歯周病治療を中断される患者様は、問題をさらに大きくする!:その3

9/12(月曜日)です。

始めに休診のお知らせです。

• 9/18(日)はインプラント学会のため休診となります。

• 9/24(土)は歯周病学会のため休診となります。
 *前日の23日も祝日のため、代わりに9/23(木)は診療となります。
 

このブログは、歯周病に関するブログです。
毎週月曜日 にアップしています。

今日のテーマは、『歯周病治療を中断される患者様は、問題をさらに大きくする!:その3』になります。

歯周病治療が中断される理由として
1.初期の治療により出血等の症状が改善したから!
2.仕事等が忙しく、通院する時間がない!
3.治療に対する痛み等があったから!
4.治療の必要性はわかっていてもなかなか行動に移せない!
5.一度予約をキャンセルしてしまったために通院しにくくなった!
6.治療に対する理解が得られなかった!

が考えられ、前回と前々回のブログでは、1番から4番まで解説してきました。

本日は、5番目について解説します。

まず、『一度予約をキャンセルしてしまったために通院しにくくなった!』ですが、
『途中まで来院されていたのに…どうしたんだろう?』という方も多くいらっしゃいます。
歯周病治療は、重度であれば、重度になるほど 治療回数も多くなります。

 *歯周病の治療回数については、以下を参考にして下さい。
   ・歯周病の治療回数

そのため、途中で通院できなくなってしまう方もいらっしゃいます。
歯周病治療を途中で中断すると確実に歯周病は悪化してしまいます。

一度 歯周病治療が中断したとしても、再開することが大切です。

私は、歯周病の専門医ですから、当医院には、重度歯周病の方が多くいらっしゃいます。
『他の歯科医院で 多くの歯を抜歯と言われた!』とか
『他の歯科医院で重度歯周病と診断された!』
『歯が次々と抜けている!』
『出血がひどい!』
『良く歯肉が腫れる!』
等 歯周病に問題をかかえた方が多く来院されます。

重度歯周病の患者様を診察するたびに
『もっと早く治療を行っていれば…』という方も多くいらっしゃいます。

いくら歯周病専門医であっても 全ての歯を残せるわけではありません。
進行した歯周病は、抜歯になります。

歯周病は、通常、1ヶ月、2ヶ月程度でなるわけでありません。
半年、1年程度でもありません。

重度歯周病になるには、数年、10年以上も放置していたことが考えられます。
つまり、治療する機会は、何度もあったのです。

実際には、10年以上の期間の間には、歯科医院に通院されていた方がほとんどです。
しかし、『痛みが治れば、また そのまま…』になってしまうのです。

歯周病だけでなく、多くの病気は、このような放置段階があり、悪化してしまうことがあります。
例えば、ガンもそうです。
『もっと早く発見できていれば…治療が可能だったのに…』
というケースもあります。
ガンが発見された時にはすでに手遅れに…
ということもよくあることです。
早期に発見できれば、治療も簡単に行えますし、十分完治することも可能です。

歯周病もまったく同じです。
少しでも早く発見できれば、治療も簡単に行えます。
重度歯周病であれば、治療回数多くなります。
治療自体も大変になります。

一度治療が中断してしまうと 治らないだけでなく、
次に治療を再開する時には、悪化していることが多く 始めから歯周病治療を行うことになってしまうこともあります。

一度治療が中断しても 時間ができたら できるかぎり早く治療を再開することが、
今後に大きく関わってきます。

次回のブログは、9月19日(月)になります。

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