最新インプラント症例ブログ

2007年1月27日

サイナスリフト法:治療法その9

サイナスリフト法:治療法その9

今日はサイナスリフト法シリーズの最終回です。

サイナスリフトの成功率についてです。
このシリーズで何度も書きましたが、サイナスリフト法は上顎の奥歯にインプラントを埋入するための骨の高さがない場合に骨の移植を行い、骨を再生(増大)させてインプラントを埋入する方法です。
通常、インプラントができないと言われた方でもこの治療を行えば可能になります。その反面、治療期間は非常に長くななり、治療自体も難しいものです。また治療後に腫れる可能性が高いというお話もしました。
良い点もあれば悪い点もあります。
それではサイナスリフト法はどんな場合でも成功するのでしょうか?
どんな治療もそうですが100%の治療というのはありません。
虫歯一つの治療でもそうです。
通常のインプラントの治療もそうです。
診断も十分問題なく行え、治療も問題なくできたとします。
それでもインプラントと骨がくっつかないということは稀に起ります。
生体の治癒反応もあります。以前お話をした喫煙との関係もあります。
さまざまな因子はありますが、思ったよりも骨ができないということもあります。
私達は決められたパーツを組み立てて物を作る作業とは違います。
どんなに手順がきちんとされても生体の反応の差もあります。
サイナスリフト法の予後報告の論文も多くあり、80%の成功率となっている論文もありますし、100%だったと報告している論文もあります。
論文には全てその背景が違います。例えば調査対象の患者さんは予め喫煙者は除外しているとか、噛み合わせの問題もそうです。インプラントにとってリスクのある患者さんを除外して行えば、成功率は高くなります。しかし、歯がなくて困っている患者さんに対し、あまりにもリスクが高い場合は別ですが、全て安全だという方のみインプラントを行っているわけではありません。
重度歯周炎の方にもインプラントを行うこともあります。(もちろん歯周病の治療が完了してからインプラントを行います)。噛み合わせの強いような方にもインプラントを行うこともあります。(こうしたことはインプラントにとって失敗のリスクが高いとされています)
サイナスリフト法は大変な治療ですが、成功率は高いものです。しかし思ったより骨ができていないということを今までに経験したことがあります。
そうした場合にはそれをフォローするような第2の治療法を提案させていただきます。
最終的に患者さんにとって有益な治療ができればと思っています。
単にインプラントと言ってもさまざまな方法があります。
治療する側からみて難しいケースもあります。
そうした場合にはそれに合わせた治療法が必ずあります。
もちろん治療の費用の問題もあります。
今お困りのことがありましたら現在通院されている歯科医院の先生とお話になってみて下さい。
サイナスリフトだけでなくきっと良い治療法があるはずです。
今回は長々とサイナスリフト法についてお話をしてきました。
難しい話しもあったかもしれません。
これが患者さんのお役に少しでもたてたらと思います。
明日からはまた違うお話をしたいと思います。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

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