インプラント症例報告

9/28(月曜日)です。
今日もインプラント手術報告になります。
連休(シルバーウィーク)明けだったので、今週末は、手術でいっぱいでした。
その中から症例として、最も簡単であった下顎の奥歯の1歯欠損について解説します。
欠損部位は、下顎の奥歯です。
1歯分の欠損です。
また、欠損した両側には、天然歯が残っています。
こうした場合の治療方法として、
1. インプラント
2. 義歯
3. ブリッジ
が考えられます。
どの治療方法が一番優れているかといことではありません。
そこで患者様には、以下にあるような それぞれの治療法の特徴について説明しました。
1.インプラントは歯を削らず、固定式のため違和感がありませんが、
治療期間が長いことと、保険がきかないことが欠点です。
2. 義歯は歯を削ることなく、型を取るだけの簡単な治療で、保険診療で行え
ますが、食事のたびに取り外し、洗う必要性があります。
また、義歯は、プラスチックで作成されており、歯より大きさがあるため、
違和感(異物感)があります。
ただし、この違和感には個人差がありますので、ます義歯を作成し、
体験してもらい違和感等で使用ができない場合には、ブリッジや
インプラントを選択することも一つの方法です。
3. ブリッジは固定式で違和感はありませんが、歯を削ることが必要になりま
す。
また、ブリッジの土台となる歯には、どうしても負担がかかります。
とくに、土台となる歯の神経がない場合には、荷重負担となり、
折れたりする危険性が高くなります。
また奥歯は保険では金属製になります。
それぞれの治療には利点、欠点があります。
上記のようなことをご理解して頂いた上、
患者様は、取り外し式の義歯(入れ歯)は、希望されなかったため、
治療の選択肢としては、インプラント もしくは ブリッジにしぼられました。
ここで今回の症例では、欠損の両側の歯が、神経がない状態でした。
このブログでも良く書きますが、神経のない歯は、非常に脆く、
通常の噛む力でも折れたりすることがあります。
神経のない歯は非常にリスクが高いのです。
この詳細については、以下を参考にして下さい。
・歯根破折
もし、ブリッジを選択した場合、
ブリッジの土台となる 両側の歯は、神経がないので、トラブルが起きやすいのです。
そのため、インプラント治療を選択することになりました。
将来的なことを考えれば、インプラント治療を選択した方が良かったと思います。
ただし、同じような欠損状態であったとしても
必ず、インプラント治療が適しているということはありません。
例えば、インプラント予定部位に骨の吸収が高度に起っていた場合には、
インプラントより、ブリッジの方が適していることもあります。
また、ブリッジの欠点として、天然歯を削る必要性がありますが、
すでに インプラント予定部の 両側の天然歯が削られており、被せ物が装着されている場合には、
新たに歯を削ることにはなりませんので、ブリッジも選択肢として十分考えられます。
どの治療法が一番適しているかは、
インプラントを埋込む骨の状態や
ブリッジの土台となる歯の状態、
歯周病の状態、
噛み合わせの状態、
全身的な問題、
虫歯のリスクの問題、
等さまざまなことを考え、選択することになります。
どの治療法が適しているかは、担当医と十分お話の上、全ての治療方法についてご理解の上、
お決めになることが大切です。
今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約2〜3ヶ月後に型を取り、
3. 型取りの後、 約1〜2週間で完成した被せ物を装着し、完了です。
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神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
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