歯周病専門医サイトブログ

2010年7月23日

歯周病は再発しやすい!

7/19(月曜日)です。

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週 月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『歯周病は再発しやすい!』になります。

私自身が歯周病専門医 ということもあり、当医院には、歯周病の方が多く来院されます。
特に重度歯周病の方が多いです。
『他の歯科医院で歯周病のため抜歯と言われた!』
『年々歯がなくなってくる!』
『歯がグラグラする!』
『歯肉が腫れる!』
『出血がある!』
…等です。

今回のテーマは、
「 歯周病は再発しやすい! 」
という内容ですが、重度歯周病に なればなるほど 歯周病の再発率はぐっと高くなります。
私の経験からも
初診時に重度歯周病であった場合には、
徹底した 歯周病治療 を行い、その後のメインテナンス(定期検査) を徹底して行っていても 100%トラブルが生じない方の方が 少ないと感じています。

重度歯周病であった方は、治療後にも 将来的に渡って なにかの問題は起こる
と考えてた方が正しい答えといえます。

トラブルといっても
若干歯肉が腫れる程度の範囲なのか?
歯周ポケット が少し深くなる程度なのか?
骨吸収が進行しているのか?
抜歯しなければならないほど問題があるのか?

問題点もそれぞれの症例によって違いますが、
重度歯周病であった場合、5年、10年とメインテナンス(定期検査) を行っていると まったくトラブルがない ということ自体が稀なことです。
そのため、問題がおきたとしても 早い段階で 対応(治療)することが重要なのです。
メインテナンス(定期検査) を行っている段階で歯周ポケット が少し深くなった時点で早く対処(治療)すれば、大きな問題にならずにすみます。

また、 治療後にも再発しやすい原因は、いっぱいあります。
一つは、骨吸収です。
本日は、この骨吸収にポイントをしぼって解説します。

以下のレントゲン写真は、重度歯周病で骨吸収が起こっている方です。
スライド1

骨吸収が分かりやすいように 骨吸収の状態を線で書いてみましょう!
以下の赤線は、骨吸収が起こった現在の状態です。
スライド2


それでは、もともと骨吸収が起こる前はどの程度骨があったのでしょうか?
以下の青線は、骨吸収を起こす前の状態です。
スライド3


これらの線を重ね合わせてみましょう。
さらに骨吸収前(健康な状態)と骨吸収が起こった後が比較しやすいと思います。
スライド4


もっと分かりやすくするために、骨吸収が起こった部位を赤い領域でみてみましょう。
スライド5

いかに骨吸収が起こっているかが分かるかと思います。

歯周病の治療を行うと歯周ポケット は改善します。
歯肉の中の感染原因である歯周細菌を取り除くことにより、
病的な骨吸収は停止します。
歯肉の腫れ、出血も改善します。
しかし、基本的には骨吸収は元に戻らないのです。
つまり、先ほどのレントゲンの赤線青線に戻ることはないのです。
つまり、グラグラしていた歯は、グラグラしたままなのです。
そのため、いくら歯周病(歯肉)の状態は改善しても 噛む力により、時間の経過とともに 歯はダメージを受け さらにグラグラは大きくなってしまいます。

先ほどのレントゲン写真の患者様のような場合には、
徹底して歯周病の治療を行ったとしても
時間の経過とともに 噛む力の負担に耐えきれずに
いずれは、ダメになってしまいます。

骨吸収が大きい場合、グラグラしている歯を固定し、グラグラしないようにします。
しかし、いくら固定を行ったとしても
骨吸収が戻ったわけではありません。
骨吸収がまったく起こっていない健康な方と比較すると リスクが高いのは当然です。
また、今後少しでも歯周病が再発すると
さらに骨吸収が起こります。
もともと骨吸収が大きい分けですから
この少しの骨吸収が大問題になります。
ちょっとの骨吸収を起こすことにより
一気に歯がダメになります。

骨吸収が進行しているような重度歯周病の方は、
健康な方の何倍も徹底した歯磨きが必要であることは当然のこと
睡眠、食生活、ストレス、喫煙…等さまざまな点で注意が必要です。
そして、メインテナンス(定期検査) を必ず受けることです。
少しの再発も見逃さないようにすることが大切です。

人間の身体は、年齢とともにさまざまな部分で衰えがきます。
これは、病気でなくても加齢によって起こることもあります。
そのため、身体が病気になれば、身体の免疫力も落ちますので、
当然歯周病細菌に対する抵抗力も落ちます。
そのため、重度歯周病の方は、年齢が高くなればなるほど こまめなメインテナンス(定期検査) が必要です。
これは、一生行うことです。
例えば、重度糖尿病 や 高血圧 等の生活習慣病の方が、一生病院と縁が切れないのと同様です。
重度糖尿病 や 高血圧 等が100%完治することはないのです。
重度歯周病の方の場合も同じです。
徹底した管理を行わないかぎり 維持していいくことは難しいのです。

本日は、骨吸収を例にとって 『歯周病は再発しやすい!』という話しをしました。
次回もこの続きになります。


次回のブログではもう少し この話について解説していきます。
次回のブログは、7月26日(月)になります。



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