最新インプラント症例ブログ

2007年11月11日

くすり の 効果 と 副作用:その2

昨日はちょっと難しいところから始まってしまったので、話を少し戻したいと思います。

はじめに

歯科で処方する薬の多くは鎮痛剤抗生物質(antibiotics)です。
はじめに『抗生物質とはなにか?』という話からしたいと思います。

本では、抗生物質のことを
『カビや放線菌などの微生物によって作られる化学物質で、他の微生物の発育を阻害したり、死滅させる有機物質』となっています。
また、化学的に合成された物質も一般的には『抗生物質』と言いますが、厳密には『抗菌薬(合成抗菌薬)』と言います。

難しく書くと分かりづらいですね。

抗生物質という言葉はもちろん聞いたことがあると思います。
そして、ほとんどの方が抗生物質を使用(服用)したことがあると思います。
例えば、歯科医院では抜歯や歯肉が腫れた時に処方されます。
『なんで、抗生物質を飲むの?』
と思われた方もいらっしゃるかと思います。
抗生物質は知ってはいるけれど、本当はどんなものなのか?
バイ菌を殺すもの?
風邪の時に飲むもの?
風邪はバイキン?
毎年流行する風邪は『ウイルス』じゃなかったっけ?
ばい菌 も ウィルスも同じもの?
誰もが一度は服用したことがある『抗生物質』
分かっているようで分かっていない『抗生物質』
このシリーズではそんな話をしたいと思います。

抗生物質の歴史

『ペニシリン』って知っていますか?
このような歯科のホームページを見ようと思われている方ですからおそらく知っていると思います。
『ビートルズ』ほどではないが、かなり有名なものですよね。
『ペニシリン』はイギリスの医学者であるフレミング(Alexander Fleming)が
1929年に世界で始めて発見した抗生物質です。
有名な人なのでご存知の方も多いかと思います。
フレミングは青カビ(微生物)から偶然この『ペニシリン』を発見しました。
この『偶然』についてお話したいと思います。
細菌学者であるフレミングはブドウ球菌(病原菌)を増やす研究をしていました。
ある時、フレミングは妙なこと発見しました。
研究のため、増やしていたブドウ球菌(病原菌)が一部分のみ増えていないことが分かりました。
ブドウ球菌(病原菌)が増殖していない部分をよく観察するとそこには青カビがあったのです。
つまり、青カビの周囲にはブドウ球菌(病原菌)は繁殖していないことを発見したのです。
そして、この青カビにはブドウ球菌(病原菌)を増殖させない成分があったのです。
この偶然の発見をもとにして人類史上始めての薬、『抗生物質』が誕生したのです。

もう少し詳しく解説するとペニシリンは、青カビの一種Penicillium属から単離された抗生物質のことです。

発見というものはこういう意外なところから見つかるものです。
これは、20世紀最大の発見と言われています。
その功績からフレミングは1945年にノーベル医学・生理学賞を受賞しています。

抗生物質が発見される前まで人の死亡原因として『コレラ』『赤痢(せきり)』
『結核』などの感染症が非常に多くありました。
しかし、フレミングの発見した『ペニシリン』以降、多くの抗生物質が開発されてきました。
例えば、『ストレプトマイシン』という抗生物質の発見により、結核で死亡する人は劇的に少なくなりました。
その後さまざまな抗生物質の発見により、感染症で亡くなる人は少なくなっています。
抗生物質は人間の歴史の中で突如現れた『魔法のような薬』だったのです。

明日もこの続きです。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。

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