最新インプラント症例ブログ

2006年9月9日

インプラントはどれくらいもつの?

本日も前回と同様にインプラントの質問で多いことをお話します

インプラントはどれくらいもつの?(インプラントの寿命)

インプラント自体の耐久年数というものは人間が生きているかぎりはダメになることはありません。
しかし、インプラント自体がダメになるのではなく、歯周病のような状態になるとインプラント周囲の骨は吸収を起こし、ダメになることもあります。
インプラントをしたからといってブラッシングをしないでいいかということにはなりません。
インプラント後も通常の歯と同様に丁寧なブラッシングが大切です。
特に歯周病がもともとあり、欠損部にインプラントを行った場合にはブラッシングは非常に重要になります。
初診時に重度歯周病であった人がインプラントを行った場合(歯周病の治療後にインプラントを行います)、将来的にインプラント自体も歯周病となる確立は歯周病でない患者さんと比較して非常に高いものです。
一度重度歯周病になった患者さんはブラッシング等に問題があることが多く、徹底したブラッシング指導を行っても継続して維持できない方がいらしゃるのも現状です。
丁寧なブラッシングとメインテナンスはかかせません。
当医院ではブラッシング状態を管理するため1年に1〜2回はメインテナンスにいらしてただくようお話をさせていただきます。
そのため1年に1回以上メインテナンスにいらしていただいた方にはもし、インプラント自体に問題があったり、被せ物がかけたりした場合に無償(10年補償)で再治療をさせていただいております。
またインプラントに行う被せ物ですが、これは一生もつということではありません。
毎日の食事により人工的な被せ物を必ず磨り減ってきます。(天然歯も同様に磨り減ってきます)
特に歯軋りがある方はこの磨り減る量は多くなります。
磨り減る量が大きくなると被せ物の内部にある金属が見えてきたり、かけたりすることがあります。
こうした場合には再製が必要になります。補償期間であれば治療費はかかりませんが、10年以上経過した場合には被せ物の治療費はかかってしまいます。
ただし、全ての患者さんが被せ物の再製が必要になることはありません。
ほとんどの患者さんは被せ物を再製することはありません。
多少磨り減ったとしてもかけたりせず、噛み合わせに問題を生じていない場合には再製は必要ありません。

話しをまとめますとインプラントは時間の経過とともに劣化するものではありません。
耐久年数があるわけではありません。
しかし、被せ物自体が磨り減った場合には再製する可能性はあります。
そして一番大切なことはブラッシングを毎日きちんと行うことです。
ただし、毎日のブラッシングで100%汚れを除去することは難しいことです。そこで定期検査(メインテナンス)にいらしていただきたいと思います。
メインテナンスでは歯周病の状態や、噛み合わせの状態、汚れの状態をチェックし、口腔内のクリーニングを行います。そうすることによりインプラントや天然歯は長く維持されるのです。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2006年9月8日

インプラント治療中の痛み

今日も前回と同様にインプラントについての質問で多いことをお話します。

インプラント治療中の痛み

この痛みは患者さんんいとって最も不安なことだと思います。
もちろんインプラント治療は麻酔をして行うため痛みはありません。
麻酔は通常の虫歯の治療と同じ方法ですのでご心配されないで下さい。
治療中は振動があったりしますが、痛みとして感じることはありません。
しかし、治療に対して不安がある場合には笑気麻酔(詳細はHPの笑気麻酔を参照)
を使用したり、完全に寝ている状態(治療中のことは覚えていません)で行いたい場合には静脈内鎮静法(HPのインプラントの基礎知識の中の静脈内鎮静法を参照)を行えば治療中の不安はまったくありません。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年9月6日

インプラント治療期間中の仮歯について

今日は前回と同様に患者さんからの質問で多いことの話しです。

インプラント治療期間中の仮歯について

インプラントは時間がかかる治療です。通常インプラントと骨が結合(くっつく)するまで下顎で2ヶ月、上顎で3ヶ月かかります。
その後型ととることになります。
事前に抜歯が必要な場合には抜歯後歯肉が治癒するまで1〜2ヶ月程度お待ちになっていただきますし、骨の幅や高さが少ない場合には骨を増大させる治療法(GBR法)を行います(状態によって異なりますが、骨ができるまでおおよそ3ヶ月かかります)ので、トータルの治療期間はかなりかかることになります。
そのため最終的な歯が入るまでの期間は仮歯を使用していただくことになります。
仮歯とはプラスチックでできた固定式の仮歯もしくは取外し式の義歯になります。
例えば前歯が1歯欠損しているとします。この場合には欠損部にプラスチック性の人工歯をおき、両隣に接着剤で固定します。透明な接着剤で固定しますので、見た目に問題を生じることはありません。また固定式ですので、違和感もありません。
しかし、こうした固定法は両隣に歯が残っていないとできません。
固定する歯がない場合には義歯(入れ歯)になります。
義歯の場合には違和感がある場合があります。また治療直後には義歯の使用制限があります。
これはインプラント手術を行った当日から2週間程度はまだ傷口があります。またインプラントと骨がくっつくまでの期間(特に始めの1ヶ月程度)にインプラントに無理な力が加わることはあまり良いことではありません。
手術直後に義歯を使用すると義歯がインプラントを圧迫してしまいます。そのため手術から2週間程度は、食事や外出される時以外には義歯の使用をできるかぎり控えていただきます。この期間は患者さんにとって御不自由だと思いますが、無理をしてはいけません。

固定式にするか義歯にするかは状態によって違いますので治療計画時に担当歯科医師が説明致します。
インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年9月5日

インプラント治療にかかる時間

今回から数回に分けて患者さんからの質問で多いことをお話します。

今日はインプラント治療にかかる時間です。

治療(手術)時間ですが、本数や骨の状態によりまったく変わります。
骨の状態に問題がなければ麻酔時間(麻酔時間はインプラントの本数により異なります。1本分の麻酔で約5分程度です)を除けば埋入時間は1本で約5〜6分程度です。
埋入後、傷口の処置や術後のお話がかかります。

1〜2本であれば、15分程度です。
3〜4本で30分程度です。

ただし、骨の状態が悪い場合には骨を増大させる治療(GBR法)を併用しますので、プラス10分程度(1部位につき)かかります。GBR法についての詳細はHPを参考にして下さい。


インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年9月4日

インプラントのネット検索

私はこのようにブログを書いたり、HPの更新をよく行っていますが、他の歯科医院のHPを見たりすることはあまりありません。(時間がないのも現実ですが…)

今日は休診日でしたので、午前中はひさしぶりにネット検索をしていました。
『インプラント』で検索し、上位から10ページ程度までヒットしたHPを見ていました。
いやーびっくりしました。
私がHPを立ち上げた頃(6年前)にはインプラントでこんなにヒットした検索数はありませんでしたし、HPを立ち上げている歯科医院でもその内容は非常に簡単なものでした。
しかし、今はどのHPを見ても内容が充実していますね。
HPをみればインプラントについてはほとんどがわかる内容です。
便利な世の中になったものです。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年9月3日

口腔内全体に問題がある患者さん

大船駅北口歯科インプラントセンターでは歯周病(日本歯周病学会専門医)、インプラント(国際インプラント学会認定医)の専門医院のため、単に歯が欠損しており、インプラントを希望されて来院される患者さんよりも歯周病や噛み合わせ等口腔内全体に問題をかかえている方が多く来院されます。
そうした患者さんを治療することは非常に大変なことです。
歯周病が存在する状態でインプラントを行うことはもちろん良いことではなく、噛み合わせに問題がある状態でインプラントを行うことも良いことではありません。
そうしたことを考えると非常に多くの治療が必要になってきます。
このような状態にある患者さんの治療の進め方としては、まず歯周病の原因である口腔内の清掃(ブラッシング)を徹底していただくことから始めます。
予防なくして治療はありえません。
極端な話しをすると、口腔内の清掃状態(歯ブラシの程度)が悪ため指導を行ったが、まったく改善が認められない患者さんにはインプラントを行ってもインプラントがダメになる危険性が高いためインプラント治療をお断りする場合もあります。
次に噛むこと、見た目があります。もちろんインプラントを希望される患者さんは歯が欠損しているわけですから噛みにくいという問題があります。また見える場所が欠損している場合には見た目の問題もあります。
審美的な問題と食事は社会生活を送る上で大きな支障となりますので、始めに見た目と噛むことを改善する必要性があります。
噛むこと、見た目という問題点がある程度改善できたら歯周病の治療に入ります。
歯周病の治療内容の詳細についてはHPの歯周病の項目を参考にしていただきたいと思います。
歯周病治療の大きなことは歯周病細菌を除去することです。
歯周病細菌を除去することにより歯周病の進行を止めることができます。
次に口腔内全体に問題がある患者さんは以前行った被せ物に問題がります。簡単に話しますと被せ物が合っていないとか噛み合わせに問題があったり、虫歯になっていたりします。
そのためこうした問題がある被せ物を全て除去し、やり直す必要性ができきます。
被せ物は噛み合わせ等をきちんと合わせてたプラスチック性の仮歯に置き換えていきます。
また歯並び等に問題がある場合には矯正治療を行い、歯並びの改善もしなければなりません。
歯周病、虫歯、噛み合わせ等の問題が解決したらようやくインプラント治療に入ります。
(こうした問題がひどくない場合にはインプラントを先行して行います)
インプラント治療と言うのは単に歯のない部分にインプラントを埋入するだけではなく、口腔内全体に問題が起った原因を解決することが必要なのです。
治療を行う私達も大変ですが、患者さん御自身も時間もかかりますので大変だと思います。
しかし、問題を残したままインプラントのみを行ってもけして良い結果にはなりません。
人は食事をしないと生きていけません。これからすっと使用する口腔内ですから今根本的なところから治療する必要性があります。
私達としても検査の結果どのような治療が必要で、将来的にはどのようななるのか、どのような治療が必要なのか等を説明致します。一生使用するお口ですから今だけでなく、将来を見据えた治療をされた方がよろしいかと思います。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年9月2日

総入れ歯の方の顎骨変化

総入れ歯(総義歯)をされている患者さんは経験されているのでわかるかと思いますが、入れ歯を作っても何年(早い人は数カ月)かすると合わなくなり、義歯がカタカタしてきます。
これは顎の骨が吸収してくるために起ることです。
顎の骨は刺激(力)が加わらないと吸収していきます。
歯がある時には噛む力が歯を通して顎の骨に直接加わります。(歯の根が顎骨に埋まっているからです)しかし、歯がないと噛む力は直接骨には伝わらず、入れ歯を介して歯肉に伝わるだけになります。
この骨吸収は個人差はありますが、必ず起ることです。
特に、合わない義歯を使用していると骨吸収は大きくなります。
総義歯をされている方は痛みや問題がなくても半年から1年に1回程度は義歯の調整をされた方が良いでしょう。
顎骨の吸収が進むたびに入れ歯は合いにくくなります。
総入れ歯で食事が満足に取れない方は多くいらしゃいます。

インプラントを総義歯に利用することにより、義歯の安定をはかることができ、骨の吸収も防ぐことができます。
治療方法としてインプラントを2〜4本埋入します。インプラントと骨が結合した後インプラントにアタッチメントという義歯とつなぐ金具を装着します。
義歯とアタッチメントは強固に固定されますので、義歯が食事中に外れたりすることはありません。
また上顎この方法を取り入れると義歯の大きさを小さくするとこができるため上顎の口蓋部分を取除くことができます。
また噛む力はインプラントから直接顎骨に伝わりますので骨の吸収を防ぐこともできます。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年9月1日

インプラント治療後のメインテナンス

インプラント治療後のメインテナンスは非常に重要なことです。
メインテナンスでは歯周病の状態の検査やブラッシングの状況(汚れの付着状況)、噛み合わせの状態等を検査します。
ずっと良い状態でいるためにはどうしても定期管理が必要です。
これはインプラントだけに言えることではなく、インプラントをしていない方でも定期管理は大切なことです。
虫歯や歯周病になってから治療するのではなく、ならないように管理をすることが大切です。
しかし、徹底的に管理をしていっても重度の歯周病患者さんのうち1〜2割程度の方は状態が悪化することがあります。
毎日ブラッシングをしているつもりでも100%ブラッシングすることは困難なことです。
そのため少しブラッシング状況が悪くなると歯周病は悪化します。
重度歯周病の患者さんの管理は難しいのが現状です。
しかし、メインテナンスを受けないでいると状況が悪化した場合、骨の吸収が進み、抜歯にいたることがあります。
そうなる前に治療が必要なのです。
治療にかける時間は大変なものです。同じ時間をかけるのであれば歯やインプラントを保存するために時間をかけた方がよりいいのは当然のことです。
適切なメインテナンス期間は個人差はありますが、3ヶ月程度です。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2006年8月30日

インプラントと自家歯牙移植の比較

今日はインプラントと自家歯牙移植の比較についてお話したいと思います。

自家歯牙移植の詳細についてはHPを参考にして下さい。

まず自家歯牙移植ですが、御自身の歯を使用しますので、移植する歯(ほとんどのケースで親知らずを使用します)が存在しないと適応できません。
また移植する歯が虫歯や歯周病になっていないことが条件になります。
そして一般的には移植する場所(歯がない場所)は抜歯をまだしていないか抜歯してから1ヶ月程度の状態が良いとされています。
すでに歯がない状態が長く続いた場所には適しません。
また歯の大きさの関係から前歯に奥歯を移植することもできません。
つまり移植はその適応が非常に限られてきます。

またインプラントと比較して移植した歯はもちろん天然歯ですので、虫歯になることもありますし、移植した歯は神経がなくなりますので移植後に歯自体が割れたりする危険性があります。

このような話しをすると『移植よりインプラントがいい』ということになりますが、そうでない場合もあります。移植した歯にはインプラントにはない『歯根膜』というものが存在します。
『歯根膜』とは歯の周りに存在するクッションのような存在です。
このクッションがあるために歯は若干動きます。動くことにより噛む力を直接受け止めることなく分散させることができるのです。
つまり噛む力に対する防御機能です。
それに対し、インプラントにはこの歯根膜が存在しないため噛む力が直接インプラントにかかります。
インプラントをだめにする原因の一つがこの噛む力です。
移植が適応されるケースはインプラントより少ないですが、条件さえあえば移植も非常に良い治療法になります。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2006年8月29日

インプラント治療後の歯肉の退縮

インプラント治療後、何年かすると歯肉が退縮してきて、被せ物と歯肉の間に隙間ができてくることがあります。
これにはいくつかの原因があります。
まず加齢によることが考えられます。これは期間の経過による生理的なものであり、隙間はどんどんと開いてくるものではありません。
ある程度はしかたがない現象です。もちろん患者さん全員に起ることではなく、個人差はあります。
次に病的なことによる歯肉の退縮です。
これはインプラントが歯周病のような状態になってしまった結果起ることです。
この場合には放置しておくと問題があります。早急に対応が必要です。
このようにインプラント周囲に隙間ができてくることがあればそれがどのような原因で起ったのかを診断することが大切になります。
そのためには定期検査が大切になってきます。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
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