最新インプラント症例ブログ

2007年10月30日

インプラント治療の『リスク(危険度)』『禁忌症』『デメリット』その14

2日間ブログを書けずにすみません。
三重県の方にインプラント学会に行ってきました。
三重県と言えば、今『赤福』で騒がれていますよね。
学会の帰りに伊勢神宮に立ち寄りました。
もちろん『赤福』本店は休業でした。
しかし、休業している赤福の前で記念写真を撮っている方がいっぱいいました。
おもしろいですよね。

さて、今日のブログは『神経麻痺』の続きです。

下顎神経麻痺の経過

神経麻痺には、挫滅(ざめつ)や圧迫、切断 等が考えられます。
挫滅や圧迫程度ならば、2〜3週間から数ヶ月でほとんどの場合、完全回復します。
しかし、圧迫が長く続いた場合は、最終的には感覚は回復しますが、麻痺以前の状態には戻らない可能性もあります。
また、完全に切断してしまった場合で、感覚は回復しますが、回復する神経繊維の種類によって、長期間にわたり、痛覚が過敏になったり、異常な感覚に長期間悩まされる場合もあるようです。
回復の仕方はいきなり感覚が戻るのではなく、だんだんと戻ってきます。

下顎神経麻痺の治療法

まず、インプラント手術において麻痺が起った場合には、CT撮影等を行い、インプラントと神経の位置関係を確かめます。
インプラントによる神経の切断や神経の圧迫があると診断された場合にはインプラントを撤去します。
しかし、インプラント埋入後、かなり時間が経過してしまった場合には撤去が困難もしくは逆に摘出することのリスクもあります。
麻痺の治療としては薬物療法(ビタミンB12やATP)や星状神経ブロック等が行われます。
神経が完全に切断された場合には神経の縫合術や移植術が行われることもあります。
どちらにせよ、早めの対応が予後を決めます。
また、検査により、神経の位置関係に大きな問題がないと判断された場合には経過をみます。
インプラント埋入時の圧迫や、内出血による圧迫が考えられるためです。
この場合には基本的に時間はかかりますが(個人差があるためです)、ほとんどの場合、回復します。

下顎神経麻痺が起ならないために!

神経麻痺の話をすると『インプラントは怖い!』と思われるかもしれませんが、このようなことはまず起ることではありません。
神経麻痺が起らないためにはまず、検査が大切です。
通常、歯科においてインプラント治療にはオルソパントモグラフィーというレントゲン撮影を行います。
このレントゲンは簡便であり(ほとんどの歯科医院に装備されています)、歯や顎の状態等さまざまな情報を得ることができます。
そのため、骨の状態に問題がないインプラント手術の場合にはこのレントゲン撮影で十分ですが、骨の吸収が起っていたり、インプラント埋入予定部と下顎神経が非常に近接している場合にはCT撮影を行うことが有効です。
CT撮影についての詳細は こちらをご覧下さい。


明日は『リスク(危険度)その2:出血(血管損傷)』になります。

今週末も学会です。
今度は仙台です。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。

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