静脈内鎮静法

今日はインプラント手術が3件ありますが、2件は『静脈内鎮静法』という麻酔を使用した手術になります。
この『静脈内鎮静法』という麻酔についてはこのブログでも時々書いていますが、外科手術を行う際には患者様にとって非常に楽な治療になります。

静脈内鎮静法を行うと治療中のことはほとんど覚えていない状態になります。
眠っている間にインプラント治療が終了することになります。
治療に不安を持っている患者さんには最適な麻酔方法です。
方法としては点滴をするように血管内(静脈内)に麻酔液を入れます(流します)。
麻酔が効くまで5〜10分程度です。
後はインプラント治療が終了するまで寝ている状態です。
欠点として麻酔が終了しても完全に切れるまで時間がかかります。
通常、静脈内鎮静法による麻酔は麻酔を終了すると5分程度で麻酔はきれます。
麻酔により目覚めた後はぐっすり寝て起きた状態に似ています。
すっきりとした状態です。
患者様によっては『ひさしぶりにぐっすり眠った』という方もいらっしゃる程です。
しかし、麻酔が効きやすい方はその後にも若干“ぼーと”することがまれですが、あります。
患者様により麻酔終了後、
1時間程度効いている場合もあります。

私自身も先日この『静脈内鎮静法』を行いました。
といってもインプラント手術ではありませんが…
胃カメラと大腸カメラです。
以前にも胃カメラは行ったことがあり、その時には特に麻酔はしませんでした。
特別苦しいものではありませんでしたが、始めのどを通る時に少し苦しかったため、今回は『静脈内鎮静法』にしました。
やっぱり楽でいいですね。

静脈内鎮静法でインプラント手術を受けた患者様は次にインプラント手術をされる際にはほとんどの方がまた静脈内鎮静法を希望されます。
楽ですからね。

ただし、欠点として治療時間が長くなります。
通常の治療時間よりもかなり時間に余裕をもっていらしていただきます。
また、麻酔の効き方には個人差があり、治療後暫くぼーっとする方もいらしゃいますので、
車やバイク、自転車等での来院はできません。

1〜3本程度のインプラント手術であれば、通常の虫歯を削るような麻酔でほとんどが大丈夫ですが、複雑な治療や埋入本数が多い場合には有効な麻酔方法です。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。