最新インプラント症例ブログ

2007年7月20日

インプラント 歯周病 専門医のブログ:歯周病患者様におけるインプラント治療:その4

今日も昨日と同じテーマの続きになります。

昨日は歯周病細菌はどんどんと感染していくことをお話しました。
歯周病の治療である『SRP:スケーリング・ルートプレーニング』を行っている最中でも
治療した部位に治療していない箇所から新たに感染を起こす可能性があることを書きました。
今日はそうした再感染を防ぐ治療についての話です。


『歯周病治療の新しい考え方:フルマウスSRP法』
未治療部位から治療した部位に歯周病細菌が再感染する可能性があることを書きました。
そこで1日で全ての歯周病に感染した歯に対して『SRP:スケーリング・ルートプレーニング』を行えば、新たな感染を生じないという考え方がこのテーマである『フルマウスSRP法』です。
また『Full Mouth Disinfection』とも言います。
『フルマウス(Full Mouth)』とはか『口腔内全体』という意味で、
『Disinfection』とは『殺菌』という意味です。
口腔内全体を殺菌しましょうということです。

理論的には優れた治療法です。
しかし、現実的な問題点として治療時間があります。
前回書きましたように7歯程度の『SRP:スケーリング・ルートプレーニング』で約30〜60分の治療時間がかかるわけですから、
口腔内全ての歯を行うとすると120〜240分かかることになります。
こんなに長時間は口を開けていられませんよね!
ただし、考え方としては優れた方法だと思います。
そのため、60分程度で全体的に『SRP』が行えるような場合にはこうした方法を行います。
またインプラントが既に埋入してある患者様で、歯周病が再発して場合には感染防止のため、歯周病に感染している歯は一度に全て行うことにしています。


さらにフルマウスSRP法をさらに効果的に行うための方法を説明します。

『SRP:スケーリング・ルートプレーニング』をさらに効果的に行う方法として
1 『局所的薬物送達療法:LDDS(Local drug delivery system)』と
2 『抗菌性グルコン酸クロルヘキシジン含嗽剤の使用』、
3 『経口的抗菌薬の投与』
が考えられます。
明日はれらの方法の詳細を説明します。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。
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