最新インプラント症例ブログ

2009年12月10日

インプラントモニター症例:その5

12/10(木曜日)です。
今日も前回の続きで、『インプラント症例』になります。

本日は、骨吸収があった症例をご紹介します。
骨吸収があるケースでは、さまざまな対応があります。

一つは、骨を十分に増大させた上で、インプラントを埋め込む方法です。
サイナスリフト法(上顎底挙上術)
GBR法
等の方法がその代表的な治療法です。

しかし、サイナスリフト法(上顎底挙上術) は、骨の増大は、確実に行えますが、
骨移植を伴い、治療後の負担が大きい治療法です。

骨吸収があるケースのもう一つの対応としては、
骨吸収が起こっている部位を避けて、インプラントを埋入する方法です。
カンチレバー
インプラントの傾斜埋入
です。

骨吸収を起こしている部位を避けて、インプラントを埋入した方が良いのか?
骨を十分に増大(再生)させてインプラントを埋入した方が良いのか?
は、その症例によっても違いますし、
患者様のご希望によっても違います。


本日ご紹介する症例は、上顎の左側の奥歯(4歯分)がなく、下顎の右側の奥歯(2歯分)がない方です。

左右の奥歯がないため、噛めない状態です。
前歯だけで食事をしているのです。

インプラント治療をご希望され、来院されました。

患者様のご希望は以下のようなことでした。
1.『左右の奥歯ともきちんと噛みたい!』
2.『治療期間には問題ないが、骨移植等の大変な治療は避けたい!』
3.『インプラントの本数も必要最小限にしたい!』
ということでした。

それでは、具体的な骨の状況について解説します。
上顎の奥歯は、骨の吸収が起こっており、骨の高さが5ミリ程度でした。
上顎の奥歯にインプラントを埋入する場合、10ミリ以上の長さのインプラントを埋め込むことができると安定性が高いと言えます。
このような状況の場合には、さまざまな方法が考えられますが、
患者様の『骨移植等の大変な治療は避けたい!』というご希望を考えて、
ソケットリフト法 という治療法を行うことにしました。
この方法は、上顎の奥歯で行うことが可能な治療法です。
骨の高さを増大することが可能な治療法です。
例えば、今回骨の高さが5ミリであっても、ソケットリフト法 を行うことで、8〜10ミリ程度の長さのインプラントを埋め込むことが可能になります。

ソケットリフト法 は、骨移植等は行わないため、手術後の腫れ等が非常に少ない方法です。

しかし、どのような骨吸収があっても可能な方法ではありません。
骨吸収があっても4〜5ミリ程度の骨の高さが残っていないと適応症とは言えません。
例えば、骨の高さが2〜3ミリしか残っていない場合には、ソケットリフト法 は適応症とは言えません。

今回の症例では、上顎奥歯に術前5ミリしか骨の高さがありませんでしたが、ソケットリフト法 を行うことにより長さ10ミリのインプラントを埋め込むことが可能でした。


次に下顎の奥歯です。
レントゲン診査の結果、下顎の奥歯の下方には、下顎神経が近くに存在していることが分かりました。
骨吸収が起こっていることにより 骨幅と骨の高さともに少ない状態でした。

総合的な検査の結果、骨の高さは、約8ミリ程度存在していることが分かりました。
先程も書きましたように『骨移植等の大変な治療は避けたい!』
ということもあり、最終的な判断は、短いインプラントの埋入になりました。
具体的には、長さ6ミリのインプラントを2本埋入することです。
ここで問題となるのが、『短いインプラント(6ミリ)で大丈夫?』ということです。

先に上顎の奥歯では、10ミリ程度の長さのインプラントが必要であることを解説しました。
しかし、下顎上顎よりは、短くても大丈夫です。
一般的には、下顎の骨は硬く、短いインプラントでも安定が良いのです。
しかし、短いインプラントで大丈夫かは、患者様の噛み合わせの状態 や インプラントの埋入本数等によっても大きく左右されます。

今回は、
噛み合わせの状態が良く、
歯ぎしり や くいしばり がない、
埋入するインプラントを連結できる
といった条件がありましたので、骨の増大治療を避け、
短いインプラントを埋入することにしました。


以下が治療後のレントゲンです。
441_0011000



上顎は、4歯欠損でしたが、2本のインプラントしか埋入しませんでした。
これは、患者様の『インプラントの本数も必要最小限にしたい!』と言うご希望を考えてのことです。
上顎の4歯欠損と噛み合う下顎の歯は、一番奥まで存在していませんので、下顎ときちんと噛む部分までインプラントを行えば十分問題ありません。

患者様のご希望である
1.『左右の奥歯ともきちんと噛みたい!』
2.『治療期間には問題ないが、骨移植等の大変な治療は避けたい!』
3.『インプラントの本数も必要最小限にしたい!』
が達成できたのです。

インプラントの治療方法は、骨の状態 や 噛み合わせ 等の口腔内以外にもさまざまな条件やご希望によって決まってくるのです。




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次回のブログは12/14(月曜日)になります。
次回も、今日の続きで、『インプラント症例』です。



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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
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