日本医療の悪いところ:大船駅北口歯科インプラントセンター

baead645.JPG今日は土曜日です。

土曜日は非常に混んでいる日です。

さて今日も昨日の続きになります。

日本医療の悪いところ

日本の医療は保険料を支払っていればある程度の費用で治療を受けられるという利点があります。
これは世界的にみて非常に優れた制度です。
もちろんこれによって多くの人が救われています。
しかし、日本医療の問題点も多くあります。
虫歯を例にとってお話します。
まず日本の保険制度は出来高払いです。
つまり、歯を削ってなんぼです。
歯を削らないとお金にならないのです。
神経を取ればさらに治療費は高くなります。
また歯科医師によって技術的な差があっても治療費(保険医療費)は変わりません。
極論をお話します。

あまり大きな声では話せないようなことですが…

しかし、言ってしまってもいいでしょう。

小さな虫歯でもどんどん削ってしまえば歯医者は儲かります。
取らなくても良い神経を取ればさらにもうかります。
一つの治療に1時間かかるようなことを15分で終わらせればもっと儲かります。
適当にすればするほど歯医者は儲かっていきます。
小さい虫歯があった場合に『これは削るのでは予防をしていけば大丈夫です』と丁寧に説明している歯科医師は利益がありません。
『虫歯ですからけ削りましょう』と言ってしかも短時間で行う歯科医師はもうかりますし、治療が早いので評判も良くなります。
治療が早い早く痛くないということはもしかしたら適当に虫歯を取っているのかもしれません。
虫歯を徹底して取ると時間がかかりますし、後で痛みが出ることもあります。

どんな治療をしても治療費は同じです。
しかも数を診れば診るほど利益はあります。

これが日本の保険制度の悪いところです。

ただ誤解されないようにしますが、こんな悪いことをしている歯医者はほんの一部です。
でも実際にはいます。
私の周りではいませんが、聞いたことがあります。
先週『根管治療』の話をしました。
非常に時間がかかり大変な治療です。
適当に行うこともできます。
患者様には治療内容がわからないこともあるのですから…
でも適当にすればその結果は必ず後になってあらわれます。

今日はなにか日本の歯科医療の悪い点ばかりになって逆に不安をもたせたかもしれません。

もちろんこうした悪い歯科医師だけではありません。

また明日もさまざまな話をしたいと思います。

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