歯周病最新情報!:歯周病細菌は腸内細菌にも影響する

2021年 3月15日(月曜日)です。
このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。
今日のテーマは、
『歯周病最新情報!:歯周病細菌は腸内細菌にも影響する』になります。
腸内には、約100兆個もの腸内細菌が生息しているとされ、
善玉菌

悪玉菌
が共存しています。
善玉菌 は、
乳酸 や 酪酸などを作り、
悪玉菌の増殖を抑え
病原菌の感染 や 発ガン物質の産生を
抑制する働きをしています。
このように腸内細菌は生態にとってとても重要な働きをしています。
最近の研究報告では、
新潟大学のグループによって以下のようなことがわかってきています。
歯周病細菌の中で悪性度の高いP.g菌 という細菌がいます。
このP.g菌
マウスに口から投与して、
全身にどのような影響があるのかを調べました。
その結果以下のようなことが分かりました。
血管の炎症反応、
脂質代謝の変動、
糖尿病で耐糖能異常 と インスリン抵抗性の誘導
などが確認されました。
これらは以前から報告されているデータですが、
これに加えて、
腸内細菌のバランスが乱れる ことがわかったのです。
また他にも
歯周病細菌が腸内細菌の中から見つかったという研究も
複数報告されています。
歯周病と全身疾患については、
少し前のブログで数週間にわたりアップしていますので
ご覧になって下さい。
歯周病は、歯周病細菌による感染症です。
歯周病細菌が、
血液を介して全身にまわっていくことは、
様々な問題を引き起こします。
歯周病は放置して良いことはありません。
早期発見、早期治療が大切です。
30歳以降になれば、
1年に1回は、
歯周病検査を受けた方が良いでしょう。
ただし、
歯周病のリスクには個人差が非常に大きいです。
さほど歯周病のリスクが高くない人もいらっしゃいますが、
歯周病のリスクの高い人の場合には、
10歳代でも発症することがあり、
20歳代でも
歯周病によって歯が抜けることもあります。
そして、30歳代でほとんどの歯を失うケースもあります。
先週の歯周病セルフチェック表 に当てはまることがありましたら
早急に歯科医院を受診していただき、
歯周病検査を受けて下さい。
重複しますが、
早期発見、早期治療が大切です。
来週の月曜日も歯周病ブログをアップします。
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