歯周病の検査

2021年 5月17日(月曜日)です。
このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。
今日のテーマは、
『歯周病の検査』になります。
前回のブログでも話ましたが、
歯周病は、歯周病細菌 による感染症 です。

歯周病細菌といっても
口腔内には数百種類の細菌が生息していますが、
歯周病に最も関連する細菌は数種類も存在します。
その中でも最も影響が高いのが、以下です。
P.g菌  Porphyromonas gingivalis
T.d菌  Treponema. denticola
T.f菌  Tannerella fotsythia
A.a菌  Aggregatibacter actinomycetemcomitance
特にP.g菌 は悪性度の高い歯周病細菌とされています。
*細かくはP.g菌にもいくつかのタイプがあり
I型、Ib型、II型、III型、Ⅳ型、Ⅴ型の6タイプがあります。
その中でも Ⅱ型が最も悪性度が高いP.g菌と言われています。
これらの歯周病細菌を調べる方法もあります。
リアルタイムPCR法 と言います。
当医院でも行っています。
詳細は以下 を参考にして下さい。
歯周病細菌遺伝子(DNA)検査 リアルタイムPCR法



ただし、これらの細菌検査(リアルタイムPCR法)は、
私のような歯周病専門医であれば行うことがありますが、
一般的には歯周病細菌検査が行える施設は少ないのが現状です。
それでは、歯周病細菌検査(リアルタイムPCR法)は、必ず必要な検査かと言いますと、
そうではありません。
一般的には、
歯周ポケット検査   と

レントゲン検査  レントゲン検査 で
歯周病の状態を判定します。

歯周ポケット検査 とは、
歯周病検査で最も重要なことです。
歯と歯肉の隙間の深さを計測する検査です。

プローブという器具で歯周ポケットの深さを検査します。

1つの歯の周囲を6点計測します。

歯周ポケットが1〜2ミリであれば、問題はありません。

歯周ポケットが3〜4ミリとなると初期の歯周病となります。

歯周ポケットが5〜6ミリ程度になると中程度の歯周病になります。

歯周ポケットが7ミリ以上になると重度歯周病になります。

また、歯周ポケット検査と同じくらい重要なのがレントゲン検査です。



歯周病が進行すると歯を支えている骨が吸収(溶ける)していきます。
骨の吸収が進行すると歯の支えがなくなるため、歯がグラグラとしてきます。
最終的には歯は抜け落ちてしまいます。

どれだけ早期にこうした検査を行い、
どれだけ早く治療を開始するかがその後に非常に大きな影響を及ぼすのです。
本日のブログはここまでです。
また来週の月曜日も続きを解説します。
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