最新インプラント症例ブログ

2007年2月23日

インプラントにおける難症例:5

2e4e15a6.jpgインプラントにおける難症例:5

前回は骨形成(能)は年齢とともに衰えていくことをお話しました。
骨形成(能)とは骨が新生(できること)することです。
インプラントにおいては若年者よりは高齢者の方が骨と結合(くっつく)までの時間を長くとった方より良いということもお話しました。
また骨粗鬆症の患者さんにおいてインプラントを行うことには問題はないこともお話ししました。
しかし、通常の患者さんと比較して結合するまでの期間(時間)を長くすることが必要であることもお話しました。

今回はインプラントにおいて骨の移植を行う際に『骨形成(能)』とともに重要なキーワードである
1. 骨伝導(能)
2. 骨誘導(能)
についてお話したいと思います。
またまた聞き慣れない難しそうな名前がでてきましたね。
1. 骨伝導能とは骨を形成(作る)ための足場のこと
2. 骨誘導能とは骨を形成(作る)細胞を誘導(呼び集めて)し、骨を新生(添加)させること
難しい言い方ですので、わかりやすくお話しますと

1. 骨伝導(能)は歯を抜いた場所で起る現象と同じようなことです。
つまり、抜歯すると骨の中に歯(歯の根)があった穴があきます。
この穴は時間とともに骨に置き換わって(埋まって)きます。
どうして抜歯した穴が骨で埋まってくるのかと言いますと、
まず抜歯した部位に血液が溜まります。この溜まった血液のことを『血餅』といいます。
『かさぶた』のようなものです。
『血餅』は血液の塊です。
骨は空洞のようななにもないところにはできません。
骨の細胞が生きのびることはできないからです。
(骨の細胞は血液の中が好きですから…)
骨を作る細胞はこの血餅の中で生きることができるのです。
血餅とは骨の細胞が生きられる場所なのです。
骨の細胞があるからこそ、骨は新生(再生)されるのです。
骨伝導(能)とは骨ができる“足場”なのです。

次に2. 骨誘導能ですが、前回骨の再生(新生)に大きな役割をなす細胞として『間葉系幹細胞』という細胞がでてきました。
骨を作る細胞のことです。
簡単に説明すると骨誘導能とは骨を作る細胞を呼び集める能力のことで、骨を作る細胞が集まったことで骨が新生(再生)するのです。

今回も聞き慣れない名前ばかりでわかりずらかったと思います。
骨伝導能、骨誘導能
この2つのキーワードは自家骨だけの話ではなく、今後お話する
人工の移植材でも非常に重要な言葉になります。
ぜひ覚えておいて下さい。

また次回もこの続きです。

難しい話ですが、見て下さい。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

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