最新インプラント症例ブログ

2007年9月17日

リアルタイムPCR法:細菌検査によるリスク診断:その7

昨日は日本口腔インプラント学会のため、このブログは休みでした。
学会の話はまた明日のブログで書きたいと思います。

今日はリアルタイムPCR法の続きになります。

昨日までは歯周病に関するリアルタイムPCR法の話でした。
今日は虫歯に関係する細菌検査の話です。

リアルタイムPCR法(細菌検査によるリスク診断)は歯周病だけではなく、虫歯の診断にも効果を発揮します。
虫歯の原因菌であるミュータンス菌(mutans 菌)は赤ちゃんの口腔内には存在しないことが確認されています。
赤ちゃんの歯が生え始めた頃(1〜2歳前後)に、母親から子供へ感染することが分かっています。
これは、母親が赤ちゃんと同じスプーン等を使用して食事をすることにより感染するのです。
逆に言えば、母親が注意すれば、感染は十分防げるのです。
また、母親にミュータンス菌(mutans 菌)が多いと診断された場合には、除菌を徹底して行うことにより感染は防げるのです。
ミュータンス菌(mutans 菌)を除菌する方法には『3DS法』という治療方法があります。
3DS法とは、Dental Drug Delivery System の略です。

リアルタイムPCR法により、ミュータンス菌(mutans 菌)等の虫歯菌の検査を行います。
検査の結果、ミュータンス菌(mutans 菌)が多いと判定された場合、
以下の方法で除菌を行います。

1 まず、徹底して虫歯の治療を行います。
  虫歯はミュータンス菌(mutans 菌)の住家です。
  虫歯があっては除菌療法を行っても効果がありませんので、まず、徹底し
  て虫歯の治療を行います。

2 次に口腔内のクリーニングをします。
  これは『PMTC』と言われるものです。
  このPMTCを行わないとこの後の『3DS法』の効果はなくなります。

3 次に歯の型を取り、リテーナーというマウスピースのようなものを作製し
  ます。
  この『リテーナー』に専用の虫歯予防薬のフッ素を入れ、5分間そのまま
  にします。
  つまり、フッ素を5分間、歯に浸透させるのです。

4 ご家庭でもこの方法を1日2回(朝、夜の歯ブラシの後)、『リテーナー』
  にフッ素を入れ、除菌します。

5 数週間し、再度PCR法により、細菌の状態を確認します。
  
このように『リアルタイムPCR法』は虫歯や歯周病の予防に科学的根拠をもって対応することができます。


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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。

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