こうして歯は失われる(歯周病の謎を解く):第3回目 口臭の原因は歯周病?

2020年6月29日(月曜日)です。
このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。
今日のテーマは、『こうして歯は失われる(歯周病の謎を解く):第3回目 口臭の原因は歯周病?』になります。
さてこのシリーズも3回目となりました。
本日は口臭です。
歯周病は口臭の最大の原因といってもいいでしょう。
歯周病は、歯周病細菌による感染症です。
細菌がいなければ、歯周病にはなりません。
基本的に歯周病が進行すればするほど
口腔内には、歯周病細菌が多くいるということです。

口臭の種類には、
1.硫化水素
2.メチルメルカプタン
3.ジメチルサルファイド
という臭いがあります。
これらの臭い物質は、歯周病細菌が代謝の過程で産生します。
歯周病をこのブログでする際には、
必ずといっていいほど歯周ポケットの話をします。
知っていられる方も多いかと思いますが、
はじめてこのブログを見られる方のために
歯周ポケットについて解説します。
歯周ポケッとは、
歯と歯肉の歯肉の溝のことで、
正常な溝の深さは、1〜3ミリ程度です。

歯周病が、進行すると
この歯周ポケットが深くなっていきます。
7ミリ以上になると
重度歯周病といっていいです。
歯周病細菌の多くは、酸素を嫌う
嫌気性菌(けんきせいきん)です。
我々が呼吸している地上の酸素割合は約21%です。
しかし、歯周ポケットが深くなると
酸素が届きにくく
酸素割合は、1%以下となることがあります。
つまり、歯周ポケットが深くなると
歯周病細菌が繁殖しやすい環境となるのです。
そのため、歯周病が進行し、歯周ポケットが深い場合には、
歯周病細菌が多く存在している可能性が高いため、
歯周病細菌が代謝の家庭で産生する
1.硫化水素
2.メチルメルカプタン
3.ジメチルサルファイド
が多くあるため、臭いが発生するのです。
歯周病が進行している方の多くは、口臭があります。
きちんと歯周病治療を行うことが大切です。
*口臭の原因は、歯周病だけではありません。
歯周病が原因による口臭を病的口臭と言います。
それに対して、
歯周病等の問題がないにも関わらず口臭がある状態を
生理的口臭と言います。
生理的口臭は、口臭外来による検査が必要です。
(2020年6月現在、口臭外来は、新型コロナウイルス感染症のため、休診しています)

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