審美的にインプラント治療は行えるのか?:その2

今年も今日で終わりです。
早いものです。
このブログも始めて4年になります。

今年の秋頃までは、ほぼ毎日書いていましたが、
最近は休診日の月曜日と木曜日の1週間に2回書いています。
ちょっと忙しくなったもので…

でも、単に日々の出来事を書くだけのものにはしたくないと思っています。
医療のブログですから…
できるかぎり、役立つ、最新の医療の情報をお届けしたいと考えています。
そのため、毎日(週2回)でなくても内容のあるブログにしたいと思います。

GBR法後の腫れや治療期間について

さて、前回の続きになりますが、腫れの程度を簡単に説明すると
『GBR法』を行った部位や移植を行った部位等の腫れが、3〜10日程度起ることがあります。
(もちろん全てのケースではなく、難症例の話です)
腫れの程度はあめ玉を頬に入れたような状態からおたふく風邪のように明らかに遠くからで、
腫れているのが分かる場合もあります。

また、稀ですが、“アザ”のような状態が起ることがあります。
“アザ”の原因は“内出血”です。
手や足をぶつけた時にできる“アザ”と同じです。
手や足ならまだいいのですが、これが顔にできると問題はあります。
(こうしたことは必ず起るのではありません)

治療期間も長くかかります。
治療期間の例えとして(最も時間がかかるようなケースです)
上顎前歯部に骨がほとんど存在しない状態だったとします。
始めに骨を増大させないとダメな場合、GBR法を行います。
骨ができるまで、3〜6ヶ月程度待ちます。
その後、インプラントを埋入します。
インプラントと骨が結合(くっつく)まで、
また、3〜6ヶ月程度。

その後、歯肉が薄い場合には『結合組織移植』なるものを行うこともあります。
そして仮歯で暫く経過を見ます。
そしていよいよ型を取り、被せ物を装着し、完成です。
ここまで早くても6ヶ月
長ければ、12ヶ月以上かかることもあります。
長いですよね。

最初に書きましたように 『GBR法』 『魔法の治療ではありません』
患者様にもそれなりの『負担』があります。

それでは、ここまで大変で、時間をかけた場合、
審美的に100%満足いくかというと、
そうでないケースもでてきます。
毎日臨床に携わっていると、治療が困難な『難症例』に必ず直面します。
こうした『難症例』では、100%の審美性を獲得できないこともあります。

100%の審美性という表現は難しいものです。

審美性の基準は人それぞれですから…

そのため、難症例と判断された場合には、事前に患者様に治療後に起こりうる状況を
お話することが大切です。

そして、その対処法等もお話することが必要です。

そして、どこまで、治療を行うかということも大切です。

先程書きましたようにGBR法等のさまざまな治療を組み合わせると
非常に時間もかかりますし、患者様の負担もあります。

現在のインプラント治療は審美性が大きなテーマになっています。

いかに、『本当の歯と同じようにできるのか』
ということが重要です。

しかし、インプラント治療を行う場合、
すでに、骨の吸収歯肉の退縮が起っていることが多く、100%の審美性を獲得するのを困難にしています。
特に、高度にこうしたことが起っている場合には100%の審美性を獲得するのが非常に困難になります。

今日はこれで終了です。

次回のブログは2008年1月3日(木曜日)になります。

次回の内容は今回の続きで『審美的にインプラント治療は行えるのか?:その3』

難症例に起る問題点とその対処法について図で解説していきたいと思います。

これからお墓参りに行って、部屋の大掃除です。

今年もこのブログを見ていただきありがとうございます。

来年もより充実した歯科情報を発信できるブログにしたいと思っています。

よろしくお願い致します。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。