金属イオンがたんぱく質と結合しアレルゲンとなる!

口腔内にある金属は、食後に虫歯菌が酸性する酸(乳酸)等による酸性化(phの低下)や噛み合わせによる金属の物理的劣化 、口腔内に2種類以上の金属が存在することで生じる「ガルバニー電流」などによってイオン化し、流出していきます。
イオン化した金属は、体内に侵入していきます。
生体内に吸収された金属イオンは、そのまま金属イオンとして存在するだけでなく、血清に含まれる たんぱく の主成分のひとつであるアルブミン(ALB)と結合する場合もあるのです。
アルブミンと結合した金属イオンは、生体にはもともと存在しない「異種たんぱく」として認識されるため、免疫反応の対象となるのです。