歯周病細菌遺伝子(DNA)検査 :その3

2015年 8月24日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。

始めに休診案内です。

9月12日(土曜日)
9月13日(日曜日)
は日本歯周病学会のため休診となります。

患者様にはご不自由をおかけ致します。

第58回秋季日本歯周病学会学術大会
です。

糖尿病と骨粗鬆症の接点

超高齢社会における歯科の役割

歯周病と骨粗鬆症−基礎と臨床から−

在宅者への歯周病ケア

といったことが今学会の内容になるようです。

さまざまなことを学ぶことができそうです。

今日のテーマは、前回の続きで
『歯周病細菌遺伝子(DNA)検査 :その3』になります。

DNA検査という言葉は、一般的に知られてきています。

犯罪 等で犯人を特定するために DNA検査を実施したり、

DNA検査で親子間 等の関連を調べたり、

将来なりやすい病気を調べたり

等 に利用されています。

テレビ等でも良く聞く話であると思います。

前回までのブログでは、
歯周病の中でも非常に進行の早い、重篤な歯周病として
侵襲性歯周炎(しんしゅうせい ししゅうえん)という病気があることを説明しました。

侵襲性歯周炎(しんしゅうせい ししゅうえん)は、
日本人の10〜15%程度に発症すると言われています。

歯周病によって年々 歯が抜けてしまっている方や

30〜40歳で歯周病と診断された方や

重度歯周病と言われた方

等ではこうした侵襲性歯周炎(しんしゅうせい ししゅうえん)の可能性があります。

侵襲性歯周炎(しんしゅうせい ししゅうえん)の場合、治療が非常に難しくなるだけでなく、再発率が高いです。

こうした歯周病の場合には、はやり歯周病専門医での治療がベストでしょう。

それでは、歯周病専門医であれば、侵襲性歯周炎(しんしゅうせい ししゅうえん)は必ず治るのでしょうか?

答えは そうではありません。

侵襲性歯周炎(しんしゅうせい ししゅうえん)と言っても
病状があまりにも進行してしまっている場合には、
治療は難しくなります。

歯周病が末期的な状態では、どのような歯周病専門医であっても治すことは難しいです。

難しいというより、治りません。

どのような病気もそうですが、
早期発見、早期治療が大切なのです。

病気は病状が進行すればするほど
治療が大変になります。

だからこそ早く発見することが大切なのです。

歯周病も
歯がグラグラしてしまっているような状態では
治療が困難になる可能性が高いです。

こうした侵襲性歯周炎(しんしゅうせい ししゅうえん)は、
患者様がもっている細菌の種類や量に大きく左右されます。

極端に言えば、
悪性度の強い歯周病細菌をもっている方は、
徹底した歯磨きを行なっていても
歯周病が進行する可能性が高いです。

しかし、口腔内に歯周病になりにくい細菌が存在している方の場合、
歯周病が進行する確立は低いのです。

単に歯を良く磨くかどうで
歯周病が進行するか どうかが決まるわけではないのです。

そのため、歯周病のリスクを判断するために
歯周病細菌の遺伝子検査(DNA検査)が有効になってきます。

特にご家族の中に
歯周病の方がいらっしゃる場合、
悪性度の高い細菌に感染している可能性がありますので、
家族間での治療が必要になります。

歯周病細菌の遺伝子検査(DNA検査)は
リアルタイムPCR法と言います。
スライド1

歯がグラグラする!

歯肉が腫れることがある!

歯肉から出血がある!

年々歯が少なくなる! 

抜歯する歯が増え 入れ歯の大きさが多くなっている!

家族が歯周病である!

というような方は
一度歯周病検査をし、進行が認められる場合には
歯周病細菌遺伝子検査 リアルタイムPCR法を受けてみてはどうでしょうか

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