歯周病専門医サイトブログ

カテゴリー: 歯周病の記事一覧
2018年3月5日

歯周病の口腔内を見てみましょう!

2018年 3月 5日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

今日は歯周病の患者さんを見て見ましょう。

いつもは歯周病について様々な話をしているのですが、
今日はそうしたことは一切なく、
単に歯周病の写真を見ていただくだけです。
以下は初診時です。
汚れの付着が多く、
普段から歯磨きが十分にできていないことが分かります。

誰が見ても問題のある口腔内ですね。
ほとんどの歯はグラグラです。

次のケースです。
歯並びが悪い方の場合、どうしても歯磨きが十分にできないことがほんとです。
そのため、もともと歯周病のリスクの高い方は
どんどんと悪化してしまいます。

次のケースです。
歯肉が全体的に大きく腫れ上がっています。
このような状態になるには10年15年と長い年月がかかっていることが多く、
患者さんも問題を感じていながらも放置してしまうことがあります。
歯周病の専門医も少ないことから
歯科医院を受診しても歯石を取るぐらいで
特に歯周病治療が行われないこともあり、
どんどんと進行してしまうのです。

最後のケースです。
上の前歯に被せ物が装着してある方です。
被せ物のしてある歯は、歯磨きが難しくなることが多く、
被せ物と歯のつなぎ目に汚れが付着しやすくなります。
結果的に毎日汚れが残ることで歯周病が進行してしまいます。

全てのケースで共通していることは
口腔清掃管理が不十分であることです。

歯周病で来院される患者さんの共通のこととして
患者様ご自身は十分に歯磨きができていると思っていることです。

先ほどの写真の患者様もご自身は
毎日歯磨きを行なっているのに
と思っていらっしゃいます。

本当なんですよ。
歯周病の患者さんのほとんどが
自分はよく歯磨きを行なっていると思っています。

しかし、現実的にはただ歯磨きを行なっているだけで
汚れはほとんど取れていません。

口の中で歯ブラシを動かしているだけで
汚れが取れていないのです。

正しい歯磨きができなければ
毎日磨いていても効果がでていないのです。

きちんと歯科医院で正しい歯磨き指導を受けることが必要であり、
必ず定期的に歯科医院を受診して
予防に努めないといけません。

歯周病にならないために


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2018年1月29日

歯周病を理解するため バイオフィルムを図解する!

2018年1月29日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

前回までのブログでは
PMCTというクリーニング方法 
および
歯周病の原因となるバイオフィルムについて解説しました。

バイオフィルムについては前のブログの以下をご覧になってください。
歯周病におけるバイオフィルムってなに? バイオフィルムは歯周病の原因となる

今日のテーマは
歯周病を理解するため バイオフィルムを図解する!』になります。

私は毎月歯科衛生士さん向けの講演を行なっているのですが、
その際にできる限り簡単に歯周病を説明するために様々なテーマを図解で解説しています。

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その中でこのバイオフィルムについて使用している内容を図解で少し紹介します。

まず始めに歯周病について簡単に説明します。

歯周病とは、
歯周病細菌による感染症です。
歯周病細菌が歯周ポケットない部で繁殖(増殖)することで歯周病が進行してきます。

歯周病細菌がいなければ歯周病にはなりません。

歯周病細菌の存在が大きな影響をしてくるのです。

まず歯周ポケットとは、
歯と歯肉はくっついておらず わずかな隙間が存在します。
この隙間を歯肉溝(しにくこう)と言います。

この隙間(歯肉溝)の中に細菌が入り込み、
深い部分へと侵入していくことで歯周病が進行していきます。

以下が歯周ポケットです。

歯周ポケット検査では、1歯について歯の周囲を6箇所測定します。

その時に使用する器具が以下のプローブというものです。

歯周病の進行を以下で図解します。
まず健康な状態です。
歯肉溝は、1〜2ミリ程度です。
歯肉の炎症はなく、
歯の根を支えている骨の吸収も認められません。

以下が少し歯周病が進行した状態です。
歯周ポケットは4ミリ以上になります。

さらに進行した状態です。
歯周ポケットはさらに深くなり、
6ミリ以上になります。

さらに歯周病は進行し、
歯の根を支えていた骨の吸収もさらに大きくなります。

こうなると歯はグラグラです。

実際のレントゲンで健康な方と歯周病の方を比較してみましょう。

以下は健康な方のレントゲンと口腔内写真です。

以下は骨吸収が進行した歯周病の方のレントゲンと口腔内写真です。

さて本日の本題です。

本日はこの歯周ポケットをみていきます。

以下の
赤い部分が歯肉です。
右側の黄色い部分が歯根です。
間の水色の部分が歯肉溝(歯周ポケット)です。

まずこの状態を理解して下さい。
(この状態がわからないと先に進めないです)

歯肉溝(しにくこう)の中には、
歯肉溝浸出液(しにくこうしんしゅつえき)という液体が流れています。

大雑把に言えば、
目では涙が出たり、
鼻では鼻水が出るようなものです。

歯肉溝の中でも正常な状態で常に歯肉溝浸出液が流れています。
深い部分から歯肉溝の外へと流れて出ているのです。

さて次の段階の話です。
ちょっと難しくなります。
根の表面にはペリクルという薄い膜が付着します。

ペリクルは根面を保護する役目もはたしています。

さて次の段階です。
歯肉溝に歯周病細菌が侵入してきます。

歯肉溝浸出液の中で歯周病細菌は増えていきます。

身体の中(歯肉溝内部)で歯周病細菌が増えることは当然の事ながら良いことではありません。
そこで身体はこう考えるわけです。
「このまま細菌の侵入を許すわけにはいかない」

そこで歯肉溝浸出液中にいる好中球は細菌を発見するわけです。
好中球とは、体の血液中の成分である白血球の一部で、
細菌を退治するための大切な成分です。

細菌を退治するのは他にも抗体や様々な成分がありますが、
複雑になるので
好中球を中心に話を進めましょう。

歯肉溝滲出液中には
好中球 や 抗体 その他 様々な物質が存在しており
細菌が悪さ しないように見張っているのです
まあ 警察官が
パトロールしているようなものです

好中球 達が警察官
細菌は犯罪者
と考えてください

そこで歯肉溝浸出液中の歯周病細菌はこう思うわけです。

「好中球達(警察官)がウヨウヨしているな奴らに捕まると逮捕されてしまう」

それに対して好中球達(警察官)はこう思うわけです

「よし細菌(犯罪者)を逮捕するぞ!」

「よし捕まえろ!」

細菌はやられました

歯周ポケット内に浮遊している細菌(犯罪者)は
好中球達(警察官)によって逮捕されました

好中球達は勝ったのです。

そこで歯周病細菌はこう考えるのです。

「好中球達から攻撃を受けないような要塞を作ろう!」

「そして 細菌同士みんなで協力して守ろう!」

「どこに住もうか?安全なところはどこだ?」

「俺は ペリクルにくっつくことができるぞ!」

「歯石もくっつきやすそうだな」


「歯石はいい住処になりそうだ!」

「よし 歯肉溝滲出液に流されないように歯石 ペリクルにつかまることができた!」

「俺はペリクルにくっつけないけど先に付いた細菌にくっつくことはできるぞ」



「俺もだ!」


「じゃあ 俺もだ!」

「よし これでチームができた好中球達(警察官)の攻撃情報も共有しよう」

「バリアも張ろう」

「菌体外多糖類発射」
これはネバネバした細菌を保護する体液のような物を思って下さい
(本当はちょっと違うけどまあいいか)

これがバイオフィルムです。
今日の本題の話にようやくなりました

今度は好中球達の立場をみてみましょう!

「あっ 細菌だ!逮捕しよう!」

「コラ ここから出てけ」

「あれ? 攻撃できないぞ」

「中にも入れない」

「俺達が入れないようにバリアがあるぞ!」

歯周病細菌はこう思うわけです。
「バイオフィルムの中にいれば安全だ!」

それでは歯周病細菌を退治するために
消毒薬を歯周ポケットに入れればいいのでは?
消毒薬で歯周病細菌を退治することが出来きるのでは?

でもバイオフィルムの中の歯周病細菌には消毒薬は効果がないのです。
「バイオフィルムの中は消毒薬なんて効かないよ」

よし今度は抗生剤の軟膏を入れてやれ
抗生剤なら効くだろう。

「抗生剤も効かないよ! バイオフィルムの中は最強だ!」

でも時々でも時々バイオフィルムの中に入らず歯肉溝滲出液の中でウヨウヨしていたり

バイオフィルムから飛び出す奴もいるんだ

でもこうした奴らは好中球達に捕まったり

消毒薬で退治されちゃうんだ




こうした奴らには
マウスヴォッシュや薬は効果があるだ

だからうがい薬に効果がないわけではない

でもバイオフィルムの中の歯周病細菌には効果がないから
うがい薬 や 抗生剤で歯周病は治らないんだ

バイオフィルムを形成した歯周病細菌はどんどんと増えていく

これでなんとなく
バイオフィルムがわかってきたかもしれません。


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2017年12月4日

PMTCの効果を再検証する:PMTCは本当に効果的なのか?

2017年12月4日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、『PMTCの効果を再検証する:PMTCは本当に効果的なのか?』になります。

前回のブログでは
「歯周病の定期管理(メインテナンス)におけるPMTC(クリーニング)は効果があるのか?」
という話をしました。

まず前回のおさらいから始めます。

PMTCとは、
Professional Mechanical Tooth Cleaningの略で

PMTCの効果を報告したアクセルソン先生は、
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning )を以下のように説明しています。

特別な 訓練を受けた予防歯科看護婦 歯科衛生士 あるいは歯科医師などの専門家による
歯肉縁上ならびに
歯肉縁下 1〜 3 mmのプラークをすべての歯面から
機械的な回転器具 と フッ化物配合研磨用ペーストを使って
選択的に除去することである
Axelsson P,:Mechanical plaque control.In:
Proceedings of the 1st European Workshop on Periodontology,
Lang N.P.Karring T.eds.Quintessence Publishing,Chicago,1993;219-243.
としています。

ちょっと難しい話ですよね。

定期管理を受けた方であれば
PMTCを受けられたことがきっとあるはずです。

簡単に言えば、
歯石を取った後に
歯の表面を ブラ シや ゴムのカップ 等でツルツルに磨く行為です。

これは歯の表面に存在するバイオフィルムを除去しているのです。

バイオフィルムの詳細については、次回のブログで詳細に解説しますが、
歯の表面を綺麗にツルツルに磨くことで汚れの取り除くだけでなく、
汚れの付着がしにくくなります。

例えば、
車が汚れた時に
綺麗に洗車して、
ワックスをかけるようなものです。

先ほど紹介しました
アクセルソン先生らの研究により
PMTCは、虫歯 や 歯周病予防 に効果的であることがわかり
今では世界標準の予防管理となっています。
Axelsson P,Lindhe J:
Effect controlled oral hygiene procedures on caries and periodontal disease in adults.
J Clin Periodontol,5(2):133-151,1978
Axelsson P,Lindhe J,et al:
On the prevention of caries and periodontal disease.
Results of a 15-year longitudinal study in adults. J Clin Periodontol,18(3):182-189,1991

こうしたことはインターネットを利用して、
PMTC と検索すれば
PMCTは非常に虫歯や歯周病に効果的な予防管理であることが
多くのサイトで分かります。

本日はあえて
このPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning )をすれば
本当に汚れは付きにくくなるのか?
という疑問点について解説したいと思います。

まずは 歯科医院での PMTC と 口腔清掃指導 をしっかりすると
汚れは付きにくいという研究から見ていきましょう。

PMTCの効果についてです。

以下はアクセルソン先生らが1981年の発表した研究です。
Axelsson P,Lindhe J:
The significance of maintenance carenin the treatment of periodontol disease.,
J Clin Periodontol,8(4):281-294.1981.

歯周病の患者様に対して、
歯石除去 や 口腔清掃指導(歯磨きの正しい方法の指導)を行いました。

歯周病治療後に患者様は
定期管理を行いました。
最初の2年間は2ヶ月ごと
次の4年間は3ヶ月ごとに実施されました。
定期管理では、口腔清掃指導を徹底し、
さらにPMTCが行われました。
これらの患者様を
定期管理群としましょう。

それに対して、
歯周病の患者様に対して
歯周病治療(歯石除去 や 口腔清掃指導)が行われた後
定期管理をしませんでした。
1年に1回の検査のみに来院されたのです。
検査だけです。
定期的に口腔清掃指導(歯磨き指導) や PMTCは行いませんでした。
これらの患者様を
非 定期管理群としましょう。

両群共に歯周病治療後 
2ヶ月 
3年後 
6年後に
どれだけ汚れがついているか検査を行いました。

縦軸の プラークスコアとは、
歯にどれだけ汚れがついているのか?
という指標です。

簡単に言えば、
プラークスコア100%であれば
歯の全ての面に汚れがついている
ということです。

プラークスコア0%であれば、
歯に汚れは全くついていない
ということです。

プラークスコアが高ければ高いほど
汚れがついていた
という見方です。

治療を開始する初診時では、
定期管理群
非 定期管理群共に
汚れの付き方(プラークスコア)は、約80%です。

結構汚れがついている状態です。

この後、
定期管理群
非 定期管理群
共に
口腔清掃指導(歯磨き指導)

歯石除去
等の歯周病の治療を行いました。

歯周病治療後 2ヶ月の段階では、

定期管理群
非 定期管理群
共に
プラークスコアは20%以下でした。
以下は先ほどと同じグラフです。

歯周病治療 や 口腔清掃指導(歯磨き指導)の効果もあって
汚れがついていない状態でした。

さてそのまま3年後はどうなっていたのか?
定期管理群では
プラークスコアは20%以下に維持されていました。

しかし、非 定期管理群では、
プラークスコアは60%程度となってしまいました。
以下は先ほどと同じグラフです。

さらに歯周病治療6年後では、
定期管理群では
プラークスコアは20%以下に維持されていました。

しかし、非 定期管理群では、
プラークスコアは60%以上となってしまいました。
以下は先ほどと同じグラフです。

こうした研究は数多くあり、
定期管理で
口腔清掃指導(歯磨き指導)を行い
PMTCを行うことで
汚れの付き方は大きく変わることがわかっています。

話が長くなってしまったので
本日はここまでにしましょう。

次回も今日の続きを解説します。


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2017年9月4日

最近 重度歯周病の方の来院が多い!:その1

2017年 9月 4日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、『最近 重度歯周病の方の来院が多い!:その1』になります。

本日の内容は、以前から何度も お話した内容ですが、非常に重要な話しのため、再度解説したいと思います。

私自身は歯周病専門医ですから 当医院に来院される患者様の多くは 歯周病の方です。

歯周病といっても 軽度の歯周病から 重度の歯周病の方まで 病状の進行状態はそれぞれです。

しかし、最近の傾向として 歯周病が非常に進行した患者様が増えています。

原因は さまざまですが、長い間歯科医院を受診されなかったことが大きな問題となっています。

悪い状態でありながら そのまま放置してしまったことによる 歯周病の悪化です。

歯周病になってしまう原因には、多くのことが考えられます。

歯周病の主な原因は以下になります。
まず、歯周病細菌の存在です。

歯周病は感染症 です。

歯周病細菌というバイ菌が歯肉の中に侵入して起こる病気です。

歯周病細菌が歯肉の中に侵入すると
歯肉が腫れ、
出血を起こし、
最終的には歯を支えてる骨が吸収します。

骨吸収が進行すると 
歯がグラグラとしていき、
最終的には、歯が抜けてしまいます。
この細菌感染を防ぐことが歯周病にとって重要なことなのです。

次の原因として、噛み合わせです。
噛み合わせとは、噛む力の負担が大きい場合に 歯がその力に耐えきれずにダメになってしまうことです。

噛み合わせだけでは、歯周病にはなりませんが、歯周病が進行しているような状態であった場合で 噛み合わせに問題がある方は、歯周病が一気に進行してしまいます。

具単的には、先(最初の原因)でご説明したように 歯周病は、歯周病細菌による感染によって起こります。

歯周病細菌の感染が進行し、歯を支えている骨が吸収し始めると、
通常の噛む力でもグラグラしてきます。

この状態でさらに噛む力の負担が大きくなると歯自体は、とても噛む力に耐えきれずに グラグラがさらに大きくなっていくのです。

歯周病専門医が最も難しい治療としているのが この噛み合わせがある患者様です。
ちなみに どのような噛み合わせが問題なのかと言いますと
歯ぎしり や くいしばり がある方です。

『私は 歯ぎしり をしていないので関係ない!』と思われている方も多くいらっしゃると思います。

しかし、実際には、ほとんどの方は『歯ぎしり』をしています。
中には『ギリギリ』と音がする方もいらっしゃいますが、
音がしない方の方が多いのです。
歯は、骨吸収がない状態でも多少は動くものです。
これは、正常なことなのです。

しかし、動く範囲は決まっています。

この正常に動く範囲であれば、歯には負担は加わりません。

しかし、この正常な範囲以上に歯が動いてしまった場合が問題なのです。

手首を例にとって解説します。
当然のことながら手首は動きますよね。
でも動く範囲は決まっています。

手首を360度 ぐるっと動かすことはできません。

動く範囲が決まっているからです。

しかし、転んだりした時に手を強くぶつけたとします。
その際に手首が必要以上に曲がったとします。
正常な動く範囲以上に動いてしまったのです。

この場合、手首のすじ は伸ばされてしまいます。

いわゆる 捻挫(ねんざ)という状態です。

歯にもこのようなことが起こるのです。

歯が正常範囲で動く以上に 噛む力のダメージが加わると
歯は打撲を起こすのです。

噛み合わせの問題は、本当に歯科治療(歯周病治療)を難しくします。

次の歯周病原因として喫煙
があります。喫煙者は歯周病が非常に治りにくいのです。

喫煙と歯周病の関係は、歯周病の学会において 数多く報告されています。
ある報告によると、喫煙者は、非喫煙者と比較して、歯周病の進行は 6倍以上も早い という結果もあります。

次の原因として生活習慣 です。
歯周病は生活習慣病なのです。

つまり、歯周病は、高血圧 や、糖尿病、高コレステロール症 といった病気と同じといってもいいでしょう。

糖尿病、高血圧 等の治療を行う際には、単に内科医 等が薬を処方するだけでは治りません。

患者様ご自身が生活習慣を適切に見直すことが重要です。
もちろん、食生活、運動、喫煙、睡眠、ストレス…等です。
いくら薬を飲んでも、上記のような生活習慣が守れなければ、治りません。
こうしたことが歯周病の原因と言えます。

まとめると 歯周病の原因は、
感染症!
噛み合わせ!
喫煙!
生活習慣 ということです。

細かく言えば他にも問題となる原因はありますが、
代表的な歯周病の原因は上記のようなことなのです。

最近 重度歯周病で来院される患者様の多くは、こうした原因といくつも抱えている方が多いのです。
しかも、長期的に歯周病を放置されているため、当医院を受診された時には
すでに歯周病が進行しすぎてしまっているのです。

歯周病の治療は多岐におよびます。
歯周病になってしまった原因により治療方法はさまざまです。

簡単な治療で十分完治するケースもありますし、
治らないケースも存在します。

いくら歯周病専門医 でも全ての歯周病を治せるわけではありません。

そのため、手遅れにならないうちに治療を開始することが最も重要なのです。

特種なケースを除いて、
一般的に 重度歯周病になるためには、相当長い期間がかかっています。
10年 とか 20年とかです。
そのため、『最近 急激に歯周病になった!』ということではありません。
特に歯がグラグラ しているということは、
かなり歯周病が進行している状態です。

そうとう覚悟しないといけません。

次回は本日の続きで2回目を解説します。


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2017年7月31日

歯周病治療(ルートプレーニング)でどこまで汚れが取れるか?

2017年 7月31日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、「歯周病治療(ルートプレーニング)でどこまで汚れが取れるか?」になります。

前回のブログでは、歯周病の検査について解説しました。
歯周ポケット検査です。

歯周ポケット検査が分からない人は以下をご覧になって下さい。
歯周ポケット検査

さて前回までで歯周病の基本中の基本である歯周ポケット検査 がご理解できたとします。

歯と歯肉の隙間から汚れが入り込むことで歯周病は進行していきます。

以下の図も以前にもアップしましたが、
歯周病の進行を表した図です。
まず健康な状態です。

そして歯周病になった状態です。
軽度です。
汚れが付着することで歯肉は腫れ、歯石が歯周ポケットの中に侵入していきます。
歯周ポケットの深さは3〜4mm程度になります。

次は中程度の歯周病です。
さらに汚れは歯周ポケット深くまで入り込みます。
骨も吸収してきます。
歯周ポケットの深さは5〜6mm程度になります。

さらに歯周病は進行し、
歯周ポケットの深さは7mm以上になります。
重度の歯周病です。
骨はさらに吸収します。

実際に歯周病で抜歯した歯を見てみましょう!
歯の根の周囲にある黒いのが歯石です。
この歯石の中に歯周病細菌が潜んでいるのです。

こうした歯周病細菌を取り除くのが歯周病治療なのです。
スケーリング、ルートプレーニングと言います。

実際には、超音波スケーラーという器具 や キュレットと言われる器具を用いて取り除きます。

それでは本日の本題となります。

こうした歯石等は、超音波スケーラー や キュレット を使用すれば全てとれるのでしょうか?

以下は スケーリグ や ルートプレーニングでどれだけ歯石が取れるのか?
という研究をしたデータです。

解説します。

歯周ポケットが1〜3mmであれば
歯周病専門医であれば 96%の歯石が取り除けます。
しかし、研修医(まだ若い先生)であれば 86%の歯石除去率ということになります。

しかし、歯周ポケットが深くなるとさらに歯石を取り除くのが難しくなります。
歯周ポケットが4〜6mm(中程度の歯周病)であれば
歯周病専門医であれば 89%の歯石が取り除けます。
しかし、研修医(まだ若い先生)であれば 66%の歯石除去率ということになります。

さらに歯周ポケットは深くなります。
6mm以上の深さです。
進行した歯周病の状態です。
この状態にまで歯周病が進行すると歯周病専門医であっても歯石除去率は81%です。
さらに研修医(まだ若い先生)であれば 34%しか歯石が取れないというデータです。

つまり歯石の除去には、個人差が非常に大きいということです。

特に進行した歯周病となると
歯周ポケットは深くなりますので、さらに歯石が取りにくくなります。
このデータでは、
研修医(まだ若い先生)の場合、
歯周ポケットが6mm以上になると
color=”red”>34%しか歯石が取れないということにはビックリです。

歯石は前歯では比較的取りやすいのですが、
奥歯は、非常に難しいです。

以下は上顎の奥歯です。

このように奥歯は複雑な形態をしているため、
一旦複雑な形態の中に汚れが侵入してしまうと取り除くことが困難になってしまいます。

奥歯のことをご理解いただくために少し難しい話をしていきます。
分岐部病変という話です。
まず正常な奥歯のレントゲンから見ましょう。

下顎の奥歯では、レントゲン上から2つの根があるのがわかります。

歯の根の形態を黄色線でかいて見ましょう。

ここが歯根です。

そしてここが根分岐部です。

根と根の間のことを根分岐部と言います。

実際に根分岐部病変になったレントゲンが以下です。

この根分岐部病変ですが、
こうなるとさらに歯石等の感染原因を取り除くことが難しくなります。

根分岐部病変に対してスケーリング ルートプレーニングを行なった場合には
どれだけ取れるのか?
というデータです。

さてデータを見て見ましょう。
これは分岐部病変のデータです。
つまり複雑な形態をしていた状態でどれだけ汚れが取れるのか?
ということです。

歯周病研修医の場合、
歯周ポケットが6mm以上になると22%しか取り除くことができないということです。

さらにビックリするのが歯周病専門医であったとしても
歯周ポケットが6mm以上になると37%しか取り除くことができないということです。

分岐部病変って本当に大変なのです。

以下の症例は他歯科医院で長年歯周病治療を行なっていたが、
治らないとのことで来院された患者様です。

見た目は綺麗に見えますが、
奥歯では歯周病が相当進行していました。

以下が初診時のレントゲンです。

本日は話が非常に長くなってしまいましたので、
省略する部分もありますが、
奥歯では治療ができない程進行していました。

以下のバツ(✖️)印は抜歯しか方法はありませんでした。

まず 黄色丸の歯を抜歯しました。

抜歯した歯を見て見ましょう!

歯石いっぱい残っていますよね。
分岐部はほとんど歯石が取れていません。

歯石除去率には、行う人によって大きく差がでるのです。

次に上顎です。


歯石大量に残っています。

スケーリング や ルートプレーニングにはこうした技術レベルの差が非常に大きくあるのです。

当医院では、
歯周病専門医の歯科医師が2名、
歯周病の認定歯科衛生士が2名在籍しています。


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2017年7月3日

歯周病で失った骨の再生治療(骨再生の限界について)

2017年 7月3日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。

今日はちょっと難しい話になります。

骨の再生治療についてです。

歯周病は、歯周病細菌より歯を支えている骨が吸収していく病気です。

骨の吸収過程や骨の再生治療の症例については前回のブログで解説しました。

前回のブログをご覧になっていない方は先にご覧になって下さい。
前回のブログ(歯周病で失った骨の再生治療)

それでは、再生治療を行うとどんな状態でも骨は再生するのでしょうか?

もし、全ての症例で骨が再生することが可能であれば、
歯周病は全て治るということになります。

本当にそんなことが可能なのでしょうか?

本日はちょっと難しい話になりますが、そうした骨の再生について解説していきます。

まず骨吸収のあるレントゲンからみていただきます。
以下のレントゲン写真の左手側の歯には骨の吸収が認められます。
分かりますかね?

矢印部分が骨吸収がある部位です。

何となく分かりますかね?

骨の再生治療は、こうした骨の吸収した部位に
骨の増大(再生)を行うわけですが、どのような骨吸収でも骨が再生するわけではありません。

本日はそうした話をしたいと思います。

以下は、歯と骨の図です。

ちょっと分かりにくので解説します。
以下が歯の部分です。

以下は歯根と言われる部分です。
歯肉の中にある骨に埋まっている部分です。

以下が骨です。
歯の根は骨の中に埋まっているのです。

歯の根や骨は、歯肉の中にありますので
本来は肉眼では見えない部分になります。

今回の図では歯肉の部分を除去して、
骨の状態を見やすいようにしてあります。

ちょっと難しいですかね?

骨の吸収のタイプはいくつかに分類されます。
この骨吸収のタイプにより
骨の再生が可能かどうかが分かります。

以下は2壁性骨吸収という状態です。
まずは見てみましょう!

私自身大学や講演を行っているのですが、
骨吸収を説明する際には以下の図を良く使用します。
歯の根を背に座ったとします。
以下の図のようにです。

その際に骨がどこに見えるのか?
ということが骨吸収のタイプを診断する大きなポイントになります。
歯根を背にして座ると
正面に骨が見えます。

左側にも骨が見えます。

骨の壁が2つ見えます。

これを2壁性骨吸収と言います。

次に以下のような骨吸収があります。

同じように歯根を背に座ってみます。

正面には骨が見える!

左側には骨は見えない!

右側にも骨は見えない!

骨の壁が1個しか見えないので
これを1壁性骨吸収と言います。

次に3壁性骨吸収を見てみましょう!

分かりますかね?
先ほどの2壁性骨吸収より右側に骨があるのです。

簡単に言えば、穴のようになっているのです。

図をまとめると以下になります。

骨の再生治療を説明する際には、
この骨吸収に血液を注ぐことを想像してみましょう。

まず左側の1壁性骨吸収に血液を注いでみましょう!

血液を注いでもこぼれてしまいます。

次に真ん中の2壁性骨吸収にも血液を注いでみましょう!

やはり血液はこぼれてしまいます。
しかし、左側(奥側)には骨の壁があるため、血液がこぼれるのは手前側(右側)だけです。

さて次に3壁性骨吸収に血液を注いでみましょう。

3壁性骨吸収は穴のような状態ですので、
血液はこぼれにくく、穴に溜まります。

さて他の図を用いて
骨の再生についてさらに解説します。

コップに血液を満たしてみましょう。

この血液が満たされたコップの中に骨の細胞を入れてみます。
骨の細胞がないと骨は再生しません。

この血液が満たされたコップの中で骨の細胞は動きまわることができるのです。
しかし、骨の細胞はコップの外に出て動くことはできないのです。

骨の細胞が動き回る範囲は決まっているのです。

さてこうしたことを他の例えで解説します。
海の中にいる魚は、当然水中で泳ぎます。

しかし、魚は水中を出ては生きられません!

骨の細胞も同じです。
血液が満たされた範囲でしか生きることはできないのです。
そのため、骨が再生しやすいのは血液が満たされる
3壁性骨吸収なのです。

本日の話はちょっと難しかったですね。

来週のブログもお楽しみに!


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2017年5月15日

重度歯周病が治りにくい方の原因について:その2

2017年 5月15日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。

先週は福岡県で日本歯周病学会が開催され、
私やスタッフと一緒に参加してきました。

はやり学会は様々なことが得ることができ、とても刺激になります。
特に若い歯科医師 や 歯科衛生士にとっては、
単に情報を得るだけでなく、
多くの人と交流をすることで、得られることもいっぱいあります。

また学会で得られた知識をまとめて
院内で報告する予定です。

今日のテーマは、『重度歯周病が治りにくい方の原因について:その2』になります。

前回のブログのおさらいから始めます。

歯周病が進行している方に得意的な細菌が関与していることが分かっており、
以下の細菌は歯周病の進行にとって非常に大きく関与しています。

P.g. 菌 (Porphyromonas ginvalis)
T.d. 菌 (Treponema denticola)
T.f. 菌 (Tannerella forsythia)
A.a. 菌 (Aggregatibacter actinomycetemcomitans)

歯周病細菌は、親から子供へと感染する可能性が非常に高く、
親が進行した歯周病の場合、
子供へ伝播する可能性が高いです。

また子供に感染しても
子供が歯周病になりやすい体質の場合には
歯周病の発症が高くなります。

歯周病の感受性が高い状態です。

また世界的に重度歯周病の方の歯周病細菌と
日本人での歯周病細菌の状態には差があり、
日本人には得意的な細菌の種類が多いことも分かってきています。

P.g. 菌 (Porphyromonas ginvalis)です。

さらにP.g. 菌と言っても
いくつかのタイプがあり、
悪精度の高いP.g. 菌に感染した場合には、
進行が早いことも分かってきています。

さてここまでが前回の話でした。

歯周病の病状の進行として
歯を支えている骨が吸収することで
歯がグラグラとしてきます。

歯周病の進行と骨吸収を図で解説していきましょう。

まず歯周病の基本的な検査である
歯周ポケット検査から始めます。

歯周病の進行程度を知るために、必ず行うのが『歯周ポケット検査』です。
この検査なしでは、歯周病の進行状態を知ることはできません。

検査方法は簡単なものです。

歯と歯肉の間には、元々わずかな隙間(すきま)が存在します。
この隙間のことを『歯周ポケット』と言います。

健康な方では、この『歯周ポケット』の深さは約1~2ミリ程度です。
測定方法は、『プローブ』(写真1)と言われる細い器具を 歯周ポケットに入れて計測します。(図1、写真2)




歯周ポケットの深さが深ければ深いほど歯周病は進行しているということです。
その進行したポケットの中に歯周病菌がひそんでおり、歯肉を腫らすとともに、歯を支えている骨を溶かします。


ポケット(歯と歯肉の境の溝):1~3mm
歯肉が炎症を起こしており、歯ブラシにて出血することがあります。
しかし、歯を支えている骨は溶けておらず、歯肉のみの炎症です。
歯ブラシをしっかり行うことと、歯石を除去することで治ります。

正常な状態の骨の高さです。


ポケット(歯と歯肉の境の溝):3~4mm
歯肉の炎症が進み、歯を支えている骨の吸収が起こってきてます。
この段階であればきちんと治療を行えば、大きな問題にはなりません。
歯肉の下にある歯石を機械的に除去します。


ポケット(歯と歯肉の境の溝):5~6mm
歯を支えている骨もかなり溶け始めてきています。歯周病の専門の治療が必要です。
歯肉が腫れる、出血がある、歯がぐらぐらするといった症状もでる時期です


ポケット(歯と歯肉の境の溝):7mm以上
かなり進行した歯周病です。
歯を支えている骨の吸収もだいぶ進んでいます。
場合によっては抜歯となる可能性もあります。
歯周病の専門の治療が必要です。
歯はグラグラすることがあります。

それでは実際の症例写真をみていきましょう!
始めに健康な方の口腔内写真とレントゲンです。

次に歯周病が進行した方の口腔内写真とレントゲンです。


歯肉は退縮し、
レントゲンでは骨の吸収が認められます。

今日は歯周病の見方の話までになります。

次回さらに進めた話をしていきましょう。

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2011年10月17日

日本の喫煙状況

10/17(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『日本の喫煙状況』になります。

喫煙は、不適切な食生活 と 同様に 病気を起こす最大の原因の一つと言えます。

日本肺癌学会 では、以下のように禁煙を勧めています。

「喫煙は わが国のような先進国において 疾病や死亡の原因の中で防ぐことの出来る 単一で最大のものであり、禁煙は 今日最も確実にかつ短期的に大量の重篤な疾病や死亡を劇的に減らすことのできる方法です。(日本肺癌学会HPより抜粋)

2005年の厚生労働省のデータによると
癌(がん)による年間死亡者の数は32万人となっています。
その中で肺ガン(癌)による死亡者数は、6万人最も多くなっています。
男性の肺ガン(がん)による死亡率は、人口10万人あたりに換算して73人となり、
胃がんよりも高くなっています。
女性では、大腸がん、胃がん についで 肺ガンの死亡率は3番目に多く、
人口10万人あたりに換算して26人となっています。
これだけ多い肺ガンの大きな原因として喫煙があります。
つまり、禁煙すれば、死亡率を大きく減らすことが可能となるのです。


歯周病についても喫煙は非常に大きな影響となっています。
喫煙と歯周病の関係は、歯周病の学会において 数多く報告されています。
ある報告によると、喫煙者は、非喫煙者と比較して、
歯周病の進行は 6倍以上も早い という結果もあります。

私自身の臨床経験の中でも歯周病は喫煙者では、本当に治らないと感じています。
もちろん全ての喫煙者が治らないということではありませんし、
治る程度にも個人差はあります。
しかし、歯周病は非喫煙者と比較して圧倒的に治りにくいのは確かです。

特に重度歯周病者では、絶対に禁煙していただきたいのです。

最近は、
喫煙できる場所が少なくなったり、
タバコ料金の値上がりがあったり、
禁煙運動が盛んに行われていることもあり、
喫煙者が減少傾向にあると言われていますが、実情はどうなのでしょうか?

たばこ産業の「平成21年全国たばこ喫煙者率調査」によると、
成人男性の平均喫煙率は38.9%でした。
これは、昭和40年以降のピーク時(昭和41年)の 83.7%と比較すると、
43年間で44.8ポイント減少したことになります。
年代別にみると、
急激な喫煙率の減少傾向が見られる60歳以上は27.8%で、
ピーク時(昭和41年)より50ポイント以上も減少しました。

また、平成21年の喫煙率が一番高い年代は30歳代46.9%でした。
つまり、30歳代男性の2人に1人は喫煙しているということになります。
いまだに こんなに多くの若い人(男性)がタバコを吸っているのですね。
びっくりです。

成人男性の喫煙率は、この18年間、減少し続けていますが、
諸外国と比べると、未だ高い状況にあります。

これに対し、成人女性の平均喫煙率は11.9%であり、
ピーク時(昭和41年)より漸減しているものの、ほぼ横ばいといった状況です。
平成21年の喫煙率が一番高いのは30歳代16.8%、最低は60歳以上の6.2%です。
つまり、30歳代女性の6人に1人は喫煙しているということになります。

先にも説明しましたように喫煙者は、非喫煙者と比較すると圧倒的に歯周病が治りません。
特に進行した重度歯周病では、歯周病の治療を行ったとしても多くの場合、歯周病は再発していきます。

私は、歯周病専門医 ですから、当医院に来院される患者様の多くは重度歯周病の患者様です。
当然のことながら「歯周病を治したい!」
と思って来院されます。
当たり前ですが、歯周病を治したくなくて来院されるわけではないのです。
そのため、当然ですが、喫煙者に対して禁煙を勧めます。
これがなかなかうまくいかないのです。
喫煙されている患者様の多くは、喫煙した状態のまま歯周病の治療を受けることを希望されます。
これは無理なことです。
それでも喫煙者の重度歯周病患者様は、
「歯周病の治療を行って 現在の状態より 少しでも良くなればいい!」
と考えられている方もいらっしゃいますし、
「喫煙しながらでも 歯周病治療を行えば、なんとか良くなるだろう!」
と考えられています。
これは明らかに間違いです。
私は歯周病治療を開始して約20年経ちますが、
初診時に重度歯周病であった場合には、
喫煙者ではほとんどの場合 治ることはありません。

病気は患者様ご自身のことです。
どのような病気でも 基本は生活習慣です。
食生活、睡眠、適度な運動、ストレスのない生活…等です。

歯周病もそうですが、後で後悔しないように禁煙されていただきたいものです。


次回のブログは、10月24日(月)になります。



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2011年10月10日

歯周病は早期治療が本当に重要

10/10(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『歯周病は早期治療が本当に重要』になります。

最近は 歯周病が非常に進行した状態で来院される方が多くいらっしゃいます。
歯を指で軽く触るだけで グラグラ で取れてしまいそうな状態の方が本当に多いです。
重度歯周病の患者様です。

本日の話しは、以前アップした内容ですが、
重度歯周病の患者様にはきちんと見ていただきたい内容ですので
再度お話させていただきます。

歯周病に患者様に対しては、初診時に歯周病検査 を行い、
診断結果を説明し、治療方針について説明させていただきます。

もちろん 私は、歯周病専門医 ですので、
可能なかぎり グラグラの歯 であっても徹底した 歯周病治療 を行い、保存することを行います。
しかし、全ての歯を残すことはできません。
当然のことですが…
そのため、完全に保存が不可能は歯は 抜歯の必要性があることを説明します。

ほとんどの患者様は、診断結果を理解していただけますが、
患者様の中には、抜歯と聞いただけで 強い不信感をもつ方がいらっしゃいます。
そうした患者様の考えには、
 抜歯 = 悪いこと
という図式があるのです。
そのため、抜歯という言葉は、絶対に聞きたくない言葉なのです。

その中でも実際にあった症例についてお話します。

A さんのケースです。
Aさんは、初診時 多くの歯がグラグラ している状態でした。

Aさん は、グラグラしている歯をなんとか残したいというご希望がありました。
しかし、あまりにも骨吸収が進行しすぎているため、多くの歯は、抜歯になってしまう状態でした。

ただし、すぐに歯周病治療を開始すれば、何本かの歯は歯周病の進行を停止させることが
可能な状態です。

そのため、Aさん には、
『完全にダメな歯は抜歯をして、残る可能性がある歯を徹底して治療しましょう!』
とお話させていただきました。

しかし、Aさん は、
『絶対に1本も抜歯したくない!、抜歯するくらいなら このままにしたい!』
また、『ダメもとで歯周病の治療を行ってほしい!』との希望もございました。

私は、 歯周病専門医ですから、毎日のように重度歯周病の患者様が来院されます。

そして、進行した歯周病であっても治療を行うことにより、改善させることも可能です。

しかし、全ての歯周病が治療できるわけではありません。
あまりにも進行しすぎてしまった状態では、治療は不可能です。
この場合には、抜歯になります。

もし、治療を行っても治せない状態の歯を 無理に治療しても 治らないだけでなく、
歯周病の感染は、他の歯へも転移してしまいます。

その結果、さらに多くの歯を失うことになります。

歯周病の治療で大切なことは、治療可能な歯 と 治療不可能な歯 をきちんと判断することです。
もし、適切な判断がでずに、患者様の『抜きたくない!』という希望のみで治療方針を決定すると
さらに多くの歯失う結果になってしまいます。

どの歯が治療が可能で、
どの歯が治療が不可能なのか
を適切に診断することが重要なのです。

その上で、歯周病の治療が開始されます。
残る可能性がある歯は徹底して歯周病の治療を行うことにより、
歯周病を改善させることが可能ですし、
歯周病細菌が他の歯へも感染することを防ぐこともできるのです。

このような適切な判断ができるからこそ、 歯周病専門医と言えるのです。

『ただ単に 抜かない!』というだけでは、本当の治療には、ならないのです。

例えば、ガン(癌)という病気が発見された時に、
薬(抗ガン剤)で治療するのか?
放射線療法で治療するのか?
外科的に切除するのか?
という判断がでてきます。

外科的に切除する必要性があると診断された場合、
患者様に外科的切除の必要性をご説明します。

早期に外科的に切除しないと 他の臓器に転移してしまうからです。
進行を停止させないと結果的に、手遅れになってしまいます。

歯周病も細菌感染ですから、口腔内から歯周病細菌を排除し、感染を防ぐことが重要です。

話は、先程の患者様の話しに戻りますが、
完全に保存することができない歯が何本かありましたが、
患者様は、
『絶対に1本も抜歯したくない!』
と強い希望をお持ちでした。

現時点で、ダメな歯はダメとして、きちんと治療すれば、ある程度の数の歯は残すことが可能です。
歯が何本か残れば、残った歯を土台として、固定式のブリッジにすることも可能な症例です。
固定式のブリッジになれば、食事に困ることもありません。
この時点が大きなポイントになるのです。

しかし、このまま単に抜歯をしない ということのみであれば、
あと数年でほとんどの歯を失う結果になります。
いわゆる総入れ歯になってしまいます。

また、歯周病が進行して、抜歯となれば、歯を支えている骨が吸収しますので、
その後の治療(義歯)が難しくなってしまうのです。
顎の骨が吸収すると義歯自体も合わなくなってしまいます。

数年後には、ほとんどの歯を失うだけでなく、その後の食事も困難になってしまいます。
義歯(入れ歯)が合わないのですから…

この時になって始めて
『あの時治療をしていれば良かった…』と思うのです。

義歯(入れ歯)をしていて、義歯が合わず、困っている患者様のほとんどが
『もっと歯がダメになる前に治療をしていれば、良かった』
と後悔しているのです。

歯を失って始めて気がつくのです。

歯周病であっても十分治せる段階はあるのです。
重要なのは、このポイントを間違えないことです。

Aさん も
歯周病専門医 だから どのようなダメな歯であっても きっと治すことができる!」と期待して来院されたはずです。
しかし、私の「抜歯が必要な歯があります!」
という説明を受けた結果、次回の予約を取らずに
未来院となってしまいました。

先にも説明しましたように 全ての歯を100%残すことはできません。
重度歯周病の場合、抜歯になることもあるのです。
この時にどれだけ 歯周病について理解されるかが大きなポイントなのです。
ご自身の病気の内容をきちんと理解することができないために
「きっと抜歯しないで治療を行ってくれる歯科医院がきっとあるはず…」
と考え、歯科医院を転々とします。
絶対に治らない歯周病もあるのです。
時間をかけて、歯科医院を転々とした結果、
さらに歯周病は他の歯へも転移し、
さらに多くの歯を悪化させてしまうことになります。

Aさん も本当に残念な結果であると思います。
Aさん はおそらく後 数年すると多くの歯を失う結果になってしまいます。
今治療すれば、最小限の範囲での抜歯で済むはずなのです。
本当に残念なことです。

重度歯周病患者様に共通することとして、
ご自身の考えが最優先であり、
「ご自身の考え以外は、絶対に悪いこと!」
と考えられている人が多いのです。

本日の話しはちょっと厳しい話しになってしまいましたが、
重度歯周病の患者様の来院が途絶えるたびに
「あのままにしておけば、もっと悪化してしまうのに…」
「今 きちんと治療すれば、十分治るのに…」
「ダメな歯を抜歯することにより 他の歯への感染を防げるのに…」
と思うのです。

今回の話しは、当然のことながら
治ってほしいと思うからこその 警告なのです。

「専門家の意見をきちんと受け入れて 理解すること」
これも重要なことなのです。

私は歯科医師ですが、
内科 や 外科の先生の中にも
「もっと早く治療していれば、十分治ったのに…」
と考えられる患者様を多く見られると思います。

どのような病気もそうですが、
早期発見、早期治療が重要です。




次回のブログは、10月17日(月)になります。



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2011年2月21日

なぜ 歯周病は減らないのか?

2/21(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週 月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『なぜ 歯周病は減らないのか?』になります。

私自身が歯周病専門医 ということもあり、当医院を受診される患者様の多くは、重度歯周病の方です。
この重度歯周病ですが、年々低年齢化してきているように感じます。
また、本当に進行した重度歯周病の方が非常に多いと感じます。

つまり、重度歯周病の方は年々増えているのではないか?
と感じられるのです。
この原因はどこにあるのでしょうか?

いくつのの原因があるかと思いますので、
私なりに考えられることを解説します。

まず、歯周病というのは感染症 です。
歯周病細菌が口腔内で増殖することにより、感染 が広がる病気です。
感染 が進行すると 歯肉が腫れ、出血が起こり、次第に歯がグラグラ としてきます。
そして、最終的に歯が抜けてしまうのです。
これが、歯周病の主な原因になります。

ただし、歯周病の原因は歯周病細菌による感染 だけではありません。
生活習慣にも大きく影響されます。

歯周病は、高血圧 や、糖尿病高コレステロール症 といった病気と同じといってもいいでしょう。
糖尿病高血圧 等の治療を行う際には、単に内科医 等が薬を処方するだけでは治りません。
患者様ご自身が生活習慣を適切に見直すことが重要です。
もちろん、食生活運動喫煙睡眠ストレス…等です。
いくら薬を飲んでも、上記のような生活習慣が守れなければ、治りません。

歯周病もまったく同じなのです。
例えば、
『喫煙者の歯周病の進行は、吸わない人より 6倍以上も早い!』
と言われています。

口腔内も身体の一部ですから、不健康な状態は、当然 口腔内にも悪影響を及ぼすのです。

話しは戻りますが、
歯周病の方が増えている原因の一つとして、
糖尿病の方が年々増えているのと同様に
生活習慣の乱れが考えられます。
口腔内も身体の一部ですから、体調が崩れる と 口腔内にも問題が起ってくるのです。

また、糖尿病になると 歯周病が悪化する傾向があります。
現在、血糖値が高い方は、ご存知の方も多いかと思いますが、
『ケガをすると治りにくい』と思います。
歯周病にも同じことが言えます。
血糖値が高い方に歯周病の治療 を行っても 治りは非常に悪く、場合によっては、悪化することさえあります。

歯周病は単に歯磨きを行っているだけでは治らないのです。

先も説明しましたように
『喫煙者の歯周病の進行は、吸わない人より 6倍以上も早い!』
というデータがあります。
喫煙していれば、歯周病になるということではありません。
歯周病の状態の人が喫煙者である場合、
非喫煙者と比較すると 6倍以上進行しやすい
ということです。
重度歯周病の患者様で喫煙されている方に
「必ず禁煙して下さい!」
と説明しても
「どうしても止められない!」
という方がいらっしゃいます。
このような方は基本的に歯周病は治らないと思って下さい。

歯周病は生活習慣病ですから
生活習慣の改善を行う努力ができない人は治りません。

糖尿病の患者様で、いくら病院で薬を処方されても
高カロリーな食生活や
運動不足、睡眠不足、ストレス…等の問題を解決しないと
治らないのと同じです。
実際に多くの糖尿病の方は、生活習慣の改善が適切に行われずに
病状を悪化させます。

重度歯周病で来院された患者様の中にも
一時期は改善していたが、
治療終了後 数年で再発し、結果的に多くの歯を失ってしまう場合があります。
重度歯周病の場合、一度治療を行っても 再発率が高いのが事実です。
治療後の徹底した管理がなされなければ、ご自身の歯で長期的に維持することは難しいのです。

この辺の自己管理ができていない方が多いのが、
歯周病の方が減らない原因の一つであると考えられます。

次に考えられるのが、誤った情報による歯周病の悪化です。
インターネットが普及することにより、
莫大な情報が簡単に得られるようになってきました。
正しい情報もあれば
誤った情報もあります。

また、過大な情報もあります。
例えば、テレビコマーシャルでよく放映されている
「 歯周病( 歯槽膿漏 )に効果のある歯磨き剤 」
です。
コマーシャルをみると なにか効果がある感じがしますよね。
実際に歯周病で悩んでいる方であれば、
「 明日薬局で買おう!」
と思われる方も いらしゃると思います。
本当にこれは効果があるのでしょうか?
私は こうしたコマーシャルが 嘘だと言っているのではありません。
おそらく、上記のような歯磨き剤には、
炎症を抑える成分の薬品 等が含まれていると考えられます。
当然 炎症を抑える効能があるのですから
歯周病によって腫れた歯肉には、なんらかの効果があるでしょう。
しかし、こうした「 歯周病( 歯槽膿漏 )に効果のある歯磨き剤 」を使用したからといって歯周病が治ることはありません。
単に歯肉に炎症がある程度であれば、効果があるかもしれません。

効果という言葉だけで言えば、
“ 塩(しお) ” で歯磨きをしても 効果はあります。
「 塩は歯周病に効果があります! 」
といっても嘘ではありません。
効果はあります。
どの程度かということは言えませんが、
ほんの わずかであっても なんらかの効果はあります。

前回のブログでも紹介した 抜歯した歯に歯石がついている写真を再度見てみましょう。
スライド1

重度歯周病になると こうした歯石が歯肉の内部に付着していることがあります。
こうした歯石が
「 歯周病( 歯槽膿漏 )に効果のある歯磨き剤 」
を使用したからといって 取れると思いますか?
取れるはずがありません。

先程説明しました
テレビコマーシャルでよく放映されている
「 歯周病( 歯槽膿漏 )に効果のある歯磨き剤 」
を見た方が 歯周病の実態についてなにも知らなければ、
「この歯磨き剤を買おう!」
と考えられるのは当然のことです。

しかし、歯周病が どのような病気であるのかを正しく知っている方であれば、当然のことならが
「 歯周病( 歯槽膿漏 )に効果のある歯磨き剤 」
のテレビコマーシャルを見ても
「 これで治るはすがない! 」
と考えられるでしょう。

テレビコマーシャルでよく放映されている
「 歯周病( 歯槽膿漏 )に効果のある歯磨き剤 」は、
「 嘘ではないが、誤解を生みやすい過大な広告 」
と言えます。

インターネットはもっと誤解を生みやすい情報がいっぱいあります。
内科的歯周病治療
というのがあります。
歯周病に効く薬(抗生剤)を飲めば、歯周病が治る
というものです。
本当でしょうか?

これも嘘ではありません。
私自身もこうした内科的歯周病治療を行うことがあります。
この話しについての詳細は、また後日このブログで詳細に解説しますが、確かにある種類の抗生剤を服用すると 歯周病細菌が減少します。
だからといってそれで 歯周病が治ったということではありません。
また、歯周病に効く抗生剤を服用したからといって先程の写真にあった歯石が取れることもありません。
現実的には、歯周病に効く抗生剤だけで歯周病が治ることはなく、歯周病治療 と併用して効果があらわれると考えた方が良いでしょう。

ほんの少しの表現方法の違いが、情報を見た方に大きな誤解を生むことになります。
しかし、人によっては、
飲み薬で歯周病を治す!
を全面に大々的に広告した方がより、アピールができます。
「 簡単で効果がある治療法 」
に人気が集中するのは 当然のことだからです。

過大(過剰)な情報は結果的に それを見た方に大きな誤解を与えることがあるのです。
これが、『なぜ 歯周病は減らないのか?』の大きな原因の一つになります。

次回のブログは、2月28日(月)になります。
本日の続きで『なぜ 歯周病は減らないのか?:その2』になります。



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