インプラント 歯周病 専門医のブログ:インプラントの被せ物:3

昨日まではインプラントの被せ物として
セラミック
オールセラミック
ハイブリッドセラミック
金属製の被せ物
があることをお話しました。
またそれぞれの被せ物の特徴についてもお話しました。
今日はこうした被せ物の将来性についてです。

インプラントの被せ物もそうですが、歯科で行う被せ物の全ては
その形態を一生保たせることは不可能です。
それは、毎日噛むことにより被せ物は必ず磨り減るのです。
もちろん噛む力には個人差はありますし、歯軋りの有無や程度によっても違いますが、必ず少しずつ磨り減ります。
靴に例えると毎日使用していれば靴底は磨り減ります。
磨り減り方には個人差があり、踵の部分が磨り減ったり、内側のみ、外側のみ、右側、左側と磨り減ったりします。
口腔内も同様に右で良く噛む人は右側が磨り減ったりします。
また歯軋りやくいしばりがある方は磨り減り方が大きいものです。
ですから被せ物は消耗品です。
20歳でセラミックをした人はその形態が60年、70年と不変であることはありません。
噛む力によってはセラミックに日々負担がかかり、かけたりする場合もあります。
特にインプラントは天然歯と違い歯根膜というクッションのようなものが存在しないため噛んでも動かない(沈み込まない)ので噛む力が直接インプラントの被せ物にかかります。
被せ物を装着した時にはそうなならいように噛み合わせの調節を行いますが、時間の経過とともに噛み合わせは変化し、インプラント部に負担がかかってくることがあります。
そのため、噛み合せの変化を定期的に観察するために定期検査(メインテナンス)が重要になってきます。

明日はこうした噛み合わせの変化が起る原因についてです。

ブログランキングにご協力下さい。下記をクリックして下さい。
人気blogランキングへ
クリックしていただくとランキングに1票入ります。

大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。