最新インプラント症例ブログ

2007年10月16日

インプラント治療の『リスク(危険度)』『禁忌症』『デメリット』その2

昨日から始まった インプラント治療の『リスク(危険度)』『禁忌症』『デメリット』の続きになります。

今日は禁忌症の2回目になります。

禁忌症2:高血圧症をはじめとする循環器系疾患

高血圧とは?

まず始めに、高血圧ってどれくらいなの? 
ということから話したいと思います。
高血圧の定義は難しく、年々変化しています。
なぜ変化するのか? 
それは最新の予後調査の結果を取り入れるからです。
例えば収縮期血圧が150mmHgの人がいたとします。
その人が10年後に脳卒中になる確率が 120mmHgの人より2倍高いという研究調査結果が出たとします。
そうすると脳卒中を防ぐためにもっと血圧を下げた方が良いということになります。
つまり、上記のように新たな調査データが出れば、高血圧の定義もどんどん変化するわけです。

また、ご自身が血圧が高いと思っていても実際に血圧を下げるために治療を受けている人はかなり少ないと言われています。
日本では高血圧の人は約2600万人いるとされていますが、実際に治療を受けているのは2000万人以下と言われています。
つまり、実際の血圧を正確に把握している方は非常に少ないのです。
また、血圧は1日の中でも変動が非常に大きいものです。
緊張等によってもかなり変化します。
そのため、たまたま1回血圧を計った時に低かったとしてもそれは たまたま だったのかもしれません。
再度計測したら高かったということもあります。
そのため、当医院においても患者様ご自身の自己申告の血圧は正確なものとは思っていません。

一応参考として一般的に使われるのは、WHO(1993)の定義です。
『正常血圧』 は収縮期140未満かつ拡張期90未満、
『境界域高血圧』 は収縮期140以上160未満 拡張期90以上95未満
それ以上を 高血圧としています。
ただし、これは参考値として考えています。
それは『境界域高血圧』 だったとしても非常に緊張が強い方は治療に際し、簡単に20〜30程度血圧が上昇することがあります。
治療前に安全と思われてもいざ治療を開始すると高血圧になることもあるのです。

血圧が高い場合には、その他の病気等の兼ね合いを考えていく必要性があります。
『単に血圧がちょっと高いだけだから大丈夫だろう』というわけにはいきません。
外科処置には総合的な判断が必要なのです。

明日も『禁忌症2:高血圧症をはじめとする循環器系疾患』の続きになります。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。

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