自律神経バランスの崩れから起こる口臭

2016年 2月 8日(月曜日)です。

このブログは、口臭に悩む方のブログです。

今日のテーマは、
『自律神経バランスの崩れから起こる口臭』になります。

口臭と自律神経は大きく関係しています。

唾液の分泌が口臭改善にとって非常に重要であることは、
このブログでも何度も解説しています。

唾液の分泌量が多い方は、口臭は起こりにくいのです。

しかし、口臭を主訴として来院される患者様の多くは、
唾液の分泌量が少なかったり、
唾液の性状に問題があったり
等の問題が起こっています。

唾液の分泌が少なくなる原因として、いくつかのことが考えられます。

その中でも
• 食生活習慣の乱れ
• 誤った歯磨き方法 や 誤った口腔ケアー 習慣
• 生活のリズムの乱れ
• 精神的ストレス
が大きく関わってきます。
 
だ液の分泌量が適切であれば、口臭は起こりにくいのです。

しかしながら 唾液の分泌は、基本的に私達の意思ではコントロールできないのです。

これは、唾液は自律神経の支配を受けているためです。

自律神経の働きを理解することが、口臭を抑制することにつながります。

自律神経とは、
自分の意思と関係なく無意識のうちに絶えず働いてくれている神経のことです。

例えば、心臓は自律神経支配です。
当然のことながら 心臓は、生まれてから、亡くなるまで 人の意識とは関係なく、
眠っている時も 起きている時も動き続けています。

唾液も同じなのです。
常に分泌されているものなのです。

ここで少し難しい話になりますが、自律神経をもう少し解説します。
自律神経には、
交感神経
副交感神経
という 相反する働きをする神経があります。

起きて動いているときには、心臓を活発にするために交感神経が強く働き、

眠っているときには心臓の働きをゆっくりとし休ませるように
副交感神経が働きうまくバランスを保ちながら身体の調節をしています。

交感神経が優位になると
• 血管を収縮し血圧が上昇
• 心拍数が上昇
• 気管支が拡張
• 唾液の分泌が抑制
• 胃腸の働きが抑制
• 排泄が抑制
します。

興奮した時 や 緊張した時の状態です。

人前で話をする時に緊張すると 喉が乾くのは、
交感神経が優位になり、唾液の分泌が抑制されるためです。

運動すると脈が早くなりますよね。
これは、運動をすると筋肉が多くの酸素を消費するため、脈を早めて
筋肉に酸素を運ぼうとする現象なのです。

副交感神経が優位になると
• 血管が拡張し血圧が低下
• 心拍数が低下
• 気管支が収縮
• 唾液の分泌が促進
• 胃腸の働が活発
• 排泄が促される

リラックスした状態は唾液が分泌されやすいです。

緊張した状態が続くということは、
交感神経が優位になり、
結果的に唾液の分泌が抑制されるのです。

寝ている時は、脈拍は少なくなります。
これは、生命を維持しながら無駄なエネルギー消費をしないように
基礎代謝を下げているためです。

これでなんとなく、自律神経(交感神経 と 副交感神経)の働きが分かってきたと思います。

先にも説明しましたように
口臭を主訴として来院される方の多くにみられる「自律神経バランスの乱れ」を改善させることが臭い対策の基本となります。

次回はこうした対策について解説します。

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