インプラントの最新治療:インプラントの埋入本数の減少

今日は昨日のテーマと同様にインプラントの最新治療です。

インプラントの埋入本数の減少についてです。

歯の欠損数にたいして何本のインプラントが必要なのでしょう?
例えば3歯欠損している場所には何本のインプラントが必要になるのでしょうか? ある程度の長さのあるインプラントが埋入できれば2本で大丈夫です。
3歯欠損に対し2本のインプラントを埋入しブリッジとします。
しかし、メーカーや研究者、使用する歯科医師によりその考え方は違います。
歯のない数と同様のインプラントが必要であると主張する人もいます。
患者さんにとっては少ない数で本当に問題がないのであれば、その方が良いということになります。本数が少なければ治療費も安くなりますし、手術時間も短縮できます。
しかし、無理に使用本数を少なくしても失敗につながります。
ここで問題なのは正確に使用本数が決まっていないということです。
6歯分の欠損に対し、3本で良い場合もありますし、4本、5本ということもあります。
これは単純に歯の欠損数では決められないからです。
インプラントを支える骨の状態がまずあげられます。下顎の骨は比較的硬いことが多いのですが、上顎の骨は軟らかいのです。やはり軟らかい骨より硬い骨にインプラントを埋入した方が良いということになります。もし、同じ欠損数であれば硬い骨より軟らかい骨にインプラントを埋入した場合、軟らかい骨の方が埋入本数は多くなることがあります。インプラントの安定のためです。
この骨の硬さには個人差もあります。
次に使用するインプラントの長さにも影響があります。インプラントは短いものよりも長い方が安定が良いのです。もし6歯欠損にインプラントを埋入しようとした場合、長いインプラントと短いインプラントとではその安定は違います。長いインプラントであれば3本ですむかもしれません。短いインプラントしか埋入できない場合には4〜5本必要になるかもしれません。
ここで今回のタイトルであるインプラントの最新治療ですが、インプラントの使用本数が非常に少ない治療法が発表されています。
総義歯を使用している方がインプラントで固定式に使用とする場合、今までの考え方では6〜10本程度のインプラント埋入が必要でした。(先程説明したように骨の硬さ等により使用本数は違います)
ところが4本のインプラントでも問題なくできるというのです。
これはブロネマルクインプラントといわれるインプラントでは最も歴史のあるインプラントメーカーが発表した治療法です。
長いインプラントを三脚のように斜に埋入して安定をはかるものです。
またまだその歴史は数年と短いものですが、有効な方法とされています。
しかし、私達一般臨床家としてはもう少し臨床データが蓄積されてから使用したいものです。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター