最新インプラント症例ブログ

2007年11月3日

インプラント治療の『リスク(危険度)』『禁忌症』『デメリット』その18

今、朝5:00です。
これから、学会に行ってきます。

先程、間違って昨日のブログを消してしまいました。
まだ、見ていない方は申し訳ありませんが、
『インプラントのリスク(危険度)』としてこのブログシリーズをまとめましたので、そちらを参考にして下さい。
すみません。

さて、今日からインプラントのトラブルについてです。
トラブル1:インプラントの脱落(インプラントが取れる、抜け落ちる)

インプラントが脱落する原因と時期にはいくつか考えられることがあります。

埋入したインプラントが数日から数週間以内に脱落する原因:感染

まず、感染が考えられます。
どこから感染したのかということですが、
インプラントを行う場所です。
手術室でない場所で行ったり、不衛生な場所だったりした場合、感染する感染する可能性があります。
インプラント手術を行う場所は衛生管理された手術室が良いでしょう。

次に、手術器具が汚染されていたりした場合です。
しかし、この可能性はほとんどないと思って下さい。
インプラント手術を行っている歯科医院では、使用する器具が汚染されているということはまずないと思われます(もちろん、いろいろな歯科医院がありますので、絶対ということはありませんが…)。

次に、術者の衛生面です。
術者の手術着やマスク、防止、手術用グローブ等です。
髪の毛や顔に付着した汚れも注意が必要です。
患者様の口腔内に術者の顔を近づけて手術を行うわけですから…

次に、患者様の口腔内が歯周病であった場合です。
インプラント治療前には確実に歯周病を治しておく必要性があります。
歯周病の状態でインプラントを行うと歯周病細菌はインプラントにも感染します。
インプラント治療前の徹底した歯周病治療は必須です。

これが、この中で最も重要なことと言ってもいいでしょう!
歯周病とインプラントの関係は こちらをご覧下さい。

次に手術直前の口腔内の消毒不足です。
手術直前には口腔内を消毒する必要性があります。
口腔内は唾棄もあり、完全に滅菌することは無理ですが、術前に極力清掃することは非常に大切なことです。
当医院ではインプラント手術当日はまず抗菌作用のある薬(クロルヘキシジンジェル)を歯ブラシにつけご自身でブラッシングしていただいてから治療室に入っていただきます。
そして、手術室ではクロルヘキシジン洗口剤で口をゆすいでもらいます。
さらに麻酔の際にクロルヘキシジンの綿にて粘膜や歯を拭い、消毒を行います。

次に唾液等による汚染です。
手術中に唾液が手術部位に触れたり、インプラント本体に唾液が触れた場合、汚染されます。
また、口腔粘膜に触れても問題が起ります。
これは、他の感染リスクより起る確立が高いものです。
防止策として、アシスタントの能力があります。
手術する歯科医師は手術に集中していますので、アシスタントが唾液の排除を行うことになります。
また、手術自体を手早く行うことです。
これは無理して早く行うということではなく、きちんとしたトレーニング(切開の確実性や縫合の素早さ等)と術前のデータをきちんと頭にいれ、治療前にイメージトレーニングをすることが有効です。
的確に手術を早く行うことは感染のリスクを減らすだけでなく、術後の腫れも少なくします。

次に抗生剤の術前の服用です。
いくら手術環境を整えても100%無菌であるとこは無理なことです。
そのため抗生剤の服用は重要になってきます。
一般的に抜歯を行うと治療後に抗生剤の処方があり、抜歯後に患者さんは服用することになります。
しかし、本来は抜歯後に服用するのは遅いことになります。
抜歯後に抗生剤を服用して効果があるのは術後の感染予防です。
抜歯時の感染予防にはなりません。
抜歯前に抗生剤を服用する必要性があります。
しかし、日本の保険制度では抜歯前の抗生剤投与は認められていません。
そのため通常は抜歯後に処方されることになります。
インプラントにおいては保険診療ではないため術前に処方することがほとんどです。(場合により治療後に服用することもあります)
インプラント治療中の感染予防に対して効果がある抗生剤の処方方法は治療の1時間以上前です。
そうするとインプラント治療中の感染予防対策になります。
しかし、現実的には手術の1時間前にいらしていただくのは大変ですので、当医院では前日から服用していただいています。
抗生剤の術前服用に対しては以下のようになっています。
米国外科医協会の術後感染委員会(Olson 1984, Peterson 1990)によると口腔内の手術において手術前に抗生剤を服用することは70%以上の術後感染減少率になるとしています。
また手術前に抗生剤を服用するとその量も少なくすることができます。

次に、手術後の口腔清掃状況です。
インプラント手術部位は十分歯ブラシができません。
そのため、抗菌作用のある消毒薬で毎食後に口洗していただきます。
これが、十分でないと感染してしまう可能性があります。
また、手術後約10日しますと抜糸になります。
1回法インプラントの場合、手術後にインプラントの蓋が口腔内に見えます。
さまざまな状況にもよりますが、この蓋に汚れが付着しないように手術後の専用歯ブラシにて丁寧にブラッシング(かるく汚れをとる)していただきます。
手術後の清掃管理も大切なのです。

明日はブログは休みです。
11/5(月)から再開します。

ブログランキングにご協力下さい。下記をクリックして下さい。
人気blogランキングへ
クリックしていただくとランキングに1票入ります。


大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。
最近の投稿
カテゴリ
アーカイブ

PAGE TOP