最新インプラント症例ブログ

2009年12月14日

インプラントモニター:その6

12/14(月曜日)です。
今日も前回の続きで、『インプラント症例』になります。

6回連続で紹介している インプラント症例 です。
このインプラント症例では、単に歯がない部分にインプラントを埋め込んだ という話ではなく、
骨吸収が大きかった 等 なにかの問題があり、
その問題を回避するために、さまざまな治療法を行った というような工夫をした症例を紹介しています。

さて本日の症例は、上顎の右側奥歯が2歯欠損している患者様です。
まず初診時のレントゲンから見てみましょう。
1326_0001000



上顎右側の欠損部を見てみましょう。
下のレントゲン写真は、上顎の右側欠損部の骨の状態を分かりやすく線で書いたものです。
赤線が骨の状態(吸収しています)で、
青線が上顎洞の線です。
青線の上方は、空洞ですので、
骨が存在するのは、赤線青線の間ということになります。
中央部では、骨吸収が起こっていることがわかるかと思います。
1326_0001



このように骨吸収が起こっている場合には、いくつかの治療方法が考えられます。
一つは、サイナスリフト法(上顎底挙上術) を行い、骨の増大を行ってからインプラントを埋め込む方法

もう一つは、現状のままでソケットリフト法 を行い、インプラントを埋入する方法

もう一つは、骨増大法(GBR法)ソケットリフト法 を併用して行う方法

他にもいくつかの治療方法が考えられますが、
今回の症例では、骨増大法は まったく行わないでインプラントを埋入する治療法を選択しました。

この理由として、
患者様は 海外勤務が長くあるため、頻繁に海外に行くことが多いこと、
日本にいたとしても滞在期間が短いこと、

こうしたことから大幅な骨増大治療を行うと その後の管理が非常に大変になるので、
できるかぎりシンプルな治療方法を行うことが必要であると考え、
骨増大法を行わす、骨吸収の認められる部位への埋入を避け、
最後臼歯部は、斜めにインプラントを埋入することにより
できるかぎり長いインプラントを埋入する方法を行いました。
この方法をインプラントの傾斜埋入 と言います。
以下が治療後です。
1326_0015000



現在 下顎も治療中です。
治療期間中は、仮歯を使用しますので、治療期間中に噛めないということはありません。
下顎右側のインプラント部位は、その奥にある歯に仮歯を装着し、インプラント部位にまで連結することによりインプラント治療期間中でもきちんと噛めるようにしてあります。

この患者様は、神経のない歯が非常に多く、今回治療した部位以外にも問題を多く抱えています。
しかし、先に書きましたように 治療を行う機会が非常に少ないので、
確実に行える部位から治療を開始しています。
神経のない歯のリスクについては以下を参考にして下さい。
        神経のない歯はリスクが高い!


今回の症例のように治療方法は、一つではありません。
骨の吸収状態 や 噛み合わせ、歯周病の状態…さまざまなことがあります。
また、口腔内の状態だけではなく、患者様の仕事上の問題、生活習慣 や 生活スタイル
さまざまなことを考慮して最終的な治療方針がたつのです。



次回のブログは12/17(木曜日)になります。
次回も今日の続きで、『インプラント症例』です。

今週(12/11〜13)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から上顎前歯部にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

初診時、上顎のほとんどの歯が重度歯周病 であり、
歯を支えている骨は、ほとんどなく、上顎前歯部は いつ取れてもおかしくない状態でした。
グラグラ です。
指で触ってもすぐ取れてしまいそうでした。

患者様は、グラグラした状態では、食事もできないため、いよいよ抜歯を覚悟し、
その後のインプラント治療を希望され、当医院を受診されました。

いきなり抜歯すると歯がなくなってしまいます。
抜歯と同時に歯を作成する方法には、2つあります。

一つは、抜歯する前後に歯が存在する場合には、
残っている歯を利用しブリッジの仮歯を作成する方法です。
今回は、完全にダメな歯が7歯もありました。
つまり、7歯も抜歯が必要であるということです。

上顎は、抜歯予定以外には、右側に1歯、左側に4歯分の歯が残っています。
この5歯は、すでに金属製の被せ物が装着されている状態でした。
この金属の被せ物を撤去し、ブリッジの仮歯を作成することにしました。
抜歯前に型を取り、抜歯と同時にブリッジの仮歯を装着しました。

このことにより抜歯した当日から固定式の仮歯になりますので、
審美的にも、食生活もまったく問題がありません。

他の治療方法としては、義歯を使用する方法です。
これも先程と同様に抜歯前に型を取り、抜歯と同時に義歯を装着する方法です。
これにより、歯がない期間はありません。

しかし、今回の患者様は、義歯の使用は希望しなかったため、
ブリッジタイプになりました。

ただし、全ての方がこうしたブリッジタイプにできるわけではありません。
ブリッジの土台となる歯が存在しない場合には、やはり義歯になります。

また、もう一つの方法として、インプラントを埋入と同時に固定式の仮歯を作成する方法もあります。
この方法は、インプラント即時負荷(加重) と言います。


さて話は、昨日の症例に戻ります。

歯周病を長い期間放置していたため、非常に骨吸収が進行していました。
かなりの難症例です。

骨の幅は、2〜3ミリ程度しか残っていませんでした。

そこでOAM(大口式)インプラント手術方法を行いました。

11月9日 11月12日 のブログに書いてありますのでご興味のある方は、それぞれの日にちをクリックしてご覧下さい。

この方法により、ほとんどドリルを使用しないで、骨幅を6ミリ近くまで拡大することができました。

使用したインプラントは、アンキロス インプラント が4本です。

麻酔方法は、静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) でした。


今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約4ヶ月後に型を取ります。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)×4本
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、
今回の大口式インプラント方法、GBR法の費用も全て含まれています。


インプラントモニター募集(20%割引)現在、新規にインプラント症例集のページを作成しています。
さまざまなケースを見ていただくことにより、よりインプラント治療についてご理解していただきたいと思います。
そのため、症例を公開しても大丈夫という方(インプラントモニター)を募集しています。

インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
     •インプラントモニター(20%割引)
今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。



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  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。




大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2009年12月10日

インプラントモニター症例:その5

12/10(木曜日)です。
今日も前回の続きで、『インプラント症例』になります。

本日は、骨吸収があった症例をご紹介します。
骨吸収があるケースでは、さまざまな対応があります。

一つは、骨を十分に増大させた上で、インプラントを埋め込む方法です。
サイナスリフト法(上顎底挙上術)
GBR法
等の方法がその代表的な治療法です。

しかし、サイナスリフト法(上顎底挙上術) は、骨の増大は、確実に行えますが、
骨移植を伴い、治療後の負担が大きい治療法です。

骨吸収があるケースのもう一つの対応としては、
骨吸収が起こっている部位を避けて、インプラントを埋入する方法です。
カンチレバー
インプラントの傾斜埋入
です。

骨吸収を起こしている部位を避けて、インプラントを埋入した方が良いのか?
骨を十分に増大(再生)させてインプラントを埋入した方が良いのか?
は、その症例によっても違いますし、
患者様のご希望によっても違います。


本日ご紹介する症例は、上顎の左側の奥歯(4歯分)がなく、下顎の右側の奥歯(2歯分)がない方です。

左右の奥歯がないため、噛めない状態です。
前歯だけで食事をしているのです。

インプラント治療をご希望され、来院されました。

患者様のご希望は以下のようなことでした。
1.『左右の奥歯ともきちんと噛みたい!』
2.『治療期間には問題ないが、骨移植等の大変な治療は避けたい!』
3.『インプラントの本数も必要最小限にしたい!』
ということでした。

それでは、具体的な骨の状況について解説します。
上顎の奥歯は、骨の吸収が起こっており、骨の高さが5ミリ程度でした。
上顎の奥歯にインプラントを埋入する場合、10ミリ以上の長さのインプラントを埋め込むことができると安定性が高いと言えます。
このような状況の場合には、さまざまな方法が考えられますが、
患者様の『骨移植等の大変な治療は避けたい!』というご希望を考えて、
ソケットリフト法 という治療法を行うことにしました。
この方法は、上顎の奥歯で行うことが可能な治療法です。
骨の高さを増大することが可能な治療法です。
例えば、今回骨の高さが5ミリであっても、ソケットリフト法 を行うことで、8〜10ミリ程度の長さのインプラントを埋め込むことが可能になります。

ソケットリフト法 は、骨移植等は行わないため、手術後の腫れ等が非常に少ない方法です。

しかし、どのような骨吸収があっても可能な方法ではありません。
骨吸収があっても4〜5ミリ程度の骨の高さが残っていないと適応症とは言えません。
例えば、骨の高さが2〜3ミリしか残っていない場合には、ソケットリフト法 は適応症とは言えません。

今回の症例では、上顎奥歯に術前5ミリしか骨の高さがありませんでしたが、ソケットリフト法 を行うことにより長さ10ミリのインプラントを埋め込むことが可能でした。


次に下顎の奥歯です。
レントゲン診査の結果、下顎の奥歯の下方には、下顎神経が近くに存在していることが分かりました。
骨吸収が起こっていることにより 骨幅と骨の高さともに少ない状態でした。

総合的な検査の結果、骨の高さは、約8ミリ程度存在していることが分かりました。
先程も書きましたように『骨移植等の大変な治療は避けたい!』
ということもあり、最終的な判断は、短いインプラントの埋入になりました。
具体的には、長さ6ミリのインプラントを2本埋入することです。
ここで問題となるのが、『短いインプラント(6ミリ)で大丈夫?』ということです。

先に上顎の奥歯では、10ミリ程度の長さのインプラントが必要であることを解説しました。
しかし、下顎上顎よりは、短くても大丈夫です。
一般的には、下顎の骨は硬く、短いインプラントでも安定が良いのです。
しかし、短いインプラントで大丈夫かは、患者様の噛み合わせの状態 や インプラントの埋入本数等によっても大きく左右されます。

今回は、
噛み合わせの状態が良く、
歯ぎしり や くいしばり がない、
埋入するインプラントを連結できる
といった条件がありましたので、骨の増大治療を避け、
短いインプラントを埋入することにしました。


以下が治療後のレントゲンです。
441_0011000



上顎は、4歯欠損でしたが、2本のインプラントしか埋入しませんでした。
これは、患者様の『インプラントの本数も必要最小限にしたい!』と言うご希望を考えてのことです。
上顎の4歯欠損と噛み合う下顎の歯は、一番奥まで存在していませんので、下顎ときちんと噛む部分までインプラントを行えば十分問題ありません。

患者様のご希望である
1.『左右の奥歯ともきちんと噛みたい!』
2.『治療期間には問題ないが、骨移植等の大変な治療は避けたい!』
3.『インプラントの本数も必要最小限にしたい!』
が達成できたのです。

インプラントの治療方法は、骨の状態 や 噛み合わせ 等の口腔内以外にもさまざまな条件やご希望によって決まってくるのです。




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2009年12月7日

インプラントモニター症例:その4

12/7(月曜日)です。
今日も前回の続きで、『インプラント症例』になります。

本日ご紹介する患者様は、上顎前歯部分が7歯欠損しており、義歯を使用されていた方です。

上顎前歯部欠損部の義歯(入れ歯)を使用しているため、さまざまな問題を抱えていました。
義歯をされている方は、さまざまな問題を抱えています。

『食事をすると義歯の内面に食べ物が詰まる!』
『特に外食をすると人前で義歯を取るのは嫌なので、外食が楽しくない!』
『義歯では違和感がある!』
『義歯の金具が見え、審美的に問題がある!』
『しゃべりにくい!』
『入れ歯自体が嫌で、精神的にもつらい!』

また、患者様は、下顎の奥歯も欠損(左右2歯欠損づつ欠損)している状態でした。

この奥歯が欠損していることは、噛み合わせにとっても良くありません。

患者様のご希望としては、
まず『上顎の前歯部を治したい!』との強いご希望がありました。
下顎の奥歯も治したいが、上顎の前歯部を優先させたい というご希望です。
また、『費用的な問題もあるので、必要最小限で抑えたい!』というご希望もありました。

そこで、以下のような治療計画を立てました。

上顎の前歯の7歯欠損には、4本のインプラントを埋入し、7歯分のブリッジとする。

下顎 奥2歯欠損 と 奥2歯欠損に対しては、欠損全てを治療するのではなく、奥から2番目のみインプラントを埋入する計画にしました。
通常奥歯は、第一大臼歯 と 第二大臼歯 があります。
もちろん 2歯分ともインプラント治療を行うことがベストですが、
費用の問題がある場合には、まずは、第一大臼歯のみインプラントを行い、
将来的に第二大臼歯にもインプラントを追加することも可能です。

今回の治療で最も重要視することは、上顎の前歯部を入れ歯から解放することです。

ただし、奥歯の安定がないと 前歯部にも負担がかかるので、
今回は、第一大臼歯まで行うことになりました。
今まで奥歯がまったくなかったので、第一大臼歯まででもインプラントを埋入できれば、
噛む力もかなりアップしますし、審美的にも歯がないように見えません。

以下は、治療後です。
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上顎は、骨吸収が高度に起こっていたので、GBR法を行いました。

使用したインプラントは、ストローマンインプラント(ITIインプラント) です。



今週(12/4〜6)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から下顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

今週は、わりと簡単な手術が多かったのですが、昨日行った症例は、骨吸収が大きく
非常に難しいケースでした。

骨の幅は、約2ミリです。
インプラントを適切に行うためには、骨の幅は6ミリ以上はないといけません。
今回の症例は、約2ミリですので、非常に骨吸収が起こっていたことになります。

今回は、この細い骨幅を押し広げる新しい治療法を行いました。

OAM(大口式)インプラント手術方法です。

11月9日 11月12日 のブログに書いてありますのでご興味のある方は、それぞれの日にちをクリックしてご覧下さい。

この方法により、ほとんどドリルを使用しないで、骨幅を6ミリ近くまで拡大することができました。

非常に優れた方法です。

私自身、今まで多くの新しい治療法が開発されるたびに 手がけてきましたが、
これほど患者様の負担も少なく(ドリルをほとんど使用しないので腫れにくい!)、
効果が高い治療は始めてです。

OAM(大口式)インプラント手術方法は、非常に優れた方法です。

ただし、時間がかかります。
OAM(大口式)インプラント手術方法の詳細は、
11月9日
11月12日
のブログを見ていただければ分かると思いますが、大変時間がかかる治療法です。

しかし、もし今回このOAM(大口式)インプラント手術方法を行わなければ、大掛かりな骨移植:GBR法(場合によりブロック骨移植等)を行うことになったので、結果的には患者様にも私にとっても楽な治療法であったと言えます。

先程OAM(大口式)インプラント手術方法は、治療時間がかかると書きましたが、GBR法の方がもっと時間がかかりますので、結果的に言えば、OAM(大口式)を行ったため、骨幅の増大が可能になったので、時間短縮したと言えます。

GBR法も多少行いましたが、OAM(大口式)によって骨幅が増大できたので、大変なことではありませんでした。


使用したインプラントは、ストローマンインプラント(ITIインプラント) が2本です。

麻酔は、静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) です。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3ヶ月後に型を取ります。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)です。
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、型を取る費用、被せ物の費用、
今回の OAM(大口式インプラント埋入法、GBR法の費用も全て含まれています。

インプラントモニター募集(20%割引)
現在、新規にインプラント症例集のページを作成しています。
さまざまなケースを見ていただくことにより、よりインプラント治療についてご理解していただきたいと思います。
そのため、症例を公開しても大丈夫という方(インプラントモニター)を募集しています。

インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。



次回のブログは12/10(木曜日)になります。
次回も『インプラント症例』になります。


ちょっとしたお話…こんなことがありました!
 2010年のオリコン(音楽のオリコンチャートが有名ですが…)の
顧客満足度の高いインプラント歯科医院(神奈川県版) で当医院が総合2位になったそうです。
調査方法は、オリコンが独自で行っているようで、
調査結果がでてから 当医院に報告があったので 詳しいことはわかりませんが、
治療を受けられた患者様の評価が高かったことは、素直にうれしいのですが、
調査方法を見ると 調査数が少ないのではないかと思います。
また、どういった点が良かったのか等が分かるともっと良いのではないかと思います。
でも 病院として評価が高かったことは良かったです。

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2009年12月3日

インプラントモニター症例:その3

12/3(木曜日)です。

クリスマスシーズンなので、壁紙を変えてみました!


今日も前回の続きで、『インプラントモニター症例:その3』になります。

前回のインプラント症例報告でインプラントの傾斜埋入の話をしました。
本日は、傾斜埋入を行ったインプラントモニター症例をご紹介します。

症例は、7年前に私がインプラント治療を行った患者様です。

初診時 上顎は、前歯部のみ残っている状態でした。
奥歯は、もちろん義歯(入れ歯)を使用していました。
しかし、どうしても義歯に違和感があり、
『なんとか義歯でない方法を行いたい!』とのご希望をお持ちでした。

また、下顎の右側奥歯も欠損しており、同部分は 義歯を使用せず そのままになっていました。
同部分にもインプラントを行い、
『噛めるようになりたい!』とのご希望がありました。

診査の結果、下顎の奥歯の骨の状態には、まったく問題はありませんでしたが、
上顎の奥の部分は、骨吸収が高度に起こっている状態でした。

上顎左右の奥歯(第一大臼歯)部分の骨の高さは、約2ミリ程度しかありませんでした。

第二大臼歯(一番奥の歯)の部分は、骨の高さがある程度は存在していましたが、短いインプラントしか埋入できない状態です。
上顎の奥歯の場合、短いインプラントであると噛む力に耐えきれないことがあります。
そのため、できるかぎり長いインプラントを埋め込むことが有効です。

今回は、第二大臼歯(一番奥の歯)のさらに奥にあたる
親知らずの部分に骨が十分存在していたため、
この部分にインプラントを斜めに埋入すれば、より長いインプラントが埋入できるため、
第一大臼歯と第二大臼歯には、インプラントを埋入しないで、親知らずの部分のみにインプラントを埋入することにしました。(インプラントの傾斜埋入)

以下が初診のレントゲン写真です。
分かりやすいように骨の状態を赤線 と 緑線 で書いてあります。

赤線は、上顎洞という上顎の中にある “穴” です。
緑線は、骨の位置を表しています。

分かりやすく言えば、赤線緑線の間が骨なのです。
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クリックすると拡大されます。





中央部分では、赤線緑線の隙間が非常に少なくなっていることが分かるかと思います。
つまり、骨の高さがほとんど存在しないということです。

今回のインプラント傾斜埋入は、この吸収している部分を避けて、
骨が十分存在している親知らずを利用しようという治療方法です。

インプラント傾斜埋入以外の治療方法としては、
サイナスリフト法(上顎底挙上術) 等の骨移植を行い、十分に骨を再生させた上でインプラントを埋入する方法もありましたが、
治療期間が長くなることと
腫れ 等の治療に対する術後反応が大きいことから 患者様は、できるぎり負担の少ない治療を行いたいとのご希望がありました。

また、よりインプラントを安定させる方法としては、
さらにインプラントを埋め込む本数を増やすことも考えられます。
具体的には、第一大臼歯と第二大臼歯にも短くはなりますが、インプラントを埋入することです。

骨の高さが十分にない場合には、埋入するインプラントの数を増やすことは、
非常に有効な方法です。
しかし、欠点としては、インプラントの使用本数が増えるため、治療費が高くなることです。

 できるかぎり治療費を抑える!
 治療期間を短くする!
 治療に対する負担(腫れ 等)を最小限にする!
といったことを考えた上で今回のインプラントの傾斜埋入という選択肢になりました。

現在の状態(7年後)が以下のレントゲン写真です。
1111110
クリックすると拡大されます。




治療終了時には、左下の奥は、患者様のご希望もあり 抜歯しませんでしたが、
6年後に左下の一番奥の歯がダメになったために
現在 左下に1本のインプラントを埋入するところまで治療が進んでいます。
今後さらに奥までインプラントを埋め込むことができれば、
もっと噛む能力が増すでしょう。





現在、新規にインプラント症例集のページを作成しています。
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そのため、症例を公開しても大丈夫という方(インプラントモニター)を募集しています。

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何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。




今週(12/1〜2)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から下顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

患者様は、もう少しで70歳に近い方です。
欠損している(歯がない部分)部分は、下顎の奥歯1歯のみです。
他の歯は全て残っています。

70歳で欠損しているのが1歯のみということはすごいことです。

この欠損部は、少し前に他歯科医院で抜歯されたそうです。
歯周病の問題もあったため、欠損部の治療を含め、
専門医である当医院を紹介され来院された方です。

診査の結果、骨の状態等に大きな問題はなく、治療自体も非常に簡単にできる状態です。

ただし、私は 患者様に以下のようなお話をしました。
『欠損している部分は、最も奥歯の1歯だけであり、他の残っている歯の状態は非常に良く 今後悪く(ダメになる)可能性は低いので、食べることに大きな問題がなければ、今回の欠損部には、インプラントを積極的に行うことはしなくても良いかもしれませんよ』
とお話しました。

『もう少し経過をみて本当にご不自由であれば、インプラントを行ってみてはいかがですか?』
ということです。

そして、歯周病治療のみ行うことにしました。

暫くして、やはりインプラントを行いたいとのご希望のご連絡があったため、
今回のインプラント治療となったのです。

歯が1本だけでなく、もっと多くの歯が欠損していても
噛むことに大きな問題を感じない方もいらっしゃいますし、
今回の患者様のように1歯欠損しただけで、
『食事ができない!』
と大きく問題となる方もいらっしゃいます。

もちろん欠損部がまったくなく、奥歯まで全てあった方が理想的ではありますが、
本当にインプラントが必要かどうかは、
残っている歯の状態や、噛み合わせ、患者様のご希望をふまえ決定することが重要です。

今回使用したインプラントは、ストローマンインプラント(ITIインプラント) が1本です。



今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約2〜3ヶ月後に型を取ります。


ちょっとしたお話…こんなことがありました!
 2010年のオリコン(音楽のオリコンチャートが有名ですが…)の
顧客満足度の高いインプラント歯科医院(神奈川県版) で当医院が総合2位になったそうです。
調査方法は、オリコンが独自で行っているようで、
調査結果がでてから 当医院に報告があったので 詳しいことはわかりませんが、
治療を受けられた患者様の評価が高かったことは、素直にうれしいのですが、
調査方法を見ると 調査数が少ないのではないかと思います。
また、どういった点が良かったのか等が分かるともっと良いのではないかと思います。
でも 病院として評価が高かったことは良かったです。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
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HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
2009年11月30日

インプラントモニター症例:その2

11/30(月曜日)です。
今日も前回の続きで、『インプラントモニター症例:その2』になります。

今までにインプラントモニターで治療された方は、多くいらしゃいます。

本日もインプラントモニターで治療された方の症例を見ていただきます。

患者様は、8年前に私がインプラント治療を行った方です。
患者様は、初診時に 上顎が無歯顎(歯が1本もない)状態でした。

だいぶ前から 上顎は、総義歯(総入れ歯)を使用していましたが、
どうしても合わないため、インプラント治療をご希望されて来院されました。

初診のレントゲン検査の結果、上顎の奥歯の骨は、高度に吸収していました。
特に左の奥歯は、骨吸収がひどく、骨の高さは、少ない部位で約1〜2ミリ程度でした。

上顎に適切なインプラントを埋入するためには、必要な骨の高さは10ミリ以上です。

骨の高さが1〜2ミリでは、とてもインプラントを埋め込むことはできません。

そのため、患者様には、奥歯に骨の増大治療が必要なことをお話しました。
サイナスリフト法(上顎底挙上術) です。

サイナスリフト法(上顎底挙上術) は、インプラント治療の中では、かなり大変な治療であり、
術後の腫れ 等を考えると 患者様は、ご希望されませんでした。

そこで、骨吸収の少ない前方部に ある程度の数のインプラントを埋め込み、
奥歯には、埋め込まない方法を行うことになりました。

こうした方法は、カンチレバー といわれる治療方法です。

インプラントのカンチレバーは、全ての方に対応できる方法ではありませんが、
噛み合わせが安定している、
奥歯に負担が少ない噛み合わせをしている
等のいくつかの条件さえ合えば、十分可能な治療方法です。

今回の患者様は、下顎の右側奥歯が義歯(入れ歯)のため、インプラントのカンチレバー 部分に負担がかかりにくい状態であることと、歯ぎしり や くいしばり がなかったため、カンチレバー を行うことになりました。

この方法により患者様は、骨移植を伴うサイナスリフト法(上顎底挙上術) を避けることが可能になりました。

また、複雑な治療を行わなかったため、治療期間も短縮可能です。

今回の症例は、治療期間は約5ヶ月です。

以下は、治療後(8年後)の状態です。
22766555
クリックすると拡大されます。






現在、新規にインプラント症例集のページを作成しています。
さまざまなケースを見ていただくことにより、よりインプラント治療についてご理解していただきたいと思います。
そのため、症例を公開しても大丈夫という方(インプラントモニター)を募集しています。

インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
     •インプラントモニター(20%割引)
今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。





今週(11/27〜29)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

それでは、今週のインプラント手術の中から上顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

昨日治療を行った患者様は、長い間上顎の右側の奥歯が欠損のままになっていました。
右側で食事ができないため、いつも左側だけで噛んでいました。
食事も不自由になってきたため、インプラント治療をご希望されて当医院を受診されました。

欠損は、上顎の右側が3歯分ない状態でした。
欠損部の手前の部分は、骨の高さは、十分残っていましたが、
その奥2歯分は、骨吸収が非常に進行していました。

具体的には、骨の高さが、2〜4ミリ程度です。

本日のインプラントモニター症例でもお話したように 
通常、上顎の奥歯にインプラントを埋入するためには、
骨の高さが10ミリ以上存在すると安定したインプラントが行えます。

骨の高さが、2〜4ミリ程度しか存在しない場合、
適切な長さのインプラントを埋入するためには、サイナスリフト法(上顎底挙上術) という骨移植を行うことが多いのですが、この治療法は、骨を増大するには確実な方法ですが、
治療後の腫れ 等が大きく起こるため、全ての患者様に適応できる治療法ではありません。

私自身は、サイナスリフト法(上顎底挙上術) を行いますが、可能なかぎり患者様に負担の少ない治療法を行いたいと考えています。

『骨の少ない部位があれば、無理せず 骨が存在する部位にインプラントを行う!』という考え方です。

今回も骨吸収している部位には 無理してインプラントを行わず、
その奥の部分に存在する親知らずにあたる部分にインプラントを斜めに埋入する方法を行いました。

この方法はインプラントの傾斜埋入と言われる方法です。
具体的には、以下の図のように行う方法です。
(下図は、実際の症例ではなく、同様のレントゲンに分かりやすいようにインプラントのシュミレーションを行った参考図です)
08766666
クリックすると拡大されます。





使用したインプラントは、ストローマンインプラント(ITIインプラント)  長さ12ミリを2本です。

麻酔は、静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) で行いました。

約4ヶ月後に型を取ります。


このように親知らずに長いインプラントが斜めに埋入することが可能な場合には、
インプラントの傾斜埋入は、非常に有効な方法です。
具体的な症例(傾斜埋入症例)は、次回のブログ(12/3:木)でご紹介します。
本日の最初でもお話しましたように暫くの間は、インプラントモニター症例報告を行う予定です。

インプラントモニター症例が集まりましたら、症例集を公開したいと思います。
さまざまなタイプの症例をご報告できればと思います。



  ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

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休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。




大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。

2009年11月26日

インプラントモニター:本年度最後の募集

11/26(木曜日)です。
今日は、『インプラントモニター:本年度最後の募集』になります。

インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
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このブログでは、『今週のインプラント症例報告』を毎回ご紹介していますが、
こうした症例は、患者様の個人情報ですので、レントゲン写真等をお見せすることはできないのですが、
インプラントモニターとして登録されている方は、
事前に 口腔内写真 と レントゲン写真 のみを公開することを承諾していただいているので
本日は、そうしたインプラントモニターの症例をご紹介させていただきます。


それでは、現在治療中の方の症例をご紹介します。
まず、初診時のレントゲン写真です。
987654
クリックすると拡大されます





初診時 上顎には、2歯のみが残っていました。
しかし、この2歯ともに歯根破折
していました。
また、CT検査 の結果、骨の高さはある程度残っていましたが、骨のが非常に少なくなっていることも分かりました。

欠損も多く、骨幅も吸収しているため、比較的難症例になります。


患者様は、インプラント治療に対して以下のご希望を強く望んでいました。

1. 治療期間中も食事が不自由がないようにしたい!
2. 骨吸収はあるが、骨移植 等の大変な治療はできるかぎり避けたい!
3. 腫れることはできるかぎり避けたい!
4. 治療回数をできるかぎり少なくしたい!

以上のようなことをふまえ、骨の吸収が大きい部位には、無理にインプラントを行わず、GBR法等の骨の増大治療も可能なかぎり避け、骨幅や高さが比較的存在する部位にインプラントを埋入する計画を立てました。
また、治療回数を少なくするために、インプラント埋入と抜歯も同日に行う計画にしました。
最大の問題点となる 『治療期間中も食事が不自由にならないようにしたい!』というご希望があったため、
インプラント即時加重•負荷(インプラント手術当日に固定式の仮歯まで行う) を行いました。

骨が比較的残っている部位にインプラントを埋入するため、
インプラントの傾斜埋入
カンチレバー
で対応しました。

以下のレントゲン写真は、上顎にインプラントを埋入後、約4ヶ月後のレントゲン写真です。
28872662
クリックすると拡大されます





患者様は、下顎もインプラント治療を希望していましたが、
『治療による負担を最小限にしたい!』というご希望があったため、
まず、上顎のみインプラントを行い、
『きちんと噛める状態になったら、下顎も開始したい!』
とのご希望があったため、上顎完了後、下顎のインプラント手術になりました。

そして、先日下顎のインプラントを埋入しました。
そのレントゲン写真が以下になります。
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クリックすると拡大されます





今後は、約2ヶ月後に下顎の型を取り、治療は終了します。


治療方法は、患者様の生活スタイルやご希望によっても変わってきます。
インプラントの埋入位置を最優先させ、
GBR法
ソケットリフト法
サイナスリフト法(上顎底挙上術)
といった骨の増大法を積極的に行うこともありますし、
今回の患者様のご希望の範囲でできるかぎり無理のない治療計画を立てることもあります。


インプラント治療を始めて行う場合、さまざまな不安やご希望があるかと思います。
そうしたことは、治療開始前にきちんち主治医に伝えることが重要です。




現在、今年最後のインプラントモニターを募集しています。

インプラントモニターをご希望の患者様は
下記をクリックして下さい 
      •オンライン見積もり
そして 欠損部にチェックをし、通信欄に『インプラントモニター希望』と書いて送信して下さい。

前回インプラントモニターを募集したところ 多数の申し込みがありました。
電話での対応が困難になる可能性がありますので、お手数ですが、インプラントモニターご希望の場合には 必ずオンライン見積もり でお願い致します。
募集条件に合えば、できるかぎり多くの患者様に対し、対応させていただきたいと思います。

欠損状態等を考慮の上、折り返し、ご連絡させていただきます。

もちろんインプラントモニター以外の患者様も 
オンライン見積もり がご利用になれます。
是非ご利用下さい。




次回のブログは11/30(月曜日)になります。


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2009年11月23日

インプラントの失敗原因:その2  全身疾患

11/23(月曜日)です。

先日お知らせしたように、現在当医院のでネット環境トラブルがあり、インターネットがまったく使用できなくなっています。

そのため、メールご相談も不可能になっています。
大変申し訳ありませんが、復旧には1週間程度かかる予定です。

ちなみに このブログは、病院近くのインターネットカフェから書いています。
何年も前にインターネットカフェに1回 行ったことはありますが、
だいぶ久しぶりに来ましたが、最近はすごくきれいになってますね。

若い女性の方も1人で来られているようですし、意外にもくつろげる場所です。
私もこのような トラブルがなければ、来ることはなかった場所です。

初めての体験もあり、おもしろく過ごしています。
私が来ているネットカフェでは、夜間から朝まで 8時間で1250円です。
普通こんなものなのでしょうか?
安さにびっくりです。

ソファーでくつろぎながらこうして、仕事もできますし、
カフェラテ 等のドリンクも全て飲み放題ですし、
私は、利用しませんが、
シャワーもあり、
マンガ本も何千冊とありますし、
今週発売の雑誌もありますし、
ビデオやDVDもあります。
コピーも取れますので、仕事に来ている人もいるようです。

さらにびっくりしたことに食事もできるのですね。
インターネットカフェと同じビル内にある居酒屋さんから出前ができます。
ビールと裂き鳥、さしみまで、居酒屋と同じメニューが ここにいながら注文できるのには本当にびっくりです。

便利なこともあり、人はいっぱいです。

でもネット環境が復活したら、来ることはないでしょう。

いくら便利でも家の方がはるかに快適ですから!

さて、前置きはこれくらいにして2時間の予定で帰らなければいけませんので、急ぎたいと思います。

それでは、本日の本題に入ります。
今日も前回の続きで、『インプラントの失敗原因:その2  全身疾患』になります。

全身疾患の中でも本日は、『インプラントと糖尿病』について解説します。

日本での糖尿病の患者数は、約 740万人と推計されています。

さらに、糖尿病の可能性のある、糖尿病予備軍の方の数を入れると、約 1620万人というすごい数になります。

そして、糖尿病は年をとるにしたがって発症しやすくなる病気なのですが、調査によると、40歳以上の約10%、つまり 10人に 1人が糖尿病であるという結果もあります。


歯科と糖尿病の関係で言えば、
糖尿病が進行すると抵抗力や免疫力が低下し、歯周病を引き起こしやすくなります。

また、インプラント埋入後に骨とインプラントが接合しないで失敗に終わるケースもあります。

私の臨床の中でも 糖尿病が原因でダメになったと考えられる患者様を経験したことがあります。

インプラント治療前の問診では、全身的なご病気はないということでした。

しかし、これは病気がないのではなく、患者様ご自身がまったく 気がついていいないのでした。

後からわかったのですが、この患者様は、健康診断を以前はづっと受けていたが、
ここ数年は、受けていなかったとのことでした。

健康診断を受けていた時には、検査にひっかかることもなく、体調も良好でした。
現在も特に体調が悪いと自覚されてはいませんでした。

歯周病 や 噛み合わせにも問題なく、お忙しい方ということもあり、治療計画のご説明後、インプラントを埋め込みました。

その後、抜糸まで行いましたが、消毒や経過観察には、まったく来られないようになってしまいました。

インプラント手術後半年以上経ち、ご予約がありました。

「その後はどうですか?」とお話をしたところ
「糖尿病で暫く入院していた!」とのことでした。

現在は、体調もだいぶ良くなってきたとのことでした。

しかし、手術を行ったインプラント部分を拝見したところ
インプラントがグラグラとしていました。

歯周病の問題は、もともとなく、
歯磨きの状態も悪くはありませんでした。
処方した抗菌性の強い、うがい薬も使用していたとのことでした。

100%原因をつきとめることは難しいのですが、おそらく全身的な問題と考えられます。

この患者様は、たいぶ前に他の部位にインプラント治療をすでに行っており、その部分はまったく問題ありませんでしたが、今回新たに手術を行った部位がグラグラしていたのです。

入院したのは、抜糸の後すぐのようです。
ふらふらとし、病院に行ったら糖尿病と診断されたようです。


しかし、全ての糖尿病患者様がインプラントが禁忌ということではありません。
血糖値のコントロールがうまくできていれば、インプラント治療も十分可能になります。
絶対的な基準というのはありませんが、

1 空腹時血糖値が150以下(状況により200以下であれば可能)

2 HbA1-cが7%以下(状態により8%以下であれば可能な場合があります) 
   *HbA1-c(過去1ヵ月の平均的な血糖値)

3 尿ケトン体(―) 

4 重篤な合併症がない

であれば、ほぼ問題はないといえます。

しかし、このような数値でも 通常の方よりは感染のリスクは高いため、
十分な注意が必要です。

また、現在糖尿病で通院されている場合には
必ず内科主治医との連絡をとって行えるかどうか決める必要性があります。

また、インスリン注射や血糖降下剤を服用されている方はインプラント手術の際には問題なとる場合があります。
以下のようなことです。

インプラント治療の難易度や埋入本数により、治療後に食事の制限がある場合があります。
これは、非常に骨吸収があった場合に骨の増大治療を行った場合などです。

このような場合、インプラント手術当日の血糖降下剤の服用やインスリンの自己注射に問題を生じることがあります。

つまり、手術後に腫れ等で食事が十分取れなかった場合、いつも通りに決まった時間に血糖降下剤の服用やインスリン注射を行ってしましますと、血糖値が下がりすぎてしまい低血糖症となってしまいます。 
         
そのため、インスリン注射や血糖降下剤を服用されている方はインプラント相談の段階で必ず担当歯科医師に申告されることが必要です。

そして、インプラント治療後に腫れがあるのか?
食事制限があるのか?等の検討をし、
もし、そうしたことが考えられれば、事前に内科担当医師との打ち合わせが必要になる場合もあります。

糖尿病だからといってインプラントができないということではありません。
重要なのは、担当歯科医師に現在のご病気や体調等を事前にきちんとお話することが必要なのです。



今週のインプラント手術報告

昨日のインプラント手術についてお話します。
昨日のインプラントは、上顎の左右奥歯に4本のインプラントを埋入しました。

2本のインプラントは、骨吸収もさほどなく、特に問題はありませんでした。
しかし、他の2本は、骨の高さ、幅ともに骨吸収が起こっていたため、
多少の問題がありました。

特に骨の高さが少ない状態でした。
上顎にインプラントを埋入する場合、でいるかぎり長いインプラントを埋入した方が長期的な安定性は高いと言えます。

そのため、今回はソケットリフト法 を行い、長いインプラントを埋入しました。
また、骨幅を増大させるGBR法 と骨増大をさらに促進するために、PRP法 も併用しました。

使用したインプラントは、ストローマンインプラント(ITIインプラント) で、長さ12ミリが4本です。
これだけ長いインプラントが埋入できれば、安心です。

麻酔は、静脈内鎮静法(眠っている間に治療が終了) です。


今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に型を取ります。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)です。
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、今回のソケットリフト法 GBR法 PRP法 の費用も含まれています。


次回のブログは11/26(木曜日)になります。
次回のブログもネットカフェで書いているでしょう。
早く直らないかな?

メールもづっと見ていないので



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』になります。
2009年11月20日

現在ネット環境に不都合があり、ご質問等のメール相談がご利用できません。

現在ネット環境に不都合があり、ご質問等のメール相談がご利用できません。
大変申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

インプラントブログは、通常通りの日程で更新予定です。
2009年11月19日

インプラントの失敗原因:喫煙

11/19(木曜日)です。
今日は、『インプラントの失敗原因:喫煙』になります。

歯が欠損している場合の治療方法には、
 天然歯を削除して行うブリッジ、
 歯を削らずに行うインプラント、
等が考えられます。

天然歯を削除する治療よりは、インプラント治療の方が 
一般的に 長期的な安定性が高いことが多くの論文で報告されています。

インプラントの10年後の予後(成功率)は、95〜99%程度という報告が多くみうけられます。
しかし、この成功率は、上顎や下顎、インプラントを埋め込んだ長さ、噛み合わせ、歯周病の程度…
等さまざまな要因によって変わってきます。

治療前にリスクが高いことを排除するれば、より予知性は高くなります。

例えば、歯周病の問題がある方は、インプラント治療前にきちんと歯周病の治療を完了させることです。
インプラントも歯周病になってしまいますから…

リスクを排除するということで言えば、喫煙は、非常に大きなポイントです。
喫煙をされている方は、インプラントがダメになる確率が非常に高いと思って下さい。

喫煙といっても 喫煙本数 や 喫煙期間 にもよっても違います。
(もちろん喫煙本数が多ければリスクは高くなります)

また、喫煙以外のリスクがあれば、さらにダメになる確率が高くなります。
例えば、
喫煙者 で 歯ぎしりが強いとか、
喫煙者 で 糖尿病とか、
喫煙者 で 歯周病であるとか、
インプラントがダメになるリスクはどんどんと高くなります。

インプラント治療(歯周病治療にはもっと関係してきます…)を行う際には、絶対に禁煙していただきたいのですが、これがなかなかうまくいきません。

治療前に『インプラントと喫煙のリスク』をご説明し、
『これを機会にタバコを止める!』といっていた方でも
結局、吸っている方も多くいらっしゃいます。

こればかりは、患者様の努力必要になってきますから…

しかし、インプラント治療と喫煙を考える上でもっとも重要なポイントになる時期があります。
手術直後です。

インプラント手術は、当然のことながら歯肉を切開します。
切開し、縫合した歯肉が治癒する段階で、喫煙すると 傷口の治りは非常に悪くなります。
喫煙した煙が直接傷口に触れるからです。

私が手術した患者様の中でも明らかに喫煙による失敗を経験したことがあります。

また、インプラントと骨は、一定の期間(2〜4ヶ月程度)をかけて骨と結合します。
特に最初の1ヶ月程度は、非常に重要な時期です。

この時期に喫煙をされると インプラントと骨が結合するのを阻害してしまいます。
特に上顎の奥歯にインプラントを行った場合には、問題が起こる確率が高くなります。

上顎の奥歯は、骨の吸収が多い場所であり、
適切なインプラントを行うために、
ソケットリフト法 サイナスリフト法(上顎底挙上術) という治療を行うことがあります。

このような場合には、手術後 暫くは、喫煙は禁忌です。

ソケットリフト法 サイナスリフト法(上顎底挙上術) は、上顎の奥歯に存在する空洞(上顎洞)に骨の移植を行います。

この空洞(上顎洞)は、副鼻腔とも言います。
つまり、鼻とつながっているのです。
そのため、喫煙による煙の影響は、非常に大きなものです。

絶対に禁煙しなければなりません。

また、同様の処置として、骨の増大治療を行った場合です。
具体的には、GBR法を行った場合です。

GBR法は、骨を増大させるために、歯肉の中に 人工骨やGBR膜といった材料を埋め込みます。
こうした材料は、本来生体(身体)のものではありませんので、
GBR法を行った後には、異物反応や炎症が起こります。

骨吸収もなにもなく、単にインプラントを埋め込んだ場合と比較して、
歯肉の治りにより繊細な状況になるのです。
こうした場合に、喫煙をされていると 失敗につながります。

もちろん、ソケットリフト法 サイナスリフト法(上顎底挙上術) GBR法以外は喫煙しても大丈夫ということではありません。
しかし、上記のような骨増大を行った場合には、絶対に禁煙をしなければなりません。

このようなお話をしても喫煙される方がいらっしゃるもの事実です。
幸い、問題が起こらなかった方もいますが、
インプラントが骨とくっつかず(結合)せず、グラグラとしてくる方もいらっしゃいます。

インプラントがダメになった場合には、再度治療はやり直しです。

時間(期間)もかかり大変です。

きちんとしたインプラント治療を行っている歯科医院の中には、
喫煙者はお断りするところもあります。
また、喫煙者は保証の対象外になっている歯科医院もあります。

それだけ、リスクが高いということなのです。



次回のブログは11/23(月曜日)になります。



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2009年11月16日

インプラント症例報告

11/16(月曜日)です。

今日は、少し遅れてのアップです。

今日は、『インプラント症例報告』になります。

年末になると手術が非常に多くなっています。
昨日も一日中手術をしていました。
その中から2ケースご紹介したいと思います。

まず1症例目は、上顎の前歯部(1歯欠損)にインプラントを埋入したケースです。
インプラント手術自体は、多少の骨吸収があり、骨増大法(GBR法)を行いましたが、さほど難しケースではありませんでした。

しかし、問題があったのが、術前の歯肉の状態です。
今回インプラントを埋入した部位は、歯根破折 を起こしていた部位です。
歯根破折 を起こすと、折れた部位から血液 等が入り込み、感染を起こします。
感染を起こすと 歯肉がはれ、膿みが溜まります。
このような状態になると 歯を支えている骨の吸収が起こってきます。
骨吸収が起こった状態で抜歯を行うと
抜歯後に歯肉も大きく退縮してしまいます。
退縮程度にもよりますが、この退縮を100%元の状態に回復させることは難しいのです。

先にもありました骨増大法(GBR法)ですが、どのような状態でも100%元の状態に回復させることは難しいのです。
骨の再生には限界があります。
この詳細は、以下を参考にして下さい。
    •GBR法(骨再生治療)の限界

骨吸収が完全に回復できないと歯肉は下がったままになってしまいます。
今回の症例は、上顎の前歯部が1歯欠損していましたので、この部分の歯肉が退縮してしまうということです。
結果的に、前歯の左右の長さが変わってしまうことになります。
インプラントの方が歯肉退縮があったために、長く見えてしまうのです。
この詳細は、以下を参考にして下さい。
インプラント治療後に歯が長く見える原因と歯と歯の間に隙間ができる原因

このように 左右の歯の長さが非対称になってしまうケースでも さほど問題にならないこともあります。
これは、笑った時に歯肉があまり見えない方です。
長くなった部分が見えない方は、左右の歯の長さが非対称でも審美的には問題が起こりません。

しかし、笑った時に歯肉が見える方は、審美性に問題を生じてしまいます。

今回の患者様は、もともと笑った時に歯肉が大きく見える方でした。
患者様ご自身も歯肉が見えることを気にしていらっしゃる面ありました。
そこで治療方法として、
退縮を起こしている部位に合わせて、周囲の天然歯の長さを長くする方法を選択しました。
(専門用語で “ 根尖側移動術 ” と言います)

吸収してしまったインプラント予定部はそのままで、
逆に周囲の歯を下げて、インプラント部分に合わせるのです。

結果的に、インプラント部分と天然歯は、歯の長さは同じになり、笑った時に以前より歯肉が見えないようになります。

骨吸収が起こっている場合で審美的に問題がある場合には、さまざまな対処方法があります。
今回のように退縮したことを利用することもありますし、
歯肉の再生(回復、増大)治療 を行うこともあります。

使用したインプラントは、アンキロス インプラント です。
このインプラントは、審美的な部位には、非常に優れたインプラントです。
プラットホーム・スイッチング というシステムが取り入れられたインプラントメーカーです。
現在審美性を重要視する部位は、ほとんどこのインプラントを使用しています。

麻酔は、静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) で行いました。


次の症例です。
患者様は、上顎が全てない方でした。
そのため、今年の始めに上顎にインプラントを7本埋入し、インプラントブリッジとしました。
今まで義歯で食事が十分できない!
入れ歯が落ちてくる!
といった不満がありましたが、インプラントブリッジをすることで
『何でも噛めるようになった!』と大変喜ばれています。
そこで、今回は、『下顎にもインプラントを行いたい!』 というご希望がありました。
下顎は、前歯部はありますが、左右の奥歯(4歯づつの欠損)は、義歯(入れ歯)を使用していました。
今回は、この部位にインプラントを埋入することになりました。
4歯欠損に対しては、2本のインプラントを埋入し、インプラントブリッジとします。
これを左右(4本埋入)同時に行いました。

骨幅は、十分存在していたため、治療自体は、難しいものではありませんでした。

前回の上顎の手術は、インプラントの埋入と同時に固定式の仮歯を作成する方法でした。
インプラント即時加重•負荷(インプラント手術当日に固定式の仮歯まで行う)

その時には、埋入本数も多かったため、静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) で行いました。

眠っている間に治療が終了できたので、患者様は、負担もなく非常に楽だったということで、今回も同様の静脈内鎮静法 で手術を行いました。

使用したインプラントは、ストローマンインプラント(ITIインプラント) が4本です。

ストローマンインプラント(ITIインプラント)は、私自身10年使用していますが、さすが世界的にトップシェアーのインプラントと言えます。

今回の患者様のようにまず問題となっている部位や気になる部位から始め、最終的に他の部位もインプラントをされる方も多くいらっしゃいます。


今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約2〜3ヶ月後に型を取ります。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)です。
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、今回のGBR法の費用も全て含まれています。



次回のブログは11/19(木曜日)になります。



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