最新インプラント症例ブログ

2008年5月22日

インプラント治療後のケアー:その1

5/22(木曜日)です。


今日から新しいテーマになります。『インプラント治療後のケアー:その1』になります。


今日からインプラント治療後のケアー(メインテナンス)について解説したいと思います。(歯周病治療後も同様です)

このブログでも何度もインプラント治療後のトラブル(インプラントがダメなる原因)について解説してきました。

今回からは、インプラントがダメにならないためのケアーについて解説したいと思います。

まず、歯ブラシの重要性についてです。

インプラントも天然歯と同様に歯周病のような状態になります。

インプラント治療後に歯ブラシが不十分になると汚れは歯肉とインプラントの境目から内部に侵入していきます。

この汚れは歯周病細菌と同様の細菌です。

そして初期の段階ではインプラント周囲の歯肉が腫れて行きます。

その後インプラントを支えている歯槽骨を吸収してしまいます。

最終的にはインプラントはダメになり、撤去することになります。

人工物であるインプラントには神経が通っていません。

そのため初期の段階では多くの場合、自覚症状がありません。

そのため、かなり状態が進行しなければ気付かないのが特徴です。

みなんさん徹底した歯ブラシが重要なことは、十分分かっていると思いますが、この歯ブラシがきちんとできているかが重要なことです。

簡単に言えば、『磨いている』のと『磨けている』ことの違いです。

歯ブラシの重要性を説明するのも大切ですが、今回のブログでは、具体的な予防方法について解説します。

ブラッシングにおいて一番問題となる場合は、歯周病で歯がダメになった方です。

歯周病で歯が抜けた方の多くは、歯ブラシが十分できていなかった方です。
そのため、インプラントを行ったとしてもその後の歯ブラシが十分できるか疑問は残ります。

歯周病で歯がダメになった方は、かなりの意識改革が必要です。

長年の歯ブラシの方法や時間等に問題があったため、歯周病になったのですから、インプラント治療後も自己判断で歯ブラシを行うのは危険です。

まず、歯科医院(歯科衛生士)での適切なブラッシング方法の指導を受けることが必要になります。

歯科衛生士は、『ブラッシング指導のプロ』ですから患者様それぞれに合わせた指導方法を教えてくれます。

また、指導により、一度身に付いたブラッシング方法であっても 時間が経つと だんだんとおろそかになっていきます。

そのため、定期的なチェックが必要です。

定期的に歯科医院に来院するからこそ、ブラッシングの意識を高く保つことができるのです。

糖尿病や高血圧での方で、食事制限や運動等の必要性がある方の場合、
病気直後は、ほとんどの方が、そうした制限をきちんと守るそうですが、
時間の経過とともに、食生活も乱れてくることがよくあります。

時々、病院で、検査や再指導を受けることにより、また新たな気持ちになります。

ブラッシングもそうですが、ご自身のみの高い意識で、ずーと維持できる方はそうはいません。




次回のブログは3/26(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『インプラント治療後のケアー:その2』です。


今週は、明日(5/23:金)の午後 と 5/25(日曜日)は、休診になります。


今週(3/20〜21)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から下顎に『GBR法』 を行った1症例について解説します。

今回のケースは、下顎の奥歯が進行した歯周病でしたが、そのまま放置したために、
骨の吸収がどんどんと進行してしまったケースです。

実際に抜歯した後では、骨吸収が大きいため、すぐには、インプラントができない状態でした。

そのため、インプラント埋入前に、吸収した部位に骨を増大させる治療(『GBR法』 )を行いました。

今回のケースは、骨吸収が非常に進行していたため、 骨移植が必要なケースでした。

骨移植と言うとびっくりするかもしれませんが、さほど大変なことではありません。

上顎の奥歯の歯のない部分(親知らずの部分)を少し(5ミリ程度)切開し、大豆大 より少し大きい程度の骨を採取します。

骨の採取時間は、2〜3分程度ですので、さほど時間がかかるものではありません。

そして、下顎の骨が吸収している部位に、 人工骨(β―TCP)と混ぜ合わせ入れます(移植します)。

β―TCPは完全に人工に生成された骨です。

『β―TCP』は人工的に生成された骨なので、それ自体が完全に骨になったりする

ことはありませんが、ご自身の骨(今回採取した自家骨)や血液中の細胞が混ざることにより、骨に置換しやすいものです。

また、完全人工生成のため、非常に安全性が高いのも特徴です。

日本において 『β―TCP』は、歯科よりも整形外科等で、

複雑骨折の治療等で普及している材料です。

また、 GBR膜 として非吸収性『GBR膜』を使用しました。

Gore Tex 膜と言われる材料です。

GBR法(非吸収性)では、世界的に最も使用されている膜です。


手術時間は、約20分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3ヶ月後にインプラントを埋入予定です。

治療費
今回のGBR法の治療費の合計は、
52.500円(税込)になります。

この中には、今回の薬代、移植費用、人工骨料金、GBR膜料金も全て含まれています。
実際は、材料代の原価を全て合計すると5万円をはるかに超えてしまいますが、患者様は、他にもインプラントの費用がかかるため、今回の治療で足が出た分は、病院負担になります。

7万円で仕入れた物を5万円で売るようなものです。
治療すれば、するほど病院の経営は圧迫されます。

材料費は高いです! 
ガソリンが高い! なんていう以上にもっと大変です。


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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。


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