最新インプラント症例ブログ

2007年5月31日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:『歯根破折』その2

『歯根破折』その2

先日は歯の根が折れてしまった場合、早期の対応が必要であることをお話しました。

これは本当に大切なことです。
根が折れた状態で時間がたつと後に大変な治療になります。

歯の根が折れても患者様ご自身では痛みが生じないことが多いので、
歯科医院で 『歯の根が折れています。抜歯が必要です。』
というような話を行った場合、
抜歯をご希望されない患者様も多いのが現状です。

そのため、後に痛みを生じた場合や最終的に抜歯をご希望された時には
状態は悪化し、治療を困難にします。

前回もお話しましたように歯の割れた部分から感染が起こり、
歯の周囲にある骨が吸収(溶ける)してしまいます。
骨が吸収してしまうと 
その後にインプラント治療を選択される場合には困難を極めます。

特に前歯部の場合、骨吸収が大幅に起ると審美的な問題を生じます。

具体的には骨吸収のため歯肉も下がります。
骨の増大治療(GBR法)を行っても吸収が大きい場合には完全に元に回復しないことがあります。
つまり歯肉が下がったままです。
その状態でインプラントを行うとその部分のみ歯が長くなった状態になります。

笑った時に歯肉があまり見えない方は問題ありませんが、
笑った時に歯肉が見える方は問題があります。

私のようなインプラント専門医にとってもこのような症例は最も難しい治療になります。

歯科に限らずどのような病気でもそうですが、状態が悪化すると治療は難しくなりますし、完全に回復させることができなくなることもあります。

昨日も話しましたが、歯(歯の根)が折れる原因としては
歯の神経がないことです。

逆に言えば、『歯の神経を取らない』ことが重要です。

現在、『神経がない歯』が多い方は要注意です。
ただし、現状としては神経のない歯を保護する完全な治療法はありません。

できることとしては
定期的にチェックをし、
『虫歯になっていないかとか』、
『噛み合わせも問題が生じていないか』
を検査することが大切です。
特に 神経がないと 虫歯になっても痛み等がなく、気がつかないため、
状態が悪化してから発見されることが多いのです。

また『歯ぎしり』や『くいしばり』がある方は要注意です。
就寝時に噛む力はものすごいもので、
その力によって
歯が折れてしまうことも結構あります。
『ナイトガード』と言われる防止装置の装着が有効です。

上記のような予防法をとっても100% 破折を防止することはできないのが現状です。

そのためまず、神経を取り除くような状態にならないことが最も大切なことです。

虫歯になりやすい方はその予防策を歯科医院で相談されることが大切です。
虫歯は十分予防できることです。

虫歯が予防できれば、
苦痛もありませんし、
歯科医院に通院する時間も無駄になりません。
治療費もかかりません。
食事も気にせずできます。

いいことばかりです。

虫歯にならないようにすることは十分可能なことです。

虫歯を治療しに歯科医院に行くことよりも
予防のため歯科医院に行かれることが大切です。

そうした方が最終的には通院回数も少なくなりますし、
医療費もおさえられます。


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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。
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