最新インプラント症例ブログ

2007年4月3日

歯周病のついて:5:大船駅北口歯科インプラントセンター

9f09efe7.JPG歯周病のついて:5

 昨日は歯周病細菌がポケットの深いとことに侵入してきた結果、生体と戦い、膿みとなることをお話しました。
今日はさらに進んだ状態です。
汚れとともに歯周病細菌はさらに深いところに進みます。
今度は歯を支えている骨にまで達することになります。
骨は侵入してきた歯周病細菌により感染しないように自らの骨を吸収させて歯周病細菌から遠ざかろうとします。
これが骨の吸収です。
ついに歯周病の最終段階まできました。
恐ろしい結果です。
この段階で汚れとともに侵入してきた歯周病細菌を取除かないと骨の吸収はさらに進みます。
骨はどんどんと吸収してきます。
歯はグラグラとします。
現在、歯がぐらぐらとしている方は歯周病の末期に入っていると思って下さい。
治療が行われないと歯は自然に取れてしまいます。
歯がなくなった状態というのは骨が吸収してしまった後ですからその後の治療が非常に厳しいものになります。
この続きはまた明日。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
神奈川県横浜市にある日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、GBR法、サイナスリフト、審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは治療費(費用)の説明やインプラント症例、無料相談コーナーもあります。

2007年4月2日

歯周病のついて:4

2d8d8372.JPG歯周病のついて:4

今日も歯周病の話しです。
昨日は歯周ポケット内部に侵入した歯周病細菌が歯と歯肉をつないでいるシャーピー線維というものを破壊し、さらに内部に侵入していくお話をしました。
また汚れの塊である歯肉縁下歯石は歯の根にべったりとへばりつき根の内部にも細菌が侵入していくことをお話しました。
今日はその続きになります。
歯周ポケット内部にどんどん侵入した汚れと歯周病細菌に対して身体は戦うことになります。
『歯周病について:2』でお話した好中球や白血球といった血液の成分です。
歯周病細菌と戦うために多くの血液成分が集まってきます。
そして歯周病細菌とたたかうのです。
戦った結果、相打ちで死んでしまった死骸が『膿み』なのです。
膿みが出ているということは歯周ポケット内部で細菌が繁殖をし、シャーピー線維を破壊し、根の内部にも侵入し、身体(血液の成分)と戦っているということです。
良い状態ではありません。
歯周病はかなり進行しています。
歯周ポケットは5mm以上にはなっています。
出血もあるかもしれません。
現在、膿みがでている状態の方は早急に検査をし、治療が必要です。
明日もこの続きです。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2007年4月1日

歯周病のついて:3

6c5fa4d4.JPG昨日と今日(3/31、4/1)は勉強会のため院長は休みです。
病院は通常どうり診療しています。
今日はこれから勉強会に出るところです。
いつもよりちょと早めの朝7:20です。(終わるのは夜になります)
勉強会の会場は浅草です。(大船からですとちょっと遠い…)
がんばろう。

それでは今日は昨日と同様に歯周病についてです。

歯周病のついて:3

昨日は歯周ポケット内部に侵入してきた汚れ(歯周病細菌)を退治しようと血液の成分である好中球が集まり、戦うとういう話しをしました。
今日はその続きです。
歯と歯肉はシャーピー線維と言われるものでくっついています。
この線維は歯と歯肉をしっかりと結んでいるものです。
歯肉の内部に侵入してきた歯周病細菌はこの線維を破壊します。
シャーピー線維が破壊されると歯周ポケットはさらに深くなっていきます。
この時、腫れもでてきている状態です。
内部に侵入してきた歯周病細菌は汚れの塊です。
この汚れの塊は歯の根にべったりとへばりつきます。
この歯の根にくっついた歯周病細菌の塊である汚れを『歯肉縁下歯石』と言います。
歯肉縁下歯石の内部に生存する歯周病細菌は歯の根の中にも侵入していきます。
また後日お話しします歯周炎の治療の一つがこの歯の根に付着した汚れの塊の除去です。
この歯肉縁下歯石は取除くのが非常に大変です。
歯肉の深い中に存在しますのでもちろん歯ブラシでは取れません。
こうなると歯周病専門の治療が必要になってきます。
早い段階で歯肉縁下歯石を除去できれば大きな問題にはなりませんが、歯周ポケットの深い部分に侵入すると中々取除くのは困難になります。
また歯を支えている骨まで溶かしてしまうのです。
現在歯肉が腫れている、出血があるという方はすでに歯周病になっているのでできるかぎり早期に治療を開始する必要性があります。
どの程度進行しているかは歯周ポケット検査とレントゲン撮影を行えばわかります。
歯周ポケット検査で深さが5mm以上あればすでに歯周病です。

また明日もこの続きです。


インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2007年3月31日

歯周病のついて:2

0500b30d.JPG歯周病のついて:2

 今日も昨日の続きです。
昨日は歯と歯肉の境目についた汚れは内部にどんどんと侵入し、内部で増殖するという話しをしました。
またその汚れは嫌気性細菌と呼ばれる歯周病細菌であることもお話しました。
今日はその歯周病細菌がさらに内部に侵入した後に起ることをお話しします。
歯周病細菌がさらに内部に侵入すると身体の内部からこうした細菌をやっつけようと好中球や白血球と言いわれる血液の成分が集まってきます。
毛細血管と言われる細い血管を歯周病細菌をやっつけようといっぱい集まってくるのです。
血液が大量にあつまるわけですから見た目には赤く見えます。
これが炎症です。
歯肉が赤く腫れぼったく見える現象です。
歯肉が赤く腫れていたら歯周ポケット内部ではこのようなことが起っていると思って下さい。
また出血があるということは生体内部(ポケット内部)で集まってきた好中球が歯周病細菌と戦っているということです。
出血がある時はすでに身体の中で戦いが起っているのです。
この腫れるのが本当に初期の段階であれば徹底した歯ブラシを行い、簡単な治療(歯石を除去する等)を行えば歯周炎は治ります。
しかし、歯周病細菌がさらに内部に侵入してくると問題が起ります。
明日はこの続きです。


インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2007年3月30日

歯周病ついて:1

d2327510.JPG歯周病ついて:1
歯周病は歯科において非常に大きなテーマです。
歯がなくなる原因で一番多いのがこの歯周病です。
またインプラントとの関連性も深いものです。
今回からのテーマは以前にブログでも紹介しました内容ですが、誰もがかかる可能性が高い疾患であり、歯科治療においても重要なことですので今回から約2週間にかけて歯周病の全容をお話したいと思います。
毎日読んでも2週間ですから結構長い話です。
でも全て読んでいただけるとかなり歯周病のことがわかってきます。
是非どうぞ。

それでは歯周病(歯周炎)についての話しの開始です。
歯周炎の診断方法として歯周ポケット検査というものがあります。
もともと歯と歯肉はくっついていなく、わずかな隙間(深さ)が存在します。
その隙間(深さ)のことを『歯肉溝』といいます。
歯周炎ない健康な状態の歯肉はこの歯肉溝(歯肉溝の深さ)が1〜2mm程度です。
歯周炎の成立ちはこの歯と歯肉の境目に汚れがつくことから始まります。
歯ブラシが100%できればこの境目についた汚れは完全にとれるわけですが、実際には完全にこの汚れを取ることは難しいものです。
取り残した汚れ(内部に歯周病細菌がひそんでいます)はこの溝の内部にどんどんと侵入していきます。
多少この内部に汚れ(歯周病細菌)が侵入しても生体は汚れ(歯周病細菌)を排除する働きがあります。
まず歯肉溝から体液が流れ出し、侵入した汚れ(歯周病細菌)を洗い流してくれます。
この液体を『歯肉溝侵出液』と言います。
多少の汚れ(歯周病細菌)はこうした液体で洗い流されますが、大量の汚れ(歯周病細菌)はそうはいきません。歯肉溝侵出液の洗い流す力を越え、更に内部に侵入しています。
汚れ(歯周病細菌)は外よりも歯肉の内部の方が住みやすいので歯肉の内部で歯周病細菌は増殖していきます。
歯肉の内部で増殖するような歯周病細菌を専門用語で『嫌気性細菌』と言います。
『嫌気性細菌』は酸素があるところを嫌います。酸素がとどかない深い歯肉溝内部でどんどんと繁殖していきます。
悪者ですから暗いところが好きなんですね。
『嫌気性細菌』が入り込んだ深い歯肉溝(病的な歯肉溝)を『歯周ポケット『と言います。
溝の深さは3mm以上になっています。
歯周病になるためにはこの歯周ポケットの内部でさまざまなことが起ります。
明日は歯周ポケット内部で起るさまざまなドラマについてお話します。

以前ブログで紹介しました『活性酸素』 その1 その2 その3 その4をアップしました。
かなり難しい話ですが、ご興味のある方はどうぞ御覧になって下さい。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター




2007年3月29日

歯肉を治癒を促進したり、骨の増大を補助する新しい治療法:『PRP法』

7df15442.JPG 歯肉を治癒を促進したり、骨の増大を補助する新しい治療法:『PRP』

今日はインプラント治療後の治癒促進をしたり、骨の再生を促進させるPRP法について説明します。
『PRP』とは『Platelet Rich Plasma』の略で『多血小板血漿』と言います。
現在、骨の再生や歯肉の治癒促進において高い有効性が報告されているととにも患者さんご自身の血液を使用するため安全性の高い治療です。
当医院においても行っています。
さらに詳しくお話しします。
PRP は血液中の血小板を濃縮した血漿のことであり、近年、PRP が歯肉の治療や骨の増殖を促進する物質であることが、多くの研究※により解明されてきています。
(※ Saltz ら1991、Anitua 1999、Kassolis 2000)
この治癒に必要な成分が凝縮されたPRP を歯周病やインプラント治療に応用することにより早期の回復が期待できます。また治癒が早いことにより治療後の不快感や疼痛を最小限に押さえることもできます。
今までの骨の増大をはかるような治療と最も異なることは患者さん個人の生体治癒能力を利用するため、治癒反応が非常によいということです。

治療方法は術前に簡単な採血を行うだけです。
採血した血液を遠心分離(Heraevs社製のLabofuga300を使用)することにより、骨の増大や歯肉の治癒を促進する物質(PRP) のみを抽出します。
その抽出した物質(PRP) をインプラントや歯周病の治療に応用します。

歯科治療も虫歯を削ったり、義歯を作製したりといったことだけではなく、さまざまな治療があるのです。


インプラント用語の説明:『ステージドアプローチ』と『サイマルテイニアスアプローチアップしました。
御覧になって下さい。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2007年3月28日

歯周病は抜歯した方がいい?

歯周病は抜歯した方がいい?

インプラント治療を希望される方の多くは歯周病で抜歯された方です。
こうした方はインプラント治療が非常に難しくなります。
それは歯周病により骨吸収が進行し、インプラントを埋入するための骨がなくなっているからです。
歯周病であり、なおかつインプラントを希望される方の多くはこのように骨の吸収が進行しており、まったく問題なくインプラントができる方は少ないのが現状です。
また歯周病の検査を行った結果、重度歯周病と診断された歯を抜歯した方が良いのか?徹底して治療して保存した方が良いのか?という判断は難しいことです。
それは治療を行う私達側からみれば、治療を行っても保存することは難しいと判断しても、患者さんからみればなんとしてでも保存したいということがあります。
このような場合、無理に保存することにより骨の吸収は進行していくので、抜歯した方が良いことを強く勧めますが、患者さんによってはそれでも保存を希望することがあります。
歯周病は痛みを強く伴うことがないため自覚症状がないのが現状です。診査の結果ダメであれば無理矢理保存することは危険です。とくに将来的にインプラントを希望される場合には早期に抜歯が望ましいと思います。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2007年3月27日

抜歯した当日にインプラント埋入

上顎前歯部抜歯即時

本日は抜歯即時インプラントの話です。
上顎の前歯部は審美的に非常に重要な部位なので、適応基準さえ問題なければ抜歯即時インプラントは非常に有効な治療です。
というのは抜歯を行うと時間の経過とともに、歯を支えていた骨は吸収を始めます。
2ヶ月程度すると頬側の骨は薄い場合には1/3程度吸収してしまいます。そのため抜歯後歯肉が安定してからインプラントを行おうとするとインプラントを埋入するための骨の幅や高さは減少してしまい、適切にインプラントが埋入できなくなる場合があります。

もし骨が減少した状態でインプラントを行う場合にはインプラントと同時に骨を増大する GBR法やあらかじめ GBR法を行ってからインプラントを埋入することになります。
通常のインプラントを行うよりも若干大変な治療になりますし、あらかじめ GBR法を行うことになれば治療の期間も長くかかります。
そのため条件さえ合えば、抜歯即時インプラントを行えば、抜歯と同時にインプラント埋入ができるばかりか、骨の吸収を起こす期間もなくなります。
大変有効な治療法です。
しかし、この治療を行うには事前の検査が重要です。適応症を間違えると上手くいきません。

このところ ホームページに『バグ』が出てリンク先が違っていたり、ページが表示できないことが多くあり大変ご迷惑をおかけしました。
ほとんどが直ってきました。
また今月から来月にかけどんどんとHPをアップする予定です。
アップした情報はトップページの新着情報より御覧になって下さい。
また インプラントオンライン見積もりもご利用下さい。

インプラント 歯周病 歯科 歯科医院 神奈川
2007年3月26日

インプラント治療における麻酔:無痛をめざして

40a0288a.jpgインプラント治療において不安なこととして痛みが挙げられます。
痛みはもちろん嫌ですよね。
痛みを極力防ぐ方法は ここをクリックして下さい。
本日は無痛麻酔の中でも『静脈内鎮静法』についてお話しします。

『静脈内鎮静法』とは点滴の中に麻酔液をいれて行う麻酔方法です。
『全身麻酔』とは違います。
『全身麻酔』は麻酔時間もかかりますし、麻酔が切れた(治療が終わった)後にも回復するまでに時間がかかります。
基本的に入院して行うものです。
しかし、『静脈内鎮静法』は入院もせず、治療終了後すぐに帰宅できます。
それでいて治療中のことは覚えていないくらい(寝ている状態になります)ので治療中は非常に楽な麻酔です。
また麻酔が効いている時間をコントロールすることが可能なので、長時間の手術には最適です。
通常の歯肉に行う麻酔のみですと長時間口を開けているのは大変ですよね。

こうした『静脈内鎮静法』を使用したインプラント手術が昨日ありました。
昨日のインプラント手術は上顎の前歯部に3本、下顎の6本の合計9本の埋入がありました。
またほとんどのインプラントで骨幅がないため埋入と同時に GBR法を行ったため、かなり大変な治療でした。
もちろん治療時間もかかります。

この患者さんは現在上下顎ともに1歯のみしか歯が存在していません。
上顎の奥歯にはインプラントを埋入するための骨の高さがまったくたいため、今回の治療の2ヶ月程前に サイナスリフト法(上顎洞底挙上術)を行っています。
その時にも『静脈内鎮静法』で麻酔を行っています。

静脈内鎮静法や時間のかかる治療や治療に対する不安がある方には非常に有効な麻酔方法です。
今回のように時間のかかる治療では『静脈内鎮静法』なしでは患者さんは大変な治療になります。
治療方法として一度の9本のインプラントを行わないで2〜3本ずつ、何回かにわけて手術を行う方法もあります。
しかし、最終的なインプラントの埋入本数が多い場合、何回も手術をしなければなりません。
患者さんも大変です。
また何度も手術をするということはそれだけ治療期間もかかるということです。
治療期間がかれば噛めるようになるまでの期間が長いということにもつながります。
治療は早く終了したいものですよね。
また昨日の患者さんは遠方からいらしていただいているため、通院回数も減らすことができます。

欠点としては麻酔時間がかかることです。
麻酔前の準備や治療終了と少し待ていただくことが必要です。
簡単な1〜3本程度の簡単なインプラント手術であれば通常の歯肉に行う麻酔のみで大丈夫だと思いますが、治療自体に不安があったり、時間のかかかる手術の場合には非常に有効なものです。

また『静脈内鎮静法』は虫歯の治療、親知らずの抜歯等の通常の歯科治療でも有効な麻酔です。

先月書いていたブログをまとめてアップしました。
ご興味のある方はどうぞ!
老化現象:テロメア:その1 老化現象:テロメア:その2です。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター





2007年3月25日

昨日に続きGBR法についてです

本日はGBR法を含めた静脈内鎮静法による大きな手術があります。
そのため本日はお話は昨日に続きか『GBR法』についてです。

GBR法というと骨がない部分に骨を再生させる治療法ですが、その主体となるものが自家骨です。簡単に言えば骨がない部分にご自身の骨を移植するということです。
移植した骨がそのままくっつくのではありません。
移植した骨(この場合は砕かれた細かい骨です)自体はなくなってしまいます。
移植した骨や既存の周囲骨から出て来る骨の元になる細胞が移植した骨をすみかとして繁殖を起こします。
骨の元となる細胞はやはり骨の中が住みやすいのです。もちろん移植した骨の中にもそうした骨になる細胞は含まれています。
それではこうした骨をどこから採取してくるかということですが、ほとんどがインプラントを埋入した手術部位からです。
インプラント周囲の骨から“かんな”のようなもので削り(そぎおとす)取ってきたり、“ノミ”のようなもので骨を叩いて砕き使用します。
なんか大工さんのようですね。
恐い感じがするかもしれませんが、そんなことはありません。
骨を採取すること自体はさほど時間がかかるものではありません。もちろん痛いこともありません。
また採取してくる骨自体もインプラントと同時のGBR法であればさほどの量はいりません。
そうですね多くのケースで“大豆”の大きさ程度です。
それでもたらない場合には人工の骨を使用します。
人工骨については こちらを参考にして下さい。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
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