インプラント治療

インプラントの基礎知識

インプラントとブリッジの比較

治療法の選択

この項目ではインプラントとブリッジの比較についてお話したいと思います。
歯のない部分の治療法として患者さによくブリッジが良いのですか?
インプラントが良いのですか?という質問を受けます。
さてどちらが良いのでしょう。以下に具体例とともに比較してみたいと思います。

右下奥から2番目の歯がないとします。
その前後(一番奥と奥から3番目の歯ということになります)には歯はあります。また2歯ともすでに被せ物がしてある歯です。ただし、一番奥の歯は神経がない歯です。
歯周病等の問題はありません。
このようなケースの場合奥から2番目の歯はインプラントとブリッジどちらが適しているのでしょうか?
もし欠損部の前後の歯が被せ物をしていない健全な歯であればインプラントが適しているでしょう。ブリッジを行うためには健全な歯を削らなければならないからです。

しかし、今回のケースはすでに欠損部の前後の歯は被せ物(すでに歯は削ってある)をしている歯です。ブリッジであれば被せ物を除去し、型を取れば1週間程度で完成です。非常に簡単な治療です。
しかし、ここで一つ問題があります。一番奥の歯は神経がないということです。神経のない歯はもし、虫歯になっても痛みがないため虫歯の進行に気が付かず抜歯するような状態になって始めて虫歯であったことに気付くことがあります。
また神経のない歯は神経のある歯と比較して脆い傾向があります。私はよくこのことを『木』に例えて話します。
神経のある歯は『緑の葉が生茂ったいきいきとした木です』。神経のない歯は『枯れた木』です。枯れた木は折れたりすることがあります。神経のない歯も通常に噛んでいても歯が折れたりすることがあります。まして今回のケースはブリッジとなっており、通常の1歯だけの被せ物と比較しても負担がかかります。

もし、歯が折れた場合には抜歯しなければなりません。
抜歯となった場合には奥2歯分が欠損することになります。
神経のない歯は絶対折れるということではありませんが、その可能性はあります。
奥が2歯欠損となった場合にはインプラントもしくは入れ歯しかありません。
そう考えるとブリッジが悪いということではありませんが、今回のようなケースではインプラントという選択が正しいのかもしれません。

ただし、ブリッジの場合には保険がききますが、インプラントは保険がききません。費用の問題があります。また治療期間がインプラントの場合2ヶ月程度かかります。
インプラントとブリッジどちらが良いのかという正しい答えはありません。
大切なことはどちらかの治療法を選択した場合、将来的に起こりうることを患者さんにお話し、最終的には患者さんご自身が治療の方法を選択していただくことになります。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

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