最新インプラント症例ブログ

2008年3月24日

インプラント治療後は腫れるのか?:その2

3/24(月曜日)です。


今日も前回の続きで、『インプラント治療後は腫れるのか?:その2』になります。



3 内出血による腫れ
  治療後に腫れる原因として、多いのが内出血です。
  分かりやすく例えると、手や足をぶつけた時に腫れることと同じです。
  手や足等をぶつけると皮膚下の血管が損傷し、破れます。
  その結果、皮膚内部で出血を起こすのです。
  これが腫れです。
  インプラント手術を行うと、必ず出血は起ります。
  出血が多い場合には腫れる確立は高くなります。
  手術範囲が大きかったり、インプラントの本数が多かったり、
   手術時間が長くかかった場合等です。
  このような内出血を抑える方法としては、
  可能なかぎり、手術範囲を小さく行う
  うがいをし過ぎない
  治療後の注意事項を厳守する
  インプラント治療後の注意事項として、
手術当日はお風呂を避ける
運動等を避ける
すぐに横にならない。また、就寝時は枕を高くして寝る
(頭を下げた状態にすると血液が手術部位に溜まりやすいため、すぐ横になる
 よりは、起きてイスに座ったりした方が良い)
手術部位を間欠的に冷やす
  アイスノン等で手術部を10〜20分程度冷やす。
  ただし、連続して冷やし過ぎると血液循環が悪くなるため、逆に良くありま
  せん。

4 手術前の衛生管理が不十分なことによる腫れ
  次に手術直前の口腔内の消毒不足です。
  手術直前には口腔内を消毒する必要性があります。
  口腔内は唾棄もあり、完全に滅菌することは無理ですが、
  術前に極力清掃することは非常に大切なことです。
  当医院ではインプラント手術当日はまず抗菌作用のある薬
  (クロルヘキシジンジェル)を歯ブラシにつけご自身でブラッシングして 
  いただいてから治療室に入っていただきます。
  そして、手術室ではクロルヘキシジン洗口剤で口をゆすいでもらいます。
  さらに麻酔の際にクロルヘキシジンの綿にて粘膜や歯を拭い、
  消毒を行います。

  次に、手術場所や、手術器具、治療者の衛生管理です。
  手術室でない場所で行ったり、不衛生な場所だったりした場合、
  感染する感染する可能性があります。
  インプラント手術を行う場所は衛生管理された手術室が良いでしょう。
  手術器具が汚染されていたりした場合です。
  しかし、この可能性はほとんどないと思って下さい。
  インプラント手術を行っている歯科医院では、
  使用する器具が汚染されているということはまずないと思われます。
 (もちろん、いろいろな歯科医院がありますので、
  絶対ということはありませんが…)。
  術者の衛生面も非常に大切です。
  術者の手術着やマスク、防止、手術用グローブ等です。
  髪の毛や顔に付着した汚れも注意が必要です。
  患者様の口腔内に術者の顔を近づけて手術を行うわけですから…

こうした衛生管理が不十分であると感染し、腫れる原因になります。

5 手術中による感染が原因による腫れ
  手術中に唾液が手術部位に触れたり
  インプラント本体に唾液が触れた場合、汚染されます。
  また、口腔粘膜に触れても問題が起ります。
  これは、他の感染リスクより起る確立が高いものです。
  防止策として、アシスタントの能力があります。
  手術する歯科医師は手術に集中していますので、
  アシスタントが唾液の排除を行うことになります。
  また、手術自体を手早く行うことです。
  これは無理して早く行うということではなく、
  きちんとしたトレーニング (切開の確実性や縫合の素早さ等)と
  術前のデータをきちんと頭にいれ、 
  治療前にイメージトレーニングをすることが有効です。
  的確に手術を早く行うことは感染のリスクを減らすだけでなく、
  術後の腫れも少なくします。

次回のブログは3/27(木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『インプラント治療後は腫れるのか?:その3』です。

今週(3/21〜23)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から下顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

本日紹介するケースは、全顎的に重度の歯周病であり、
欠損数も多く、上顎で8歯、下顎で4歯、の欠損でした。
このように重度歯周病の場合、欠損歯数も多いことがあり、
残っている歯の将来性も考えなければなりません。

例えば、連続した3歯の欠損があるとします。
この場合、通常は、2本のインプラントを埋入し、ブリッジとします。
しかし、3歯欠損の手前の歯が重度の歯周病であり、歯周病の治療を行ったとしても
近い将来にはダメになる可能性が非常に高いとします。
その場合、無理に残すより、抜歯することも考えられます。
抜歯の結果、4歯欠損になります。
4歯欠損の場合も 骨等の状況が良ければ、
2本のインプラントを埋入し、ブリッジとします。
先程の3歯欠損と同様に2本のインプラント埋入で大丈夫なのです。

しかし、将来的にあやうい歯(保存が難しい歯)を無理に残した場合、
3歯欠損ですので、
2本のインプラントを埋入し、ブリッジとします。
その後、あやうい歯(保存が難しい歯)がダメになった場合、
さらにその部分に1本のインプラントを追加埋入します。
この追加埋入により最終的には3本のインプラントを行ったことになります。

始めから、このようなことが分かっていれば、
あやうい歯(保存が難しい歯)は、無理に残さず、抜歯していた方が良かったかもしれません。

治療費の削減になります。

どちらの方法をとるかは、将来性を考え患者様とお話をして決定されます。

このように重度の歯周病患者様の場合、将来性を考えた治療計画が必要なのです。

さらに、欠損数が多い場合、全てのインプラント治療を一度に行うと
治療費の問題があります。

そのような場合には、段階的にインプラントの埋入を行います。

例えば、左右の奥歯が欠損していれば、
とりあえず、右側のみにインプラントの埋入を行い、噛む場所の確保をします。

重度の歯周病の場合、噛み合わせの安定は非常に大切なことです。

もちろん左右全てにインプラント治療が行えれば、さらに良いのですが、治療費を抑えるということを考えるとこうしたプランもあります。

さて、前置きはこれくらいにし、今回の症例に戻ります。

今回の患者様も、欠損数は多いので、一度の治療で全てを行うのではなく、
第一段階として、噛む場所の確保と
審美性確保のための前歯部のインプラント埋入をすでに行っていた患者様です。

今回は、残っていた下顎の奥歯にインプラントの埋入を行ったケースでした。

治療自体はさほど難しいケースではありませんでした。

使用したインプラントは、
ストローマン・インプラント  ( I.T.Iインプラント)  SLAタイプ 直径4.1ミリ、長さ10ミリ が2本でした。

手術時間は、約15分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約2〜3ヶ月後に型を取り
3. 約2週間後に被せ物を装着して完成です。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)×2本、
最終的な被せ物は、
ハイブリッドセラミックで1歯105.000円(税込)×2歯分
ですので、合計630.000円(税込)になります。

この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、型を取る費用、被せ物の費用等が全て含まれています。




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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。


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