歯周病と喫煙
喫煙の口腔内への影響
口腔内カンジダ症・歯周病
タバコの煙は、口の中の免疫機構を破壊して病原体の繁殖を助けます。
通常は 病原性を持たないカンジダとカビの異常繁殖を招き、白色斑やびらんを伴う口腔内カンジダ症を起こします。
免疫の減退は歯石や歯垢の蓄積も促進し、歯周病を発生させます。
特に喫煙開始年令が低いほど、免疫の減退は強く起こり、歯肉の炎症反応(発赤、腫脹)が現れずに、骨吸収が強くあらわれる特有の病体を示します。
タバコそのものの臭いと歯周病の臭いが混ざり、ときとして強い口臭を放ちます。虫歯もできやすくなり、若くして歯を失う可能性が増加します。
喫煙者の歯周病は通常の歯周病治療に反応しにくく、いったん治療が成功しても、すぐに再発してしまう傾向があります。
カタル性口内炎
タバコの煙は、強い刺激性を持ち 粘膜を刺激するため口蓋粘膜が腫れ、口の中全体が厚みをまします。
白板症
粘膜の刺激が続くと 粘膜の細胞が異常をきたし、白い板のような形態をとるようになります。
白板症の5~10%が口腔癌になります。
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