最新インプラント症例ブログ

2008年7月10日

ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:最終回

7/10(木曜日)です。


今日も前回の続きで、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:最終回』になります。


『最後に どんな治療法が一番良いのか?』の話になります。

それでは、歯が欠損している場合、どのような治療法が良いのでしょうか?

このテーマは決してインプラントが優れており、ブリッジはダメという話ではありません。

先にも書きましたように、ブリッジでも何十年も問題なく、経過している方も多くいらっしゃいます。

しかし、現実問題として、ブリッジ(特に神経のない歯のブリッジ)は、多くの問題を抱えていることも事実です。

このシリーズの最初にも書きましたが、
ブリッジは、装着後約10年で50〜70%が生存(残る)
つまり、『ブリッジの場合、10年で、30〜50%はダメになる』ということです。

インプラントは、装着後約10年で90〜95%が生存(残る)
つまり、『インプラントの場合、10年で5〜10%はダメになる』ということです。

もちろん、ブリッジでもインプラントでも30年、40年… と問題なく機能しているケースも存在します。

しかし、インプラントよりもブリッジや被せ物(差し歯)の方がリスクが高いのは、事実です。

私達歯科医師が毎日診療する中で、
神経のない歯がダメになったり、
膿みをもったり、
歯根破折したり した結果、
抜歯となり、ブリッジをやり直したりすることも多くあります。

ダメになったブリッジを見ると
『やっぱり…』
と思うことも多々あります。

先にも書きましたように、インプラントもダメになることはあります。
100%の治療法は存在しません。
しかし、ブリッジの場合、歯を削って作製しますので、ダメになれば、被害は大きいものです。
土台となる歯が抜歯になることもあります。
また、再度ブリッジを作製するために、新たな歯を削除することもあります。

インプラントがダメになった場合は、その後にブリッジを選択することも可能ですし、再度同じ部位にインプラントを行うことも可能です。
被害の拡大が少ないということは、インプラントの最大の利点と言えます。

ただし、インプラントは万能な治療法ではありません。
虫歯や歯周病のリスクが低く、噛み合わせが安定しているような場合には、ブリッジでも予知性が高いこともあります。

費用という点でもブリッジの方が優れています。

外科処置を伴わないという点からもブリッジは、インプラントよりも優れています。

治療期間もブリッジの方が早く終了できます。

患者様の年齢や全身的な状況も関係してきます。

大切なことは、口腔内の状況をふまえ、その予知性を考えて治療方法を選択することです。


次回のブログは7/14(月曜日)になります。

次回から新しいテーマです。
『インプラント治療の際に、抗血小板薬、抗凝固薬は中止する必要性があるのか?』です。
少し難しい内容になります。


今週のインプラント手術報告はお休みさせていただきます。
これから、セミナー(勉強会)があるので…
急がなければ…


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2008年7月7日

ブリッジ、インプラント、被せ物 の平均寿命は?:その4

7/7(月曜日)です。


今日も前回の続きで、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:その4』になります。


ブリッジは、欠損の拡大を進行させる!

ブリッジを行う場所として、最も多いのは、下顎の奥歯です。

この理由として、永久歯の奥歯の中で一番早く生えてくるのは、第一大臼歯と言われる 下顎の奥から2番目の歯だからです。

下顎第一大臼歯は、一番 最初に生えるため、最も虫歯になりやすいのです。
その結果、神経を取る確立が最も高いのも第一大臼歯です。

そして、神経がない歯は、脆いため、抜歯となる確立も高いのです。

下顎第一大臼歯が抜歯となった場合、
その奥の第二大臼歯と 手前の歯(第二小臼歯)でブリッジになります。
一般的に、始めてのブリッジとなることが多い部位です。

このブリッジの土台となる歯が 再度虫歯になったり、荷重負担になったりして、ブリッジがダメ(抜歯)になります。
ブリッジの平均寿命は、約8年ということは、前日までのブログに記載したとおりです。

平均的なところでは、 20歳でブリッジになったとすれば、30歳前には、ブリッジは、ダメになるということです。

再度ブリッジをすれば、また 新たに歯を削る必要性があります。
歯はどんどん痛んでいきます。

また、過重負担等で、手前(第二小臼歯)が抜歯となった場合、さらに手前の歯(第一小臼歯)とブリッジをすることになります。

欠損部が増えることにより、最初のブリッジよりも土台の負担はさらに大きくなります。

こうしたことを繰り返すうちに年々欠損部は、拡大されます。

 歯をできるかぎり削らない!
 神経をできるかぎり取らない!
 ブリッジで土台の歯に負担をかけない!

ということが結果的に欠損を拡大させない重要なことなのです。

日本の歯科保険制度ができた頃には、予防という概念はほとんどなく、
削って治療を行うことが当たり前でした。

神経を取ること自体にも大きな疑問を持たない歯科医師も多くいました。

また、日本の医療保険制度は、出来高払い制ですので、削らないと医療機関は報酬を得られません。
(予防は、ほとんど保険制度に組み込まれていないためです)

さまざまなことが原因となり、削る治療が当たり前になっていったのです。


次回のブログは7/14(木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:最終回』です。


今週(2/26〜27)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から上顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

今回の症例は、インプラントの『埋入手術』の患者様についてです。

『再埋入』というのは、一度インプラント手術を行ったが、インプラントがダメになり、再度インプラントを埋入する手術を行ったということです。

なぜ、再度インプラントを埋入したのかということですが、
1ヶ月程度前に上顎の奥歯にインプラントを埋入しました。
その直後にインプラントに外傷(外力)が加わったため、骨とインプラントが結合しなかったのです。

このようなことは、もちろん頻繁に起ることではありませんが、年間に400本以上のインプラントを埋入しているとこのようなことを稀に経験します。
今回は、その理由について詳しく解説したいと思います。

まず、インプラントの手術には、 1回法と2回法があります。

以下の 1回法と2回法の違いをあらわした図です。
図はクリックすると拡大されます。

1kaihou












つまり、回法は、インプラント埋入(手術)直後に『蓋』の部分が歯肉の上に見えています。
回法は、インプラントが全て歯肉の中に埋め込まれています。

違い等の詳細は、以下を見ていただき、ブログでは、今回に関する部分のみを説明します。
    ・1回法と2回法の違い

今回は、回法でしたので、歯肉の上に『蓋』が見えていたのですが、
この『蓋』に外力が加わってしまい、インプラントがダメになってしまったのです。

手術直後は、手術部分を安静にすることが大切です。

インプラントと骨が結合することは、例えてお話すると、
『腕』や『足』を骨折した場合、ギブスをして暫く安静にします。
もし、骨折した『腕』や『足』をギブス等で固定せず、動かしていたら、骨はくっつきません。
インプラント手術後も同じです。
インプラントに直接外力(触れない)が加わらないようにすることが必要です。

触れないと言っても、食べ物が当たったりする程度では、問題はありませんが、
指で触れたり、気になるからといって舌で触ったりすることは良くありません。
特に歯ブラシの先で強く擦ったりすると、場合により、インプラントと骨が結合するのを妨げてしまいます。

今回は、そうしたことが起ったと考えられるケースでした。

インプラント手術後の消毒で、インプラントが若干動揺しているのが分かったのです。

このような場合、早期に摘出した方が良い場合が多くあります。

摘出後は、歯肉の治癒(週週間待つ)を待ち、再度インプラントを埋入することになります。

患者様にとっては、2回も手術を行うことになり、大変ですが、このようなことが起った場合には、無理してそのままにしておくより、早期にきちんとした判断(対応をする)を下すことが大切です。

再埋入は、1本のみでしたが、 『静脈内鎮静法』 にて手術を行ったため、
手術時間は、約30分程度でした。

治療費
再埋入の費用はかかりません。


余談ですが…
当医院には、よく インプラント手術等の診療を見学に来る先生がいるのですが、
最近は女性の先生が多いですね。

ここ数ヶ月間、毎週 見学に来ている先生も 女性 ですし、
昨日 見学に来た2人の先生も女性です。

今の学生(歯科大学)は、半分近くが女性だそうです。


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2008年7月7日

インプラント治療の際に、抗血小板薬、抗凝固薬は中止する必要性があるのか?:最終回

7/24(木曜日)です。


今日も前回の続きで、『インプラント治療の際に、抗血小板薬、抗凝固薬は中止する必要性があるのか?:最終回』になります。


『抗血小板薬、抗凝固薬』服用患者様の抜歯時の注意事項

それでは、『抗血小板薬、抗凝固薬』を服用している患者様(PT-INR 3以下の場合)の抜歯時の注意事項は、どのようなことなのでしょうか?

抜歯後、止血を抑えるコラーゲンスポンジ等の材料を抜歯した穴に入れ、緊密に縫合を行い、完全に止血してから治療を終了することです。

PT-INRが3以下であれば、ワーファリンを服用したままでも抜歯後の出血の発現率は2.5%〜7.5%であり、十分止血可能な範囲とのことです。



万が一、『抗血小板薬、抗凝固薬』を中止する場合には、いつから中断すれば良いか?

先程書きましたように基本的に、歯科医院にて抜歯やインプラント 等の出血を伴う治療の際には、『抗血小板薬、抗凝固薬』の中断は、必要ありませんが(PT-INR 3以下の場合)、
出血量が多くなる等の可能性がある場合で、どうしても『抗血小板薬、抗凝固薬』の中断が必要と判断された場合には、使用している薬の種類により、中断時期が違います。

参考例)
・ ワルファリン:処置3〜5日前から中断
・ アスピリン(バイアスピリン):処置7日前から中断
・ 塩酸チクロピジン(パナルジン):処置10〜14日前から中断
  *アスピリンやバイアスピリンの作用時間は、血小板の寿命(10日前後) 
   に等しい。
・ シロスタゾール(プレタール):処置3日前から中断
  *通常、48時間以内には体外に排出されるため
・ 塩酸サルポグレラート(アンプラーグ):処置1日前から中断
  *半減期が短いため

*上記は、一般的な日数であり、具体的な中断日数等は、担当医の判断により
 ます。


次回のブログは7/28(月曜日)になります。
次回から新しいテーマになります。
『治療費を抑える方法』です。

8/10(日)〜8/14(木)は、夏期休暇になります。


今週(7/22〜23)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から上顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

昨日行ったインプラント手術は、非常に簡単でした。

なぜかと言いますと、骨の幅や高さに大きな問題がなかったためです。

埋入部位は、上顎の奥歯です。

通常、上顎の奥歯にインプラントを行う場合、骨が吸収しており、
骨の高さが少ない場合が多いのです。

しかし、昨日の症例は、骨の高さも幅も問題がなかったケースでした。
そのため、手術時間は、約15分程度でした。

使用したインプラントは、・ ストローマン・インプラント ・ SLAタイプ 直径4.8ミリ、長さ10ミリ が1本でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に型を取り、
3. 型取りの後、 約10日で完成した被せ物を装着し、完了です。
意外に治療回数はかからないものなのです。

治療費
インプラントが1本21万円(税込)
最終的な被せ物は、
手前がハイブリッドセラミックで1歯105.000円(税込)
ですので、合計315.000円(税込)になります。

この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、型を取る費用、被せ物の費用の全て含まれています。



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2008年7月3日

ブリッジ、インプラント、被せ物 の平均寿命は?:その3

7/3(木曜日)です。

今日も前回の続きで、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:その3』になります。


ブリッジの生存率が低いのは なぜか?

それでは、ブリッジの生存率が、インプラントと比較して低いのはなぜでしょうか?

まず、ブリッジと言っても
神経がある歯のブリッジ』と
神経のない歯のブリッジ』とでは違います。

神経のない歯は、もろく 通常の咬む力でも割れてしまうことがあります。

以下の話は、このブログでもよく書く内容です。

神経のない歯の状態を患者さんに説明する時に “木” に例えてお話しすることがあります。
生き生きとした は、たたいたり、蹴ったりしても折れたりすることはありませんが、枯れた木は、折れる可能性があります。
神経を取った歯枯れた木と同じような状態になります。

神経のない歯は、血液供給がなくなるため、脆くなってしまうのです。

また、神経のない歯は、虫歯になっても 痛み を感じることがありません。
そのため、無症状のまま虫歯は進行してしまいます。
神経のない歯のブリッジの場合、1歯が虫歯になっても ブリッジはすぐには、取れません。
他の土台の歯でくっついているためです。
そのため、虫歯が進行してしまい、ブリッジが取れた時には、ダメ(抜歯)となってしまうことが多いのです。

また、ブリッジの欠点として、土台部分の歯で、歯のない部分の力(噛む力)も支えているため、負担が加わりやすいのです。

例えば、1歯欠損(1歯分の歯がない場合)のブリッジでは、土台となる2歯で、3歯分の歯を作製します。
つまり、土台となる歯には、通常の1.5倍の力が加わることになります。

ブリッジは、過重負担となってしまうのです。

噛み合わせがしかりしていれば、問題が起らないこともありますが、
多数歯の欠損を無理矢理、少ない土台でブリッジをしたような場合には、
時間の経過とともに、土台は、荷重負担となり、噛む力でダメになることもあります。

また、ブリッジとなる土台の歯が、歯周病であった場合、
土台が噛む力に耐えきれないこともあります。

また、人間が人工的に作製したブリッジは、厳密に言えば、歯との『境目』が存在します。
歯とブリッジ(人工物)との『つなぎ目』です
『段差』と言ってもいいでしょう。

これは、『歯科医師』の技術力(削る精度、型を取る精度) や ブリッジ本体を作製する『歯科技工士』の技術力 にも大きく左右されます。

また、ブリッジに使用する素材にも左右されることもあります。

より精度の高いブリッジを作製するためには、使用する素材(材料)や
『高い技術力をもった歯科技工士』が作製することが大切です。
ブリッジは、患者様個人に合わせた完全なるオーダーメードですから…

ただし、最高の素材(材料)や、『高い技術力をもった歯科技工士』の作製したブリッジでは、保険診療では、難しいことも事実です。

例えば、保険診療で使用できる素材(金属等の材料)は、1種類しか認められていません。
これは、健康保険ができてから今まで ずーっと変わりません。

しかし、歯科材料は、日々進歩しています。
できるかぎり、変形の少ない素材や、精度の高い素材が日々 開発されています。
日本の保険診療はそうしたことにまったく対応していないのです。

日本の保険診療で使用しているような材料(特に金属材料)は、世界的にみれば、あまり使用されていないのが現状です。

また、『高い技術力をもった歯科技工士』が十分な時間をかけて、丁寧にブリッジを作製すると、
ものすごく時間がかかります。
例えば、ブリッジ一個を作製するのに 1週間以上もかかることがあります。
一個(1人分)ですよ。
しかし、保険診療の中で 決められた費用で、採算が取れるようなブリッジを作製しようと思ったら、1日に何個(何十個)も作製しなければなりません。
当然時間的にも無理がかかりますので、最高のレベルでのブリッジは作製できません。

他の業界で例えれば、『カバン職人』がいたとします。
1個の『カバン』を作製するのに、1週間も2週間もかったとします。
1ヶ月間がんばっても2〜3個しか作れなかったとします。
それを1個5000円で売っていたら 間違いなくつぶれますよね。
材料費を引いたら赤字です。

保険で被せ物(クラウン)を作製する場合、歯科技工士の報酬は、
1個 約3.000〜4.000円(材料込み)です。
1個作製するのに1週間もかかっていれば、材料費を引くと1ヶ月の給料は、1万円にもなりません。
当然つぶれてしまいますよね。
そのため、無理をして1日に何十個も作製しなければならないのです。

これは、保険診療で、被せ物1個の費用が決まっているからです。
決まった料金の中で作製しなければなりません。

インプラントの被せ物(インプラントブリッジ)の場合、治療費は、歯科医院ごとに決定されます。
より精度の高い被せ物を作製しようと思えば、『高い技術力をもった歯科技工士』に 作製を依頼することが必要です。
しかし、『高い技術力をもった歯科技工士』は、作製時間もかかるため、コストも高くなります。
その分、歯科技工士は、十分な時間をかけて作製することが可能となります。
これは、完成したブリッジの精度に反映されます。

歯科の被せ物は、患者様 個人個人に合わせた完全なる『オーダーメード』ですから…

しかも非常に技術力を必要とする仕事です。

天然歯のブリッジ と インプラントのブリッジの精度は、こうしたことに大きく影響されます。

ちょっと話がズレてしまいましたが、
今日は、話が長くなってしまったので、続きは、また次回にします。

次回のブログは7/7(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:その4』です。


今日は、話が長くなってしまったので、『今週のインプラント手術報告』は お休みさせていただきます。


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2008年6月30日

ブリッジ、インプラント、被せ物 の平均寿命は?:その2

6/30(月曜日)です。



今日も前回の続きで、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:その2』になります。


前回の生存率のデータをもとにし、インプラントブリッジ生存率のデータを具体的に見ていきましょう。

ブリッジは、装着後約10年で50〜70%が生存(残る)

インプラントは、装着後約10年で90〜95%が生存(残る)

という論文が多いのです。

これだけを比較するとインプラントの方が優れているということになります。

しかし、この平均生存率は、患者様 個々によりかなり違います。

例えば、
 1. 歯周病はないか?
 2. 噛み合わせには、問題がないか?
 3. ブラッシングが毎食後きちんとできているのか?
 4. 歯ぎしり等は、ないのか?
 5. 全身疾患(糖尿病 等)は、ないか?
 6. 喫煙していないか?
 7. もともと持っている(歯周病細菌 や 虫歯菌)のリスクは、高くないか?
 8. 定期検査(メインテナンス)をきちんと受けているか?
 9. 被せ物の精度
等 さまざまな因子のより治療の予後(将来性)は変わってきます。

また、ブリッジの場合には、土台となる歯が『神経があるか ないか』によってもかなり違います。

上記の生存率は、さまざまな条件により異なるのです。

あくまでも平均です。

しかし、
ブリッジインプラント のどちらが長く持ちますか?』
という質問があれば、
『インプラントの方が多くの臨床研究(論文)によれば、平均的には、トラブルも少なく、生存率は高い!』
と言ってもいいでしょう。

ただし、インプラントは、平均生存率が高い といっても100%ではありません。

先程、ブリッジ生存率が、装着後約10年で50〜70%と書きましたが、これは、あくまでも平均的なデータです。

ブリッジが20年、30年と問題なく経過している症例もあれば、
ブリッジをして、1年、2年でダメ(抜歯)になる症例もあります。

ダメになるかならないかは、ブリッジ自体の耐久性ではなく、
歯自体の問題 等 上記の1〜9の問題があるからです。

歯自体がダメになってしまえば、当然ブリッジもダメになるわけです。

インプラントは、ブリッジと比較して成功率は、かなり高いものですが、
1〜2年でダメになる症例もあります。

そのため、ブリッジが良くてインプラントが悪いということではありません。

しかし、こうした生存率のデータは、治療方針を決定する上で非常に参考になります。


次回のブログは7/3(木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:その3』です。


今週(6/27〜29)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。

それでは、今週のインプラント手術の中から上顎の奥歯にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

患者様は、約6ヶ月前、上顎の奥歯にインプラント治療を希望されて来院されました。
しかし、レントゲン検査の結果、骨の高さは、1ミリ以下であり、そのままでは、インプラントは、まったくできない状態でした。

インプラントを埋入するためには、最低でも6ミリの骨の高さがないと行えません。
理想的には、10〜14ミリ程度の骨の高さがあることが必要です。

患者様は、1ミリ程度しかありませんでしたので、まったく不可能ということでした。

そこで、骨が吸収している部位に骨の移植を行いました。
サイナスリフト法です。

骨が吸収してインプラントができないのであれば、
『骨を増やせば良いのでは?』
と思われている患者様が多くいらしゃいます。

もちろんそうした治療( サイナスリフト法)を行えば、骨を増大(増やす)ことは可能です。
ただし、あまりにも骨が吸収している場合には、治療は困難になってしまいます。
治療後の腫れ や 治療費等を含め、患者様の負担は大きくなります。

また、骨吸収があまりにも大きい場合には、骨を増やす(増大する)ことができなくなってしまうこともあります。

前回のブログのインプラント手術報告にも書きましたが、骨吸収を早く防止することは、その後の治療を簡単にします。

話は、今回の症例に戻ります。
上顎の奥歯に高度の骨吸収が認められていたため、約半年前に サイナスリフト法を行いました。

今回は、レントゲン写真で、骨の増大(再生)を確認できたため、インプラントの埋入になりました。

埋入したインプラントは、合計で5本です。

使用したインプラントは、 ストローマン・インプラント   ( I.T.Iインプラント)   SLAタイプ
です。
全て、直径4.1ミリ、長さ10ミリです。
元々(初診時)、骨の高さが1ミリしかなかった状態でしたが、 サイナスリフト法により、10ミリの長さのインプラントが埋入できました。


また、先程骨の再生(増大)に約半年かかったと書きましたが、移植した骨が半年で100%安定した骨になるわけではありません。
そのため、今回埋入したインプラントがさらに安定しやすいように 『スプリッティング法』を応用しました。
この方法は、ドリルをさほど使用せず、骨の幅を押し広げながらインプラントを埋入します。
サイナスリフト法を行った後で、まだ骨の成熟が100%完了していないような場合には、有効な方法です。
また、ドリルをほとんど使用しないため、骨にダメージが加わりにくく、術後の腫れが少ない治療法でもあります。

さらに骨の増大(再生)促進のため、 P R P法を併用しました。
P R Pは、ご自身の血液を利用した骨増大法ですので、安全性が高い方法です。
最近は、美容整形外科でよく使用されているようですね。

麻酔方法は、 『静脈内鎮静法』 です。
静脈内鎮静法は、寝ている間に治療が完了できるため、治療時間が長くかかる場合や、ご不安が強い患者様に対しては非常に有効な方法です。

手術時間は、 静脈内鎮静法であったため、時間がかかり、約60分程度でした。


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2008年6月26日

ブリッジ、インプラント、被せ物 の平均寿命は?:その1

6/26(木曜日)です。


今日から新しいテーマになります。
シリーズになります。
『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:その1』です。

今回のテーマは、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?』です。
つまり、『歯科で治療した部位がどれくらいもつのか?』
ということです。

患者様にとっては、最も気になるところです。

特に、一度治療した部位がダメになった場合や
残っている歯が少ない場合、
何度も治療を繰り返している場合、
インプラント等の自費診療で高額な治療費がかかった場合など
治療した部位が、どれくらい保つのかは、大変心配であるかと思います。

もちろん一度治療した部位が、一生ダメにならないことが一番ですが、現実問題として、一度治療した部位が100%大丈夫という治療方法はありません。

それでは、『ブリッジ、インプラント、被せ物の平均寿命』について解説したいと思います。

その前に、
『ブリッジ、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)』とは? 
どのようなものが説明したいと思います。

もちろん分かっていらっしゃる方の方が多いかと思いますが、これがどのようなものか分からないと先に進めないので、説明します。

『ブリッジ』とは、歯が欠損している場合の治療法であり、
欠損した部位の両側の歯を削り、被せ物を行う治療法です。

歯が1歯もしくは、2歯等の欠損があった場合には、、一般的に行われる治療法です。

ブリッジ、インプラント、義歯について違い等は、下記の項目および、下記動画をご覧下さい。

      ・ブリッジ、インプラント、義歯について違い






さてここで、ブリッジ、被せ物(差し歯、セラミック金属冠…等)の平均寿命についてのデータを紹介します。

被せ物の種類       平均寿命

ブリッジ         約8年

セラミック         約8年

クラウン(金属冠)     約7年

これは、多くの論文から得られた情報をまとめたものです。
どう思われますか?

次にインプラントの平均寿命ですが、インプラントについてのデータは、まだまだはっきりとはしませんが、多くの研究論文から
10年以上は問題なく機能する
とされています。(2007年現在)

これは、インプラントの歴史は、他の治療と比較してまだ浅く、インプラント自体も年々進化しているものであり、過去のインプラントのデータとは、違うインプラントになっているためであり、過去のインプラントと現在のインプラントを単純に比較検討することが困難だからです。

そのため、『10年以上は問題なく機能する』
という言い方しかできないのです。

ただし、状況が良ければ、40年以上経過しているインプラントも多数あります。

インプラントは、現在のインプラントの状況を考えると、歯周病や噛み合わせに注意し、きちんと メインテナンスを受けていただければ、長期間維持されることと思われます。


次回のブログは6/30(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:その2』です。


今週(6/24〜25)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。

それでは、今週のインプラント手術の中から上顎前歯部にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

この2日間は、インプラント埋入と同時の骨増大法(GBR法が多かったです。
GBR法を行うということは、骨の吸収が起っていたということです。

その中でも上顎前歯部に、かなりの骨吸収を起こしていたケースについて解説します。

この患者様は、初診時、上顎の前歯部が 歯根破折していました。
歯根破折(歯の根が割れていた)していた状態を長く放置してしまったため、割れた部分から 血液や 細菌が 侵入し、感染を起こし、骨が吸収してしまったのです。

こうなると治療は大変です。

話は今回のケースとは違いますが、先週、同じように 上顎前歯部が 歯根破折を起こした患者様が来院されました。

食事中に、神経のない 被せ物をした 上顎前歯部が、『パキ』と音がしたそうです。
歯が少しグラグラしていたため、すぐ来院されました。

来院時、痛みはまったくありませんでした。

検査後、歯根破折を疑ったため、被せ物を除去しました。

やはり、歯の根が中間部あたりで折れていました。
こうなると抜歯しか方法はありません。

現状を患者様に説明したところ、非常にご理解が高かったため、抜歯を行うことに同意していただけました。

非常に賢い選択です。

歯根破折した場合、できるかぎり早期に抜歯することがその後の治療を大きく左右します。

先程書きましたように、 歯根破折は、痛みを伴わないことが多いため、患者様の多くは、抜歯をためらってしまうのです。

しかし、 歯根破折した状態を放置することは、非常に危険なのです。
割れた部位から感染を起こし、骨はどんどんと吸収してしまうのです。

今回手術を行った患者様は、まさしく そのようなケースです。

骨吸収が進行すると、インプラント治療自体も複雑になりますし、治療後の腫れも起る確立も高くなります。

そして一番は、インプラント治療後の審美性です。
骨が高度に吸収してしまうと、いくら骨増大法(GBR法)を行っても 100%元の状態に回復できるわけではありません。

歯肉が退縮した結果、 『歯と歯の間に隙間がでたり、歯が長く見える』こともあります。

そのため、骨が高度に吸収してしまった場合、審美性に大きな問題を残すことがあります。

『早く、抜歯していれば良かった…』 と
ほとんどの患者様は、言います。



今回使用したインプラントは、 アンキロス・インプラントです。
最近は、前歯部の審美性が重要視される部位には、使用する頻度が多くなってきたメーカーです。

骨が吸収して不足していた部分には、 自家骨 人工骨(β―TCP)を50%づつの割合で混合したものと、
『吸収性膜を使用しました。

手術時間は、約15分程度でした。


今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約3〜4ヶ月後に仮歯の作製をし、
3. 型取りの後、 約10日で完成した被せ物を装着し、完了です。


治療費
今回の治療費は、
インプラントが1本21万円(税込)です。
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、GBR法、GBR膜の費用、も全て含まれています。




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2008年6月23日

遺伝子検査

6/23(月曜日)です。

今日は、『遺伝子検査』の話になります。

遺伝子検査?
聞き慣れない言葉ですね。

遺伝子検査を行うことにより、生活習慣病 のかかりやすさが わかります。

生活習慣病と聞くと
偏った食生活、運動、喫煙が一般的に考えられますが、こうしたことに加えて
『遺伝子』が大きくかかわっていることが分かっています。

『遺伝子』の関わりは、さまざまですが、20〜70%の関与があるとされています。

つまり、事前に『遺伝子』が分かっていれば、将来的にかかりやすい病気が分かるということです。

つまり、『遺伝子検査』により、どういった生活習慣病にかかりやすいかどうかを知ることで、予防に取り組むことができます。

『遺伝子検査』とは、ご自身の病気を事前に察知するための検査方法なのです。

それでは、この『遺伝子検査』によりどのようなリスクがわかるのでしょうか?

糖尿病、肥満、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞… 等です。

このような『遺伝子検査』は、実際に行われています。

しかも簡単なものです。

わずかな採血や唾液の採取のみでも行えます。

また、遺伝子は、一生変わりませんので、検査項目が同じであれば、生涯に何度も行う必要性はありません。

当医院では、現在『遺伝子検査』は行っておりませんが、
実施している医院もあります。
(現在、導入を検討中ですが…)

以下を参考にして下さい。

  ・G&Gサイエンス 株式会社



次回のブログは6/26(木曜日)になります。
次回から新しいテーマになります。
『ブリッジ、インプラントの平均寿命は?』です。
どれくらい保つのか? という話です。
5回のシリーズでお伝えする予定です。



今週(6/20〜22)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から下顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

骨の状態が悪く、高度の骨吸収を起こしていた患者様です。

今回行った場所とは違いますが、当初予定していた下顎奥歯には、インプラントはできませんでした。
骨が非常に吸収していたためです。

CT撮影を行った結果、下顎にある『下歯槽神経』までの距離が約6ミリしか存在しないケースでした。

インプラント と 神経の距離は、約2〜4ミリ程度ないといけません。
2ミリ以上近づくと神経麻痺が起る可能性があります。
これは、解剖学的なこと等から多くの論文で報告されている距離です。

ただし、インプラントと下歯槽神経の十分安全な距離となると約4ミリです。

そのため、下顎にインプラントを行うためには、4ミリ(神経までの距離)+インプラントの長さが必要です。

インプラントの長さは、
短いもので約6ミリ、
長いもので、16ミリ程度です。
もちろん長いインプラントの方が安定が良く、適しています。

ただし、数本のインプラントを埋入する場合には、短いインプラント と 長いインプラントを組み合わせ、連結することで強度を得ることができます。

しかし、短いインプラントを1本のみ 埋入する場合や、
数本埋入しても、全て短いインプラントだった場合には、インプラントの安定は悪く、適していません。

さて、今回の患者様の話に戻ります。
CT撮影を行った結果、下顎にある『下歯槽神経』までの距離が約6ミリしか存在しなかったため、
安全とされるインプラントの先端 と 神経の距離 4ミリを引くと、
残りは、2ミリしかありません。
これでは、どんなに短いインプラントでも できないことになります。

このため、最初予定していた部位には、インプラントの埋入はできなかったのです。

しかし、こうした場合、絶対にインプラントができないかと言いますと、
そうではありません。
状況によっては、骨の高さを増大(増やす)治療(GBR法)を行えば、可能なこともあります。
しかし、当初予定していた部位は、GBR法を行っても難しい状況でした。

そのため、同部位は、ブリッジとし、他の欠損部位のみをインプラントを行うことになりました。

今回は、そのできなかった部位以外のインプラント治療でした。
インプラントが可能な部位は、歯を削るブリッジよりも適している点が多いため、インプラントを選択しました。

使用したインプラントは、 ストローマン・インプラント   ( I.T.Iインプラント)   SLAタイプでした。

骨幅が少ないため、インプラント埋入と同時に骨の幅を増大(再生)するGBR法を行いました。

手術時間は、GBR法を併用したため、約15分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約2〜3ヶ月後に型を取り、
3. 型取りの後、 約10日で完成した被せ物を装着し、完了です。

治療費
今回の手術費用(インプラント埋入)は、21万円(税込)になります。




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2008年6月19日

インプラント治療は簡単か?

6/19(木曜日)です。

今日は、『インプラント治療は簡単か?』になります。

患者様に良く聞かれるご質問の中に
『インプラント手術は大変なのですか?』
ということがあります。

時々、メールでも こうした質問があります。

きちんとした検査後であれば、ある程度きちんとした答えをお話できるのですが、メール等の質問では、難しいことになります。

この理由として、
インプラント(手術)の治療時間や
インプラント治療後の腫れ、
等には、症例の差 や 個人差等があるからです。

まず、症例の差が大きいのです。

このブログでも良く書きますが、骨の幅がしっかりしている場合には、
大変ではありません。
例えば、
骨の幅が十分あり(骨の吸収がない)、
インプラントの埋入本数も少ない、
糖尿病等の病気もなく健康である、
手術当日の注意事項(入浴、運動、喫煙、飲酒…等)もきちんと守る

といった状態であれば、治療(手術)時間も数分で終わりますし、
治療後の腫れもほとんどないでしょう。
治療後の痛み止めもほとんどの方は使用しません。

しかし、骨の吸収が非常に大きかった場合には、治療は、複雑になるため、
治療(手術)時間も長くなり、腫れる確立も高くなります。

骨の状態が良ければ、1本の埋入で3〜5分です。

しかし、骨吸収が大きい場合には、手術時間は、1本でも30分以上かかることもあります。

時間がかかれば、それだけ腫れる確立も高くなります。

話は、戻りますが、レントゲン等の診査がきちんとされた後でれば、どの程度の大変さであるかどうかは分かりますが、メール相談等のなにも分からない状態では、回答するのが困難になってしまいます。

現在インプラント治療を考えられているが、心配があり、踏み込めない!
という方は、まず、現在通院されている歯科医院にて相談されることをお勧めします。

インプラント治療 腫れる!
インプラント治療 腫れない!
ということではありません。

状況によりまったく違うのです。


次回は、『遺伝子検査』です。


今、ブログでご紹介する新しい『ネタ』を作製しているところです。
ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命についてのまとめです。

これも治療を受ける患者様には、非常に気になる内容です。
まとめ終わりましたらブログでアップします。



今週(6/17〜18)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。

それでは、今週のインプラント手術の中から上顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

症例は、上顎に5歯分の欠損がありました。

このように多数の欠損がある場合、欠損全てにインプラントを埋入する必要性はありません。
骨の状態に問題がなければ、一般的には、欠損数に対し、約半数のインプラントを埋入します。
つまり、
4歯欠損であれば、2本のインプラントです。
6歯欠損であれば、3本のインプラントが必要です。

ただし、実際に何本必要かは、骨の状態 や 噛み合わせによっても異なります。

骨の吸収が進行しており、長いインプラントが埋入できない場合には、
インプラントの埋入本数を増やし、強度を得る必要があります。

逆に、十分に長いインプラントが埋入できる場合には、さらにインプラントの埋入本数を少なくしても大丈夫な場合があります。

今回は、骨吸収がある程度ありましたが、高さより幅の吸収の方が大きかったため、
ある程度の長さのインプラントの埋入が可能でした。
骨の状態、噛み合わせ等を考慮し、3本のインプラントを埋入しました。

インプラントの埋入本数が少なければ、治療費も抑えられます。

長さは、ある程度確保できる状態でしたが、幅が非常に少ないケースでした。
そのため、インプラント埋入と同時に骨を増大する治療であるGBR法を行いました。

GBR法には、手術周囲から得た『自家骨』 と 人工骨(・ β―TCP) と 吸収性のGBR膜 を使用しました。

この組み合わせは、 インプラント埋入と同時GBR法(サイマルテイニアスアプローチ)
一般的な治療法になっています。

使用したインプラントは、 アンキロス・インプラントです。

アンキロス・インプラントは、一般的なインプラントよりも直径が細いため、骨吸収が進行しているケースでは非常に有利です。

また、 プラットホーム・スイッチング という審美性を重要視する形態も優れています。

当医院でも、今年から審美性が重要視される症例に使用しています。

今回は、インプラント3本の埋入と同時にGBR法を3カ所行いました。
骨幅が少なかったため、難しいケースでした。
そのため、手術時間は、約20分かかりました。



今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約2〜3ヶ月後に仮歯の作製
3. 仮歯で審美性等の確認を行い、型を取ります。
4. 型取りの後、 約2週間で完成した被せ物を装着し、完了です。



治療費
インプラントが1本21万円(税込)×3本、
ですので、合計630.000円(税込)になります。
この中には、治療中のレントゲン撮影や薬代、GBR法(GBR膜等の費用も含む)の費用も全て含まれています。


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2008年6月16日

義歯を使用している人は、義歯からの口臭がある?:その2

6/16(月曜日)です。

前回の続きで、『義歯を使用している人は、義歯からの口臭がある?:その2』になります。

前回、義歯についた『傷』等から汚れ(細菌)が付着し、それが原因となり、臭いを発生するという話をしました。
また、臭いの防止方法として、義歯の清掃方法の話もしました。

今日は、義歯の臭いを防止する他の方法について解説します。

まずは、義歯のコーティングです。

ネットでピカパワー というものを見つけました。

銀イオンで義歯をコーティングするそうです。

私自身は、使用したことはありませんので、効果等は分かりませんが、考え方としては良いと思います。

次に、臭いが付着してしまった義歯を効果的に直す方法として、歯科医院で、義歯の研磨を行う方法です。
一度汚れた面を一層削除(研磨)し、きれいにする方法です。

私達歯科医師は、さまざまな義歯を見ています。
時々、義歯の人工歯と人工歯の間に歯石が付着していたり、義歯が傷ついており、その部分に汚れが付着している状態を見ます。
このような場合、義歯からは『臭い』がします。
また、長期的に使用している義歯や、市販されている義歯安定剤を使用し、それが一部分残っていた場合、その部分に汚れが付着していることもあります。

そのような場合、汚れをきれいに取り除き、傷ついた部分を『ツルツルに研磨』すると臭いは減少します。

また、義歯が合わなくなっている場合には、再製した方が良い場合もあります。

義歯の臭いで悩んでいる方は、一度歯科医院でご相談されてはどうでしょうか?
義歯をきれいに研磨することはさほど大変なことではありませんので…

今回2回に分けて、『義歯の臭い』について解説してきました。
なぜ、このようなテーマなのかと言いますと、『口臭』を主訴として来院される方が非常に多いからです。
その中で、『義歯を研磨すれば治る…』という方も多くいらっしゃったからです。

次回のブログは6/19(木曜日)になります。
次回は、『インプラント治療は簡単か?』です。

今、ブログでご紹介する新しい『ネタ』を作製しているところです。
ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命についてのまとめです。

これも治療を受ける患者様には、非常に気になる内容です。
まとめ終わりましたらブログでアップします。


今週(6/13〜15)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。

それでは、今週のインプラント埋入手術は、特に複雑なものではなかったので、
下顎にGBR法 のみを行った1症例について解説します。

まず、なぜインプラント埋入ができず、骨の増大法(GBR法のみを行ったのか? ということですが、 
骨が吸収しており、インプラントを行う骨の高さや幅がまったくなかっためです。

骨が吸収してしまった原因は、 歯根破折です。
骨が吸収してしまったのは、歯の根が割れた状態のまま放置した結果です。

歯の根が割れたままでいると 割れた部分から バイ菌 や 血液 が入り込み、
感染を起こします。
そして、膿み となってしまうのです。
膿みは、歯の周囲の骨を溶かしてしまいます。
そのため、歯の根が割れた場合には、すぐにでも抜歯する必要性があります。

それでは、なぜ 歯根破折したのでしょう?

歯根破折する歯は、神経がない歯です。

神経のある歯は、根が割れることは ほとんどありません。

また、神経がないため、 歯根破折を起こしても痛みがでないことが多いのです。(歯肉が腫れて痛みが起ることもあります)
そのため、 歯根破折しても そのまま放置してしまう方が多いのです。
歯根破折を放置した結果、骨の吸収がどんどんと進行してしまいます。

骨を増大するGBR法は、魔法の治療ではありません。
どのような状況でも骨が元どおりに再生できるわけではありません。

治療には、時間もかかりますし、治療後の腫れ等、患者様自身の負担もあります。
また、骨が吸収しすぎると インプラントができない こともあります。

歯根破折している場合には、できるかぎり早期に対応することが必要です。

今回の治療方法は、GBR膜という特殊な材料を歯肉の中に埋め込むものです。
その後、約3ヶ月程度で骨が増大(再生)されます。

手術時間は、約15分程度でした。

今後の治療スケジュール
今後の予定としては、
1. 約7〜10日後に“抜糸”、
2. その後、 約2〜3ヶ月後にインプラントを埋入
3. その後さらに約2〜3ヶ月後待ち、型を取ります。
4. 型取りの後、 約10日で完成した被せ物を装着し、完了です。

治療費
GBR法の費用は、52.500円(税込)になります。



医療情報コーナー

前回の医療情報に続き、歯周病と全身疾患の関係です。

歯周病は、動脈硬化と、心臓発作、脳卒中などの冠状動脈性の心臓病とのはっきりとした関係が報告されました。

研究チームは、60歳未満の人々が、歯周病があると、冠動脈心疾患のリスクが6.6倍と高くなることを発見しました。

歯周病と冠状動脈性の心臓病は、多くの人々に見られる状態です。

デンマークのコペンハーゲン大学歯学部歯周療法学のカレン・ガイスマー ( Karen Geismar ) 氏らが、 Journal of Periodontology誌9月号に発表しました。

研究チームは、歯周病による、4ミリメートルを超える歯槽骨の損失がある、60歳未満の人々で、冠動脈心疾患が増加するのを発見しました。

前回の 歯周病と『ガン』の話といい、
歯周病は、さまざまな病気と大きな関係があることが近年、報告されています。

歯周病は、万病の元です!
注意しましょう。

また、歯周病は予防が可能な病気です。
早期発見、早期治療が大切です。


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2008年6月12日

義歯を使用している人は、義歯からの口臭がある?:その1

6/12(木曜日)です。


今日から新しいテーマです。『義歯を使用している人は、義歯からの口臭がある?:その1』になります。

最近、口臭を主訴として来院される方が非常に多くなっています。

今回のブログでは、口臭の一般的な話ではなく、義歯(入れ歯)を使用している方口臭について解説します。

義歯(入れ歯)の多くは、レジンと言われる 樹脂(プラスチックのような物)でできています。
レジンは、加工がしやすく、調整が行いやすいという義歯には、非常に良い利点があります。

しかし、非常に汚れが付着しやすいものです。

汚れの中には、細菌が潜んでいます。
汚れた義歯を使用するということは、細菌が付着した義歯を常に口腔内に入れているということです。

例えて言うと、汚れが付着した プラスチック製の食器 を 毎日使用しているのと同じようなことです。

陶器 の食器と違い、プラスチック製の食器は、汚れが付着しやすいのが特徴です。
義歯 にも同じようなことが言えます。

プラスチック製の義歯に 汚れが付着しやすいことの特徴として、『義歯の傷』です。
義歯を使用していると 必ずが付着します。
特に、硬い歯ブラシ等でこすると傷がついてしまいます。
義歯についたは、非常に細かいものです。
そのに汚れ(細菌)が付着することにより臭いがします。

お手入れ方法として、硬い歯ブラシ等で 強く擦らない ことが必要です。

義歯のお手入れ方法ですが、食器用の中性洗剤を使用し、スポンジで丁寧に洗って下さい。
その後、流水で十分すすいで下さい。(洗剤を十分落として下さい)

市販されている義歯洗浄剤も有効ですが、洗浄剤のみでは、義歯に付着している
汚れを完全に取り除くことは困難です。

柔らかいスポンジで洗うことが最適です。

できれば、毎食後行っていただければ、いいのですが、外出先では、難しいかと思いますので、最低でも就寝時前には行った方が良いでしょう。

義歯を清潔に保つことは、健康にも重要です。
義歯が汚れているということは、口腔内にいつも『バイ菌』がいるということです。
この後の『医療情報コーナー』でも歯周病と『ガン』の関係の話があります。

次回のブログは6/16(月曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『義歯を使用している人は、義歯からの口臭がある?:その2』です。


今週(6/10〜11)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。

この2日間は、すべて上顎のインプラント手術でした。
上顎のインプラントは、下顎と違う点があります。

まず、上顎の骨は下顎と比較して柔らかいのです。

柔らかいということはどういうことなのでしょう?

いいことなのか? 悪いことなのか?

いい点もあれば、悪い点もある といったところです。

いい点は、骨が柔らかいため、骨の弾性があることです。
インプラントの埋入手術を行う際には、骨の幅が非常に重要です。
このブログでも良く書きますが、インプラントの直径(太さ)は、約4ミリです。

直径4ミリのインプラントを埋入するためには、骨の幅は、約6ミリ必要です。
しかし、実際の問題として、6ミリの骨幅があることは少なく、
多くの症例で、骨の幅を増大させる治療法(GBR法)等を行うことが必要になります。

骨を増大させるGBR法は、治療を複雑にし、患者様の負担もあります。

そのため、狭い骨の幅を押し広げる 治療法が、効果を発揮します。
この治療を 『スプリッティング法、スプリットクレスト法』と言います。
この方法は、ドリルをさほど使用せず、骨の幅を押し広げながら インプラントを埋入するため、骨にダメージが加わりにくく、術後の腫れが少ないのです。

詳細は、 『スプリッティング法、スプリットクレスト法』のページを見ていただきたいと思います。

しかし、骨の幅を広げるという方法は、骨の硬さに左右されます。
簡単に言えば、硬い骨は、幅を広げるのに大変ですが、
柔らかい骨は、わりと簡単に骨の幅が広がるのです。

上顎は、下顎と比較して柔らかいので、こうした治療法に適しています。

他にも利点はありますが、今回は、省きます。

さて、柔らかい骨(上顎)の欠点ですが、硬い骨(下顎)と比較すると 成功率は低くなります。

ものすごく差があることはありませんが、多くの研究論文で、上顎の成功率が低いことが証明されています。

その理由として、骨が柔らかいため、インプラントとの安定が悪いということです。

そのため、上顎では、できる限り長いインプラントを埋入することが有効とされています。

この2日間で行ったインプラント手術は、全てこの 『スプリッティング法、スプリットクレスト法』を行いました。

使用したインプラントは、状況に合わせ、 ストローマン・インプラント アンキロス・インプラントを使い分けました。


医療情報コーナー

歯周病がある場合、『ガン』のリスクが高まる可能性がある!

 ロイター によると、歯周病により『ガン』のリスクが高まる可能性があるとの研究結果が明らかになった。
インペリアル・カレッジ・ロンドンのドミニク・ミショー博士らが専門誌に発表したものです。
歯周病歴のある男性医療専門家を対象にした長期研究で、『ガン』を患う可能性が全体的に14%高いことが判明した。
論文では、
「喫煙 その他のリスク要因を考慮した上でも、歯周病は、肺 や 腎臓、すい臓、血液のガン のリスク増大と 大きな関連性があった」
としています。

これまでの研究では、歯周病で、心臓病 や 糖尿病 の発生リスクが高まる可能性が示されていました。


歯周病の人は、『ガン』にかかる確立が14%も高いのですか?
ビックリ ですね!

歯周病は、歯周病細菌による感染症 です。
歯周病の人は、常時口腔内に細菌が多く潜んでいるということですから、いいわけはありません。

1年に1回は、歯周病の検査 を受けた方が良いでしょう。




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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。


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