最新インプラント症例ブログ

2007年4月24日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:現在の日本の歯科事情

4f8bb9e6.JPG現在の日本の歯科事情:大船駅北口歯科インプラントセンター

昨日はブログを書けずにすみません。
急な用事ができまして…

さてこのところ歯科事情についてずっと書いてきました。
今日もその続きになります。

現在の日本の保険医療は大変なことになっています。
ちょっと前のブログでは保険診療で行える治療の範囲が非常に狭くなってきていることをお話しました。
歯周病は非常に行いすらくなっているとか
医科ではリハビリの期間が限定されてしまったとか
いろいろあります。

でもしかたがない面もあります。
実際に健康保険財政が厳しいのですから…

もう一つ日本の保険医療が厳しくなってきたことの話をしたいと思います。
例えば、虫歯の治療を受けた後(歯を削った後)に、痛みが出るかもしれないので薬(痛み止め)をもらいたいと思う患者様がいらっしゃると思います。
これは基本的にダメです。
薬を処方するかしないかは患者様の希望では行えないのです。
今の健康保険制度の中では“虫歯”で歯を削った程度では痛み止めは処方できないことになっています。
医療費を抑えるためです。
また抜歯した後に出す痛み止め(屯服薬:痛い時に使用する)は2錠しか出せません。
これは以前にも話ました神奈川県の保険の暗黙のルールです。
もちろん痛みの程度には個人差があります。
まったく痛み止めを使用されない患者様もいらっしゃいますし、とても2回分では足りない患者様もいらっしゃいます。
2回分の痛み止めでは足らないと患者様が言っても追加で処方することはできないのです。
これは2007年から私達現場で働いている歯科医も知らない間に決まっていたことです。
先程も話ました医療費の削減のためです。
また1回、痛み止めを処方したら同月は2回目の痛み止めは出してはダメというのもかってに決められていたことです。
(神奈川県では…)
1ヶ月に1回しか痛みがでないなんて決められるものではありませんし、痛みの程度も個人差があります。
こうしたことは現場の歯科医師から猛反発があり、1ヶ月に2回ならOKということになりました。(ほんの最近です)
また保険で無理なら追加の痛み止めの分だけ保険以外(自費診療)で行うのはダメかと言いますとこれもダメです。
保険診療と自費診療を同時に行うことは混合診療とされ、禁止されているからです。
歯科医院によっては痛み止めの追加は治療費をもらわないで処方しているところもだいぶあるようです。

また混合診療となるのが、主訴です。
ちょっと話はずれますが…

主訴とは患者様が歯科医院に来院される時に一番問題としていることです。
これもこの前にちょっと書きましたが、
『虫歯があるかないか診て下さい』と患者様がいらした場合には保険はききません。
これは検査希望ですから『病気』ではないためです。
カルテには主訴を記入する欄がカルテの表紙にあります。
ここに『検査希望』と記入すると保険は適応されません。
そのため多くの歯科医師は患者様に問診を行い、なにか問題点を聞きます。
もし少しでも問題点があればそれを主訴とし、カルテに記入しています。
『なんとなく痛い』でも大丈夫ですし、
『時々出血がある』、
『ちょっとしみる』でもりっぱな『歯科の病気』です。
患者様は毎月保険料を支払っているわけですから健康保険で医療を受けることが当然できるわけです。
ですから医療側もできるかぎり保険の範囲内でなんとかしたいと思っています。

今回はちょっと話がズレてしまいましたが、日本の保険制度についてでした。

ちなみに『人間ドック』は病気そのものではなく、『検査』ですから保険はききません。
『検査』の結果、病気とわかれば保険適応です。

今日はこれで終わりです。
また暫くは日本の医療制度(患者様が知らない裏の話…)をしたいと思います。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。
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