今日のインプラント:補綴(被せ物)について

今日はインプラントの補綴(“ほてつ”と言います)についての話しです。
補綴とはインプラントの被せ物のことです。
インプラントを埋入した後は骨と結合するまで安静期間があります。上顎でおおよそ3ヶ月、下顎でおおよそ2ヶ月です。
安静期間中はインプラントに負荷(力)がかからないようにします。
埋入から2〜3ヶ月後にインプラントに土台を着け、型をとります。そして被せ物を装着して終了です。
この被せ物には大きくわけて3つの種類があります。
まず、
1 金属製の被せ物
2 ハイブリッドセラミック
3 セラミック
です。1の金属製はお分かりになと思いますので、2と3の違いについてお話します。

セラミックとハイブリッドセラミックの違いですが、素材に違いがあります。セラミックというものは陶材でできており、審美的に非常に優れています。変色する可能性はありません。しかし、非常に硬いため対合歯(噛み合う歯)が天然歯の場合には天然歯が削れてしまう可能性があります。
次にハイブリッドセラミックですが、素材はレジンと言われるプラスティックと陶材とを混ぜて作られています。これはセラミックの欠点である硬さを改善するために新しくできた素材です。天然歯と同等の硬さをもっています。しかし、レジン(プラスティック)が含まれているため変色を若干起こす可能性があります。可能性というのはどれだけお茶やコーヒー等の着色性のあるものを服用するとか、タバコを吸うとか、歯ブラシの程度に左右されますが、若干は変色を起こすかもしれません。また汚れ(食物)等はハイブリッドセラミックの方が付着しやすいです。審美性を考えれば、セラミックの方が良いかと思います。
奥歯であればハイブリッドセラミックも選択肢の一つになります。
明日以降も暫く補綴についてお話します。

インプラントの杉山歯科医院