世界各国の歯科事情

世界各国の歯科事情

昨日は日本の保険医療では虫歯の治療を行った後の被せ物は奥歯では金属製の物しかできないという話しをしました。
保険診療以外では高額な治療費となります。
それでは世界中の歯科医療費はどうなっているのでしょうか?
世界的にみて日本ほど歯科医療が充実している国はありません。
ほとんどの治療が保険診療でできます。
多くの国では歯科医療は保険がきかないもしくは虫歯等の簡単な治療しか保険がききません。(低所得者や障害をもっている方には保険が適応されることもあります)
アメリカでは州により違いますが、歯の神経を取除くのに5〜10万円程度かかる場合があります。ちなみに日本では保険診療で1000〜2000円程度です。
またこの前仕事でカナダにいた方が向こうで親知らずを抜歯したら『10万円かかった』といっていました。
もりろん歯科診療が保険で行える国もあります。しかし、多くの国でその制限があり、虫歯や小さな詰め物はできるが、型を取って被せるものとなると保険がきかない国がいっぱいあります。
そう考えると日本の歯科医療は充実していると思います。
しかし、昨日から話しているように日本でも保険がきかない診療もあります。
当医院で行っているインプラントもそうです。
インプラントを行いたいという患者さんは歯がなく、食事がしずらいということがあり、高額な治療費がかかってもインプラントを希望されます。
もちろんインプラントをしない方が大変なこともなくよいことですが、どうしても食事ができない方にはしかたがないことです。
一番良いのは歯がなくならないようにすることです。
つまり『予防』です。
歯がなくならないように日々どれだけがんばれるかということです。
明日は歯の予防方法(歯周病の予防)についてお話します。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター