インプラント治療
インプラント治療の実際:5分11秒
はじめに
			まず、最初にこの後見ていただく動画(ビデオ)の解説をしたいと思います。
			動画は以下の順番で進んでいきます。
		
1. 麻酔
			麻酔の量ですが、埋入本数等により違いますが、インプラント1~2本程度であれば、虫歯の治療とほぼ同じです。
			通常は、2%キシロカインという麻酔薬を1.8ml使用します。
			麻酔時間は1~2本の場合、5~10分程度です。
			治療にご不安があれば、笑気麻酔や静脈内鎮静法を行います。
			インプラントにおける麻酔
			特に、静脈内鎮静法は眠っている状態で治療が行えますので、治療に対する不安はまったくありません。
		
2. 切開
			切開というと怖い感じがしますが、すでに麻酔が完了していますので、痛みはありません。
			また、麻酔には出血を抑える働きもあります。
			切開をまったくしない『フラップレス』という手術方法もありますが、利点もありますが、リスクもある方法です。
			一般的には切開、剥離は行います。
		
3. 剥離(はくり)
切開後、骨にインプラントを埋入するために歯肉を持ち上げます。
4. ドリルで骨に穴をあける
			何本かのドリルを使用し、順番に穴を開けます。
			深さは術前のレントゲンやCTをもとに算出します。
			ちょっと振動はありますが、もちろん痛みはありません。
			この時間は骨の状態等に問題なければ、インプラント1本につき、約1~2分です。
		
5. インプラントを埋入
			滅菌されているインプラントを入れ物から取り出し、穴に挿入します。
			注意点としては唾液や周囲粘膜に絶対に触れさせないことです。
			感染してしまいます。
		
6. 蓋をする
			インプラント本体に蓋(『ヒーリングキャップ』と言います)を取り付けます。
			今回は、1回法になります。
			1回法と2回法の違いはこちらを参考にして下さい。
			インプラントの手術方法(1回法と2回法の違い)
		
7. 縫合
			インプラント1本の場合、通常2針の縫合を行います。
			治療時間は麻酔を除けば、1本で約5分程度です。
			※ 骨の状態が良い場合です。骨の状態が悪い場合にはGBR法等の骨の増大治療が必要になりますので、さらに時間がかかります。
			以上の順番で動画(ビデオ)は進みます。
		
※ 模型ではなく、本当の手術の状況はこちらをご覧下さい。(直接口腔内は見れませんが、外から見た手術状態はご覧にいただけます) 動画で見るインプラント治療
画像が表示されていない場合、下記からご覧下さい。 インプラント治療の実際(手術編):大船駅北口歯科インプラントセンター