最新インプラント症例ブログ

2007年4月12日

歯周病について:14:大船駅北口歯科インプラントセンター

b013aeb0.JPG今日は木曜日ですので休診です。
現在休診日は月曜日、木曜日、祝日です。
以前東京で診療していた時には木曜日と日曜日でした。

大船駅北口歯科ではに日曜日に診療することになりました。
以前から日曜日は患者様のご希望が多い曜日でしたので大船駅北口歯科に移転の際に決めました。
現在は非常に好評で、休みの日しか来れない方や遠方からの患者様には便利になりました。
そのかわり月曜日は休診です。


現在、 写真と動画で見る大船駅北口歯科の新しいページを作製してしているところです。
早ければ今日中にはアップします。

インターネットにて病院を検索している患者様は現在何かの問題を抱えているが、どこの歯科医院に行ったらいいのか分からないのだと思います。
特にインプラントにおいては治療に対する不安や治療費のこともあり情報を探していることと思います。
また始めて行く歯科医院はどんなところなのか不安もあるかと思います。
そうしたことから少しでも不安をなくすためインプラント治療の進め方を初診から治療終了まで写真で見ていただきたいと思い作製しました。
他のHPにはまずないものです。
アップしましたら、このブログやHPのトップページでも紹介します。

今日は前置きが長くなりすぎました。

それでは昨日の続きになります。


歯周病について:14

前回はメインテナンスについて書きました。
本日もその続きになります。
メインテナンスに関連する論文を紹介し、その解説をしたいと思います。

まずどれくらいの間隔でメインテナンスは必要か?ということです。
それではメインテナンス期間についての論文です。

前回の続きですので研究2からになります。歯周外科処置後にメインテナンスを行わなかった場合どうなるか? 歯周外科処置後にメインテナンス治療が行われなかったり、歯ブラシが不十分であれば、結果的に歯周病は再発することが多くの研究により実証されています。

研究2: 
WestfelとNyman(1983)により歯周外科処置後に専門家による歯面清掃を繰り返し行うことの重要性が報告された。_24名の患者さんは2週、4週、12週の間隔をもってメインテナンスグループにわけられた。その結果メインテナンス間隔が短いほど再発が少なかった。

この研究の解説です。
メインテナンスの期間はその人の歯ブラシ(口腔管理のレベル)の程度や歯周疾患の程度により違いますが、特に問題が大きいとされる患者さんは来院期間を短くした方が再発のリスクは少ないことが実証されています。
当医院では歯周外科処置を行った患者さんおよびご自身では完全に口腔内のケアーができない方は基本的に1〜3ケ月に1回、軽度の歯周病であり、口腔内のケアーも良くできている方は6ケ月に1回メインテナンスを行っています。


次に『口腔管理がきちんと行われ、適切なメインテナンスを行うことで歯周病で失った骨は再生する!』という歯周病患者さんにとっては朗報な研究論文です。

研究3: 
RoslingとNyman(1976)らは口腔内の管理とメインテナンスがきちんと行われた場合、口腔内管理およびメインテナンスがあまり行われなかっった場合に比べて、骨の再生に効果があることを報告した。
また逆に、歯周外科処置を行っても、その後の口腔内管理とメインテナンスが行われなかった場合は再発することをKeer(1981)が報告した。
この報告によると歯周外科処置後 5年の再検査の結果、口腔内管理とメインテナンスがきちんと行われなかった患者さんのうちその45%に失敗が認められたと報告した。

この研究の解説をします。
メインテナンスにおいて何年かおきにレントゲンで骨の再生状態を確認しますが、口腔内の管理(日常の歯ブラシの程度)やきちんとメインテナンスが行われなかった場合は明らかに骨の再生は認められない場合が多いです。
歯周病の治療が終わった患者さんには、メインテナンスは実際の治療以上に大切なことであり、ご自身の歯で一生過せるかどうかはこのメインテナンスにかかっていることを話します。
しかし、このメインテナンスは日本ではまだ一般的でないのが現状です。
ご自身の歯で一生を過ごしたいと思われる方は必ずこのメインテナンスを受けて下さい。


次の論文にいきたいと思います。
『メインテナンスを行うと本当に歯は保存できるのか?』という論文です。
現在、歯周病でメインテナンスを行っている患者さんにとっては非常に興味があることですよね。

研究 4: 
例え進行した歯周疾患であっても、歯周治療を受け、適切な口腔内管理とメインテナンスを行った場合はかなりの確率で歯を維持することが可能であるという報告が多数ある。
0liver(1969)は5年から17年間(平均10.1年)のメインテナンスケアーを行っている歯周疾患患者さん 442人について報告した。この研究によれば歯の喪失率は1.6%という非常に低いものであった。
Ross(1971)らは 2〜20年メインテナンスを受けた患者さん 180人について歯の喪失率は患者1人当たり0.78歯であった、と報告している。
同様に、口腔内管理をし、メインテンスをきちんと受ければ歯周疾患にかかった人でもメインテナンス期間中に失う歯の平均はHirschfeld (1978)は 1.8歯、Becker(1984)は0.72歯、Nabers(1988)らは0.29歯であったと報告している。

この研究の解説です。
もともとの歯周疾患の程度やどこまで治療するかによってもその予後は異なりますが、口腔内の管理がきちんとできて、適切なメインテナンスを行えば、その予後はメインテナンスを受けない方よりはるかに良いことはまちがいないことです。
治療が終わった患者さんが良くする言葉があります。
「また痛くなったり、問題があったら来ます」
もし本当に問題があってからくれば当然歯を抜歯したりすることになるのです。
特に歯周病は自覚症状がある状態はかなり進行していることがほとんどです。
歯を抜きに歯科に来院するのか?歯を保存するために来院するのか?ということです。
ご自身の歯はご自身で守ることができるのです。
もう痛みがあってから治療するという考え方を変えてみてはいかがでしょうか?

今日は以上です。

また次回も歯周病のシリーズになります。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

インプラント 歯周病の大船駅北口歯科インプラントセンター
神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。
2007年4月11日

歯周病について:13:大船駅北口歯科インプラントセンター

d4d57981.JPG歯周病について:13

昨日は歯周病の治療の最終段階である歯周外科処置の話をしてきました。
歯周外科処置の中でも骨を再生させる治療(GTR法)については9〜12回に分けて解説してきました。

本日は歯周外科治療後の話についてです。
歯周外科処置後約1ヶ月してから歯肉(歯周ポケット)の治りを待ち再度歯周ポケット検査を行います。
この段階でほとんどの部位は3mm以下に治っています。
つまり歯周ポケットの内部の細菌感染は取り除けたということになります。
後はこの状態をいかに維持するかということになります。

それはまず毎日の徹底とした歯ブラシが基本になります。
毎食後のブラッシングがきちんとしていないと必ず歯周病は再発します。

ただし毎日100%ブラッシングを行うことは難しいことです。
完全にできているかということを確認するのも困難です。
また取り残してしまった歯石等もあるはずです。

定期検査(メインテナンス)が必要になってきます。

歯周病の治療が終了したとしても、きちんとした管理ができていないと必ずと言ってもよい程再発してしまいます。実際に歯周病で時間をかけて治療したにもかかわらず、再発をしてしまい抜歯をしなければならない状態になった方も多くいらっしゃいます。歯周病の治療中や治療終了直後は歯周病菌(歯周病を悪化させる問題の菌のこと)が非常に少なくなっています。
はじめは歯ブラシも非常に注意をし、時間をかけて行っていますが、だんだんおろそかになっていく場合もあり、ふたたび問題となる歯周病菌が繁殖しやすい環境となるため再発を起こしてしまいます。
メインテナンスとは定期的に口腔内を管理することにより、歯周組織の健康を維持していくことです。
アメリカの歯周病学会では歯周病のメインテナンスを『歯周病の治療の延長であり、新しいあるいは再発する異常や疾患を早期に発見し、治療しようとすることである』としています。そしてこのメインテナンスの有効性や期間を科学的に実証する論文も多数あります。

以下にはなぜメインテナンスが必要なのかということと、どれくらいの頻度で受ければ良いのかということを論文をもとに説明いたします。

『なぜメインテナンスは必要か?』
メインテナンスに関する研究

歯周外科処置後にメインテナンスを行わなかった場合どうなるか? 歯周外科処置後にメインテナンス治療が行われなかったり、歯ブラシが不十分であれば、結果的に歯周病は再発することが多くの研究により実証されています。
研究 1. _AxellsonとLindhe(1981)は6年間にわたり歯周外科治療を受けた患者さんが適切なメインテナンスが行われないとどうなるかを調べた。_2〜3ケ月の間隔でメインテナンスを受け、その時に診査と指導、および歯石除去等のクリーニングをした患者さん(メインテナンス群)と、メインテナンスを受けなかった患者さん(指導やクリーニングはしないで検査のみに来院してもらった)ではあきらかにメインテナンスを受けなかった患者さんは再発していた。

研究結果からもメインテナンスの重要性がわかっています。

次回もこのメインテナンスの重要性について論文をみながら解説していきたいと思います。

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2007年4月10日

歯周病について:12:大船駅北口歯科インプラントセンター

79928bd1.JPG歯周病について:12


歯周病11では歯周病の骨再生治療(GTR法)の術式について書きました。
今日はこのGTR法に使用する“膜”の材料について書きます。

当医院ではGTR 法に対し2種類の膜を使用します。
一つは吸収しない膜: GORE-TEX?膜(ゴアテックスメンブレン)です。
GTR法はもともとこの吸収しない膜から始まりました。
GORE-TEX?メンブレンは1969年に開発されたもので、歯科領域以外でも、人工血管や人工硬膜、縫合糸等で400万症例に使用されており、医療分野において非常に高い評価を得ている材料です。
先程書きましたようにGTR法の開発当初は歯肉の下に置いたこの“膜”は溶けない材料であったため、再度“膜”を取り出す必要がありました。
つまり2回の手術が必要なのです。
現在は“吸収する膜”が開発されたため1回の診療にて行うことができるようになりました。
当医院で使用している“吸収する膜”はコラーゲンでできており、現在鹿児島で開業している児玉利朗先生をはじめとする再生治療研究所のメンバーにて研究、開発されたもので、再生治療研究所のメンバーである私もその研究を行ってきました
この吸収する膜はTiuuse GuideTM 膜(ティッシュガイドメンブレン)と言います。
Tiuuse GuideTM メンブレンはコラーゲンからできており、吸収するため後から取り出す必要性がないので治療の回数が少なくなります。しかし、この膜には適応症が限られており、大幅に骨を再生させることはできないという欠点もあります。
しかし、2回の手術が必要ないということと、感染等のリスク(感染したとしても自然に吸収してしまうため)が少ない等からこの吸収する膜を使用することが多いです。

次回もこの続きです。


インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
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2007年4月9日

歯周病について:11:大船駅北口歯科インプラントセンター

f87f6308.JPG今日は月曜日なので休診です。
今日は歯周病の続きではなくインプラントについてです。
歯周病の続きはまた明日書きます。

インプラント治療もだいぶ認知度が高くなり、歯を失った後の治療として選択されることが多くなってきています。
ただし、一番問題なのが、治療費です。
保険がきかないため高いですからね。
患者様もどこで治療するか悩むところです。
どこで治療するかはすぐに決めることではなく、いくつもの歯科医院で相談されることが大切です。
以下は歯科医院選ぶポイントです。

『インプラント治療はどこでする?』
インプラントの治療はどこで行った方が良いのでしょう?
大きく分けて大学病院なのか?個人の歯科医院であるのか?
確実な答えは難しいですが、ある程度の基準はあります。


『実績で選ぶ』
まずインプラント手術の実績があるということが第一です。
『今まで何本くらいのインプラントを埋入してきたか?』、『今現在1週間に何本程度を埋入しているのか?』これは重要なことです。
つまり、インプラント手術というものは知識(後で話します)も大切ですが、技術力が非常に大切になってきます。

技術というものは手先が器用な人もいれば不器用なひともいます。しかし、1年間に数症例しか手掛けなければ技術は磨かれません。
年間数百症例の手術を行っている先生は万が一もともと器用でなかったとしてもそれだけ手術件数があればそれなりに技術力は高い(手術は上手)と言っても問題はないでしょう。

話しは少しずれますが、医科の分野では手術件数に対し治療費(保険診療)が異なるということがでできています。

たとえば、ある特殊な手術があったとします。
Aという病院(大学病院も含む)は年間20件の手術実績しかないが、Bという病院は年間1000件の手術があったとします。当然医師の技術力に違いがでてきます。それなのに保険の治療費が同じであるのはおかしいという意見があり、その手術の種類や病状にも違いますが、ある一定の手術件数に達していない病院は治療費が安く設定されています(保険点数に違いがあるということ)。
もちろん医療は知識も大切ですが、外科的な手術の場合には技術力も大切になります。

インプラントも同じように考えられます。
簡単な手術であればさほど歯科医師による差はないと思いますが、ある程度難しい手術であれば技術力の差は出てきます。私も開業する前は大学病院(歯周病科)に6年間在籍しており、手術を毎日のようにしてきましたが、同じ歯周病科でもまったく手術をしない先生もかなりいました。年齢がかなり上の先生でもまったくと言っても良い程手術ができない先生もいます。しかし、その実体は患者さんにはわかりませんから大学病院ブランド(?)で来院される患者さんも多くいらっしゃいます。

大学病院等の大きな病院でしかできない手術(施設や器具の関係上)ももちろんありますが、インプラントの場合入院等の治療ではなく基本的には外来ですので、病院の大小は関係ありません。この話は大学病院をどうのこうの言うわけではありません。大学ブランドではなく、結局手術を担当する歯科医師個人の知識であるとか技術的な問題です。

インプラント手術を受けられる場合には担当歯科医師のインプラント経験を聞くことは重要です。またこうしたことを聞くことは失礼なことと思い、聞きにくいかもしれません。しかし、真剣に治療に取り組んでいる先生はこうしたことを聞いても不快に思ったりすることはありません。


『衛生環境で選ぶ』
次に手術環境です。
病院自体が不衛生と思われるところはあまりお勧めしません。衛生環境に気をつけることは基本中の基本です。
不衛生なのはインプラント治療に対して真剣ではないあらわれです。


『患者様の症状に対するケアで選ぶ』
次に歯周病や噛み合わせに対する配慮です。
インプラント症例の『失敗症例1:歯周病による骨吸収』をみて頂くとわかりやすいかと思いますが、インプラントの診査と同時に歯周病の検査を行うことは非常に重要なことです。歯周病がある状態でインプラントを行うことは危険です。また噛み合わせの検査も大切なことです。こうした検査なしでインプラントを行う医院は良い医院とは言えません。


『治療の説明の中身で選ぶ』
インプラント治療の良いことばかり話す歯科医師が少なくありません。どんな治療でも100%ということはないのです。インプラント治療を行うことによる問題点もあります。またトラブルが起った場合の保証の問題もあります。そうしたことを十分説明してくれる医院を選択する必要性があります。

もちろんこのようなことを書面に書いたものをもらう必要性があります。いわゆる治療計画書です。

担当歯科医師が自信を持っているのであればこうした説明や計画書は必ずもらえます。
インプラントは治療の費用もかかりますし、患者さんご自身の身体のことですから、遠慮なく質問し、納得行く上で医院を決めて下さい。


『医院選びのポイント』
話が長くなってしまいましたが、まとめますと

 1.担当歯科医師の能力、経験(必ず聞いて下さい)
 2.医院の清潔度
 3.インプラント以外の検査もきちんと行われているか
 4.治療計画書(治療費、保証も明確にされているか)をもらっているか

となります。

安易に近いとか安いとかではなく、いくつかの医院で相談されてみて下さい。
最後に、患者さんに対して真剣に親身になって考えてくれる歯科医師をお選び下さい。

明日はまた歯周病の続きです。


インプラント 歯周病の大船駅北口歯科インプラントセンター
神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
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2007年4月8日

歯周病について:10:大船駅北口歯科インプラントセンター

a5cddac0.JPG今日は非常に混んでいます。
お花見も一段落したからでしょうか?
半日かかる予定だったインプラント手術がキャンセルのため、通常の診療の予約でうまってしまいました。
ドクター4人でフル回転です。

それでは昨日の続きです。

歯周病について:10

昨日は骨と歯肉は治るスピードが違うという話をしました。
骨は治るのに何ヶ月もかかるが、歯肉は数日で治るということでした。
この治るスピードの違いが歯周病の治癒に大きな関係があるのです。

このテーマでもずっとお話してきました歯周病治療ですが、歯周病細菌除去療法であるルートプレーニングを行うと中程度までの歯周病であれば細菌を除去することができます。
歯周病治療により細菌が除去されると骨吸収の進行は止まります。
基本的に骨は一生涯作られる(再生する)能力がありますので、歯周病細菌による病的な骨吸収がなくなると理論的に骨は自然に回復(再生)をしてきます。
(完全にもとの状態に戻ることはありませんが、多少の骨の再生は起ります)
しかし、現実的にはほとんど骨再生は認められません。
これは先程話しました『骨と歯肉は治るスピードが違う』ということにつながります。

歯周病細菌が除去されると骨が吸収してできた部位にさまざまな生体組織の再生が起ります。
一番最初に治ってくるのが歯肉です。
歯肉は治りが早いということを最初にお話しましたが、骨吸収によりできた穴やデコボコした部位に歯肉が治ってしまい、骨が再生する場所を奪ってしまうのです。
骨は治りが遅いため、骨が治ろうと思ったときにはその場所はすべて歯肉が先に侵入してしまっています。
骨は再生する能力は持っていますが、歯肉の治りが早いためその能力を発揮することなく終わってしまいます。
そこで歯肉が骨の治りを邪魔しないようにします。
これがGBR法なのです。
治療方法として吸収が止まった骨の上(骨面)に『膜(シート状のもの)』を置きます。
穴を掘った土の上にビニールシートを置くようなものです。
この穴が吸収した骨の穴だと思って下さい。
膜の役割は歯肉の侵入を防ぐことです。
ビニールシートがあるために上から穴の中になにかが入り込まないようになることと同じです。
この膜を『GTR膜』と言います。
GTR膜が歯肉の侵入を防ぐことにより膜の下で骨は時間をかけゆっくりと再生することができます。
GTR膜は骨を再生させる特殊な薬ではなく、単に歯肉の侵入を防ぐシート状の膜なのです。

明日はこのGTR法についてさらに詳しくお話します。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
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2007年4月7日

歯周病について:9:大船駅北口歯科インプラントセンター

c9b70606.JPG今日は土曜日です。
毎週、土曜日と日曜日は混んでいます。
みなさん休みですからね。
通院しやすいのでしょう。
以前東京で開業していた頃には日曜日は診療していませんでしたが、多くの患者様のご希望があり、大船駅北口歯科インプラントセンターでは休日の診療を行うようになりました。
そのため平日では来られなかった患者様が来られるようになり、好評です。

それでは今日の話です。

歯周病について:9

前回は歯周病の細菌除去療法であるルートプレーニング法の後に歯周ポケットの再検査を行いまだ問題が残る部位に対して歯周外科処置を行うことをお話ししました。
今回は歯周外科処置の中も骨や歯周組織の再生に重点をおいた歯周組織再生治療GTR法についてお話します。
GTR法とは歯周組織再生誘導法と言い、英語ではGuided Tissue Regeneration techniqueと書きます。
この頭文字をとってGTR法と言います。

GTR法は1982年にS.Nymanらにより発表された歯周病治療の新しい方法です。
これは歯の周りに必要な組織を再生させて、歯の支持構造をできるかぎり元の状態に戻すという方法です。
わかりずらいと思いますのでもう少しくだけてお話します。
基本的に骨は一生涯作られ続けていくものです。
例えば腕を骨折したとします。ギブスをし、暫く安静(固定)しておくと骨はくっつきます。
通常は年齢に関係なくこの現象は起ります。
つまり骨を治す(作る)細胞は一生涯起るのです。
しかし、この骨の再生スピードは非常に遅いものです。
骨折が2〜3日で治る(くっつく)ことはありません。
数カ月かかります。
骨の治りは遅いのです。
それに対し皮膚や口腔粘膜の治りは非常に早いものです。
指を切ったとします。
身体に大きな異常がない人は通常傷口は数日で治ります。
感染等や重度糖尿病等の全身疾患がなければ一般的に皮膚や口腔粘膜の治りは早いものです。
この骨と口腔粘膜の治りの速度の違いが歯周病が治癒するのに大きくかかわってきます。
明日はこの続きです。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
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2007年4月6日

歯周病について:8:大船駅北口歯科インプラントセンター

ca26ccdd.JPG今日は手術が多い日です。
インプラントの手術が4件、歯周病の手術が1件です。
がんばりましょう。

それでは前回の続きです。
歯周病について:8

前回は歯周病治療の第一段階である『歯周病細菌除去療法』である『ルートプレーニング』についてお話ししました。

今日はその後の段階の治療についてお話します。

ルートプレーニング後、約1ヶ月程度治りを待ちます。
そして歯周病の初診時に行った検査(歯周病ポケット検査)を再度行います。
この歯周病シリーズでは検査についてお話してませんでしたが、お解りにならない方はHP歯周病の治療を参考にして下さい。
ルートプレーニングを行うと初診時にポケットが6mm以下の部位は一般的にこの治療で治ることがほとんどです。(歯周病にはさまざまな状態があり、また治癒にも個人差もあります)
しかし、初診時に7mm以上であったり骨の吸収状態によってはルートプレーニングでも完全には治りません。
基本的にルートプレーニングは初期から中程度に対する治療です。
ルートプレーニング後の再検査を『歯周病の再評価』と言います。
この再評価の結果、まだ問題が残っている部位に対しては歯周外科治療という段階に入ります。
外科処置と聞くと恐い感じがするかもしれませんが、治療はルートプレーニングでは取りきれなかった感染物質の除去を徹底して行うことです。
得に御心配されることではありません。
この時に骨の吸収が認められる部分は骨を再生させる再生療法を併用することもあります。

明日は歯周病の治療の中でも失った骨を再生させる治療法である。
GTR法やエムドゲイン法についてお話します。

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2007年4月5日

歯周病について:7:大船駅北口歯科インプラントセンター

c2ec8418.JPG歯周病について:7

 今日も歯周病についてです。
昨日は歯周病の最終的な結末として歯が抜け落ちるという話しをしました。
また骨が吸収してしまうとその後の治療が困難になってしまうこともお話しました。

今日も歯周病の治療についてお話します。

歯周病細菌が歯肉の中に侵入し、歯の根の内部にまで侵入することをこの歯周病シリーズの中でお話しました。
また歯周病細菌がいっぱい生存している汚れは歯根の表面にべったりとこびりつていることもお話しました。
そうした汚れた歯周病細菌を取除くことが歯周病治療の第一歩です。
当医院ではこの治療を患者さんに『歯周病細菌除去療法』とお話しします。
単に『汚れを取りましょう』とか『歯石を取除きましょう』という言い方はしません。
それは歯周病とは歯周病細菌による感染であることをご理解していただきたいからです。
そのため歯石を取るのではなく歯周病細菌を取除くといった意味を含めてお話します。
『歯周病細菌除去療法』は専門用語で『ルートプレーニング』と言います。
先程説明しましたように歯の根にへばりついた歯石や根の根の内部にまで侵入した歯周病細菌を取除く治療です。
具体的な治療方法は『キュレット』という器具を歯肉の中に挿入していきます。
この器具の写真はHPの歯周病の治療の中にありますので参考にして下さい。
その際にそのままキュレットを挿入すると痛みがありますので麻酔をします。
麻酔は痛みがないように行います(この麻酔方法はHP:左にある“歯の話し”の中の“笑気麻酔”を参考にして下さい)。
麻酔後、キュレットを用いて歯石を除去し、歯の根の中にまで感染を起こしている根面の滑沢化を行います。

明日はこの続きです。

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2007年4月4日

歯周病について:6:大船駅北口歯科インプラントセンター

67050aa1.JPG歯周病について:6

 昨日は歯周病が進行した最終段階として骨の吸収が起ることをお話しました。
また骨が吸収してしまった結果、歯は自然に脱落(抜け落ちる)してしまいます。
問題なのは骨が吸収してしまった後です。
骨が吸収した結果、後の治療が困難になります。
抜け落ちた歯の周囲の歯にも影響は及んでいます。
暫くすると周囲の歯も歯周病が悪化し、ダメになってしまいます。
義歯を作製しようとしても支える骨がないため義歯も合わなくなってしまします。
またインプラントをしようと思っても骨が吸収してしまった結果、できないもしくは、できても骨を増大させる治療が必要になり大変なことになります。
いいことはありません。
歯周炎になってしまった場合、早期に治療を開始するか、治療が困難な場合には抜歯をすることが必要です。治療しないまま放置したり、完全にダメな状態で抜歯しないでいた場合には問題は大きくなってしまいます。

歯周病は早期に発見できればできるほど治る確率は高くなりますし、後に問題を生じさせません。

早期発見、期治療です。

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2007年4月3日

歯周病のついて:5:大船駅北口歯科インプラントセンター

9f09efe7.JPG歯周病のついて:5

 昨日は歯周病細菌がポケットの深いとことに侵入してきた結果、生体と戦い、膿みとなることをお話しました。
今日はさらに進んだ状態です。
汚れとともに歯周病細菌はさらに深いところに進みます。
今度は歯を支えている骨にまで達することになります。
骨は侵入してきた歯周病細菌により感染しないように自らの骨を吸収させて歯周病細菌から遠ざかろうとします。
これが骨の吸収です。
ついに歯周病の最終段階まできました。
恐ろしい結果です。
この段階で汚れとともに侵入してきた歯周病細菌を取除かないと骨の吸収はさらに進みます。
骨はどんどんと吸収してきます。
歯はグラグラとします。
現在、歯がぐらぐらとしている方は歯周病の末期に入っていると思って下さい。
治療が行われないと歯は自然に取れてしまいます。
歯がなくなった状態というのは骨が吸収してしまった後ですからその後の治療が非常に厳しいものになります。
この続きはまた明日。

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