最新インプラント症例ブログ

2010年3月4日

インプラント症例:27回目

3/4(木曜日)です。

今月から 大船駅北口歯科のHPがリニューアルしました。
HPを公開してから もう10年が過ぎました。
アクセス数も50万件となった今年、思い切ってリニューアルを決意しました。
10年前のHPの作り方は かなり古く、
以前より 『直したい!』と思っていましたが、なかなか直せなかったのです。

リニューアルを期に 今思い切って内容量もかなり減らしました。
それでも300ページ近くになってしまいましたが…

古い情報はほとんど削除しましたが、これを選別するのに時間がかかりました。

毎年、毎年、少しずつ増やしていったサイトだったので、どんどん見にくくなっていったので、
づーっと気になっていたので、すっきりしました。

今後も できるかぎり新しい情報をどんどんと取り得れていきたいと思いますので、楽しみにしていて下さい。

それでは、今日も『インプラント症例の27回目』になります。

この27回続いているインプラント症例ですが、
一般的なインプラントケースではなく、
骨吸収等の問題が大きかったり、
工夫した症例であったりしたものを 紹介しています。

本日の症例のテーマは、
『何本のインプラントが必要なのか?』
という話です。

欠損が多数ある場合、できるかぎり少ないインプラントであれば
治療の負担も少なくなりますし、
治療費も抑えられます。

今回の症例も 患者様が
『少しでも治療費を抑えたい!』
『大変な治療は避けたい!』
という考えがあったため、可能なかぎりご希望に沿った治療計画をご提案したケースです。
ただし、患者様のご希望をかなえることだけが治療計画ではありません。
無理な治療計画であれば、結果的に問題となることがあります。
正しい情報(治療計画)を提供することが重要なのです。

それでは、実際の症例を見てみましょう。
患者様は、同業者(歯科医師)からの紹介でした。
母親が痛みがあるとのことで、おそらく歯根破折 ではないかと考え、
もし、歯根破折 していれば 抜歯し インプラント治療を行ってほしいとのご希望でした。
レントゲン撮影は行ってはいませんでしたが、さずがに歯科医師ですから 口腔内の状況から
歯根破折 が考えられたのでしょう。

歯根破折については、何度もこのブログ(症例報告)でも解説してきました。

以前の歯根破折 のブログについては以下を参考にして下さい。
  1.2/25の歯根破折症例
  2.2/22の歯根破折症例
  3.2/11の歯根破折症例
  4.1/25の歯根破折症例
  5. 1/14の歯根破折症例
  6. 1/11の歯根破折症例
  7. 1/ 7の歯根破折症例

本当に歯根破折 は、怖いです。
歯根破折する大きな原因は、神経がない歯だからです。

それでは今回の症例に戻りましょう!
患者様は当医院を受診し、早速検査を行いました。
その時のレントゲンが以下になります。
スライド01

上顎右側の奥歯が歯根破折 していました。
スライド02

同部は抜歯となりました。
スライド03

抜歯後は、患者様の子供(歯科医師)の希望もあり、インプラント治療を行うことになりました。
患者様ご自身は、紹介されたこともあり 治療方針については悩むことはなく
『お任せします!』とのことでした。

ちなみにこの患者様は、神経がない歯が非常に多いのです。
以下の赤丸は、全て神経がない歯です。
上顎では1歯以外は、全て神経がない歯です。
スライド04


抜歯後の治療方針としては、インプラントを以下のように埋入することが通常です。
2歯欠損ですから2本のインプラントを埋入するのです。
スライド05

これは一般的な治療計画です。
しかし、ここで問題もあります。
抜歯した上顎右側の歯は、歯根破折していたため、歯周囲の骨の吸収が大幅に起こっていました。
骨吸収が大きい場合、インプラントを埋入するには問題があります。
インプラントは、骨の中にチタンでできたネジを埋め込む治療ですから
骨吸収が起こっている場合には、インプラントが適切に埋入できません。
そのため、抜歯後一定期間(約2〜3ヶ月)を待ち、インプラントを埋入すると同時に 骨の増大治療を行うことが必須になります。
GBR法(骨増大法) です。
今回は、骨吸収がかなり大きいため、ちょっと大変な治療になります。
患者様には治療計画として以下のようなお話をしました。
1.抜歯後 インプラントを埋入するまでに 約2〜3ヶ月待つ必要性がある!
2.インプラント埋入時にGBR法(骨増大法) が必要である!
3.そのため、治療後に腫れたりする確立が高くなる!
4.2本のインプラントが必要であるので治療費がかかる!
以上の話です。

その結果、患者様のご希望は以下のようなことでした。
1.腫れる治療はできるかぎり避けたい!
2.治療期間を短くしたい!
3.治療費を最小限にしたい!
とのことでした。

欠損部が2歯分ですので、最初の治療計画以外には、考えにくいのが現状です。
しかし、噛み合わせ等を十分に検討した結果
以下のような最終的な治療計画は以下のようになりました。
スライド06

上記のような治療計画により、
歯根破折 を起こした部位には、埋入を避けることにより、GBR法(骨増大法) を行わない!
治療費を最小限にするために 埋入するインプラントは、1本のみにする!
ということが可能になります。
1本のインプラントで2歯分を作成する方法をカンチレバー と言います。
噛み合わせが安定している場合には可能な治療方法です。

以下は、上顎右側にインプラント治療が終了したレントゲンです。
スライド07


これでこの部分の治療は終了です。
しかし、暫くしてまた問題が起こってきました。
これだけ神経がない歯が多いのですから…
いつ問題が起こっても不思議ではありません。
上後左側の奥歯も また歯根破折 したのです。
スライド08

抜歯と診断しました。
スライド09


抜歯後の治療方針として 
上顎右側の時と同様に2歯欠損に1本のインプラントを埋入し、カンチレバー とする方法です。
患者様ご自身も当然 前回と同様の治療をご希望されています。
2歯欠損のうち どちらにインプラントを埋入するのか?
ということになります。
以下の青丸の方が骨吸収が大きかったのです。
スライド10

そのため、奥の部分にインプラントを埋入し、カンチレバー とする治療計画を立てました。
スライド11

治療後が以下のレントゲンになります。
スライド12

現在このままの状態で2年程メインテナンス(定期検査) を行っていますが、現状では問題は起こっていません。
本来であれば、いろいろと治療を行いたいことろもいっぱいありますが、
患者様のご希望もあり、現状のままでメインテナンス(定期検査) となっています。
しかし、将来的にはさまざまな問題が起こってくることが考えられます。
特に下顎左側の奥歯は、歯根破折 する可能性が高い歯です。
スライド13


今後のことも考えれば、今回のカンチレバー という治療方法のように最小限のインプラント治療を行うことにより、費用といった点でも削減ができたのは良かったことです。



次回のブログは3/8(月曜日)になります。


昨日、一昨日は めずらしく インプラント手術は1件もありませんでした。
明日からの週末はいつものようにインプラント手術で忙しい日々になります…



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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
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