インプラント周囲炎の治療方法(CISTの分類)

今日からまた新しいテーマになります。
インプラント周囲炎の治療方法です。

インプラント周囲炎とは、インプラントが歯周病と同じような症状になることです。
インプラント治療後に歯ブラシが不十分になると汚れは歯肉とインプラントの境目から内部に侵入していきます。
(後で説明します、 歯周ポケットです)
この汚れは歯周病細菌と同様の細菌です。
そして初期の段階ではインプラント周囲の歯肉が腫れて行きます。
その後インプラントを支えている歯槽骨を吸収してしまいます。
最終的にはインプラントはダメになり、撤去することになります。
人工物であるインプラントには神経が通っていません。
そのため初期の段階では多くの場合、自覚症状がありません。
そのため、かなり状態が進行しなければ気付かないのが特徴です。

この続きは こちらを御覧下さい。

それではインプラント周囲炎になった場合、インプラントはもうダメなのでしょうか?
摘出しなければ、ならないのでしょうか?
治療方法はないのでしょうか?
以下にその説明をします。

CISTの分類です。

インプラント周囲炎の治療を説明する前にインプラント周囲炎の分類を解説したいと思います。
それはどんなインプラント周囲炎でも治療できるのではなく、インプラント周囲炎の初期であれば、治療は可能だということです。
そのためにはインプラント周囲炎の分類(インプラント周囲炎の程度)を知ることが必要になります。

現在インプラント周囲炎を分類する方法として『CISTの分類』というものが広く使われています。

私達インプラント専門医はインプラント周囲炎が起った場合、この『CISTの分類』に従い治療を行います。

明日は『CISTの分類』の詳細について説明します。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。