最新インプラント症例ブログ

2007年3月18日

老化:14

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前回は生体内でつくられる『スカベンジャー(抗酸化物質)』についてお話しました。

今回は生体外で作られる物質についてお話します。

前回『スカベンジャー(抗酸化物質)』には2つの種類があり、
一つは体内 で作られる酵素と、
もう一つは身体の外から取り入れる物質とお話しました。
体内で作られる酵素としてはSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)や
カタラーゼ等がありました。
しかし、正義の味方『スカベンジャー(抗酸化物質)』 は体内だけでは数が足らず外から応援を呼ばないといけません。
それでは生体以外では『スカベンジャー(抗酸化物質)』 はどこからやってくるのでしょう?
遠い星からやって来る?
未来からやって来る?
いいえ違います。
結構近くからやって来るのです。
のり類、わかめ、しその葉、にんじん、青菜類、かぼちゃ、うなぎ、レバー、そば、カシューナッツ、たらこ、すじこ、たまご、納豆、えだまめ、
さやえんどう、ししとうがらし、カリフラワー、パセリ、キャベツ、トマト、にがうり、ピーマン、ブロッコリー、キーウイフルーツ、かんきつ類
小麦胚芽、植物油(ひまわり油、サフラワー油など)、アーモンドなど
これはビタミンA、B2、Cが含まれている食品です。
『ビタミン』 『極悪活性酸素4兄弟』 を更正させるために大切なものです。
つまり『老化防止』 には『ビタミン』 ということ!
次に大切なのが『スカベンジャー(抗酸化物質)』 の中でも生体内で作られる
SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)やカタラーゼ等です。
これらの酵素はタンパク質から作られています。
そのため適度なタンパク質を取ることは大切なことなのです。
“ダイエット”だからと言ってタンパク質を取らないと『スカベンジャー(抗酸化物質)』 の生産が減少するため、『極悪活性酸素4兄弟』がどんどんと増え
『細胞のDNA』 『酸化』(マシンガンで攻撃) してしまいますよ。
『細胞』 『酸化』 するとシミができしわが増えてしまいます。
『活性酸素』 が増えないちょっとした生活の知恵があります。
知ってるとお得ですよ。

今日は午前中に午前中に4件、午後に2件の手術があります。
がんばるぞー

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2007年3月17日

老化:13

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前回は『活性酸素』により『ガン』が発生することをお話しました。

今回は『正義の味方』についてお話します。
それでは『極悪活性酸素4兄弟』の攻撃から守ってくれる人(もの)はいないのでしょうか?
正義感のある人?
自衛隊?(これは憲法上問題がありますね)
スーパーマン?
誰でもいいから助けていただきたいものです。
実は『極悪活性酸素4兄弟』の攻撃から守ってくれる人(もの)がいたのです。
その名前は『スカベンジャー』です。
私が適当につけた名前ではありません。(冗談ではないのです)
本当にある名前です。
『ゴレンジャー』みたいでかっこいいですね。
『スカベンジャー』『活性酸素』の攻撃から身を守ってくれる物質のことです。またの名を『抗酸化物質』と言います。
『抗酸化物質』 は人体のスーパーマンのようなものです。
『スカベンジャー(抗酸化物質)』 には2つの種類があります。
体内で作られる酵素と、身体の外から取り入れる物質です。
体内で作られる酵素にはSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)や
カタラーゼなどといった『活性酸素除去酵素』があります。
名前は難しいので『活性酸素(さんそ) 』をやっつける『酵素(こうそ) 』がいてそれらみんなを『スカベンジャー(抗酸化物質)』と言うことです。
それだけでOKです。
『ゴレンジャー』は一人ではなく何人もいるように『スカベンジャー(抗酸化物質)』も何人もいるのです。
正義の味方は一人ではない。
でもこの体内で作られるSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)や
カタラーゼ等の『スカベンジャー(抗酸化物質)』はいつでもいるわけではありあません。
その生産量は20歳頃がピークとされ、40歳では約半分になってしまいます。
年をとると皮膚のシミやしわが増えるのはこうしたことも考えられるのです。
そのため『活性酸素』 が発生しやすい紫外線はお肌に油断大敵なのです。
またこの後でお話する『活性酸素』を撃退するあるものが増えることも大切です。

次回は生体外でつくられる『スカベンジャー(抗酸化物質)』についてお話します。

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2007年3月16日

老化:12

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前回は『活性酸素』が起こす病気として
『動脈硬化』や『糖尿病』についてお話しました。
今回は『ガン』についてお話します。

今回まで『活性酸素』が起こすさまざまな病気についてお話してきました。
病気の中で最も気になるのが日本人の死亡病気で一番多いもの
そう『ガン』です。
食生活や喫煙、環境により増えた極悪な『活性酸素』 『酸化』により『細胞のDNA』を攻撃し傷つけてしまいます。
『活性酸素』がマシンガンで『DNA』を撃ちまくるのです。
あの『極悪活性酸素4兄弟』です。
傷ついてしまった『DNA』は自分自身を治そうとします。
なにもしていないのにかわいそうですよね。
しかし、『極悪活性酸素4兄弟』のしつこい攻撃により致命的なダメージをおうことになります。
ダメージを受けた『細胞のDNA』はそのショックから性格が歪んでしまいます。
その結果、凶暴性の強い『細胞』 に変化してしまいます。
『突然変異の細胞』 が生まれるのです。
この『突然変異の細胞』 の名前を
『ガン細胞』と言います。
ついに取り返しのつかないことになってしまいました。
『テロメア』のところでも話しましたように『ガン細胞』は死なない細胞です。
そのためどんどんと増えていきます。
町中が凶暴性の強い『ガン細胞』でいっぱいです。
おそろしいことです。
ゆっくり散歩もできません。
『ガン細胞』はわがもの顔で町を歩き回ります。
『ガンの転移』です。
目があったものにすぐ攻撃します。
悪いやつです。
どんどんと攻撃を受けた『臓器』 はダメージを受けます。
そしてついに…
『ガン細胞』が国中を支配してしまいます。
こうならないためにも『極悪活性酸素4兄弟』が増えないことが大切です。

次回は『極悪活性酸素4兄弟』から体を守ってくれる人(物質)です。

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2007年3月15日

老化:11

cbf6f4cd.JPG前回は『活性酸素』が起る原因についてお話しました。
食品添加物、喫煙、お酒、ストレス、環境、紫外線等により『活性酸素』は起ります。

またおさらいですが、『活性酸素』とは
生体内の細胞を『酸化』させることにより細胞の正常機能を狂わせることです。
細胞がその正常機能が行えなくなった結果、体に異常を引き起こすのです。
動脈硬化、糖尿病、ガン です。
『極悪活性酸素4兄弟』の話でした。

今回は『活性酸素』が引き起こす病気についてお話します。
ここで気になると『活性酸素』『病気』について少し詳しくお話します。
ちょっと難しいですが…
まずは『動脈硬化』 です。
怖いですよね。
突然倒れたりします。
血液中の脂質の中には、コレステロールを多く含む『悪玉コレステロール』というものが存在します。
『悪玉コレステロール』は増えすぎると血管の内側に入り込みます。
『悪玉コレステロール』『活性酸素』によって酸化されると『変性悪玉コレステロール』となります。
そうすると『変性悪玉コレステロール』を異物とみなしたマクロファージが『活性酸素』を放射します。
先の話をしたマクロファージがマシンガンで『変性悪玉コレステロール』撃つようなものです。
変性悪玉コレステロール』を取り込んだマクロファージは脂肪分タップリの泡沫細胞となり、血管壁の内側にたまるため血管が狭くなってしまうのです。
ちょっと難しかったですね。
難しいのは次でやめときます。
次に『糖尿病』『活性酸素』の関係です。
まず『糖尿病』とはすい臓から分泌される インシュリン というホルモンの働きが悪くなることで起る病気です。
インシュリン を産出するすい臓のランゲルハンス島にあるβ細胞は『活性酸素』の攻撃に弱いのです。
『活性酸素』に攻撃されてダメージを受け、インシュリン の分泌が減ってしまうのです。
ですから『コレステロール』が高い人や『糖尿病』の人は『活性酸素』が増えるような生活をしてはいけません。
先程説明した食生活(バランスの良い食事やカロリー制限だけでなく食品添加物も)、喫煙、多量の飲酒、ストレスです。
また毎日続ける適度な運動も大切なことです。

次回は『活性酸素』が起こす問題で最も重要なことの一つである『ガン』についてお話します。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2007年3月14日

老化:10

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前回は『活性酸素』は生体内の細胞を『酸化』させることにより細胞の正常機能を狂わせ動脈硬化、糖尿病、ガンや皮膚のシミやしわと言った病気を引き起こすことをお話しました。
また。
悪いやつです。
これが『活性酸素』の怖いところです。

今回はなぜ『活性酸素』が生じるのかをお話したいと思います。
それでは『活性酸素』はもともとこんな悪いやつだったのでしょうか?
本当は良いやつなのでは?
『活性酸素』がぐれて(極悪になったのには)しまったのには原因があります。
人間だってもともと悪い人はいないですよね(?)
なにか問題があったのかもしれません。
『活性酸素』の生い立ちをお話します。
まず『活性酸素』が悪になったのにはその食生活に問題がありました。
『食品添加物』でした。
『食品添加物』は体内に吸収された後、肝臓で解毒されますが、この過程で『活性酸素』が発生します。そして肝臓を攻撃、肝機能障害などの原因になります。
今『食育』ということが大切であると言われています。
小さい頃から『食』について学ばせることが大切であるということです。
ちょっと話はずれちゃいまいたが…
次にお酒、タバコです。
不良になる2大要素ですよね。
小さい頃はそんなことに憧れるものです。
アルコールは体内に吸収されると異物として肝臓で解毒され、『活性酸素』が発生します。
ただし、お酒がダメということではありません。飲み過ぎはダメです。
また喫煙ですが、肺にタールやニコチンが入ると、体内の免疫システムがはたらいて、肺に『活性酸素』を吹きかけて攻撃しようとし、肺の組織をどんどん破壊してしまいます。
喫煙は絶対にダメです。
次にストレスです。
ストレスを感じると体内で副腎皮質ホルモンが分泌されます。『活性酸素』はホルモンが分泌される過程、分解される過程で発生します。
ストレスは何事にも悪いのです。
次に環境の悪さです。
都会のように空気が汚染されているところです。これは先程のタバコと同じです。
次に急な運動です。
急激に激しい運動をすると通常よりも多量の酸素を取り込むことになります。
また必要なエネルギーも一気に増えるため『活性酸素』が増えやすくなります。
そのため継続して行うことが必要ですし、年齢をとってから運動を始める場合にはあまり激しい運動ではなくウォーキングのような軽い運動が良いとされています。
それ以外には紫外線もそうです。
シミやソバカス、しわ『活性酸素』が原因になっているのです。
日にあたりすぎるのも問題ですね。

極悪『活性酸素』4兄弟はもともと悪いやつではなかったのです。
グレてしまったのには、悪い食生活、喫煙、ストレス、紫外線等いろいろあったのです。
逆を言えば、そうしたことをしなければ極悪にはならなかったのでは?

次回は『極悪活性酸素4兄弟』が起こす病気についてお話します。
インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター

2007年3月13日

老化:9

d4be9b76.JPG老化:9
前回は『酸素』は『酸化』することをお話しました。
(酸化は金属が錆びたり、火が燃えるということです)
そして『酸化』の結果できたのが『活性酸素』でした。
この『活性酸素』が体に問題を起こすのです。

今回はこの『活性酸素』についてもう少し詳しくお話します。
『活性酸素』は生体内の細胞を『酸化』させることにより細胞の正常機能を狂わせます。
これが動脈硬化、糖尿病、ガンや皮膚のシミやしわと言った病気を引き起こします。
悪いやつですね。
こんなやついなければ良いのですが…
でも『活性酸素』にもちょっと良いとこもあるのです。
『活性酸素』の悪いことばかり言ってはかわいそうなので良いこともお話します。
『活性酸素』は生体に入ってきた細菌をやっつける手助けをします。
通常、生体内にばい菌(細菌)が侵入してくると白血球やマクロファージ
(聞いたことがあるかもしれません)といった血液の成分が戦いを始めます。
『活性酸素』はその時の白血球やマクロファージの武器なのです。
白血球やマクロファージがマシンガン(活性酸素)を持って細菌と戦っていると思って下さい。
マシンガンは強力な武器です。
どんどんと細菌を攻撃します。
しかし、問題なのはその命中率です。
あまり命中率がよくないのです。
そのためばい菌(細菌)を倒すだけでなく、正常な体まで撃ってしまうこともあります。
良いやつなんだか悪いやつなんだかわかりません。
ちなみに『膿み』は生体に侵入してきた敵であるばい菌(細菌)と戦った白血球等の死骸です。
歯肉が腫れる方がいらしゃると思います。
歯肉が腫れる時に『膿み』が出ます。
これは戦いが終わった後で白血球等の死骸が出てきているのです。
歯肉が腫れている方は体の中で大変なことが起っているのですよ。

次回はなぜ『活性酸素』が生じるのかをお話したいと思います。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター


2007年3月12日

老化:8

004b4b3f.JPG老化:8

前回は『活性酸素』の話をする前に『酸素』についてお話しました。
『酸素』は『酸化』するというお話でした。
おさらいです。(前回と同じ内容をちょっとお話します)
『酸化』とは酸素分子が他の分子に結びついたり、『電子』を奪ったりする性質のことです。
『酸素』の核には『電子』というものがあります。
『電子』は『酸素』の核の周りをぐるぐると回っているのです。
その時に『電子』はいつも2個で一緒にいたいと思っています。
仲が良いカップルみたいなものです。
全ての『電子』がうまくカップルになれるかというとそうではありません。
うまくカップルになれない『電子』もいるのです。
『酸素』の『カップルになれなかった電子』はストーカーみたいなもので、非常にひつこいやつです。
カップルになれないと思ったら強引に他の電子を誘うのです。
誘うというより無理矢理奪ってしまうと言った方が良いでしょう。
先程『酸化』とは酸素分子が他の分子に結びついたり、『電子』を奪ったりする性質と書きましたが、
『酸素の電子』はカップルになれないと思ったら他の『電子』を奪ってしまう悪いやつです。
強引な『ナンパ』ですね。
強引に『ナンパ』した状態を『酸化』と言います。
そう言えば『酸化(さんか)』と『ナンパ』どことなく似ています。
そして『酸化』(ナンパ?)の結果できたのが『活性酸素』です。
ここまでが前回の内容です。
ちょっと長いおさらいでした。

おれでは今回の本題です。
『活性酸素』の極悪物語の始まりです。
『活性酸素』は4人兄弟です。
4人兄弟の名前は
1 スーパーオキシド
2 ヒドロキシラジカル
3 過酸化水素
4 一重項 酸素
です。
もちろん名前は覚えることはありません。
『活性酸素』には4種類あったと思っていただければ OKです。
『活性酸素4兄弟』の詳しい話は専門家ではないので簡単にお話します。

1 スーパーオキシド
  最もポピュラーな活性酸素です。
  (どこにでもいるような不良です)
2 ヒドロキシラジカル
  活性酸素の中で最も反応性が強く、酸化力も強い。脂質、糖質、タンパク
  質など近くにあるあらゆる化合物と反応してしまう。
  (誰でも近くにいる人をすぐナンパする極悪なやつです)
3 過酸化水素
  酸化力は大きくありません。しかし、わずかなきっかけで2つに別れ、
  狂暴なヒドロキシラジカルになってしまいます。
  (見た目は普通ですが、ちょっとしたことで切れやすい性格で極悪になっ
   てしまいます)
4 一重項 酸素
  酸化力が強い。
  紫外線によって皮下組織でよく発生します。
  (紫外線の強い昼間にナンパするやつです。夏によくナンパします)
難しいことはさておいて『活性酸素』にはナンパをよくする4兄弟がいて、
普通のやつから極悪のやつまでいるということです。

今回はおさらいと難しい話でした。
次回『活性酸素』が体に及ぼす影響について分かりやすい例でお話したいと思います。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2007年3月11日

老化:7

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 前回から新しいテーマ『活性酸素』について始めました。
そしてまず『酸素』についてから始めました。
本来、『酸素』を好まない『嫌気性生物』が存在しましたが、『酸素』はエネルギー効率が高いためどんどんと『酸素』を利用する『好気性生物』が増えていったということでした。

それでは今回はもうちょっと『酸素』についてお話します。
『酸素』の化学式覚えていますか?
化学式? と言うと難しい感じですが、多くの人が知っていると思います。
『O2』です。
ちなみに水の化学式もご存知ですよね。
『H2O』です。
過酸化水素は?(傷の消毒用で泡が出るやつです。オキシドールとも言います)
『H2O2』です。
これだけ知っていれば大丈夫です。
今後も十分ついていけます。
『酸素』の特徴を科学的にお話すると他の物質に結びついて『酸化』させやすいことです。
『酸化』を簡単にお話すると『火が燃えること』です。
ものが燃えるということはその物質が『酸素』と結びついて起る現象です。
金属がさびるのも『酸化』です。
『酸素』と結びつくことにより起った現象です。
ここからちょっと難しくなります。
『酸化』とは酸素分子が他の分子に結びついたり、『電子』を奪ったりする性質のことです。
『酸素』の核には『電子』というものがあります。
『電子』は『酸素』の核の周りをぐるぐると回っているのです。
その時に『電子』はいつも2個で一緒にいたいと思っています。
仲が良いカップルみたいなものです。
全ての『電子』がうまくカップルになれるかというとそうではありません。
うまくカップルになれない『電子』もいるのです。
『酸素』の『カップルになれなかった電子』はストーカーみたいなもので、非常にひつこいやつです。
カップルになれないと思ったら強引に他の電子を誘うのです。
誘うというより無理矢理奪ってしまうと言った方が良いでしょう。
先程『酸化』とは酸素分子が他の分子に結びついたり、『電子』を奪ったりする性質と書きましたが、
『酸素の電子』はカップルになれないと思ったら他の『電子』を奪ってしまう悪いやつです。
強引な『ナンパ』ですね。
強引に『ナンパ』した状態を『酸化』と言います。
そう言えば『酸化(さんか)』と『ナンパ』どことなく似ています。
そして『酸化』(ナンパ?)の結果できたのが『活性酸素』です。
ようやく今回のテーマである主役の名前がでてきました。
『酸素』は『酸化』(ナンパ?)という強引なことをしますが、この『活性酸素』はもっと強引なやつなのです。
それはすごい悪いやつではないのか?
悪いやつだから体に問題があるのか?
実際には『活性酸素』は全てにおいて悪いやつ(極悪人)ではありません。
ちょっといい点もあります。
次回は『活性酸素』の極悪ぶりをお話しします。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2007年3月10日

老化:6

be6e6aa6.JPG老化:6

前回は死なない細胞『ガン細胞』の話をしました。
そして『テロメア』の話は前回で終了です。
今回からは『老化』について新しいキーワードでお話したいと思います。

『活性酸素』です。
もしかしたら聞いたことがあるかもしれません。
最近ではテレビの健康番組でも結構詳しいことを報道してますしね。
ただし後でお話しますが、『活性酸素』=『老化』ではありません。

今回の話もちょっと難しい話になりますが、がんばって見ていただくと人間の体の仕組みが分かってきます。
人間の体の仕組みを勉強すると
なぜ病気になるのか?
どうすれば病気にならないですむのか?
等さまざまなことがわかってきます。
長寿になる食品、
病気ならないための食生活、
生活習慣等も根本的なことからわかってきます。
今回も10回(予定)ぐらいで『活性酸素』についてまとめてみますので
どうぞご覧になって下さい。
読み終わった頃には『健康ツウ』になると思います。
もちろんできるかぎり分かりやすくお話したいと思います。
(私自身もただの開業医ですから…あまり難しいことはわかりません)

それでは『活性酸素』とはどんなものなのでしょう?
まず『酸素』の話をします。
人間が生まれるずーと前の話になります。
地球誕生後の話です。
本来『酸素』は生き物にとって有害のものでした。
えーそうなの?
『酸素』がないと生きられないのでは?
と思われるかもしれません。
ずーとずーと昔です。
『嫌気性単細胞生物』というものが存在していました。
(現在もいますが…)
『嫌気性』とは『酸素』がない状態です。
みじかなところで言うと『歯周病細菌』です。
歯周病でない方にはみじかではありませんが…
『歯周病細菌』のなかには酸素がないところを好む細菌がいます。
『歯周病ポケット』と言う 歯と歯肉の境目の深い部分に生息する細菌です。
『深い歯周病ポケット』の内部には『酸素』が届きにくいのでそうした場所を好む『嫌気性細菌』が潜んでいます。
なんか怖いですね。
話は戻りますが、『嫌気性単細胞生物』にとって『酸素』は有害なものでした。
しかし、『進化』の過程でこの『酸素』を有効に利用する方法を身につけていったのです。
進化とはすごいことです。
もともと有害なものを利用するのですから…
『嫌気性単細胞生物』が『進化』をする過程で『酸素』からエネルギーを取り出すことのできる生物が登場してきました。
これが『好気性生物』です。
先程の『嫌気性』の反対で『酸素』を好む生物です。
『酸素』はそれまでに比べ非常に高いエネルギー効率を有していたからです。
その有効なエネルギー効率を手に入れた『好気性生物』はどんどんと
『進化』をとげ、この地球上で増え続けていくのです。
その『進化』によってできたのが
『人間』です。
しかし、『酸素』を好むことにより問題点も起ってきたのです。

この続きはまた次回

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
2007年3月9日

老化:5

4177d563.JPG老化:5

前回は『クローン羊のドリーちゃん』と『テロメア』との関係でした。
『ドリーちゃん』は6歳の親羊から遺伝子を提供されていたため生まれながらに6歳の短い『テロメア』を持っていました。
そのため老化が早かったという話でした。
そして最後に意味深な話で終わりました。
『不老不死』…
こんなことは現実的に可能なのでしょうか?
年齢とともに『染色体』の末端に存在する『テロメア』の長さはどんどんと短くなります。
最終的に細胞は分裂できなくなり活動を停止します。
これが『老化』であることはこのシリーズで何度も話してきました。
それでは『テロメア』が短くなることを防止させることができれば『細胞の老化』は防げるのではないでしょうか?
『テロメア』の長さをコントロールする物質があります。
『テロメアーゼ』という酵素です。
これは分裂により短くなった『テロメア』を長い状態にできます。
それはすごい
『不老不死』も夢ではない。
実際に『テロメアーゼ』という酵素は『ある細胞』から発見されています。
その『ある細胞』は無限に細胞分裂をします。
死なない細胞です。
す、すごい…そんな細胞があるなんて
ますます『不老不死』も夢ではない。
その細胞の名前は…
『ガン細胞』です。
『テロメア』の正常機能を欠いた染色体は不安定になります。
分解を起したり、染色体の末端同士の融合が起ります。
このような『染色体』の不安定が『発ガンの原因』になります。
同じことの繰り返しですが、『老化』とは年齢とともに『染色体』の末端に存在する『テロメア』の長さはどんどんと短くなり、最終的に細胞は分裂できなくなり活動を停止することです。
『老化』は悪いことではなく、細胞分裂を停止することで細胞の不安定化を阻止し、発ガンなどから細胞を守る働きであるとも考えられています。
世の中なかなかうまくはいかないものです。
ただし、生殖細胞には特別な機構が備わっています。テロメアを伸張させる酵素を持ち、どんなに分裂してもテロメアは短縮しません。
生殖は種の保存に欠かせないものだからです。

『テロメア』のその性質を利用して『抗ガン剤』の開発が行われている。
つまり『テロメア』の長さを伸展させる『テロメアーゼ』の機能を阻害することで『ガン細胞』が無限に細胞分裂するのを防ぐ試みです。(機能阻害型テロメアーゼ)
それ以外にもテロメラーゼのアンチセンスRNAの導入も行われているこれは副作用が軽減でき期待されている治療法です。

ちょっと難しかったですね。

次回は『テロメア』は終了して『老化』に戻ります。

インプラントの大船駅北口歯科インプラントセンター
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