最新インプラント症例ブログ

2005年7月6日

今日のインプラント午前と午後

今日の午前中は上顎前歯部に4本のインプラント埋入です。

今日のケースは骨の幅が極端にないためかなりな難症例でした。
骨の厚みは薄いところで2mm程度、厚みがあるところでも4mmちょっとというような状態です。
本来このようなケースではあらかじめ骨の幅を増大させるGBR法という方法を行い、骨の厚みを確保してから行うのが一般的です。
しかし、骨の薄い範囲が非常に大きいことと、患者さんの希望、また最終的にには完全固定式ではなく義歯との連結装置(後で記載)として使用する等からインプラント埋入と同時に骨幅を増大
させる治療法を行いました。
これは『スプリットクレスト法』といわれるもので、詳細はインプラントの特殊な治療に記載してありますが、簡単に説明すると
“ノミ”のような器具を使い、それを骨の頂上部分に入れ、たたき、徐々に幅を押し広げるといった方法です。(わかりずらいのでホームページを見られた方が良いですね)
この操作は骨幅が5〜6mm程度になるまで行います。
骨幅が広がった段階でインプラントを埋入します。
今回はさらにGBR法も同時に行っています。
患者さんは少し大変だったかもしれません。
インプラントの治療時間も40分程度と少し時間もかかりました。
このスプリットクレスト法は非常に骨幅がない状態でも1回の治
療で行えることができます。しかし、基本的に上顎に対して行う治療であり、下顎にはあまり適応されません。なぜかと言いますと“ノミ”で骨幅を広げるということは骨自体がある程度軟らかい状態であることが必要です。個人差はありますが、基本的に上顎の骨は軟らかく、下顎の骨は硬いことが多いため上顎に適応されます。
今回はスプリットクレスト法の中でもイタリアのDrキャパスコが開発した器具を用いて行いました。この方法はまた後日ホームページで紹介します。

先程義歯との連結のためのインプラントと話しをしましたが、その解説をします。
インプラントを使用した義歯ですが、まず2〜4本のインプラントを埋込みます。そしてインプラントと義歯をつなぐアタッチメントという金具をインプラント部と義歯の両方に装着します。
これにより義歯とインプラントは強固に固定されますので、義歯が落ちてくるということはありません。また固定が強いため義歯を非常に小さくできるという利点があります。義歯の口蓋の部分を取除くことができ、通常の義歯とははるかに小さくできますので、違和感がかなり少ない義歯にすることができます。
症例がホームページにありますので詳しくはそちらを御覧下さい。

午後はインプラント手術を含め4件の手術があります。
大変だー!



インプラントの杉山歯科医院
最近の投稿
カテゴリ
アーカイブ

PAGE TOP