあり、
非常に進行した歯周病の方が多くいらっしゃいます。

歯周病は、初期の段階では自覚症状が少ない疾患です。

はじめは、歯肉が腫れ、出血してきます。
歯磨き時に出血することが多くなるでしょう。

そのうち腫れ、出血が頻繁に起こるようになります。
こうなると歯周病がかなり進行している可能性が高くなります。

さらに歯がグラグラしてきます。

これは、歯を支えている骨が吸収(溶ける)ことで起こります。

こうなると治療自体がかなり困難になる可能性が高くなります。

実際に、私のような歯周病専門医でも
歯周病があまりにも進行してしまうと治療が不可能になることもあります。

このブログで歯周病について以下の図で解説することがあります。

何度かこのブログをご覧になっていられる方は、
見たことがあるかもしれません。

歯周病について少し解説させて下さい。

歯周病は、歯周病細菌による感染症です。

歯周病細菌がいなければ歯周病にはなりません。

一般的に歯周病細菌は、
小学生頃から感染が始まります。

この頃に感染する歯周病細菌はまだ悪性度は高くありません。

その後年齢とともに
さらにいくつかの歯周病細菌が感染していきます。

そして18歳頃になると
歯周病細菌の中でも最も悪性度の高い歯周病細菌の感染が起こります。

そして口腔内では、歯周病細菌の菌層が完成していきます。

20歳以降に口腔清掃(歯磨き)が不十分であると
歯周病細菌が繁殖していきます。

30歳台、40歳台になると
歯周病の症状が出始めます。

40歳台後半以降になると歯周病がさらに進行して
歯がグラグラしてくる方もいらっしゃいます。

しかし、全ての方がこの中に当てはまるわけではありません。

歯周病細菌といっても
その種類や数には個人差があります。

もともと悪性度の高い歯周病細菌を持っている方は、
非常に進行が早く、
子供の頃から感染が始まり、
歯周病が進行していくケースもあります。

悪性度の高い歯周病細菌に感染している場合、
いくら歯磨きを行っても治りにくい傾向があります。

このブログをご覧になっていられる方の中にも
「毎日頑張って歯磨きしているのに歯周病が治らない!」
という方もいらっしゃるかもしれません。

このような方の場合、徹底した歯周病治療が非常に重要です。

できる限り早期にです。

先ほど歯周病細菌の感染について説明しましたが、
ご両親 や 祖父母が 歯周病であった場合には、
子供に感染する可能性が高くなります。

ご両親 や 祖父母が若くして歯周病で歯を失った
と考えられる方は、
若いご年齢の段階から歯周病の検査を受けていただくことが良いでしょう。

そして可能であれば
歯周病細菌の遺伝子検査(DNA検査)を受けられることをお勧めします。

リスクは人によってまったく異なります。

歯を失うと
噛めないということだけでなく、
審美的にも問題が起こりますし、
身体にも影響してきます。

歯を失ってからでは遅いです。

私は、歯周病専門医でもありますが、
多くのインプラント治療も手がけています。

特に歯周病で歯を失った方のインプラント治療を多く行っています。

ほとんどの方は、
「もっと早く治療していれば良かった」
と言われます。

歯が亡くなってからでは、
様々な問題が起こります。

早期発見、早期治療が重要です。

歯科医療関係者へのお知らせです。
セミナーの案内です。
まだ若干ですが空きがあります。
ご希望の方は03-5217-4080(株式会社デンタリード)に電話 もしくは 下記案内をプリントしてFAXして下さい。


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